露・ラブロフ外相 北方領土「返さない」 | 日本のお姉さん

露・ラブロフ外相 北方領土「返さない」

露・ラブロフ外相 北方領土「返さない」
日本テレビ系(NNN) 6月1日(水)8時5分配信

今月、日本とロシアの平和条約に関する事務レベル協議が行われるのを前に、ロシアのラブロフ外相が、北方領土は「返さない」と発言した。

ラブロフ外相の発言は、地元メディアが先月31日に行ったインタビューで、読者からの質問に答えたもの。

「我々は(北方領土を)返さない。平和条約の締結を懇願することもない」-ラブロフ外相はこのように述べ、北方領土が第二次大戦の結果、旧ソ連の領土になったと、日本が認めることが交渉を進める条件だと、これまでの主張を繰り返した。

平和条約の締結をめぐっては、先月行われた首脳会談の合意に基づいて、今月東京で事務レベルの協議が行われる予定。今回の発言は、協議を前に、日本をけん制する狙いがあるものとみられる。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160601-00000009-nnn-int


黒人を洗うとアジア人に…中国の洗剤CMに批判
読売新聞 6月1日(水)7時29分配信

【北京=竹腰雅彦】黒人を洗濯機にかけるとアジア人に――。

中国で流れた洗剤のコマーシャル(CM)が、欧米などから「人種差別」との批判を浴び、会社側が謝罪、放映を取りやめた。CMは、欧米メディアが取り上げるまで中国国内では問題視されておらず、人種問題への対応を巡り物議を醸している。

CMは約50秒で、3月からインターネットで放映された。ペンキで汚れた黒人男性の口に商品の洗剤を入れ、洗濯機で洗うと、中からアジア人男性が真っ白になった服で現れ、女性が喜ぶという内容。会社は5月28日夜に謝罪とCMの削除を発表したが、映像はネット上で拡散している。

CMを巡り、外国からの抗議の有無を問われた中国外務省報道官は「一企業の不適切な行為だ」と火消しに躍起になっている。中国紙・環球時報は社説で、「人種差別問題で中国人に繊細さが欠けるのは事実」と認めながら、欧米と中国社会の発展の経緯は異なり、「西側(欧米)の尺度」だけで中国社会を批判すべきでないと主張した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160531-00050116-yom-int


違法操業の中国漁船拿捕、南ア海軍が乗組員を勾留
ロイター 5月25日(水)16時1分配信

南アフリカ海軍は、同国沖でイカの違法操業をしていた中国漁船3隻を拿捕し、乗組員約100人を勾留した。3隻は5月20日、無許可で南アの排他的経済水域に侵入。最寄りの港に向かうよう命じられたが、逃走を図ったため拿捕された。
Fu Yuan Yu 7880とFu Yang Yu 7881、Run Da 617の3隻には合計600トンのイカの水揚げがあり、どの船も操業許可を持っていなかった。
同国農林水産省の担当官は「海洋資源の略奪を容認することはできない」と述べ、「近年、違法操業が急増している」と実情を明らかにした。
違法操業が認められれば、3隻の船長には実刑と罰金が科せられる。

(南アフリカ、ケープタウン、5月24日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160525-00010003-reutv-m_est&pos=2


人間が空から降ってきた ロンドンで頻発する墜落死の謎に迫る
デイリー新潮 6月1日(水)6時2分配信

空から人が降ってくる!?

5月8日甲子園球場で行われた阪神―ヤクルト戦のさなか、外野グラウンド上に魚が降ってきた。驚いた外野手は試合を中断させた。また2009年には石川県七尾市で100匹以上のオタマジャクシが降った。メディアでも大きく取り上げられ話題になった。古来より動物や魚が空から降る現象は「ファフロツキーズ」と呼ばれ世界各地でおこっていた。

しかし、ロンドンでは事情が違う。人間が降ってくるのだ。それも頻繁に。げんに直近では4月末にも「デイリー・ミラー」や「ザ・サン」など、いくつかの英国メディアに次のような記事が掲載された。

「ロンドンのオフィスビルの屋上で頭のない死体が発見される。1400フィート(427メートル)の高さから落ちてきて、エアコンの室外機に激突、バラバラに!」

種明かしをすると、ビルの上空はロンドン・ヒースロー空港への着陸ルートとなっており、ちょうどこの辺りを通過するタイミングで、主脚を納めた旅客機下部の格納庫が開くのだ。死体は密航を試みた29歳のモザンビーク人青年のものだったという。南アフリカ・ヨハネスブルクの空港でロンドン行きの英国航空機に忍び込んだものの、寒さと疲労のために意識を失い、落下したものとみられる。

実は、同じ飛行機でもう一人モザンビーク人が密航していたのだが、その人物は意識不明の重体に陥りながらも、一命を取り留め、健康を回復した後に行方をくらませたというから驚かされる。世界最高峰のエベレストを超える上空10000メートルという高度では、空気が薄く呼吸することも困難な上、温度はマイナス60度まで下がることもあるという。そんな極限状態に長時間、身を置きながら生還を果たしたというのは、まさに“奇跡”のようにも思える。

しかし、こんなデータもある。

2012年に英国BBC放送が伝えたところによると、「1947年以降、旅客機の主脚格納部に潜んで不法入国をしようとしたケースは、アメリカ連邦航空局(FAA)が把握しているだけでも全世界で96人、亡くなったのはそのうち73人」──。

つまり、飛行機による密航を試みた者の、4分の1がこの無謀としか思えない企てを成功させているわけだ。逆に言えば4分の3は失敗、そのうちの何割かが“空から降ってくる”ことになる。

彼らはなぜそこまでして密航を企てるのだろうか。『空から降ってきた男──アフリカ「奴隷社会」の悲劇』(新潮社刊)の著者小倉孝保氏はその理由をこう語る。

「たとえば、アフリカ・モザンビークの田舎で農業や漁業をしていては収入は不安定で、微々たるものです。それが首都マプトに出ると、収入は月50ドルになり、隣国の南アフリカでは週50ドルに増える。ロンドンをはじめとする欧州の大都市では50ドルは日給にもならないでしょう。ロンドンのレストランで働けば、たった1日でマプトでの月給分を稼ぐことができるのです。

アフリカの人々はヨーロッパの豊かさを知っています。アフリカでは今、どんな小さな村でも英国のサッカー・プレミアリーグを観ている。プレミアで活躍する選手にはアフリカ出身者が多い。電気の届いていない村でさえ、衛星放送受信用のパラボラアンテナがある。そして、バッテリーで衛星テレビを観る。そのテレビを観ていると、大企業のCMを通じて、先進国の生活に触れることができる。アフリカ人にとって、欧州はすぐそこにある。そして、その欧州はいつも明るく輝いているんです」

小倉氏は同書の中で2012年9月にロンドン郊外の住宅地に「降ってきた男」の身元を辿り、アフリカ社会の現状につきあたる事になる。そして、弱肉強食の「新自由主義」に蹂躙され、想像を絶する格差が広がるアフリカから抜け出そうとした一人の青年の悲劇的なストーリーが浮かび上がってくる。人が空から降ってくる理由、それがまさか「格差」だったとは、いやはや。

デイリー新潮編集部
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160601-00509134-shincho-int