いつの時代でも金持ちの考えることは、他国に戦争をやらせて自分たちが得をすること | 日本のお姉さん

いつの時代でも金持ちの考えることは、他国に戦争をやらせて自分たちが得をすること

察するに猶太はその本質からしても戦争の勝敗は眼中になく、日支双方に軍需品其他を出来るだけ高く売り付け、正貨を絞れるだけ絞りとったあと、両国の困憊を十分に見極めてから、あわよくば支那を勝たせて思うがままの条件で投資しよう、その時が中支猶太国家出現の機会であると考えるのではなかろうか。
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ユダヤと言っても一枚板ではありませんから、英国の軍事力を背景にしたサッスーンが中支(おおむね長江流域)の権益を守るため日本を対ソ戦に導こうとしていたのかもしれません。
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今の状況から言えば、アメリカを支配する1%の支配者たちにしてみると、日本とチュウゴクを戦争に導いて2国がどちらもボロボロになってくれれば、お金儲けになるし、今後、ボロボロになったチュウゴクも支配しやすいし、一石二鳥だわね。日本は、金を吸い取るだけ吸い取って貧乏になったら、戦争の道具に使ってポイ捨てしたらいいじゃんと思っているはず。

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成28年(2016)4月13日(水曜日)弐
通算第4874号

「日本海軍の駆逐艦、戦後初。カムラン湾へ寄港」(英字紙)
フィリピンはパグアサ島に防衛設備建設へ
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広島で開催されたG7外相会議の共同宣言「力による領土・領海の拡張に断固反対する」の文言に猛烈に反撥する中国だが、アジア各国ならびに米国、日本、豪、インドの防衛協力態勢の構築が進んでいる。

フィリピンは南シナ海へ230キロ西のゾンイエ島(比名=パグアサ島)を防衛するため、セメント、建材などの運搬を開始し、監視施設の強化に乗り出した。
これは中国のスカボロー岩礁の埋立に対応するもので、ホセ・クイシア比駐米大使が記者会見で明らかにした。
付近の領海はフィリピンにとっって重要な漁場である。

またアジア各紙(英字紙)は海上自衛隊の護衛艦のベトナム寄港を「戦後初、日本海軍駆逐艦がカムラン湾へ寄港」と大きく報じている。
諸外国からみれば、わが海上自衛隊の「護衛艦」(有明)も、その機能からして「駆逐艦」。自衛隊は「海軍」と常識的表現になっている。

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(読者の声1) 前回の投稿でふれた、貴著「黒田官兵衛の情報学」には軍事・政治全般にわたり、いかに情報が活用され戦局を打開したか、あるいは偽情報で敵を撹乱したかなど様々な例が紹介されていますが、興味深かったのは秀吉が黒田官兵衛を遠ざける話です。

秀吉の朝鮮への渡海作戦(昔でいう朝鮮征伐)の立案には官兵衛を参加させなかったとあります。

朝鮮征伐が耶蘇教の脅威への対抗であり、キリシタンの黒田官兵衛を幕僚に引き入れることでキリスト教の情報ネットワークにうっかり利用される危惧と情報漏洩を恐れたためという指摘は目からウロコでした。

世界レベルで見ればキリスト教のネットワークとともに注目されるのがユダヤのネットワーク。

戦前の日本ではユダヤのネットワークを軽視したことが日露戦争の講和から日支事変に至るまで影を落としていると指摘した本があります。
近代デジタルライブラリー 「猶太禍」(西宮三城 著 昭和14年)
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1270323/1

まず日支事変との関連です。

『上海戦の始めに、我等はユダヤ民族の動向に注意せよと報じたが、その理由は彼等の立てた長江五十年計画が粉砕の淵にのぞみ、浙江財閥の名にかくれて投ぜられた数十億のユダヤ資本が根底から動かされるからであった。

然るにこの危険にさらされた支那におけるユダヤ財閥の代表、サッスーン財閥の大株主の一人であるサー・ヴィクター・サッスーンが英国から東洋への帰途、ニューヨークにおける談話として、2月2日のニューヨーク電報は案外な報を次の如く伝えている。

「もしも日本がソ連と戦う場合に、英米のなし得る最も賢明な方法は日本を支援することであろう。支那の焦土政策は最も非難さるべきもので、それは食料の生産配給を不可能ならしめ、支那事変が終了したのち、必ず支那に大飢饉が起るであろう。

英米両国が対日経済制裁乃至は輸出禁止をなす方法を採ることは、決して戦争を終熄せしむるに役立つものではない。」

英米を惧る人達にとって、この報道は将に天来の福音であり猶太親しむべし利用すべしとの思い付が油然として湧くことであろう。

だが猶太のあるものは別の場合において「支那の再建設に要する外国資本には、日軍も支那軍も一切いないのが一番都合が好い」と言って居る。

察するに猶太はその本質からしても戦争の勝敗は眼中になく、日支双方に軍需品其他を出来るだけ高く売り付け、正貨を絞れるだけ絞りとったあと、両国の困憊を十分に見極めてから、あわよくば支那を勝たせて思うがままの条件で投資しよう、その時が中支猶太国家出現の機会であると考えるのではなかろうか。

現在日本は、支那の戦線を心ならずも拡大しつつ、北より圧するソ連の威嚇的軍備配置に対して絶対緊張の折柄、「日ソもし戦わば日本を支持せよ」とは支那における猶太の立場から見て余りにも親切すぎるでははないか。

日ソの心戦は、すでに国境を越えて東洋の天地は目に見えぬ人民戦線の網に包まれんとして居るのに、挑発的なこの言葉は、日本をして更に厄介な長期戦を亜細亜の北部にも展開させんとする猶太的陰謀とも考えられる。

もしも日ソが武力に於いて取組んだならば、その時こそ彼等は悠々と中南支の実益を握り、戦争当事国である日ソ支は血みどろに喘ぎ、かつ、英米とても潜在的外交問題の台頭に悩まされ、各国家は完全に猶太に使役せられ、かつての独逸の如く悉く猶太財閥の足下に蹂躙されよう。

ここを狙ったのが仏船ノルマンディ号から上陸早々のV・サッスーンがニューヨークの記者を通して吾等に伝えたメッセージであった。』

ユダヤと言っても一枚板ではありませんから、英国の軍事力を背景にしたサッスーンが中支(おおむね長江流域)の権益を守るため日本を対ソ戦に導こうとしていたのかもしれません。

「猶太禍」ではこのあとアメリカにおけるユダヤ勢力の話、日露講和会議におけるウィッテがユダヤ人勢力をいかに気にしていたか、などを次回で紹介したいと思います。
(PB生、千葉)

(読者の声2)「ラジオ日本」からのお知らせです。宮崎正弘さんの生出演番組です。
来る4月22日(金曜)午後零時半からの「マット安川のずばり勝負」に出演し、時局、とりわけ国際情勢を語ります。
宮崎さんの出番は同日1250ごろから1357ごろまで、です。

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