イスラエルという国に

一点うらやましい部分を

あげるなら

 

 

それは

国が国民の命を

本気になって

心配し

 

守ろうと

してる点にある。

 

 

 

あの国は

周囲を敵に囲まれ

 

なんども

滅亡の危機を

味わっているから

 

 

国と言うのが

人で出来ている

のを

 

心底本気で

身にしみている。

 

 

 

そんなイスラエルだから

先進国でも突出して

手厚い保護で

 

移民に頼らずに

出生率があがっている。

 

 

 

日本はどうだろう。

 

薩摩武士の

戦法に

 

捨てがまり

 

というのがある。

 

 

本隊が

敵中突破で

逃げる時

 

これを

無事に逃がすため

 

 

兵が

みずから

死兵を買って

でて

 

彼らが

犠牲となって

敵の追撃を

食い止めることで

 

本隊を逃がす。

 

 

 

同じことを

太平洋戦争でも

 

日本は

大本営の指示のもと

 

特攻隊で

やった。

 

 

 

彼らの

自己犠牲の精神は

 

さまざまなものが

結びついて

成立している。

 

 

 

ふと思うのだ。

 

 

それは

尊くもあるが

 

同時に

ひどく不自由で

 

命じる者にとって

都合が

よすぎないかと。

 

 

 

出生率が高く

 

付加価値創出の

力も強いイスラエルを

見た時

 

 

ある企業のトップが

こう語っていたのを

思い出す。

 

 

賃金をあげたら

従業員の生産性が

上がって

 

株価も上がったと。

 

 

その体験談は

イスラエルと

日本との

 

現状での対比と

なって

 

なにかを

物語っている

気がする。