4年間逃げ続けていた場所に再び通い始めました。
「歯医者さん」
です。
差し歯が取れてはつけてもらい…を毎月のように繰り返し、
「次、取れたら別の方法を考えなきゃいけませんねぇ」と言われ
私は勝手に「抜歯だ!インプラントだ!神経抜かれる~」と決めつけて、通うことから逃げたのです。
「そもそも歯ってなくちゃいけないの?」
と、疑問に思っていたところ
秋田県出身の「むのたけじさん」(戦争撲滅を訴え続けたジャーナリスト)が
45歳で歯が一本もなくなったにも関わらずお元気でいらっしゃることを知ったのです。
(むのさんは、2016年に101歳で永眠されました。)
「ほーら!歯なんて無くったって大丈夫じゃん!!!」
と妙に安心して、3本の差し歯が取れたまま、歯茎がむき出しの生活を
4年間も続けていたのです。
最初は歯茎に食べ物や歯ブラシが当たると痛かったのですが、
だんだん慣れて平気になってくるんですよ!
しかし最近、奥歯が黒いことに気付いてしまい、
痛みはなかったのですが、歯茎がむき出しの3本の歯を診られるのが怖くて
「行きたくない!!!」と駄々をこねました。(大人げない…)
主人から「痛くなる前に治しておいた方がいいぞ。差し歯が取れたところは今度考えますって言えばいいから」
と説得されて恐る恐る歯医者さんへ。
先生「奥歯は詰めたものが欠けちゃっただけで、虫歯ではないですね~」
「差し歯が取れたところは、土台を作って被せたら終わりです。」
抜歯どころか、麻酔の注射すらない治療。
現在3本目の仮歯が入りました。
久しぶりに32本揃った歯は、ちょっと違和感がありますが
なんだか嬉しい
「血壮んなれば歯堅く、血おとろえれば歯落ちる」
という言葉がある通り、よく噛めるし血色も良好。
何よりも心配事がなくなりました。
”案ずるより産むが易し”ですね
注:歯が取れたままだと、残った歯に負担がかかったり、
咀嚼機能が衰えて内蔵への負担が増えることが考えられます