先日のことである。
我が家から里子に出ていた
縞々のシーマが天に召された。
今年は多くのパートナーを見送ることとなった。
まだ年の3分の1も過ぎていないのに・・・・・・
もう、見送ることがありませんように・・・という気持ちをこめて、
虹の橋を渡った子達の思い出を書き綴ってみようと思う。
縞々のシーマは、はるばると九州から海をわたってきた。
その頃、我が家にはおこもり猫というか、いじめられっこがいて、
自分自身の子供にまでいじめられるようになってしまっていた。
トイレが出来ないのはいい。
どこでトイレしようと、掃除すればいいのだから。
でも、他の猫が怖くて、
たんすの上から降りることも出来なくなってしまっていた。
人間には甘えたいので、
人がいるとき限定でそっと降りてくる。
その姿はあまりにも哀れで、
我が家でなければ、もっと幸せに暮らせるのではないかと真剣に迷った。
というのは、このこ自身がSOSを経て我が家に来たからだ
どんな理由であれ、
又おうちが変わることがいいことかどうか。
そんなある日、小町(このこは小町という名前だった)の兄弟とお母さんを引き取っていたおうちから、
猫のバーターの話が持ち上がった。
そこのお宅では、
縞猫を保護したのだが、あまりに夜鳴き昼鳴きするので、
ご家族が悲鳴をあげているという。
鳴くことは我が家はかまわない。
小町のとっても、母親や「兄弟がいるほうが良いだろう。
と、試してみることにした。
そうしてうちに来たのが縞々のシーマ(元三四郎)だった。