マーリーンさんは自身を買春した2人のドイツ人を訴えて勝訴した。 | 日本のお姉さん

マーリーンさんは自身を買春した2人のドイツ人を訴えて勝訴した。

身を引き締めてつつましく生き、日本の恥さらしにならないよう、
毎回、それを目当てに海外に出かける日本人にお願いしたい。
悪い習慣は止めてほしいと思う。日本を愛していれば止められるのでは?

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フィリピン人女性、12歳で売春強要「1日10人を相手に」「日本人の客も」体験語る
弁護士ドットコム 7月10日(日)8時17分配信
マーリーン・カピオ・リヒターさん

人身取引被害について考えるイベントが7月2日、東京都内で開かれ、フィリピンで人身取引の被害に遭い、現在は同国のNGOで働くマーリーン・カピオ・リヒターさんが自身の被害体験を語った。

このイベントは、性的搾取の被害者を支援するNPO法人ライトハウスと、途上国の児童労働をなくすために活動するNPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンが開催した。

●警察に金を渡して釈放されるケースも

マーリーンさんは母親の再婚相手である義父から度重なる性的虐待を受け、12歳で家を飛び出して路上で生活を始めた。職も金もないまま1人で途方にくれていた時、ある女性から、「私が助けてあげる。教育も受けられるし、ご飯も食べられるよ」と声をかけられたという。

「このチャンスをつかもう」とマーリーンさんがついて行ったその女性は、実は性産業のブローカーだった。売春を行う店に売り飛ばされたマーリーンさんは、フィリピンのリゾート地で、外国人観光客を相手に売春をさせられた。「1日10人くらいを相手にすることもあった。客の中には日本人もいた」という。

その後、マーリーンさんは15歳の時に警察に保護され、フィリピンのNGO「プレダ基金」の支援を受けながら、自身を買春した2人のドイツ人を訴えて勝訴した。大学ではソーシャルワーカーの資格を取得し、現在はプレダ基金で、ソーシャルワーカー兼弁護士の補佐スタッフとして、児童買春や性的虐待の被害者支援を行っている。

マーリーンさんによると、フィリピンでは警察に対する賄賂がはびこっており、買春をして逮捕されても、警察に金を渡すことで釈放されるケースが少なくないのだという。マーリーンさんは、「加害者が外国人の場合、釈放されて本国に逃げ帰ってしまうこともある。フィリピンは軽い気持ちで買春できる国ではないことを示すために、加害者を罪に問えるまで徹底的に闘いたい」と話した。

さらにマーリーンさんは、日本におけるアダルトビデオの出演強要問題にも触れ、「人身売買はフィリピンだけではなく日本でも起きている。出演者が脅されてアダルトビデオや児童ポルノができているとまず知ることが重要。皆さんと一緒にこの問題を変えていきたい」と述べた。

弁護士ドットコムニュース編集部
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160710-00004874-bengocom-soci

「自殺に追い込まれた」「過去から逃れるために整形」AV出演強要の調査報告書公表
40ページの調査報告書には、被害実態が詳細に記されている

NPO法人ヒューマンライツ・ナウは3月3日、若い女性たちがアダルトビデオへの出演を強要される被害の実態をまとめた調査報告書を公表した(URLは、http://hrn.or.jp/news/6600/)。報告書には、暴力的な撮影が行われたケースや、AV業界から長年ぬけ出すことができないケース、自殺に追い込まれたケースなどが詳細に記されている。

報告書によると、若い女性たちは「タレントにならない?」「モデルにならない?」といった甘い言葉でスカウトされたあと、AVプロダクション等が本人の意に反する出演を強要しているという。調査に協力した「ポルノ被害と性暴力を考える会」に寄せられた相談件数は2012年は1件だったが、2014年は32件、2015年は81件にのぼり、増加傾向を見せている。

今回、調査報告書に掲載されていた実例の中から、3つを紹介したい。

●暴力的な撮影が行われた

Bさんは20歳のころ、知人から「グラビアモデル」の事務所を紹介するといわれたことがきっかけで、X社の専属モデルになった。ところが、撮影直前にAVであることを知らされた。出演を拒否したが「キャンセルすれば高額の違約金が発生する」と言われたため、応じざるを得なかった。

すぐに、Bさんは契約の解除を申し出たが、X社から「キャンセルすると違約金が発生する」「現場に来なければ大学や実家まで迎えに行く」「違約金を支払えないなら親に請求する」などと出演を強要された。その後、Bさんの意思に反して、撮影内容は次第に過激になっていった。

たとえば、撮影のために1日12リットル以上の水を飲まされたり、避妊具を付けず洗浄をしないまま複数人から挿入行為をされたり、膣内に男性器に見立てた管を通し大量の卵白などの液体を何時間も続けて流し込まれるなどした。

Bさんは、「AV に出演した過去から逃れるためには、自分の顔を変えるしか方法はない」と思い詰めて、整形手術を繰り返しているという。

●顔が知られてしまい、他の仕事ができなくなる

アイドル志望だったLさんは、街でX社からスカウトされた。その際、女性タレントの名前を引き合いに、「みんなAVから女優になった」というとウソの説明を受けた。Lさんは誘いを断り続けていたが、X社から「所属すれば、業界人と繋がりができるのでアイドルになりやすい」といった説明を繰り返し受けて出演を決心した。
しかし、AV撮影は過酷でやめたいと思ったが、食事やプレゼントなどで懐柔を受け、出演を続けた。しかし、有名AV女優として顔が知られてしまったため、「アイドルなどなれるわけもなく、AV以外の仕事は難しい」と言われるようになった。また、X社の広告塔として、AVに関してポジティブな発言をSNS上でするよう求められた。

Lさんは AV 女優以外の選択肢を絶たれたことに絶望して、AVでできる限り生活費を稼いでから海外に移住するしかないと考えた。だが、次第に与えられる仕事の内容は、レイプやスカトロなどの過酷なものに変わっており、Lさんは心身ともに深く傷つきながら出演を続けている。

●販売され続けることが精神的負担、首を吊って自殺

気の弱い性格だったDさんは、X社の複数のスカウトマンから取り囲まれて説得を受けて、出演の承諾した。出演直後に強く後悔したが、その後も出演を強要された。Dさんは半年ほどの間に、複数のAVに出演した。

DさんはX社との契約を解除することができたが、自分のAVが販売され続けていることに、次第に精神的に追い詰められていった。被害者支援団体に相談し、弁護士にAVの販売停止交渉を依頼することを決意した。しかし、実際に依頼する直前に、首を吊って自殺したという。

(弁護士ドットコムニュース)
https://www.bengo4.com/internet/n_4367/