「僕だけ声かけてもらえなかった!」​
息子が中学校の時に​
私に訴えました。​

※長文です。


自分はスマホを持ってないから​
遊びの約束の連絡を​
してもらえなかったと​
言うのです。​


私は理由はそれだけでは​
ないと思いましたが​
何も言いませんでした。​




不登校になっても​
友達の事は気になるようで、​


プレステのチャット機能のような​
もので何人かの仲の良い​
友達とやり取りはしていたようです。​


家にずっといて、​
誰とも繋がれないのも​
辛いだろうからと、​

私は夫にスマホを​
買うという約束を ​
前倒ししようと​
提案しました。​



当初は高校入学までは​
スマホは買わないと​
決めていたのです。​


でも中学校では​
かなりの生徒がすでに​
持っていました。​
(と子供が言っていました)​



夫は反対しましたが、​
事前にきちんと​
「#スマホを使う際のルール」​

を決めて、​
中二の11月ごろに​
買い与えました。​



ルールは親が押し付けるのではなく、​
本人達に決めさせました。​


ざっとこんな感じでした。​

・寝る時、充電時はリビングに
   置いておく。​

・トイレ、勉強中、お風呂、​
​ ​ ​ ​ ​ ​ ​ ​ ​ 食事中の使用は不可​

・利用時間は平日~22時まで ​
​ ​ ​ ​ ​ ​ ​ ​ ​ 休日7時~22時の時間内

・ゲームは1日2時間まで。​

・誹謗中傷、悪口をsns上で書かない。

・snsはLINEのみ、写真のやり取り​
   もLINEのみ。​

・自分の個人情報、友達の情報は
教えない。​

・パスワードは親に伝えておく。​
   (もしもの時には親は閲覧可)​

・学力が大幅に下がったり、​
  生活面に支障が出たり、ルール
を破った場合には没収。

・友達と遊びに行くときは位置情報を​
   オンにする。​

などなど、​



これは大体において息子が
決めたことです。​
パスワードの件は親が決めました。​



なのですが、​
早速息子は決まりを破りました。​


ずっと欲しかったスマホです。​
気付けばずっとスマホを手放せなく​
なっていました。​

私も再三注意をし、​
夜はリビングに置くように​
させていました。​


不登校の息子には​
外部に繋がる素晴らしい​
ツールです。​


不登校にも関わらず、​
クラスLINEに招待して​
もらったようです。​


このクラスLINEですが、相当に​
厄介なものです。​
私も詳しくは知らないのですが、​

子供達から聞いたところによると​
クラスの打ち上げの連絡等​
に使う時以外は​

数名の発言力のある子たちが​
会話しているだけで、ほとんどの子は​
発言ができない、ようなのです。​



下手な発言はできない状態と​
いうのでしょうか?​
もちろんスマホのない子は入れません。​



そして実はそれぞれの仲良し同士​
で別のグループLINEを作り、​
そこで居ない子の悪口を言っている、​

そんな使い方になっているようなのです。​



息子はLINEに入ったがために​
別の苦しみを味わうことになりました。​


仲の良かった何人かの友達に​
息子は一生懸命考えて​
言葉を選んで、時間をかけて​
やっと LINEのメッセージを送ります。​



でも待てど暮らせど既読にならない。​
既読になったが、返事が来ない。​
返事が来たがそっけない。​


日中うちにいる息子にとっては​
それだけが唯一の同年代の​
友達との会話です。​


どんな返事が来たとしても​
打ちのめされてしまうのです。​


かといって相手から​
メッセージが来ることは​
ほとんどありません。​

忙しい相手の友達から見れば、​
息子とのLINEとのやり取りは​
必要不可欠ではないでしょうし​

既読、未読、メッセージに対して​
何の意味合いも感じてはいないでしょう。​



息子は禁止していた​
LINE以外のTwitterを​
するようになりました。​


そこで自分の黒い部分を​
吐き出すようになったのです。​



ただ良い面もあったのです。​
リア友とは違う友達と​
話すことで、救われていた。​

私からすれば信じられませんが、​
Twitterで知り合った人に​
会いに行ったりしていました。​

中学校に全く行かずに​
プログラミングの会社を​
立ち上げたという​

中学生社長の男の子を訪ねて​
遠くまで行ったりもしました。​



そういう #行動力 はありました。​



私の経験から言えることは​
スマホを与えるのは​
#遅ければ遅いほど良い​
という事です。​


とは言っても​
今は0歳児の時から​
スマホは身近な存在です。​
与えないでおくのは​
なかなか難しいでしょう。​


だからこそ最初が肝心です。​
スマホの利点と、欠点を挙げて、​
また怖さをきちんと伝える。​
そしてルールを決める。​


未成年の間は​
これは親から借りているのだ​
という意識を持たせる。​

態度がおかしい時には​
親が閲覧する権限もある。​
没収もすることもある。​


そこをなぁなぁにしてしまうと​

子供はあっという間に​
依存してしまいます。​
親の知らない間に​
トラブルに巻き込まれて​
しまうこともあります。​

もちろんですが子供だけでなく​
親も一緒にルールを​
守らないといけません。​


スマホの画面ばかりを見て​
子供の顔を見ないのでは​
子供に注意はできません。​




学校でもスマホ教育は少し​
実施されているようですが​
重要なことなのでもっと​
取り上げた方がいいと思います。​


顔が見えないからといって、​
何を言ってもいいわけではありません。​

リアルでないからこそ、​
この言葉が人を傷付けるかもしれない、​
という所にもっと気を付けて欲しいと​
思うのです。​



中学校卒業して・・・​
ふたを開けてみれば、​
卒業してから買い与えてもらった​
お子さんも多数いました。​


子供たちのいう​
「皆が持っている」は​
あてにはなりませんね。​



また私の見た限りでは​
そういう家庭の子供の方が​
勉強はできて、成績が良い​
傾向にあるようでした。​


スマホ以外の楽しさを​
親は教えていかないと​
いけないですね。​


そういう私も今はスマホを​
かなり長時間見ています。​


自戒の念と​
振り返りを込めて・・・




 


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