バングラのテロ実行犯、去年の邦人殺害事件に関与か | 日本のお姉さん

バングラのテロ実行犯、去年の邦人殺害事件に関与か

バングラのテロ実行犯、去年の邦人殺害事件に関与か
TBS News-i 2016/7/7 07:36

バングラデシュの人質テロ事件の実行犯の1人が、去年、北部で日本人の男性が殺害された事件に関与していたとみられることが分かりました。

バングラデシュ当局の捜査関係者によりますと、今回の事件の実行犯の1人、カイルル・イスラム容疑者が去年10月、北部で日本人男性の星邦男さんが武装集団に襲撃され殺害された事件に関与していたとみられるということです。星さんは当時、現地の農業支援に携わっていました。

この事件をめぐっては、「イスラム国」のバングラデシュを名乗る組織が犯行声明を出していましたが、バングラデシュの警察は、国内の組織の犯行だと主張していました。(07日06:50)
http://news.merumo.ne.jp/article/genre/4742993
テロに遭ったら最低限こうしなさい――外務省に聞く
いつ自分が巻き込まれるか、わからない
posted on 2016/03/28 17:06
Yui Kashima
嘉島唯 BuzzFeed Staff, Japan

テロはいつ、どこで起きるのかわからない。起きては欲しくないけれども、自分だって遭遇するかもしれません。

3月22日にベルギーで起きたテロでは、空港と地下鉄が標的になり、34人が死亡、200人以上が負傷しました。

政治的・宗教的な場所ではなく、普通の人が行き来する日常の場での出来事です。

では万が一、テロに遭遇してしまったらどうすればいいのでしょう?

外務省邦人テロ対策室の田村賢周さんに話を聞きました。

1. そもそも:退避ルートを常に確認する習慣をつける

・退避ルートを確認する。
・隠れられる場所を確認する。
・常に周囲の状況に注意を払い,不審者や不審物を見かけたら速やかにその場を離れる。

(外務省海外安全ホームページより)

「カフェではテラス席よりも、柱や壁など隠れられる場所がある席を選んだ方がいいでしょう。あと、音楽を大音量で聴いていると、周囲の状況に気づけないことがあるので注意喚起をしています」

2. 姿勢を低くして速やかに逃げる

「爆発の衝撃は”上”に行くため、姿勢を極力低くした方が安全です」

場合によっては、爆風で首が吹き飛んでしまうこともあるようです。

・その場に伏せるなど直ちに低い姿勢をとる。
・頑丈なものの陰に隠れる。
・周囲を確認し,可能であれば,銃撃音等から離れるよう,速やかに,低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。
(外務省海外安全ホームページより)

3. 爆破があった方向とは逆に頭を向ける

「首から上の傷を避けることが大事です。爆風によってとびちる破片が首に直撃し、致命傷を負う可能性があります。爆発があった方の反対側に頭を向けることを推奨しています」

4. 口をあける→鼓膜が破れないようにするため

ベルギー在住のさわぐり(@sawaguricph)さんが大使館より伝えられたというツイートにも記載がありましたが、耳をふさぎ、口を半開きにした方がいいそうです。

音の衝撃を体外に逃がし、鼓膜の破裂を避けます。

5. 携帯電話は電源を切った方がいいかも

銃撃戦などに巻き込まれた場合、通知音は命取りになります。

「メールや電話はいつ来るかわかりません。その音が犯人に届き、命を落とすこともあります。とはいえ、銃撃戦後に情報収集をしたり、安否確認で必要になることもあります。巻き込まれたときは、とりいそぎ電源を切っておく方がいいかもしれません」

6. 安否確認をすぐにできるようにしておく

外務省 / Via ezairyu.mofa.go.jp

海外に行く前に渡航登録サービスに登録しておきましょう。これに登録しておくと、テロに遭遇したときに、安否確認はもちろん、現地の大使館から周辺情報がメールで送られてきます。

・在留届
3カ月以上海外に滞在する場合は、日本大使館・総領事館に在留届を提出する義務があります。

これを提出すると、安否の確認、緊急連絡、救援活動、留守宅への連絡等が速やかに対応できるとのこと。

・たびレジ
3ヶ月未満の滞在の場合に使う在留届のようなシステム。任意で旅行日程・滞在先・連絡先を登録します。緊急事態発生時の連絡メールなどが届きます。
https://www.buzzfeed.com/yuikashima/terror-attack?utm_term=.jj0xoGRdd#.gtao5A1nn