言葉の壁

　私がNYに来た当初は、まだまだデジカメよりも
　カメラが主流でした。
　こちらの写真は日本のものと比べてサイズが大きくて、
　更にお高いんです。
　１枚＄1.00近くしていましたからね～。

　アパートの近くの写真屋さんに現像した写真を
　取りに行った時のことです。
　
　お店には、レジのおばさんと、現像をしているお兄さんの
　２人がいました。
　私はわんこを連れて、引換券を持ってお店に行きました。

　写真を受け取り、お金を払い、そのままアパートに戻り
　お釣りを母に渡すと。
　
　『お釣りが少ないわよ。』

　と。
　
　『えっ！？』

　お釣りを見ると、明らかにお店のおばさんの計算間違い。
　＄５０払ったのに、＄２０での計算になっていました。

　勇気を出して、再度お店へ行き説明するも、
　おばさんは＄２０しか受け取っていないの一点張り。

　私の方はというと、

　『私は＄５０払ったよ。お店が終わった後にレジを
　　クローズしたら絶対数字が合わないんだから～。』

　と、つたない言葉で説明をし、

　他のお客さんがお店に来ても

　『＄50払った！』
　
　と、諦めずに言い続けたら、
　最終的に差額をゲットできましたぁ～。

　我ながら、頑張った１日でした。

　ここから、少～しずつですが、
　逞しく成長し始めちゃいましたが。。。