PTの歩行訓練中によく先生がしてくれていたのは、作業の同時進行で

脳に負荷をかけるということ。

 

たとえば、歩きながら通りがかる人数を数えて、その数を覚えつつ、折り

紙の鶴を道の目立たない数か所において行き、2周目でそれを回収していく

といった感じ。

 

筋肉の動きに意識を集中するというのとは一見矛盾してるように思うかも

しれませんが、脳に負荷をかけつつ無意識の作業力を高めるというのは

脳幹(無意識の運動を担う)を損傷したわたしにはおそらく必要な

ことのようです。

 

ですから、損傷した脳の部位によって必要となる作業はことなるのかも

しれません。

 

帰宅後にこの「ながら作業の訓練」は時間の有効利用に役立ちました。

訓練のコツを動画でみるときなどに、動画を音声でながして、それをききながら

リハビリに専念ができるので 時間の有効利用になりました。

 

ちなみに最近のイヤホンはワイヤレス式のもあるので 運動のじゃまに

ならなくていいです。

電池のへりがはやいので、散歩中は有線式ので充分ですけどね。

 

つづきます。