土曜日の朝
一通りの家事を終えた後には
ミルクと砂糖をたっぷり入れた紅茶をつくり、
やさしく澄んだメロディーを聞きながら飲みましょう。
小さな電気ストーブが
足元をほこほこと暖めてくれています。
ベランダのウインドーを目いっぱい開けると
外の冷たい空気が押し合いへしあい入ってきます。
冬にしては強い日差しが
古ぼけたたたみの部屋の奥までとどきます。
なんの鳥なのでしょう
さわがしくしているのは・・・・・。
『ピリカ チカッポ! カムイ チカッポ!
ケケ ヘタク、アカシ ワ トアンチカッポ
カムイ チカッポ ツカン ワ アンクル、ホシキウクル
ソノ ラメトック シノ チパパ ネ ルウエ タパン』
(美しい鳥! 神様の鳥!
さあ、矢を射てあの鳥
神様の鳥を射当てたものは、一ばんさきに取った者は
ほんとうの勇者、ほんとうの強者だぞ。)
身体のすみずみまで気持ちよくさせてもらったので、
紅茶を
もう一杯おかわりしましょ、
お砂糖をちょと多めにして。


