ヌーヴォー。
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流行りのオーガニックにしてみた。
前評判はいいけどどうかしら?
うん、確かに悪くない。
今日は味見程度にしといて、残りは明日の鍋パーティーでねグッド!
突然思い立った出雲大社参り。
安易?きっとみんなそう思うよね。
だから回りには「島根に焼き物を見に行くんだ~」って。
本当の理由は、やっぱりちょっとセンチメンタルで気恥ずかしい。
本当はどうしようかな…って逡巡する気持ちもあったんだけど、
出雲行きを思い立ってから、何故かテレビや雑誌、ネット等で
出雲特集をやたらと目にしたんだよね。
きっと、気持ちがそっちに向いてるから、
普段気に留めないものが意識に入ってくるってだけなんだろうけど、
そこは前向きに考えて、「神様に呼ばれてるんだ」と思うことにした。
出発の朝、なぜか椎名林檎が夢に出てきた。
特にファンでもないし、最近何かで見た覚えもないし、
全く意味不明、理解不能、初めてのことです。
でもせっかくだから、高速乗る前に寄り道してCDを借りてみた。
ついでに嵐のベストも!普段全く聞かないJ-POPだけど、
気楽なドライブ用BGM、テンション上がっていいかも、ってことで。
その他、スガシカオ、スピッツ、福山雅治の5枚で1,050円なり。
晩秋の高速道路、雲が低く流れて、紅葉が始まってて、
高速道路からの眺めはサイコーだった。
これだけで、ストレスが飛んでくかも!
アラシの歌をガンガン歌いながら(←結局椎名林檎じゃない)、車をかっ飛ばす。
蒜山SAでちょっぴり休憩の後、まず向かったのは島根物産観光館。
目的は島根の焼き物を見ること。
もちろん、直接窯元を訪ねるほうが、いろんな作品を見て、
(もしかしたらちょっとリーズナブルに)手に入れることができるんだろうけど、
様々なところのものをいっぺんに比較しながら見られる、ってのは魅力的。
それに、無名の小さな窯元のものも見られるしね。
そして手に入れたのがこれ。
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湯町窯のサラダボール。
ここはエッグベーカーで有名なんだけど、やっぱり日常使いにはちょっとなぁ、
ってことで、使いやすそうなこちらをゲットしたよ。
軽くて、柔らかい色合いに一目惚れでした。
赤ワインでゆっくり煮込んだ牛スネ肉とか、盛り付けてみたいなぁ。
さて、その後は一路、今夜のお宿へ。
宍道湖沿いのドライブは夕焼けが見事で、途中何度も車を停めて見入ってしまった。

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なぜだか分からないけれど、ちょっとだけ涙が出た。
翌日は8時に宿を出発。宿から出雲大社までは車で20分程。
進行方向(=出雲大社)の空には大きな虹が出ていて、
到着までの道のりをずっと守っててくれてた。
まるで神様が早くおいで、って手招きしてるような。
そして、まだ人影まばらなお社で、いろんな意味での「良縁」を願った。
たくさんはいりませんから、今の私に本当に必要な「縁」を結んでくれますように、って。
その後、おみくじとお守りを買って、私の大社詣では30分で終わり。
参道を歩きながら見た朝の木漏れ日がキレイで、
思わずカメラのシャッターを切ったその瞬間、たくさんの鳩が飛び立った。

Nyaron's Cafe 72
うん、大丈夫。私は生まれ変わった。
本当にそう思えた瞬間だった。
帰りは、ちょっと寄り道。
斐川町にある「出西窯」へ。
ここは深い青色や黒釉の皿が有名なようだけれど、
やはり日常の生活の中で使うことを考えると、青い皿は少し難しい。
今ヒトツ、食べ物をおいしそうに見せないんだよね。。
でも黒はこのところ立て続けに他で手に入れているしなぁ、とか思いながら、
店内をグルグル見続けること30分以上。
そして、最後にピカッ!と目に飛び込んできたのがこちら。
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外側は素焼きのまま、内側は見事な白釉。
とても暖かくて、そして清潔、かなり大き目のボウルです。
緑の鮮やかなベビーリーフをこんもりと盛りたいな。
そんなことを考えながら、すっかり満足して岡山への帰路についたのでした。
ちょっと感傷的な自分だったから、一つ一つの出来事に「呼ばれてる感」を
普段以上に感じてしまった部分も否めない。
だけど、何か澱んでたものを出雲の地に捨ててこられたのは事実。
素敵な陶器たちとの「縁」もあったしね。
もちろん、まだまだアップダウンはあるだろう。
泣くことだってあるかもしれない。
でも大丈夫。私は元気だ。また前に向かって歩き出せそうだ。
そうそう、結局、椎名林檎を聞いたのは1回だけ。
あとはずっと嵐をリピートだった。おいおい。
はじめから何も持っていなければ、失うことなんて怖くないのに。
一度何かを手に入れると、それを失う日のことばかり考えてしまう。
思えば、この数ヶ月はずっとそんな不安と過ごす日々だった。

今、不安は現実になり、私の手の中は空っぽになった。
でもね。
かつて持っていたものを惜しんで泣くよりも、
新しい何かを手に入れる日のことを考えよう。
さよならの瞬間を思い出して泣くよりも、
出会えたこと、一緒に過ごした時間に感謝しよう。

今までだってそうやって生きてきたじゃない。
人生に、一瞬だって無駄なときは無いって、
私が一番分かってるじゃない。

だからそろそろ、前を向いて行こう。
元気でね、今までありがとう、楽しかったよ
そんな風な終わりだったけど、
本当はまだ、苦しくてどうしようもない。
毎日はただ過ぎていくけれど、夜明けに一人目覚めて
あなたの居ない右側に今日も少し泣いた。
時間に置いてけぼりにされたみたい。
あなたはもう、新しい朝を迎えていますか。

スケジュール帳から、あなたとの約束の予定を
消しゴムでひとつづつ消した。
鉛筆で書いておいて良かった、って、
考えてる私、何て臆病な私。
最後に消したのは、3ヵ月後のあなたのBIRTHDAY。
私たちが付き合い始めた記念日。

毎日はただ過ぎていくけれど、夜明けに一人目覚めて
あなたの居ない現実に今日も少し泣いた。
こんなに傷つくなんて思わなかった。
あなたには、絶対に知られたくないけれど。


昨日は何か吹っ切れたような気がしたのに、
明け方目が覚めてあなたがいない右側にまた泣いて。
そのまま迎えてしまった朝は、とてもいい天気なのに
私はうまく現実についていけないまま。



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ベッドルームに、花を飾ってみた。
いつになったら楽になれるんだろう。
こんな小さな日常の努力に、意味があるんだろうか。