ミルワームが食べたプラスチックは、排泄物として二酸化炭素や生物分解性廃棄物へ
古い記事だけど、確かに発砲スチロールがボロボロになっているのを見たことがあるよ。日光でも劣化するのかな?それともミルワームが食べてたのかな?
ミルワームって?
~~~~
プラスチックを食べて、肥料に変える「虫」が発見された・・・
2015/10/13
スタンフォード大学と北京大学の研究者により、「ミルワーム」にプラスチックを生分解する能力があることが確認されました。釣りのエサなどで使われることもありますよね。
科学誌、ACS Scienceに掲載された発表によれば、100匹で毎日約40ミリグラムほど(錠剤1粒ほど)の発泡スチロールを消費し、分解できたようです。
食べたプラスチックが
肥料に変わる
ミルワームが食べたプラスチックは、排泄物として二酸化炭素や生物分解性廃棄物へと変わります。調査の結果によれば、自然に還るだけでなく肥料として農作物などに安全に再利用できます。
実は、ゴキブリを含むその他の昆虫もプラスチックを食べることはありました。が、分解能力を持ってはいなかったのだとか。
腸内環境を再現できれば
大量処理できるかも
このミルワームの腸内環境を分析し処理技術に活かせれば、大量のプラスチックゴミを肥料として再利用できるかもしれません。
CNNには、研究者のこんなコメントが。
「この発見は、環境科学におけるここ10年間の進歩の中でも最も大きな発見のひとつだと思います」
http://tabi-labo.com/195398/mealworm/
http://tabi-labo.com/195398/mealworm/
Yasuhiro Fujii · 藤井水耕農園 代表者
これは素晴らしい!生ごみの分解を似たような幼虫、水バエで実践していたことがあるが、このタイプの幼虫の繁殖能力、食欲は凄まじいです。よくプラスチックを分解できる生物が生まれれば、相当ゴミが減らせると望んでたので、早く手に入れたいものです。
2015年10月14日 13:20
TABI LABO
コメントありがとうございます! 本当に仰る通りだと思います! 実際に手に入れられる日が来る事が待ち遠しいですね!
2015年10月14日 17:02
森壮人 · 森 熔接所 代表者
ミルワームなら、普通にホームセンター等で売ってますよー
2015年11月5日 16:41
Hiro van Oda · 神奈川県 藤沢市
見た目が気持ち悪い>_<
2015年11月5日 17:29
Reiko Inoue
今年の夏休み、子どもの自由研究に発砲スチロールが必要だったので
どこかにないかなぁと考えながら車を運転中、道端で見つけたコレにたーくさんたかってるのを見ました。後ずさりしてしまったけど、そうか、分解してくれてたのね(; ・`д・´)
2015年11月6日 20:20
Satoshi Hirano
30年以上前に阿刀田高の小説でプラスチックを食べる虫の話を読んだことがあります。確か「蠢く虫」というタイトルで、その虫はヤクルトの容器を食べていました。それが現実になるとは思ってもいませんでした。
2015年11月6日 21:00
村上正彦 · 西日本工業大学
ありがたい、よろしく
Sha Zap Tsewingming · サービス付き有料老人ホーム 派遣社員
すげ~!!!! ヨーグルトのプラスチック箱は約20gで、
すぐ5000匹がほしい!!w
2016年5月25日 1:42
ミルワームとは
ミルワームの幼虫
幼虫は大きくなると3cmくらい
ミルワームとジャイアントミルワーム
奥が3cmくらいになったミルワームの幼虫、手前がジャイアントミルワーム。デカイ!
ミルワームとは、ゴミムシダマシ科のチャイロコメノゴミムシダマシという昆虫の幼虫で、穀物などを食べる害虫です。
その生きたミルワームを、ハムスターに食べさせるわけです。
生きた餌や昆虫に抵抗があるかもしれませんが、ハムスターは生きた昆虫を食べる生き物なので、与えない方が本当はおかしいのです。
ちなに、ジャイアントミールワームとは別の生き物です。
女性に多い昆虫嫌いは、理解できない相手を怖がることです。ペットの飼い主は、相手を理解して共存・共生することが大切ですから、ただ怖がるのはダメです。
しかし、女性は母親になれる生き物なので、ハムスターが喜んで食べている姿や、ねだる姿を見ると、あっさりと昆虫嫌いを克服できたりします。反対に男性の昆虫嫌いは、触ったときに首が取れたとか、子供の時のトラウマが多いので、なかなか克服できません。
生き物が好きだからとか、かわいそうだから、与えないなども偽善的で、生きるということは、何かしらの命を消費しているわけで、知識や覚悟もないのにペットを飼う方が残酷だったりします。ベジタリアンの人は牛乳すら残酷だと思ったりする人もいるらしいですし、まな板の上で血まみれの魚をさばくのは見た目が残酷です。ベテラン飼い主からすると、病気やストレスに気づかない飼い主の方がよっぽど残酷です。人間とハムスターなら、その感覚はもっと違います。
とは言っても、いきなりは難しいと思います。
幼虫はイモムシ、成虫は飛び回ったりせずダンゴムシのようなのんびりした動きで、飼育も簡単です。ハムスターが心身とも健康に、しかもなつきやすくなるので、初心者にもお薦めできる餌になります。少し勇気を出してみてください。
飼育方法は後半のページあります。[ 虫嫌いの為の飼い方 ]
ミルワームを与えた方が良い理由
ハムスターがなつきやすくなる
ハムスターは野生で昆虫を食べているので、ミルワームのような生きた餌を食べられるのが、かなりうれしいようです。ハムスターの中ではなつきにくいロボロフスキーも、簡単になつきやすくなります。
水分補給
野生のハムスターは、野草や夜露だけでなく昆虫を食べて水分補給をしています。給水器から水を飲まないハムスターは少ないと思いますが、病気などで給水器を使えないときは、良質なタンパク質や消化中の栄養などと一緒に水分補給もでき、回復を促せます。
動物性タンパク質の補給
タンパク質は血や肉の材料になるだけでなく、疲労回復にも役立ち、病気を防ぐだけでなく回復力も高くなります。
動物性タンパク質は、植物性タンパク質に比べて体の材料になりやすく、生きたミルワームは新鮮で良質なタンパク質です。脂肪も多いですが、普通は食べ過ぎることはないので、特に注意する必要はありません。
ハムスターの成長期や繁殖期、換毛期のタンパク質が必要な時は、ミルワームが成長しやすい春です。さすが自然の物です。
ちなみに、雑食で育てたネズミの寿命は、野菜だけで育てたネズミより2倍くらい長いそうです。
毛並みが良くなる
良質のタンパク質を食べるので、当然毛並みも良くなります。ミルワームをもらえると分かると、自分から手に乗ってくることが増え、手の乗せたときの、ハムスターのお尻の毛が手の平に触れる感覚が、何とも気持ちいいです。
消化しやすい
ミルワームもハムスターと同じく雑食なのですが、穀物を食べる昆虫というのが大切で、ハムスターと同じ物を食べるため、ミルワームの体の中で消化中の物は、ハムスターにとっては消化しやすく栄養価の高いごちそうになります。
肉食動物が獲物の内臓から食べたり、人間が栄養を摂取しやすい食べ物(料理した食べ物など)をおいしいと感じるのと同じで、ハムスターの消化器官に負担を掛けず効率よく栄養を摂れるので、実際の栄養価より、体はおいしいと感じていると思います。
動物的にいうと、子育て中の親が口から戻した物を与えている感じです。実際に、弱ったときによく食べ、結果的に長生きします。
他には、草食動物の体が大きいのは、植物が消化しにくいという理由があります。また、体の小さい動物は、エネルギーの消費が激しく、エネルギーを体に溜めるのも苦手です。そのためハムスターでも、ゴールデンよりジャンガリアン、ジャンガリアンよりロボロフスキーの方が肉食性が強く、ゴールデンよりロボロフスキーの方がミルワームを食べる量が多いことがあります。
盲腸には善玉菌を作る役割があって、ハムスターは盲腸糞と一緒に善玉菌を食べています。盲腸糞は炭水化物と善玉菌なので、ハムスターにとっては、ビスコ(子供のおやつ)みたいな物でしょうか?これは完全な私の推測ですが、肉食動物が内臓を食べるのも、おなかが弱い人が肉を食べた後に整調薬を飲むのも、ミルワームを食べて元気でいられるのも、似た理屈なのかもしれないです。
健康管理
昆虫の外皮は「クチクラ」というタンパク質と「キチン」という多糖類でできています。ちなみに英語では「キューティクル」、日本語では「角皮」と言います。見た目が違う羽も関節も、クチクラが固いか柔かいか厚いか薄いかの違いでしかありません。
このクチクラは、人間の髪の毛や爪と同じ素材で、硬いため適度な食感がありますが、少し消化しにくい欠点があります。そのため、消化器官や歯や顎が弱ったハムスター、他には贅沢したりミルワームの与えすぎると、ミルワームの中身だけ食べてしまうので、食べ方を見ているだけでも健康状態が分かります。
とは言っても、ペレットよりはやわらかいです。
http://www.hamegg.jp/rodents/mealworm01.html
ふむふむ。ミルワームは、エサとして普通に売っているのだな。
そして、ハムスターにやるべきエサなんだね。
勉強になります。
ミルワームって?
~~~~
プラスチックを食べて、肥料に変える「虫」が発見された・・・
2015/10/13
スタンフォード大学と北京大学の研究者により、「ミルワーム」にプラスチックを生分解する能力があることが確認されました。釣りのエサなどで使われることもありますよね。
科学誌、ACS Scienceに掲載された発表によれば、100匹で毎日約40ミリグラムほど(錠剤1粒ほど)の発泡スチロールを消費し、分解できたようです。
食べたプラスチックが
肥料に変わる
ミルワームが食べたプラスチックは、排泄物として二酸化炭素や生物分解性廃棄物へと変わります。調査の結果によれば、自然に還るだけでなく肥料として農作物などに安全に再利用できます。
実は、ゴキブリを含むその他の昆虫もプラスチックを食べることはありました。が、分解能力を持ってはいなかったのだとか。
腸内環境を再現できれば
大量処理できるかも
このミルワームの腸内環境を分析し処理技術に活かせれば、大量のプラスチックゴミを肥料として再利用できるかもしれません。
CNNには、研究者のこんなコメントが。
「この発見は、環境科学におけるここ10年間の進歩の中でも最も大きな発見のひとつだと思います」
http://tabi-labo.com/195398/mealworm/
http://tabi-labo.com/195398/mealworm/
Yasuhiro Fujii · 藤井水耕農園 代表者
これは素晴らしい!生ごみの分解を似たような幼虫、水バエで実践していたことがあるが、このタイプの幼虫の繁殖能力、食欲は凄まじいです。よくプラスチックを分解できる生物が生まれれば、相当ゴミが減らせると望んでたので、早く手に入れたいものです。
2015年10月14日 13:20
TABI LABO
コメントありがとうございます! 本当に仰る通りだと思います! 実際に手に入れられる日が来る事が待ち遠しいですね!
2015年10月14日 17:02
森壮人 · 森 熔接所 代表者
ミルワームなら、普通にホームセンター等で売ってますよー
2015年11月5日 16:41
Hiro van Oda · 神奈川県 藤沢市
見た目が気持ち悪い>_<
2015年11月5日 17:29
Reiko Inoue
今年の夏休み、子どもの自由研究に発砲スチロールが必要だったので
どこかにないかなぁと考えながら車を運転中、道端で見つけたコレにたーくさんたかってるのを見ました。後ずさりしてしまったけど、そうか、分解してくれてたのね(; ・`д・´)
2015年11月6日 20:20
Satoshi Hirano
30年以上前に阿刀田高の小説でプラスチックを食べる虫の話を読んだことがあります。確か「蠢く虫」というタイトルで、その虫はヤクルトの容器を食べていました。それが現実になるとは思ってもいませんでした。
2015年11月6日 21:00
村上正彦 · 西日本工業大学
ありがたい、よろしく
Sha Zap Tsewingming · サービス付き有料老人ホーム 派遣社員
すげ~!!!! ヨーグルトのプラスチック箱は約20gで、
すぐ5000匹がほしい!!w
2016年5月25日 1:42
ミルワームとは
ミルワームの幼虫
幼虫は大きくなると3cmくらい
ミルワームとジャイアントミルワーム
奥が3cmくらいになったミルワームの幼虫、手前がジャイアントミルワーム。デカイ!
ミルワームとは、ゴミムシダマシ科のチャイロコメノゴミムシダマシという昆虫の幼虫で、穀物などを食べる害虫です。
その生きたミルワームを、ハムスターに食べさせるわけです。
生きた餌や昆虫に抵抗があるかもしれませんが、ハムスターは生きた昆虫を食べる生き物なので、与えない方が本当はおかしいのです。
ちなに、ジャイアントミールワームとは別の生き物です。
女性に多い昆虫嫌いは、理解できない相手を怖がることです。ペットの飼い主は、相手を理解して共存・共生することが大切ですから、ただ怖がるのはダメです。
しかし、女性は母親になれる生き物なので、ハムスターが喜んで食べている姿や、ねだる姿を見ると、あっさりと昆虫嫌いを克服できたりします。反対に男性の昆虫嫌いは、触ったときに首が取れたとか、子供の時のトラウマが多いので、なかなか克服できません。
生き物が好きだからとか、かわいそうだから、与えないなども偽善的で、生きるということは、何かしらの命を消費しているわけで、知識や覚悟もないのにペットを飼う方が残酷だったりします。ベジタリアンの人は牛乳すら残酷だと思ったりする人もいるらしいですし、まな板の上で血まみれの魚をさばくのは見た目が残酷です。ベテラン飼い主からすると、病気やストレスに気づかない飼い主の方がよっぽど残酷です。人間とハムスターなら、その感覚はもっと違います。
とは言っても、いきなりは難しいと思います。
幼虫はイモムシ、成虫は飛び回ったりせずダンゴムシのようなのんびりした動きで、飼育も簡単です。ハムスターが心身とも健康に、しかもなつきやすくなるので、初心者にもお薦めできる餌になります。少し勇気を出してみてください。
飼育方法は後半のページあります。[ 虫嫌いの為の飼い方 ]
ミルワームを与えた方が良い理由
ハムスターがなつきやすくなる
ハムスターは野生で昆虫を食べているので、ミルワームのような生きた餌を食べられるのが、かなりうれしいようです。ハムスターの中ではなつきにくいロボロフスキーも、簡単になつきやすくなります。
水分補給
野生のハムスターは、野草や夜露だけでなく昆虫を食べて水分補給をしています。給水器から水を飲まないハムスターは少ないと思いますが、病気などで給水器を使えないときは、良質なタンパク質や消化中の栄養などと一緒に水分補給もでき、回復を促せます。
動物性タンパク質の補給
タンパク質は血や肉の材料になるだけでなく、疲労回復にも役立ち、病気を防ぐだけでなく回復力も高くなります。
動物性タンパク質は、植物性タンパク質に比べて体の材料になりやすく、生きたミルワームは新鮮で良質なタンパク質です。脂肪も多いですが、普通は食べ過ぎることはないので、特に注意する必要はありません。
ハムスターの成長期や繁殖期、換毛期のタンパク質が必要な時は、ミルワームが成長しやすい春です。さすが自然の物です。
ちなみに、雑食で育てたネズミの寿命は、野菜だけで育てたネズミより2倍くらい長いそうです。
毛並みが良くなる
良質のタンパク質を食べるので、当然毛並みも良くなります。ミルワームをもらえると分かると、自分から手に乗ってくることが増え、手の乗せたときの、ハムスターのお尻の毛が手の平に触れる感覚が、何とも気持ちいいです。
消化しやすい
ミルワームもハムスターと同じく雑食なのですが、穀物を食べる昆虫というのが大切で、ハムスターと同じ物を食べるため、ミルワームの体の中で消化中の物は、ハムスターにとっては消化しやすく栄養価の高いごちそうになります。
肉食動物が獲物の内臓から食べたり、人間が栄養を摂取しやすい食べ物(料理した食べ物など)をおいしいと感じるのと同じで、ハムスターの消化器官に負担を掛けず効率よく栄養を摂れるので、実際の栄養価より、体はおいしいと感じていると思います。
動物的にいうと、子育て中の親が口から戻した物を与えている感じです。実際に、弱ったときによく食べ、結果的に長生きします。
他には、草食動物の体が大きいのは、植物が消化しにくいという理由があります。また、体の小さい動物は、エネルギーの消費が激しく、エネルギーを体に溜めるのも苦手です。そのためハムスターでも、ゴールデンよりジャンガリアン、ジャンガリアンよりロボロフスキーの方が肉食性が強く、ゴールデンよりロボロフスキーの方がミルワームを食べる量が多いことがあります。
盲腸には善玉菌を作る役割があって、ハムスターは盲腸糞と一緒に善玉菌を食べています。盲腸糞は炭水化物と善玉菌なので、ハムスターにとっては、ビスコ(子供のおやつ)みたいな物でしょうか?これは完全な私の推測ですが、肉食動物が内臓を食べるのも、おなかが弱い人が肉を食べた後に整調薬を飲むのも、ミルワームを食べて元気でいられるのも、似た理屈なのかもしれないです。
健康管理
昆虫の外皮は「クチクラ」というタンパク質と「キチン」という多糖類でできています。ちなみに英語では「キューティクル」、日本語では「角皮」と言います。見た目が違う羽も関節も、クチクラが固いか柔かいか厚いか薄いかの違いでしかありません。
このクチクラは、人間の髪の毛や爪と同じ素材で、硬いため適度な食感がありますが、少し消化しにくい欠点があります。そのため、消化器官や歯や顎が弱ったハムスター、他には贅沢したりミルワームの与えすぎると、ミルワームの中身だけ食べてしまうので、食べ方を見ているだけでも健康状態が分かります。
とは言っても、ペレットよりはやわらかいです。
http://www.hamegg.jp/rodents/mealworm01.html
ふむふむ。ミルワームは、エサとして普通に売っているのだな。
そして、ハムスターにやるべきエサなんだね。
勉強になります。