言葉がダブッてる
2時のうんちく劇場
2015年9月9日 重複言葉
2015/9/ 9
本日9月9日は、9が二つ重なる事から「重陽」と呼ばれてます。
ということで、本日は同じ意味の言葉が重なる
「重複言葉(ちょうふくことば)」について。
例えば日本語を英語で説明する時に「富士川」「安倍川」と呼ばれている名前を「富士川リバー」とか「安倍川リバー」と呼ぶのも重複言葉です。最近は富士山の英語表記は「マウント富士」になってきましたが、昔は「富士山マウント」と書かれていました。実は今でも金閣寺に行くと、説明の看板に「キンカクジテンプル」と書かれています。
逆に日本に入ってきた言葉で重複言葉になっている物もたくさんあります。知らずに使ってしまう言葉では「ダーツの矢」がそうですが、ダーツ自体が「矢」という意味の言葉です。他に「クーポン券」のクーポン自体が券という意味です。
訂正されつつあるものでは、フラがダンスを意味するので、フラダンスはダンスダンス。
トリコロールは三色の意味なので、トリコロールカラーは三色色。
韓国領でチゲは鍋を意味するので、チゲ鍋は鍋鍋。
日本国内でも北海道などではアイヌ語由来の言葉では、襟裳(えりも)はアイヌ語で岬、屈斜路(くっしゃろ)はアイヌ語で湖、つまり襟裳岬、屈斜路湖は重複しています。
イスラム系でも「アラーの神」もアラーは唯一神なので、アラーの神は神神。「シーア派」もシーア自体が派閥という意味なので、シーア派は派派。
スキーという言葉は元々ノルウェー後で薄い板を意味するので、スキー板は板板。サハラは沙漠の意味なのでサハラ砂漠は沙漠沙漠ガンジスはサンスクリット語で川なので、ガンジス川は「川川」ですが、川に関しての重複は多く、ナイル川、インダス川、タイのメナム川、インドシナ半島のメコン川、シベリアのアムール川もすべて「川川」です。
日本語の間違いとして「過半数を超える」(半分を超えているから過半数なので、さらに超える必要は無い)とか、「全員総立ち」(全員立っているから総立ち)、「エントリー番号ナンバー1」や「朝の朝礼」「違和感を感じる」などもそうです。
普通に出来上がっている言葉として「排気ガス」も(気がガスの意味)、「突然のハプニング」(突然起こることがハプニング)、 「まだ未定」(まだなので未定)、 「三馬鹿トリオ」(三人なのでトリオ)、「いちばん最初」(一番なので最初)「通帳に記帳する」など音楽の歌詞では強調するために、意図的に同じ言葉を重ねることがありますが、ポール・マッカートニーの曲でNo More Lonely Nightsの日本語タイトル「ひとりぼっちのロンリーナイト」はどうかと思います。
自分の中で決着がついていない重複言葉としては石川さゆりさんの「天城越え」の中にある 「~あなたと越えたい天城越え~」はどうなんだろうという問題があります。
投稿者:らぶらじスタッフ
http://www.at-s.com/sbsradio/program/love/2015/09/201599.html
違和感を感じるなんかは、普通に使ってしまいそう。気を付けよう。違和感があるでいいかな。
スペインのグアダルキビル川は、アラブ語でグアダルは川、大きいはキビルなので、大きい川川。こんなの「うんちく」にもなりませんわね。失礼しました~。スペイン語には、たまにアラブ語が混じっているからびっくりする。インドネシア語にもアラブ語が混じっています。
2015年9月9日 重複言葉
2015/9/ 9
本日9月9日は、9が二つ重なる事から「重陽」と呼ばれてます。
ということで、本日は同じ意味の言葉が重なる
「重複言葉(ちょうふくことば)」について。
例えば日本語を英語で説明する時に「富士川」「安倍川」と呼ばれている名前を「富士川リバー」とか「安倍川リバー」と呼ぶのも重複言葉です。最近は富士山の英語表記は「マウント富士」になってきましたが、昔は「富士山マウント」と書かれていました。実は今でも金閣寺に行くと、説明の看板に「キンカクジテンプル」と書かれています。
逆に日本に入ってきた言葉で重複言葉になっている物もたくさんあります。知らずに使ってしまう言葉では「ダーツの矢」がそうですが、ダーツ自体が「矢」という意味の言葉です。他に「クーポン券」のクーポン自体が券という意味です。
訂正されつつあるものでは、フラがダンスを意味するので、フラダンスはダンスダンス。
トリコロールは三色の意味なので、トリコロールカラーは三色色。
韓国領でチゲは鍋を意味するので、チゲ鍋は鍋鍋。
日本国内でも北海道などではアイヌ語由来の言葉では、襟裳(えりも)はアイヌ語で岬、屈斜路(くっしゃろ)はアイヌ語で湖、つまり襟裳岬、屈斜路湖は重複しています。
イスラム系でも「アラーの神」もアラーは唯一神なので、アラーの神は神神。「シーア派」もシーア自体が派閥という意味なので、シーア派は派派。
スキーという言葉は元々ノルウェー後で薄い板を意味するので、スキー板は板板。サハラは沙漠の意味なのでサハラ砂漠は沙漠沙漠ガンジスはサンスクリット語で川なので、ガンジス川は「川川」ですが、川に関しての重複は多く、ナイル川、インダス川、タイのメナム川、インドシナ半島のメコン川、シベリアのアムール川もすべて「川川」です。
日本語の間違いとして「過半数を超える」(半分を超えているから過半数なので、さらに超える必要は無い)とか、「全員総立ち」(全員立っているから総立ち)、「エントリー番号ナンバー1」や「朝の朝礼」「違和感を感じる」などもそうです。
普通に出来上がっている言葉として「排気ガス」も(気がガスの意味)、「突然のハプニング」(突然起こることがハプニング)、 「まだ未定」(まだなので未定)、 「三馬鹿トリオ」(三人なのでトリオ)、「いちばん最初」(一番なので最初)「通帳に記帳する」など音楽の歌詞では強調するために、意図的に同じ言葉を重ねることがありますが、ポール・マッカートニーの曲でNo More Lonely Nightsの日本語タイトル「ひとりぼっちのロンリーナイト」はどうかと思います。
自分の中で決着がついていない重複言葉としては石川さゆりさんの「天城越え」の中にある 「~あなたと越えたい天城越え~」はどうなんだろうという問題があります。
投稿者:らぶらじスタッフ
http://www.at-s.com/sbsradio/program/love/2015/09/201599.html
違和感を感じるなんかは、普通に使ってしまいそう。気を付けよう。違和感があるでいいかな。
スペインのグアダルキビル川は、アラブ語でグアダルは川、大きいはキビルなので、大きい川川。こんなの「うんちく」にもなりませんわね。失礼しました~。スペイン語には、たまにアラブ語が混じっているからびっくりする。インドネシア語にもアラブ語が混じっています。