「国難の正体」 | 日本のお姉さん

「国難の正体」

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【「国難の正体」:馬淵睦夫元ウクライナ大使】

現在、国際主義者は世界のグローバル化という形で彼らの世界経済に対す る支配力を強化することを目指しています。つまり、グローバリズムは現 在版の共産主義イデオロギーでもあるわけです。
グローバリズムは世界経 済を効率的に、ということは独占的に、管理するためのイデオロギーとい うことができます。(馬淵睦夫)ー「グローバリムの正体」

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馬淵睦夫元ウクライナ大使の地元講演会に参加しました。毎日DHCシア ターでお顔を拝見しているので、初めてお会いしたという気がしないので あります。ネット時代の特徴でしょう。皆さんもご 覧になって下さい。

*馬渕睦夫「和の国の明日を造る」第18回
https://www.youtube.com/watch?v=6meYV6Xbqp8
(DHCはお金を持っている。あの「みんなの党」渡辺氏に八億円出してい た。アパホテルグループは田母神氏を支持していた。活動には資金が必 要。サヨクはNPO・NGOを隠れ蓑にして多額の政府補 助金等を集めておりま す。)

■「標的」の安倍首相

講演の中でも言われましたが、「安倍首相はじめ政治家の活動も限界があ る」と喝破されておりました。同感です。恐らく安倍首相が、一人で突き 進んで行きますと「暗殺」の危険があります。
先ごろEU離脱問題で議員 が”精神異常者”によって暗殺されたのが良い例でしょう。


安倍ちゃんも“政治上”一度暗殺をされました。第1次安倍政権の終わりで す。その頃「戦後レジーム」という語を多用しました。再び首相の座に挑 戦する時も同様でした。それでは現在はどうで しょうか。滅多に使いません。

■蘇った日本「戦後レジーム」

我が国は敗戦後、米国の方針で「2度と立ち上がれない」方向で国を弄 (いじ)られました。しかしながら、日本史上否世界史上空前の復興を成 し遂げました。色々その説明は成されております が、私見として申し上げ れば「国民」が残ったという事でしょう。

私は20才過ぎに、鈴木貫太郎終戦内閣の研究を手伝ったことがあります。 御前会議でも、「終戦」を一度で決定できなかった事実を知りました。天 皇陛下の御決断があってもです。

天皇陛下でも「絶対」ではなかったのには驚きました。再び御前会議が開 かれ、鈴木貫太郎首相の老練な運営で、民主主義のルール(多数決)に基 づき「終戦」の国家的意思決定に至った訳です。
結果は「敗戦」でしたが ドイツとは違い「日本」は残った。

その研究の過程で昭和天皇が「民族の“種(たね)”を絶やしてはいけな い」旨を述べられておられたのを知りました。私は人間に「種」とは、 「人間は植物か?」と浅学の故思ったりもしまし た。(笑)

昭和天皇また、初めて記者会見に臨まれたとき、原爆について問われまし た。陛下は「戦争ですから」と一言申されました。この一言で小生は「戦 争」が理解できました。勝てば官軍、負ければお 終い。「人権」なども後 からやって来る。生き延びるのが重大という事でした。

■「修練」した安倍ちゃん

安倍ちゃんも「老練さ」が出てきました。「戦後レジーム」を使わなく なった。「標的」をうまく(ぼか)しております。我々にとっては“物足 りなさ”が目立ちます。そこは考慮して、私たち が「世論」を形成し流れ を作り「標的の分散」を行いたいと思います。「世論」という暗殺出来な い「うねり」を作り支援していきましょう。私にも出来る事がある。青山 繁晴氏も立候補!

■陛下

6月25日午後8時。天皇陛下は東京・調布市のスタジアムで全日本対ス コットランドのラグビー試合にお出ましになられました。画面を見て感激 しました。入場される陛下に、促される事もなく観 客は総立ちになり拍手 でお迎えしました。ここは中国でもなく韓国北朝鮮でもトランプでもない と実感した瞬間でした。

3年間に及ぶ民主党反日傀儡政権のお陰で、国家組織・マスメディアは反 日勢力の牙城と化しておると思います。

アベちゃんを「標的」にさせてはならない!

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話 の 福 袋
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◎【日本共産党研究】自衛隊は違憲だと言いつつ、実は「共産党軍」創 設を目論んでいた?! 恐るべき革命政党の本性 2016.6.28

「自衛隊を解消した上で日本をどうやって守るのか」という疑問への答え は結局、現在の日本共産党綱領や党幹部の発言から見つけることはできな い。そこでヒントになりそうなのが1994年7月の第 20回党大会で採択され た決議だ。

決議では、憲法9条について《平和理念の具体化として、国際的にも先駆的 な意義をもっている》と当然のように評価する一方で、現行憲法制定時の 日本共産党が「日本人民共和国憲法草案」とする 「対案」までつくり、唯 一憲法9条に反対したことに
は一切触れていない。相変わらずのご都合主義だが、この決議には、実は 重要な文言が含まれている。

《わが国が独立・中立の道をすすみだしたさいの日本の安全保障は、中立 日本の主権の侵害を許さない政府の確固とした姿勢と、それをささえる国 民的団結を基礎に、急迫不正の主権侵害にたいし ては、警察力や自主的自 警組織など憲法9条と矛盾しない自衛措置をとることが基本である》

つまり、「自主的自警組織」の設置に明確に触れているのである。これが なぜ、「憲法9条と矛盾しない」かの答えは書いていない。

さらに、97年9月の第21回党大会での決議では、「国民の合意の成熟」に よる将来的な自衛隊解消を目指す方針を示す一方で、次のようにも述べて いる。

《独立・中立を宣言し、諸外国とほんとうの友好関係をむすび、国民的団 結によって主権を確保している日本には、どの国からであれ侵略の口実と される問題はない。

わが国が恒常的戦力によらないで安全保障をはかることが可能な時代に、 私たちは生きているのである》

この2つの決議から導かれる結論は、自衛隊という「恒常的な戦力」は保 持しないものの、日本に対する急迫不正の主権侵害があった場合には、自 衛のための「自警団」のような「国民の蜂起」と警 察力で対応するという ことらしい。まるで米軍爆撃機に対し「竹やり」で対抗することを国民に 求めたような発想だ。

しかも、「中立日本」と言っているのだから、この時点で当然、日米安保 条約は廃棄されており、米軍による日本の防衛もあり得ない。日本は完全 に無防備なまま、「臨時的」に結成される自警団 と警察だけで安全保障を 考えなければならないのだ。

さらに、共産党の記録をさかのぼると、73年11月の第12回党大会で決定し た「民主連合政府綱領についての日本共産党の提案」でも《急迫不正の侵 略にたいして、国民の自発的抵抗はもちろん、政 府が国民を結集し、ある いは警察力を動員するなどして、侵略をうちやぶることも、自衛権の発動 として当然》と述べている。

当時は、《独立した国家が一定の期間軍隊をもたず国の安全保障を確保し ようとするのは、たしかに一つの矛盾》とも認めており、《わが党は、将来 は、独立・中立の日本をまもるための最小限の自 衛措置をとるべきことを あきらかにしています》とも明確に書いている。

要するに、現在の自衛隊は認められないが、別の新たな自衛のための組 織、すなわち共産党が政権を取ったときには、新たに「自衛軍」のような 組織をつくることを否定していないのである。

現在の自衛隊は大嫌いで違憲だが、新たに創設する「共産党軍」のような ものは素晴らしい組織であり違憲ではないということだ。

すでに自衛隊が存在しているにもかかわらず、これを廃止して新たな防衛 組織をつくる。そんなことは現実的な安全保障の観点からも、理屈の上で も通らないが、本音では、共産党としても「軍が 必要ない」などとは決し て思っていないのだ。

共産党が1968年1月7日に決定した「日米軍事同盟打破、沖縄の祖国復帰の 実現-独立、平和、中立の国をめざして(日本共産党の安全保障政策)」 を紹介した翌8日付の赤旗の記事を読むと、共産党 の本音とご都合主義ぶ りがさらによく分かる。

まず自衛隊について《アジア侵略の従属軍隊であるとともに、軍国主義復 活の先頭にたっている人民弾圧の軍隊であり、憲法九条をじゅうりんして つくられた非合法の軍隊である》と定義してい る。

「人民弾圧の軍隊」とは実におどろおどろしい。半世紀近く前の政策とは いえ、ここまで侮蔑している自衛隊を現在の共産党は当面認めるというの だから不思議だ。

ところが、この後から不思議な展開になる。共産党として《日本民族が、 自国を外国の侵略からまもる固有の自衛権をもっていることを否認したこ とは一度もない》とした上で、《日本が安保条約 を破棄したからといって、 自民党が宣伝しているようにソ連や中国など社会主義の国家が日本に侵略 をしかけてくるような心配はまったくない》と明言。

米ソ冷戦のまっただ中の時代に、《心配はまったくない》と言い切った後、さらに驚くべき論理が展開される。

《帝国主義がなお存続する以上、独立して、平和、中立の政策をとる日本 が、アメリカを先頭とする帝国主義陣営から侵略を受ける危険は、依然と してのこっている。

この点からいっても、独立した日本が、自衛の問題を無視するわけにはい かないことは明白である》

何の根拠も示さないまま、日本を侵略する可能性があるのは、ソ連(ロシ ア)でも中国でもなく、米国などの西側諸国だというのだ。さらに、《か ちとった政治的独立を守るために、必要適切な自 衛の措置をとる完全な権 利をもっていることは、いうまでもない》と明確に述べている。

つまり、「日米安保に基づく米軍と自衛隊はいらない」が、「西側諸国と戦うための自衛組織は必要」と堂々と述べている のである。


憲法改正についても同様だ。「自衛措置は必要」としながらも、《現在の 憲法のもとで国が軍隊をもつことは正しくない》と護憲の素振りを見せつ つ、《完全に独立し、新しい民主的発展の道にふ みだした日本が、どのよ うな内外情勢の変化があっても、いつまでも現行憲法のままでよいという ことを意味するものではない》と明確に改憲を訴えている。ではどこを変
えるのか。

《たとえば、現行憲法には平和的、民主的条項のほかに、天皇制をのこし て主権在民をあいまいにした反動的条項もある》としており、第1章の「天 皇」は削りたいようだ。さらに次のような核心に踏 み込む。

《将来、日本が、独立、民主、平和、中立の道をすすみ、さらに社会主義 日本に前進する過程で、日本人民の意思にもとづいて、真に民主的な、独 立国家日本にふさわしい憲法を制定するために前 進してゆくことは、歴史 の発展からいっても当然のことである。そのとき日本人民は、必要な自衛 措置をとる問題についても国民の総意にもとづいて、新しい内外情勢に即 した憲法上のあつかいをきめることになるであろう》

驚くべきことに、「独立国家日本にふさわしい憲法を制定するのは当然 だ」と言い切っているのだ。

共産党の究極の目標は、現在の綱領にも明記しているように「社会主義・ 共産主義の社会」をつくることにある。「天皇」の条項があり、私有財産 権も保障している現行憲法で、共産党が理想とす るような新国家がつくれ るはずはない。

そもそも「革命政党」なのだから、「現行憲法を守る」などという言葉を 信じていいはずがないのである。

※この記事は「 日本共産党研 究-絶対に誤りを認めない政党」(産経新聞政治部、産経新聞出版)から 抜粋しました。
(採録:松本市 久保田 康文)