昨年11月以来のブログアップ。去年の年末にかけ、9年ぶりにスイスにいき、Advaced Leadershipという研修を受けた。世界20か国くらいからマーケティング、セールス、企画、人事、ファイナンス、製造、色んな分野の人材が集まって組織においてのリーダーシップについて議論し2週間学ぶ。ビジネススクール以上の素晴らしい施設で、会社の期待を背負って送られてきた世界中の人材と繰り広げるディスカッションやグループワーク、プレゼンは刺激に溢れた。
9年前とは違い、自分も管理職となり、MBAを取得しそれらの経験則から緊張することはなかった。
やはり英語での参加は苦労を伴うけど、こんな環境で学ばせていただいていると思い、必死で講義にも参加した。そんな中、スキルとは違い非常に重要だと感じたものは「教養」だ。
日本の大学は教養課程を減らし、専門科目を増やし続けてきたが、世界に出た時には歴史や哲学、文化などの教養がないと会話が続かない。
教養=リベラルアーツ。今日明日役に立たないと思われる教養こそ、今の日本人には必要で教養が背景にありイノベーションが生まれるんだと確信する。
宗教観のない自分はもっぱら大好きなワインについて語りフランスやイタリア、ドイツ、アメリカ人などと交友を深めた。いつかナパバレーに行きたい、ニューワールドものが日本では多く流通しているなど語るだけで距離が縮まる。もちろん、日本のスーパードライは世界に誇れる品質のビールなので日本人のビール好きの話題も。
学ぶだけでなく、講義の後ワイナリーでワインを楽しんだり週末旅行にでかけ交流を深めることができるのもこの研修の魅力でたくさんの仲間ができた。
9年前ではあり得なかったが、今ではフェイスブックで簡単に仲間とつながることができた。
一生忘れることができない貴重な経験だ。でも精神的にもきつかったのか
帰国して体重をはかると63.5KGになり15年前の体重に戻っていた。
帰国の際、スイスエアのビジネスクラスでワインを飲みながら週刊誌を読んでいたら俳優の菅原文太さんがお亡くなられになった記事が目に留まった。正月映画でおやじとにトラック野郎」をよく見に連れていってもらった。
高倉健さんに続きまた任侠映画の大スターが亡くなってしまいました。
帰国後、数か月たった2月末、ある外人からヘッドハンティングの連絡を受けた。
会社が好きだったし評価もしてもらいチャンスもくれていたので、
これまでヘッドハントの話を受けても具体的に前に進めることはなかった。
でもこれからの自分のキャリアを冷静に見つめなおすことも増えてきていたことと、とても熱心に説得してくれ絶対にあなたが評価される自信があると強く推薦され気持ちが揺らいだ。
その後、海外との面接もクリアし、最終面接は現地法人社長と英語で一時間半近くこれまでのキャリアや業績、スキル、MBAなどについて説明し、こちらからも会社について質問をした。
面接が終わり、夜の8時を回っていたにも関わらず社長がショールームを案内してくれたときに手応えを感じていた。
これまで支えてくれた両親や家族、愛してくれた仲間、尊敬する恩師の期待に報いるためにも、収入含め条件面だけは絶対に妥協するつもりがなかったので、もし条件が折り合わなければ辞退するつもりでいた。
自分がどこまで評価されるものか。「評価は自分でするものではなく他人がするもんだ」よく自分が言っていた言葉だけど、翌日、想像以上の評価をいただき、転職する決意をその場で固めた。たった2週間で20数年勤めた会社を去る決断をした。後悔するかもしれないけど自分らしく安定よりも挑戦の道を選択した。
最終出社日に会社で60名からの盛大な送別会をしてもらい、お世話になったお得意さんからも北新地のクラブで送別会をしてもらい幸せな男だと改めて感謝している。
先月東京のマンションも新築に引っ越しし、西宮の自宅も新たに購入した。そして、MBAの学費の資金繰りのために売却したBMW。必ず買い戻してやると心に決めて、大学院の門をたたき、6年かかったけど買い戻した。自分との約束。
低欲望社会の象徴的な20代の若手にはバブル世代の男の生き様はわからないだろうけど。
この夏は黒のクーペで杉山清隆でも聞きながら須磨のビーチでもいくか。
9年前とは違い、自分も管理職となり、MBAを取得しそれらの経験則から緊張することはなかった。
やはり英語での参加は苦労を伴うけど、こんな環境で学ばせていただいていると思い、必死で講義にも参加した。そんな中、スキルとは違い非常に重要だと感じたものは「教養」だ。
日本の大学は教養課程を減らし、専門科目を増やし続けてきたが、世界に出た時には歴史や哲学、文化などの教養がないと会話が続かない。
教養=リベラルアーツ。今日明日役に立たないと思われる教養こそ、今の日本人には必要で教養が背景にありイノベーションが生まれるんだと確信する。
宗教観のない自分はもっぱら大好きなワインについて語りフランスやイタリア、ドイツ、アメリカ人などと交友を深めた。いつかナパバレーに行きたい、ニューワールドものが日本では多く流通しているなど語るだけで距離が縮まる。もちろん、日本のスーパードライは世界に誇れる品質のビールなので日本人のビール好きの話題も。
学ぶだけでなく、講義の後ワイナリーでワインを楽しんだり週末旅行にでかけ交流を深めることができるのもこの研修の魅力でたくさんの仲間ができた。
9年前ではあり得なかったが、今ではフェイスブックで簡単に仲間とつながることができた。
一生忘れることができない貴重な経験だ。でも精神的にもきつかったのか
帰国して体重をはかると63.5KGになり15年前の体重に戻っていた。
帰国の際、スイスエアのビジネスクラスでワインを飲みながら週刊誌を読んでいたら俳優の菅原文太さんがお亡くなられになった記事が目に留まった。正月映画でおやじとにトラック野郎」をよく見に連れていってもらった。
高倉健さんに続きまた任侠映画の大スターが亡くなってしまいました。
帰国後、数か月たった2月末、ある外人からヘッドハンティングの連絡を受けた。
会社が好きだったし評価もしてもらいチャンスもくれていたので、
これまでヘッドハントの話を受けても具体的に前に進めることはなかった。
でもこれからの自分のキャリアを冷静に見つめなおすことも増えてきていたことと、とても熱心に説得してくれ絶対にあなたが評価される自信があると強く推薦され気持ちが揺らいだ。
その後、海外との面接もクリアし、最終面接は現地法人社長と英語で一時間半近くこれまでのキャリアや業績、スキル、MBAなどについて説明し、こちらからも会社について質問をした。
面接が終わり、夜の8時を回っていたにも関わらず社長がショールームを案内してくれたときに手応えを感じていた。
これまで支えてくれた両親や家族、愛してくれた仲間、尊敬する恩師の期待に報いるためにも、収入含め条件面だけは絶対に妥協するつもりがなかったので、もし条件が折り合わなければ辞退するつもりでいた。
自分がどこまで評価されるものか。「評価は自分でするものではなく他人がするもんだ」よく自分が言っていた言葉だけど、翌日、想像以上の評価をいただき、転職する決意をその場で固めた。たった2週間で20数年勤めた会社を去る決断をした。後悔するかもしれないけど自分らしく安定よりも挑戦の道を選択した。
最終出社日に会社で60名からの盛大な送別会をしてもらい、お世話になったお得意さんからも北新地のクラブで送別会をしてもらい幸せな男だと改めて感謝している。
先月東京のマンションも新築に引っ越しし、西宮の自宅も新たに購入した。そして、MBAの学費の資金繰りのために売却したBMW。必ず買い戻してやると心に決めて、大学院の門をたたき、6年かかったけど買い戻した。自分との約束。
低欲望社会の象徴的な20代の若手にはバブル世代の男の生き様はわからないだろうけど。
この夏は黒のクーペで杉山清隆でも聞きながら須磨のビーチでもいくか。