ついにこの時がきました。

 

最初に出会った時の事を文にしてみましたが

長くなってしまったので、お時間のある時にでも

お読みいただけたら幸いですニコニコ

 

いつも有難うございますリボン

 

*****

 

如己が歯の治療で一日入院せねばならず

病院へ置いてきてから一度戻り

さて買い物へ行こうかと

自転車に乗って通った

いつもの道の片隅に

 

その小さなホコリの玉のような

子猫はうずくまっていた。

 

こんな風に子猫を見つけるのは人生で初めての事。

 

如己は夫が駐車場で擦り寄って来たのを連れて来た。

 

今度は私。

 

あまりにも信じられない光景に目を疑い

本気で二度見して「え?」と声をもらしてしまった。

 

辺りには母猫らしき猫は見当たらない。

もちろん兄弟らしき猫たちも。

 

それにここは狭い道だがバスも通る。

 

一足発見が遅れたら…と思うと

今でもゾッとする状況だった。

 

近所ではちょうど何軒もの

新築の工事が始まったところだったから

もしかしたら今まで空き地状態のところに居たのを

危ないからと、近くの茂みに

連れてこられたのかもしれない。

 

それが少し動いて道にまで出て来てしまったとか…。

 

いずれにしても危ない。

 

慌てて近寄るとその子猫は逃げも隠れもしない。

 

衰弱して動けないのかと思ったら

両目が目ヤニで硬く塞がれていた。

 

あぁ、これはダメだと思って

持っていたハンカチで子猫を包んで抱き上げ

そのまま家へ引き返した。

 

子猫は手の中で鳴き始めた。

 

よく見ると片目の端の目ヤニの隙間から

少しだけ瞳が見えた。

 

キラキラ光るその瞳で

一生懸命に外の世界を見ようとしていた。

 

一体今何が起きているのかを

必死で見ようとするかのように。

 

私は何度も「もう大丈夫だよ」と言って撫でた。

 

再び病院へ駆け込んだのは言うまでもない。

 

キャリーに入れて受付で子猫を拾った旨を伝えると

「母猫はいませんでしたか」と尋ねられた。

 

診察室に入ってきた子猫を見るなり

「あぁ…」という声がもれた。

 

母猫とはぐれてしまったのか

置いて行かれてしまったのか

目が塞がっていては後を追う事もできない。

 

それから3日、入院し面倒をみてもらうこととなった。

 

この時、すでにこの病院で

対面はせずとも如己と同じ空間に居たのかと思うと

なんだか可笑しかった。

 

*****

 

三日後。

 

迎えに行くと

「空腹で砂を食べていたようです」

という衝撃的な言葉を聞いた。

 

よく生きたね。と泣けてきた。

 

とは言えもうすっかり元気になって

塞がっていた両目にも問題はなく

 

「この子は眼球が大きいですね」と

言われるくらい立派な目をした子猫が目の前にいた。

 

我が家の一員が増えた記念すべき日だった。

 

*****

 

前置きが長くなりましたが

 

初めまして!の一旦(いったん)ですビックリマーク

 

 

 

如己と同じ、キジトラの女の子ベル

生後約2ヵ月での保護でした。

 

 

如己がアレルギー持ちでワクチンが打てないので

(如己の場合は、です。2歳の時に具合が悪くなってしまったので。)

 

一旦のウィルス検査やワクチン接種が済むまで

納戸のような部屋での隔離生活が始まりました。

 

 

 

なんかもう生意気そうな顔してるにひひラブラブ

 

 

 

活発。

 

 

 

ようこそ我が家へ家クローバー

 

 

これからは2匹になりますので

如己、一旦ともども宜しくお願いいたしますキラキラ

 

最後までお読みいただき有難うございましたブーケ1

 

ランキングに参加していますビックリマーク

ぽちっとしていただけると嬉しいですクローバー

にほんブログ村 猫ブログ MIXキジトラ猫へ