マレーは、ジョコビッチがサーブを打てなかったのは自分のせいだと述べ
ジョコビッチ、違反をかばったマレーの精神に脱帽
AFP=時事 5月9日(月)9時19分配信
テニス、マドリード・オープン、男子シングルス決勝。表彰式に臨むノバク・ジョコビッチ(左)とアンディ・マレー(2016年5月8日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2016)の男子シングルスを制したノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は、8日の決勝を終え、試合中に自分の違反行為をかばった対戦相手、アンディ・マレー(Andy Murray、英国)のスポーツマンシップをたたえた。
世界ランク1位のジョコビッチは、最終セットの第7ゲームでサーブを打とうとした際、時間をかけすぎているとして、審判からタイムバイオレーション(ゲーム遅延)の警告を受けた。
しかしマレーは、ジョコビッチがサーブを打てなかったのは自分のせいだと述べ、審判に「彼を待たせたのは自分だ。彼は5秒前には準備ができていたんだ」と必死で主張した。
結果的に6-2、3-6、6-3で勝利を収め、2度目の大会制覇と、ATPワールドツアー・マスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)で歴代最多となる29度目の優勝を飾ったジョコビッチだが、対戦相手のスポーツマンシップをたたえ、自身のツイッター(Twitter)に「アンディ・マレー(@andy_murray)、今夜は君のスポーツマンシップを見て、本当にうれしく、とても感激した。テニス界には、君のようなアンバサダー(大使)がいてくれてラッキーだ。ありがとう」と投稿した。【翻訳編集】 AFPBB News
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160509-00000006-jij_afp-spo
読んでいて爽やかな気分になるニュース。
アンディ・マレーは、ジェントルマンだな~。
チュウゴクの広州恒大がサッカーがやけに強いと思ったら
選手を爆買いしていたのか~。
~~~~~~
中国行きが裏目? “55億円”男の転落劇
フットボールチャンネル 5月7日(土)21時0分配信
中国行きが裏目? “55億円”男の転落劇
ジャクソン・マルティネス【写真:Getty Images】
わずか1年前、ヨーロッパの移籍市場を騒がせていた男が欧州サッカーシーンから姿を消した。スペインメディアは、中国・広州恒大のコロンビア人FWジャクソン・マルティネスの中国移籍が失敗だったと示唆している。6日、スペイン紙『マルカ』が報じた。
4日に発表されたコパ・アメリカに参加するコロンビア代表の予備登録リストに彼の名前はなかった。現在故障中ということもあるが、広州恒大での出場9試合3ゴールという数字も、コロンビア代表ペケルマン監督を満足させるものではなかったということだ。「リハビリを続けており、すぐに復帰する」とは本人のコメントだが、同監督は移動距離の問題もあることを述べている。
2012年からの3シーズン、ポルトガルのポルト時代では、143試合で94ゴールという素晴らしい記録を残し、一躍サッカーシーンで注目を集める存在となった。そして、ポルトからアトレティコ・マドリーという流れに、誰もが同胞のラダメル・ファルカオとその姿を重ねていた。しかし、アトレティコにフィットせず、わずか半年で4200万ユーロ(約55億円)の移籍金とともに中国行きを選択した。
結局、この選択が彼をヨーロッパのサッカーシーンから遠ざけてしまい、そして母国の代表からも遠ざかってしまうこととなったようだ。
果たして、マルティネスに再び欧州サッカーシーンの表舞台に返り咲けるチャンスは訪れるのか?2014年のワールドカップで、日本代表を粉砕した彼のポテンシャルを我々は思い知らされている。まだまだヨーロッパのトップレベルで見たい選手だ。
フットボールチャンネル
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160507-00010019-footballc-socc
爆買い中国に元豪代表ケーヒルも苦言。「狂気だ。選手のためにならない」
2016年02月08日(Mon)18時02分配信
photo Getty Images
今冬数々のスター選手を獲得している中国クラブに、アジアの英雄が苦言を呈している。8日、イギリス『ロイター』が報じた。
江蘇蘇寧が移籍金65億円でアレックス・テイシェイラ、ラミレス、ジョーのブラジル代表MFを獲得。広州恒大は移籍金55億円でジャクソン・マルティネスを獲得した。その他にもインテルのフレディ・グアリン、ローマのジェルビーニョも中国に参戦している。
ケーヒルは「狂気だね。僕はこれが中国リーグにとって良いことかはわからない」とコメントしている。
「彼らは力を持った。誰かがほしいと思えば獲得し、いらないと思えば放出することができる」
また、ケーヒルは「中国行きが選手のためになるか?ノーだ」と苦言を呈している。一方で、「中国という国を大きくすることの助けとなるだろうね」と語った。
中国の移籍市場は2月26日まで開いている。さらなるビッグディールは実現するのだろうか。
【了】
http://www.footballchannel.jp/2016/02/08/post136616/
江蘇蘇寧、テイシェイラを65億円で獲得! 中国で今冬一番のビッグディールに
2016年02月05日(Fri)16時34分配信
photo Getty Images
ウクライナ1部のシャフタール・ドネツクが5日、中国スーパーリーグの江蘇蘇寧にMFアレックス・テイシェイラが移籍したことを発表した。移籍金は5000万ユーロ(約65億円)となっている。
テイシェイラに関してはリバプールも獲得を狙っていた。移籍金3600万ユーロ(約47億2000万円)など2度目のオファーを行っている。しかし、シャフタールはそれ以上の移籍金を要求してきたために交渉は成立しなかった。
江蘇蘇寧は今冬すでにチェルシーのブラジル代表MFラミレス獲得を決めている。テイシェイラの獲得が決まったことで、広州恒大が獲得したジャクソン・マルティネスの移籍金4200万ユーロを上回る今冬一番のビッグディールとなった。
【了】
http://www.footballchannel.jp/2016/02/05/post136130/
とどまるところを知らない“爆買い”! 今冬に中国行きが決まった5人のビッグネーム
中国のクラブが有名選手を次々と獲得しサッカー界をにぎわせている。なかには強豪国の現役代表選手もおり、その潤沢な資金力には驚きを禁じ得ない。今回は今冬に中国への移籍が決まったビッグネーム5人を紹介する。
2016年02月04日(Thu)10時30分配信
シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
ジャクソン・マルティネス
広州恒大に移籍したジャクソン・マルティネス【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリー→広州恒大
[移籍金]
4200万ユーロ(約54億6000万円)
この冬、多くの中国クラブが大物選手を爆買いしていく中、広州恒大は不気味な静けさを漂わせていた。しかし、交渉は水面下で進んでいたようだ。
ミランからのオファーを蹴り、鳴り物入りでアトレティコ・マドリーに加入したコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスは、わずか半年でスペインを去って中国へと向かうことになった。
1月末には江蘇蘇寧が中国サッカー史上最高額となる2800万ユーロ(約36億4000万円)でチェルシーからブラジル代表MFラミレスを獲得したが、広州恒大はそれをはるかに上回る4200万ユーロ(約54億6000万円)の大金を叩き、いとも簡単に記録を更新。わずか1週間足らずで格の違いを見せつけた。
J・マルティネスといえば、2014年ブラジルW杯日本戦で2得点を決めたストライカーだ。そして、今年のACLで広州恒大は浦和レッズと同組となっている。その牙は、再び日本へと向けられるのだろうか。
【次ページ】フレディ・グアリン
グアリン
上海申花に加入したフレディ・グアリン【写真:Getty Images】
インテル→上海申花
[移籍金]
推定1300万ユーロ(約17億円)
日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、ついにダイナモの放出を決断した。2012年にポルトからインテルに移籍したフレディ・グアリンは、イタリアでの4年間の冒険を終え、上海申花に加入する。移籍金は1300万ユーロ(約17億円)となった。
好不調の波が激しくインテルでは絶対的な信頼を獲得できていなかったグアリンだが、昨年9月のミラノダービーでは見事なミドルシュートで決勝点を決めるなど実力は折り紙つきだ。セリエAよりもスペースのあるアジアでは、持ち前の攻撃力を存分に発揮できるだろう。
ジェルビーニョ
河北華夏に移籍したコートジボワール代表FWジェルビーニョ【写真:Getty Images】
ローマ→河北華夏
[移籍金]
推定1500万ユーロ(約19億5000万円)
広州恒大や上海申花などが大型補強を進める中、今冬はさらに各地で中国行きが加速している。ローマを退団し、河北華夏に加入したコートジボワール代表FWジェルヴィーニョもその例外ではないだろう。
移籍金1500万ユーロ(約19億5000万円)で3年契約を結んだとされている。今季は公式戦17試合に出場し7得点を決めるなど、絶賛活躍中だったFWだ。その選手を獲得したとなれば、昨季5連覇を達成した広州恒大を脅かす存在となるかもしれない。いずれはACLでJリーグ勢にとって脅威となる可能性もあるだろう。
江蘇蘇寧に移籍したブラジル代表MFラミレス【写真:Getty Images】
ラミレス
チェルシー→江蘇蘇寧
[移籍金]
2800万ユーロ(約36億4000万円)
この冬の移籍市場で最も名前を聞くことの多かった中国のクラブと言えば江蘇蘇寧だろう。ミランのルイス・アドリアーノ、ローマのジェルビーニョ、インテルのフレディ・グアリンの獲得はいずれも土壇場で破談となったが、ついに念願のスター選手を手中に収めた。
豊富な運動量でチェルシーの中盤を長く支え続けたラミレスを、中国サッカー史上最高額となる2800万ユーロ(約36億4000万円)で獲得。まさに、“爆買い”ともいえる電撃移籍劇だった。今季はチェルシーで出場機会が限られていたものの、現役ブラジル代表が中国に来たことは驚きを持って伝えられた。
江蘇蘇寧にはかつて浦和レッズでプレーしたエスクデロ競飛王もしており、ACLではFC東京と対戦する可能性もある。欧州のクラブに熱い視線を注いでおり、さらなるビッグネーム到来もあるかもしれない。
【次ページ】アルベルト・ザッケローニ
北京国安の監督に就任したアルベルト・ザッケローニ氏【写真:Getty Images】
無所属→北京国安
元日本代表指揮官であるアルベルト・ザッケローニ監督は今季より活躍の場を中国・北京に移すことを決断した。
ザッケローニ監督にはJクラブも関心を示していたが、高額な年俸によって北京国安に奪われてしまった形だ。同氏は名古屋グランパスのオファーを断っている。
ユベントス、日本代表での失敗を経て、ザッケローニ監督は母国イタリアでは“終わった監督”となってしまった。セリエAクラブからオファーがなかったことを「忘れられた」と語るなど、本人も不満を感じているようだ。
ザッケローニ監督にとって、アジアを制しクラブ・ワールドカップで欧州クラブと激突することは大きな目標だろう。かつての日本代表指揮官の“リベンジ”に注目したい。
【了】
http://www.footballchannel.jp/2016/02/04/post135757/
ザック率いる北京国安、トルコ代表のエースを獲得…また1人中国へ
2016年02月17日(Wed)15時11分配信
photo Getty Images
Tags: アジア, アルベルト・ザッケローニ, ガラタサライ, トルコ, 中国, 中国スーパーリーグ, 北京国安, 移籍情報
ブラク・ユルマズ
北京国安に移籍したトルコ代表FWブラク・ユルマズ【写真:Getty Images】
アルベルト・ザッケローニ監督が率いる中国スーパーリーグの北京国安は、ガラタサライからトルコ代表FWブラク・ユルマズを獲得したことを発表した。
ユルマズはこれまでベジクタシュやフェネルバフチェなどトルコの名門クラブを渡り歩き、2012/13シーズンにガラタサライへ移籍。トルコ代表としては42試合で19得点を記録している。
中国メディア『新浪スポーツ』によれば、移籍金は800万ユーロ(約10億4000万円)の3年+1年の契約延長オプション付で、年俸は600万ユーロ(約7億8000万円)になるという。
かつて日本代表でも指揮を執ったザッケローニ監督が就任した北京国安は、この冬にMFレナト・アウグストとFWクレーベルといった元ブラジル代表選手や、ウズベキスタン代表DFイゴール・クリメツらを獲得している。
この冬にはブラジル代表MFラミレスやコートジボワール代表FWジェルビーニョ、コロンビア代表MFフレディ・グアリンなど数多くのスター選手が中国へと移籍している。
【了】
http://www.footballchannel.jp/2016/02/17/post138095/
AFP=時事 5月9日(月)9時19分配信
テニス、マドリード・オープン、男子シングルス決勝。表彰式に臨むノバク・ジョコビッチ(左)とアンディ・マレー(2016年5月8日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2016)の男子シングルスを制したノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は、8日の決勝を終え、試合中に自分の違反行為をかばった対戦相手、アンディ・マレー(Andy Murray、英国)のスポーツマンシップをたたえた。
世界ランク1位のジョコビッチは、最終セットの第7ゲームでサーブを打とうとした際、時間をかけすぎているとして、審判からタイムバイオレーション(ゲーム遅延)の警告を受けた。
しかしマレーは、ジョコビッチがサーブを打てなかったのは自分のせいだと述べ、審判に「彼を待たせたのは自分だ。彼は5秒前には準備ができていたんだ」と必死で主張した。
結果的に6-2、3-6、6-3で勝利を収め、2度目の大会制覇と、ATPワールドツアー・マスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)で歴代最多となる29度目の優勝を飾ったジョコビッチだが、対戦相手のスポーツマンシップをたたえ、自身のツイッター(Twitter)に「アンディ・マレー(@andy_murray)、今夜は君のスポーツマンシップを見て、本当にうれしく、とても感激した。テニス界には、君のようなアンバサダー(大使)がいてくれてラッキーだ。ありがとう」と投稿した。【翻訳編集】 AFPBB News
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160509-00000006-jij_afp-spo
読んでいて爽やかな気分になるニュース。
アンディ・マレーは、ジェントルマンだな~。
チュウゴクの広州恒大がサッカーがやけに強いと思ったら
選手を爆買いしていたのか~。
~~~~~~
中国行きが裏目? “55億円”男の転落劇
フットボールチャンネル 5月7日(土)21時0分配信
中国行きが裏目? “55億円”男の転落劇
ジャクソン・マルティネス【写真:Getty Images】
わずか1年前、ヨーロッパの移籍市場を騒がせていた男が欧州サッカーシーンから姿を消した。スペインメディアは、中国・広州恒大のコロンビア人FWジャクソン・マルティネスの中国移籍が失敗だったと示唆している。6日、スペイン紙『マルカ』が報じた。
4日に発表されたコパ・アメリカに参加するコロンビア代表の予備登録リストに彼の名前はなかった。現在故障中ということもあるが、広州恒大での出場9試合3ゴールという数字も、コロンビア代表ペケルマン監督を満足させるものではなかったということだ。「リハビリを続けており、すぐに復帰する」とは本人のコメントだが、同監督は移動距離の問題もあることを述べている。
2012年からの3シーズン、ポルトガルのポルト時代では、143試合で94ゴールという素晴らしい記録を残し、一躍サッカーシーンで注目を集める存在となった。そして、ポルトからアトレティコ・マドリーという流れに、誰もが同胞のラダメル・ファルカオとその姿を重ねていた。しかし、アトレティコにフィットせず、わずか半年で4200万ユーロ(約55億円)の移籍金とともに中国行きを選択した。
結局、この選択が彼をヨーロッパのサッカーシーンから遠ざけてしまい、そして母国の代表からも遠ざかってしまうこととなったようだ。
果たして、マルティネスに再び欧州サッカーシーンの表舞台に返り咲けるチャンスは訪れるのか?2014年のワールドカップで、日本代表を粉砕した彼のポテンシャルを我々は思い知らされている。まだまだヨーロッパのトップレベルで見たい選手だ。
フットボールチャンネル
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160507-00010019-footballc-socc
爆買い中国に元豪代表ケーヒルも苦言。「狂気だ。選手のためにならない」
2016年02月08日(Mon)18時02分配信
photo Getty Images
今冬数々のスター選手を獲得している中国クラブに、アジアの英雄が苦言を呈している。8日、イギリス『ロイター』が報じた。
江蘇蘇寧が移籍金65億円でアレックス・テイシェイラ、ラミレス、ジョーのブラジル代表MFを獲得。広州恒大は移籍金55億円でジャクソン・マルティネスを獲得した。その他にもインテルのフレディ・グアリン、ローマのジェルビーニョも中国に参戦している。
ケーヒルは「狂気だね。僕はこれが中国リーグにとって良いことかはわからない」とコメントしている。
「彼らは力を持った。誰かがほしいと思えば獲得し、いらないと思えば放出することができる」
また、ケーヒルは「中国行きが選手のためになるか?ノーだ」と苦言を呈している。一方で、「中国という国を大きくすることの助けとなるだろうね」と語った。
中国の移籍市場は2月26日まで開いている。さらなるビッグディールは実現するのだろうか。
【了】
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江蘇蘇寧、テイシェイラを65億円で獲得! 中国で今冬一番のビッグディールに
2016年02月05日(Fri)16時34分配信
photo Getty Images
ウクライナ1部のシャフタール・ドネツクが5日、中国スーパーリーグの江蘇蘇寧にMFアレックス・テイシェイラが移籍したことを発表した。移籍金は5000万ユーロ(約65億円)となっている。
テイシェイラに関してはリバプールも獲得を狙っていた。移籍金3600万ユーロ(約47億2000万円)など2度目のオファーを行っている。しかし、シャフタールはそれ以上の移籍金を要求してきたために交渉は成立しなかった。
江蘇蘇寧は今冬すでにチェルシーのブラジル代表MFラミレス獲得を決めている。テイシェイラの獲得が決まったことで、広州恒大が獲得したジャクソン・マルティネスの移籍金4200万ユーロを上回る今冬一番のビッグディールとなった。
【了】
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とどまるところを知らない“爆買い”! 今冬に中国行きが決まった5人のビッグネーム
中国のクラブが有名選手を次々と獲得しサッカー界をにぎわせている。なかには強豪国の現役代表選手もおり、その潤沢な資金力には驚きを禁じ得ない。今回は今冬に中国への移籍が決まったビッグネーム5人を紹介する。
2016年02月04日(Thu)10時30分配信
シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
ジャクソン・マルティネス
広州恒大に移籍したジャクソン・マルティネス【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリー→広州恒大
[移籍金]
4200万ユーロ(約54億6000万円)
この冬、多くの中国クラブが大物選手を爆買いしていく中、広州恒大は不気味な静けさを漂わせていた。しかし、交渉は水面下で進んでいたようだ。
ミランからのオファーを蹴り、鳴り物入りでアトレティコ・マドリーに加入したコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスは、わずか半年でスペインを去って中国へと向かうことになった。
1月末には江蘇蘇寧が中国サッカー史上最高額となる2800万ユーロ(約36億4000万円)でチェルシーからブラジル代表MFラミレスを獲得したが、広州恒大はそれをはるかに上回る4200万ユーロ(約54億6000万円)の大金を叩き、いとも簡単に記録を更新。わずか1週間足らずで格の違いを見せつけた。
J・マルティネスといえば、2014年ブラジルW杯日本戦で2得点を決めたストライカーだ。そして、今年のACLで広州恒大は浦和レッズと同組となっている。その牙は、再び日本へと向けられるのだろうか。
【次ページ】フレディ・グアリン
グアリン
上海申花に加入したフレディ・グアリン【写真:Getty Images】
インテル→上海申花
[移籍金]
推定1300万ユーロ(約17億円)
日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、ついにダイナモの放出を決断した。2012年にポルトからインテルに移籍したフレディ・グアリンは、イタリアでの4年間の冒険を終え、上海申花に加入する。移籍金は1300万ユーロ(約17億円)となった。
好不調の波が激しくインテルでは絶対的な信頼を獲得できていなかったグアリンだが、昨年9月のミラノダービーでは見事なミドルシュートで決勝点を決めるなど実力は折り紙つきだ。セリエAよりもスペースのあるアジアでは、持ち前の攻撃力を存分に発揮できるだろう。
ジェルビーニョ
河北華夏に移籍したコートジボワール代表FWジェルビーニョ【写真:Getty Images】
ローマ→河北華夏
[移籍金]
推定1500万ユーロ(約19億5000万円)
広州恒大や上海申花などが大型補強を進める中、今冬はさらに各地で中国行きが加速している。ローマを退団し、河北華夏に加入したコートジボワール代表FWジェルヴィーニョもその例外ではないだろう。
移籍金1500万ユーロ(約19億5000万円)で3年契約を結んだとされている。今季は公式戦17試合に出場し7得点を決めるなど、絶賛活躍中だったFWだ。その選手を獲得したとなれば、昨季5連覇を達成した広州恒大を脅かす存在となるかもしれない。いずれはACLでJリーグ勢にとって脅威となる可能性もあるだろう。
江蘇蘇寧に移籍したブラジル代表MFラミレス【写真:Getty Images】
ラミレス
チェルシー→江蘇蘇寧
[移籍金]
2800万ユーロ(約36億4000万円)
この冬の移籍市場で最も名前を聞くことの多かった中国のクラブと言えば江蘇蘇寧だろう。ミランのルイス・アドリアーノ、ローマのジェルビーニョ、インテルのフレディ・グアリンの獲得はいずれも土壇場で破談となったが、ついに念願のスター選手を手中に収めた。
豊富な運動量でチェルシーの中盤を長く支え続けたラミレスを、中国サッカー史上最高額となる2800万ユーロ(約36億4000万円)で獲得。まさに、“爆買い”ともいえる電撃移籍劇だった。今季はチェルシーで出場機会が限られていたものの、現役ブラジル代表が中国に来たことは驚きを持って伝えられた。
江蘇蘇寧にはかつて浦和レッズでプレーしたエスクデロ競飛王もしており、ACLではFC東京と対戦する可能性もある。欧州のクラブに熱い視線を注いでおり、さらなるビッグネーム到来もあるかもしれない。
【次ページ】アルベルト・ザッケローニ
北京国安の監督に就任したアルベルト・ザッケローニ氏【写真:Getty Images】
無所属→北京国安
元日本代表指揮官であるアルベルト・ザッケローニ監督は今季より活躍の場を中国・北京に移すことを決断した。
ザッケローニ監督にはJクラブも関心を示していたが、高額な年俸によって北京国安に奪われてしまった形だ。同氏は名古屋グランパスのオファーを断っている。
ユベントス、日本代表での失敗を経て、ザッケローニ監督は母国イタリアでは“終わった監督”となってしまった。セリエAクラブからオファーがなかったことを「忘れられた」と語るなど、本人も不満を感じているようだ。
ザッケローニ監督にとって、アジアを制しクラブ・ワールドカップで欧州クラブと激突することは大きな目標だろう。かつての日本代表指揮官の“リベンジ”に注目したい。
【了】
http://www.footballchannel.jp/2016/02/04/post135757/
ザック率いる北京国安、トルコ代表のエースを獲得…また1人中国へ
2016年02月17日(Wed)15時11分配信
photo Getty Images
Tags: アジア, アルベルト・ザッケローニ, ガラタサライ, トルコ, 中国, 中国スーパーリーグ, 北京国安, 移籍情報
ブラク・ユルマズ
北京国安に移籍したトルコ代表FWブラク・ユルマズ【写真:Getty Images】
アルベルト・ザッケローニ監督が率いる中国スーパーリーグの北京国安は、ガラタサライからトルコ代表FWブラク・ユルマズを獲得したことを発表した。
ユルマズはこれまでベジクタシュやフェネルバフチェなどトルコの名門クラブを渡り歩き、2012/13シーズンにガラタサライへ移籍。トルコ代表としては42試合で19得点を記録している。
中国メディア『新浪スポーツ』によれば、移籍金は800万ユーロ(約10億4000万円)の3年+1年の契約延長オプション付で、年俸は600万ユーロ(約7億8000万円)になるという。
かつて日本代表でも指揮を執ったザッケローニ監督が就任した北京国安は、この冬にMFレナト・アウグストとFWクレーベルといった元ブラジル代表選手や、ウズベキスタン代表DFイゴール・クリメツらを獲得している。
この冬にはブラジル代表MFラミレスやコートジボワール代表FWジェルビーニョ、コロンビア代表MFフレディ・グアリンなど数多くのスター選手が中国へと移籍している。
【了】
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