ネットのニュース記事に
『いまだにキャッシュレスにしないで
現金を使い続けているので
妻や娘から
「スマホ決済に変えなよ」
といわれ
ついには化石・老害扱いされたので
大喧嘩した男性の話』
が載ってました。
なんていうか
現金を使うだけで
化石扱いされる時代がくるなんて
僕も夢にも思わなかった。
たぶん
その妻や娘からすると
決済現場で
旦那が
現金をもたもた出している
ところが
カッコ悪くて
嫌なんだろうなぁ。。
女性は
そういう見た目の
スマートさなんかに
めっぽう敏感で
弱いからね。
しかし
同じ男性である僕なんか
からすると
むしろ
旦那さんの方に
深く共感してしまう。
僕も
キャッシュレスや
クレジットカードは大嫌い
それに他人の目を
気にするのも
糞食らえな
タイプなので
よくわかります。
だいたい
キャッシュレスや
クレジットカードなんて
おかしな引き落としが
ないかどうか
確認しないと
不安なんですよ。
現に、あるとき
父が銀行の勧めで作った
クレジット機能つきの
カードがあるんですが
ある月、送られてきた
明細をみたら
不審な引き落としがあって
それは
なにかというと
韓国の有料配信ドラマの
引き落としでした。
でも
そんなドラマを
みたひとは
家族に誰もいないんです。
当の本人は
施設に入ってますし。
それで
あわてて
銀行に相談にいって
決済を止めて
もらったことがあります。
そして
そこの銀行員が言うには
そういうのは
『よくあること』
なんだそうです。
しかし
別の件で
僕が
手持ちの
これまた別のカードの
そういうルールを
確認してみたら
不審な引き落としが
あったとして
それを止められるのは
期限があるんだそうです。
そして
その期限（何ヶ月間か忘れましたが）
を過ぎると
たとえ
不審な引き落としであっても
僕の口座から落ちたお金は
たしか、もう取り戻せなくなる
らしくて
（くわしくは知らないので
取り返せる方策がなにかあるのかも
しりませんが）
そう考えると
めちゃくちゃ
怖いし、心配です。
そして
その怖さや
心配にかかるコストは
「決済ピッとして
楽ちんだね」という
目に見えるリターンを
はるかに上回る
僕にとっては
目には見えない
精神的なコスト
なんですよね。
だいたい
毎月送られてくる
明細や口座引き落とし額を
逐一チェックする
労力だけでも
嫌です。
できるだけ
そういうのに
わずらわされない
シンプルな生活が
送りたいので
それに比べたら
スーパーのレジで
財布をごそごそ
取り出すかっこ悪さ
なんて
僕にとっては
なんでもない
ことなんですよ。
というわけで
目に見える便利さと
目には見えない
僕にとってのリスク
の話でした。
いやあ
こうしてひとは
時代に取り残されて
化石扱いされて
いくんだろうなぁ。。