専門用語の

汎化能力とは

 

世間でいうところの

応用能力のこと。

 

 

 

たとえば

将棋ソフトを

強くするためには

 

 

テストのために

特定のライバルの

将棋ソフトが

つかわれる。

 

 

そして

このライバルソフト

を相手に

対戦をかさねて

 

少しづつ

シナプスの

重みづけ精度を

上げていくわけだが

 

 

 

このとき

 

ごく少数の

将棋ソフトだけを

相手にして

 

テストを

続けていくと

 

やがて

過学習という

ものがおきる。

 

 

 

過学習とは

 

つまり

 

あまりに

その相手だけに

特化しすぎて

しまい

 

 

結果

 

 

その相手には

異様に強くなる

ものの

 

 

別の相手と戦うと

かえって前より

弱くなってしまって

いる

 

という現象のことだ。

 

 

 

これは

過学習がおきて

しまったことで

 

汎化能力

つまり

 

応用力が

損なわれてしまった

状態のことをさす。

 

 

だから

過学習が

おきないように

するには

 

 

将棋ソフトであれば

 

 

できるだけ

たくさんの種類の

 

ライバルの将棋ソフトを

使って対戦テストを行う。

 

 

これを

脳卒中のリハビリで

表現するなら

 

運動の仕方を

いろいろと変えて

 

 

できるだけ

たくさんの

運動パターンを

 

脳に教えるのがいい。

 

 

たとえば

 

ちいさいこども

の動きをみると

わかるが

 

 

こどもは

活発にそして

自由に体を動かして

 

できるだけ

たくさんの

運動パターンを

 

無意識に

脳に教え込んで

いる。

 

 

こうして筋肉を

うごかすための

 

できるだけ

多くの運動パターンを

 

脳におくってやると

 

 

あとは脳が

かってに

 

いろんな筋肉の

うまい連動のさせかた

を学習してくれる。