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くまモン紙風船で支援の輪=新潟の製造元が売り上げ寄付-被災者「勇気づけられた」
2016年05月12日 05時06分 提供:時事通信

愛らしい3種類のくまモン紙風船と磯野紙風船製造所社長の磯野成子さん=2日午前、新潟県出雲崎町の同社

熊本地震1カ月を前に、新潟県出雲崎町の紙風船メーカーが被災地支援のため、取引先の熊本県南阿蘇村の雑貨店に代わり、同県のマスコットキャラクター「くまモン」の紙風船を販売する。売り上げは雑貨店と同県、南阿蘇村に全額寄付する。
販売するのは磯野紙風船製造所。2010年に南阿蘇村河陽地区の雑貨店「ラブランド」の注文を受け、くまモンの顔をデザインした紙風船を製造してきた。
製造所社長の磯野成子さん(64)は熊本地震後、ラブランド店長の清田真理子さん(63)に電話し、店舗の被災を知った。自身も中越沖地震(07年)などの経験があり、「(災害は)すごく身近に感じる」という。
製造所は大型連休を返上。くまモンの紙風船3種類、計1000個を急ピッチで作った。磯野さんは「紙風船で熊本への支援の輪が広がればうれしい。くまモンならできる」と思いを語った。福島県郡山市にある和雑貨店からも、既に支援の申し出があるという。
阿蘇山のふもとにあるラブランドの店舗は床に亀裂が入り、店での営業は当面難しい。清田さんは「くまモン紙風船はとても人気の商品。磯野さんの気持ちに勇気づけられた。この地で何とか踏ん張り、再起したい」と話した。
紙風船は1個350円(送料別)。注文は、はがきかファクスで被災地へのメッセージを添え、磯野紙風船製造所まで。住所は出雲崎町羽黒町423。ファクスは0258(78)2107。14、15両日には、東京都台東区の上野公園で開催される物産展「えちご長岡・佐渡広域観光フェア」でも販売する。 【時事通信社】
http://news.ameba.jp/20160512-80/

1人々が熊本の人々のためにできることをしたらいいと思います。