Fuji Rock レポ① ~前夜祭編~
7月28日。フジロックへ出発の時がやってきた。
時間は、ちょうど正午くらいか。
まずは、一緒に行く友人、fjmc氏に連絡。って、オレの電話で起きたらしい。
準備もせんと酒を飲んで寝ていたらしい。コラー!
とにかく用意していた物をモンベル袋に詰め込んでみたものの・・・
荷物の量が・・・ありえない。
いったい何日間旅するんだってな。
そんでもって友人の荷物もヒドイ
まーそんな感じでナップス練馬店に集合ですよ。
そして、関越自動車道にのって、苗場を目指すわけですよ。
やっぱね、大型二台ってとても楽ですね。
400ccじゃ、ひーひー言ってたんですけど、スポスタなら、巡行速度が速くてもも苦にならず。
この日の関越はいっぱい車いました。
僕らと同じくフジロックを目指すやつらがいっぱい。
その車たちをfjmc氏と共にバンバンぶち抜いていく。うーん楽しい。
途中、興奮して、勢い余って、わりとスピード出しました。
すげー視界が狭いし、リジットマウントの車体はありえないくらいの振動だ。
しかし、気持ちよかったのです。
で、SAで休憩&給油をとるわけですが、
fjmc氏のWのウインカーが積荷で全く見えていなかったので、
積みなおしていると、タイヤが溶けて柔らかくなってることに気づく。
しかもタイヤのミゾが減りまくりで、溶け散ったタイヤカスがあちこちにくっついている。
しかし、このあともfjmc氏はスピードを緩めることはなかった。
さて、月夜野インターに付くと、fjmc氏がバイクぶっ飛ばしてるついでに、
高速のチケットも一緒にぶっ飛ばして無くしてしまったようなので、
料金所でしばし待ちぼうけ。
そして、三国峠に入り、会場入り、既に日は落ちかけていた。
会場に着いて、空をみあげると空の向こうにはまっすぐにのびる飛行機雲が。
そして、ここから、テントを張る作業をするわけですが、テントを張るのに良さそうな場所はほぼ埋まってしまっており、必死に山登り。ゲレンデの傾斜の少ないあたりをチョイスして、テントを張る。
そうしているうちに、盆踊りやら、花火やら、前夜際は始まってしまっていた。
しっかり出遅れました^^;
こうしてはいられんと、いそいで準備をし、会場に乗り込む。
この入場ゲートをくぐる瞬間、「きたぜ!!」って感じがした。
やっとフジロックが始まる感じがした。
とにかく、スペシャルライブが行われているRED MARQUEEへ急ぐ。
もちろんガツガツ前へすすみ、気づけばモッシュ地帯に踏み込んでいた。
途中参加だったため、バンドの名前やら何やら、ゼンゼンわからぬまま参加していたが、
日本人パンクバンドのこの演奏、楽曲ともにすばらしかった。
何てバンドだったんだろ・・・とてもよかった。
そして、このライブが終了した後、僕らのフジロック至上で、最大の事件が起こった。
fjmc氏がW650の鍵をなくしました。
二人で暗い中懐中電灯を駆使してRED MARQUEE内を探索するも、インフォメーション等にも相談しに行くもまったくみつからず、ライブ後のクラブイベントが終わったあとも、ひたすら探すが、見つからない。
相当テンションに影響しているfjmc氏。
そこで僕らの中で、結論が・・・
fjmc氏が僕のスポーツスターで、東京にスペアキーを取りに戻る。
そう決ると、fjmc氏は、早速僕のスポスタにまたがり東京を目指し走りだした。
僕はただただ見送るだけだった。
前夜祭が終わっても盛り上がりの冷めやらぬ会場を背に、
スポスタのテールランプは闇夜の三国峠に消えていった。
つづく・・・