和歌とか俳句みたいなもんはさっぱりわからない。

 

学校で和歌を作るという授業があった。

その授業では、冷泉家とやら言うプロの人に教わって、生徒が和歌を作ってみる。そして、作った和歌をプロのもとに送り、後日添削されて返ってきたものを清書するというもの。

 

今回は、秋というテーマで一句作ることになった。

そこで僕は

秋の夕暮れにカラスが群れで飛んでいるのをよくよく見てみれば実はコウモリだった。

というような和歌を作った。

 

しばらくして、添削されたものが返ってきた。

添削されたあとの和歌は

秋の夕暮れにカラスが群れで鳴いているのを見て、秋だなーと思って泣いた。

という内容になっていた。

 

もう、添削というか嘘である。

勝手に、泣いたことにされていた。

情緒で泣く高校生はメンヘラ確定である。

 

 

僕は小筆でゆっくりと「涙流しぬ」と書き込んだ。