中国国境の表示に間違い、中国当局がオンライン地図に改善要求―香港紙
中国国境の表示に間違い、中国当局がオンライン地図に改善要求―香港紙
レコチャイ / 2016年9月5日 8時40分
2日、中国当局がオンライン地図の一部に対し、中国の国境の表示が誤っていると指摘し、適正な地図に改めるよう求めたと報じられている。資料写真。
2016年9月2日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、中国国営新華社通信は、中国当局がオンライン地図の一部に対し、中国の国境の表示が誤っていると指摘し、適正な地図に改めるよう求めたと報じた。
記事によると、オンライン地図の一部には、中国の国境の位置が誤って表示されていたり、重要な島々が抜けているものもあるという。また公にすべきではない情報や機密情報まで記載されている地図もあり、中国の領土主権や安全保障、海洋権益が損なわれていることから、中国国家測絵地理信息局と中国共産党中央網絡安全・信息化領導小組が「模範的な地図の使用を徹底するように」とする通達を共同で出したという。
記事は、「オンライン地図は近年特に普及しているが、中には法的に必要な手続きを経ていないものもあり、誤った内容の地図は、中国政府の主張に対する国際社会の認知や理解を混乱させる恐れもある」と指摘している。
発表された通達では、地図の作製や管理、使用は適切に行い、関連法規を順守し、地図審査を受け、使用登録を行うように指示しているほか、ウェブサイトがオンライン地図を引用する場合は、適法なルートで得た正しい地図を使い、地図の引用元や地図審査番号を明記するよう求めている。(翻訳・編集/岡田)
news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_149444
国境・領土に関する政府見解に準じるべし」移動通信体の地図サービスに検閲強化=「尖閣」も対象―中国
レコチャイ
配信日時:2012年10月16日(火) 14時6
2012年10月15日、携帯電話やタブレットPCなどの移動通信体に提供する地図情報サービスが普及するにつれ、中国政府と地理上の見解が一致しない地図の存在が問題視されている。尖閣諸島をはじめとする国境や領土において、とくに海外が提供する地図が検閲の対象となりそうだ。法制日報の報道。
測量や地図作製を管轄する中国国家測絵地理信息局は、通信を管轄する関連部門と連携して、こうした地図の市場参入や公開認可に対する引き締めを行っていく。地図サービスを提供する機関に対しての審査を強化するとともに、インターネット上での監督業務を通じて、すでに公開されている「問題ある地図」の摘発を強めていく。場合によっては、サービスの停止を求めたり、提供機関への運営停止を求めたりすることもある。
同局は、地図に関する関係業者の意識を啓もうすることは、「国家の主権と民族の尊厳を守る」重要な政策であると説明している。(翻訳・編集/愛玉)
www.recordchina.co.jp/a65561.html
尖閣諸島を描き忘れるな!「問題地図」の摘発強化―中国
レコチャイ
配信日時:2008年3月27日(木) 11時2分
26日、測量局など中国政府の8機関は共同で、中国と台湾を別の色で塗り分けるなどした「違法地図」の摘発強化に乗り出した。写真は貴州省で販売された「違法」地図。
2008年3月26日、国家測量局など政府の8機関は共同で「インターネット地図・地理情報サービスサイトの管理強化に関する意見」を発表、中国と台湾を別の色で塗り分けるなどの違法地図の摘発強化に乗り出した。中国新聞社が伝えた。
摘発対象とされるのは、国家の主権と安全を侵害し民族の尊厳を傷つける「問題地図」。中国と台湾とを別の色で塗り分けている、国境を間違えている、南沙諸島や尖閣諸島が地図に含まれていないものなどが対象となる。
また、中国では測量結果は国家機密として厳しく管理されており、国務院の許可なく測量結果をインターネットで公開すること、関連部門の認可なくインターネット上で地図サービスを展開することも取り締まり対象とされている。(翻訳・編集/KT)
.recordchina.co.jp/a17141.html