私の母、エイ子(54)は去年

若年性アルツハイマー型認知症と診断を受けた。

初期段階でなく、中等度である。


診断がおりるまでの数年間は他院で、鬱病からくる認知機能の低下、と言われていて全く違う治療をしていた。


ただ、治療をしてもなかなか改善がなく、むしろ悪化の状態だったので病院をかえた。コロコロかえた。

脳神経外科、精神科、認知症外来…

それでもどこに行っても診断がつかず原因不明。

この物忘れ、気のせいか?考えすぎだったのか?

一周回って何も問題ないのでは、と思うこともあった。


そしてようやく診断されたときには

中等度まで進んでしまっていた。






そして私。

エイ子の娘(27)は大学卒業後は上京し

ゆるゆると看護師をやっている。



母が診断を受けた月に

私はプロポーズを受けた。


そう、新婚生活と介護…

どちらもダブルパンチできたのである。

何から手をつけたらいいか分からず、漠然とやることが多いことは分かったため、泣きながら、怒りながら、できることを一つ一つしていった。


今、ようやく少し落ち着いたので、

ブログに記録として残そうと思った。



介護に迫られた時

何から手をつければいいか

誰に助けを求めればいいか

分からないと思う。


この記録が少しでも誰かの役に立てばいいな。