いつも、読んでくださってありがとうございます(*^^*)
前日、NHKの朝イチを見ていたら、会話術のスゴ技を紹介していまして。
その中で、「サンドイッチ褒め」というものが紹介されていました。
人に何か注意したい時は、
褒める
注意する
褒める
といったように、「注意する」の具を、「褒める」のパンで、サンドしましょうってことですね。
これを見ていて思ったのですが。
これ、普通にピアノの先生が実践されています。
何か演奏に注意があって、止める時、先生は、
「はい、いいですよー。」って。
その後に、直した方がいい点を伝えて、もう一度弾いてもらうんですけど、それで弾き方がよくなったときには、すかさず、
「そうだ!」
って。
「褒める」ってよりは、「認める」っていう方が合っているかもしれません。
何か注意したい時は、すぐにそれを言いたくなりがちですが、いつも、柔らかく、いいですよ〜って声かけできる先生、すごいなぁっていつも思っていました。
これは、先生がりょうへいのことを、腫れ物を触るようにご機嫌を取っているわけではありません。
練習を頑張っているりょうへいのことを、尊重してくださっている、ということだと思うのです。
こういう、テレビで紹介するような、会話のテクニック云々よりも、やはり、その前に、相手を1人の人間として尊重する、相手のことを知ろうと思う気持ちが根底にあることが大前提ですよね。
何か、怒られる前に、いきなりニコニコと褒めて来られたら、普通に気持ち悪いし、何々、何の裏があるの?って勘ぐっちゃいますよね。
こんなテレビ番組を見て、そのまま、そうすればいいのかぁ、なんて実践する人もいないのかもしれないですけど。
でも、学校の先生って、研修で聞いてきたことを、何も考えずに子どもに実践したりするんですよね。
どうしてですか?と聞いたら、研修で聞いたからって。ベテランの先生でしたけどね。(今の先生のことではないので、念のため)
何か、大事なことが抜け落ちてますよね。
こういう方法論って、誰かに教えてもらわなくても、相手のことを分かりたい、伝えたい、と思えば、自然にたどり着くことなんじゃないかなって思うんですけど。