彼が家に来た時、いつも通りの笑顔だったので
嬉しい報告をしてくるんだろうなと思い
私「報告って何ー?早く言ってよー!」
彼「ご飯食べてから報告するね!」
と録画していたバラエティ番組を見て一緒に笑いながらご飯を食べました。
そしてご飯を食べ終わって彼はバラエティ番組を見ながら明るい声で
「報告の話なんだけど、今日病院行ったら白血病って診断されたんだよね」
と言ってきました。
バラエティ番組を見ながら大笑いしてたのに、まさかの報告をしてきて
一瞬冗談を言っているのかと思いましたが、彼は嘘をつけないタイプなので
これは本当だと理解しました。
私は大笑いしていたはずなのに気付いたら
「お願い。嘘だって言って」と言いながら泣き崩れていました。
彼は「死ぬ訳じゃないんだから大袈裟だよ!来週から短くて一週間、長くて一カ月半入院するけど絶対死なないから安心して!」
と笑いながら言っていました。
けど「ちょっと『ヘアリーセル白血病』って調べてみて!珍しいらしいから、ちょっと読んで教えて」や
「入院中に奇跡的に完治してないかなぁ」と笑いながら言っていましたが
きっとこの時の彼も怖くて自分で調べることができず、けど私にこれ以上不安にさせないよう無理やり明るく振舞っていたんだなと。
私でさえ怖くて仕方ないのだから彼の方が怖いに決まっている。
なのにその日の彼はいつも通りに明るく笑っていました。