日経平均が
ここ数日で
６０００円近く
吹き飛んだ。
今日だけで
マイナス２２００円
ブラックマンデー
以来の下げ幅
だそうだ。
こう話を
きくと
すごい暴落という
感じがするが
日経平均そのものは
４万２千円の高値を
今年、付けたばかりであり
分母が
おおきくなれば
そりゃ分子の方も
大きくなるだろう
という感想。
株の世界では
半値、八掛け、二割引き
という言葉があり
このくらいの
調整は
まったく通常運転の
範疇だ。
いずれ
大きな調整は
あるだろうな
と予想
していただけに
予想の範囲内
ではある。
ただ
予想（覚悟）していた
からといって
その値動きに
納得しているか
どうかとなると
これは
また別の話。
ツイッターでは
震源となった
植田総裁の０．２５％の
金利上昇に
ちなんで
植田ショック
と呼んでいる
らしい。
中には
前任の黒田さんの
尻拭いを
植田さんは
させられているのだから
気の毒という
話もあるが
僕の感想は
少し違う。
その黒田さん自身も
さらにその前の
白川さんらの
尻拭いを
させられて
それで
あのような
異次元緩和を
するはめに
なってしまった
のであって
それを
いいだせば
失われた
日本の３０年の
責任は
一体
どこにあるのか
という話に
なってくる。
それよりも
同意したいのは
こっちの意見のほう。
＞景気後退懸念の米国ダウの3倍日経平均先物が大暴落。
＞つい先日まで42000円だったのに6000円近く吹っ飛んだ。
＞まさに植田ショック。
＞世界が金利下げを検討の経済状況の中、
＞場違いな金利上げと発言をした植田日銀総裁が馬鹿すぎる。
＞徹底的に売り込まれてきてる。
＞学者に経済を任せるなよ。。
まさに。
学者が
やるなよ。
なぜって
経済は
生き物なんですよ。
だから
市場との対話が
とくに大事で
紙の上の政策とは
そこが
わけがちがうんです。
とりわけ
日本は
これまで
ゼロ金利だったわけで
それを
変える日銀の動きに
関係者は
過敏になっている。
しかも
アメリカに
景気後退懸念が
でて
世界が
利下げに動く
なかでの
逆行した利上げ。
為替の動きも
株価には
マイナスになる
円高。（そのかわり
インフレ退治には
円高は効果がある）
といった
ことを
考慮すれば
０．２５は
やり過ぎ
だって。
市場の反応を
みながら
もっと
おそるおそる
やらないと。
さらに
出すコメントにしても
「これからガンガン
利上げしていき
まっせー！！（意訳）」
というバリバリ鷹派の
コメントを
だすんじゃなくて
もっと慎重な
ニュアンスを
匂わせ
まくらないと。
そこのあたりが
まっっったく
市場と対話できてない
感じがする。
そして
日銀総裁の
任命権は
内閣にあるが
つまりは
岸田政権。
岸田さんが
株をもってない
のは
株クラでは
有名。
だから
いかにも
株をやらないひとが
やりそうな人事
だよなぁ
と
ため息を
つきたくなる
植田ショック
なのだった。
