ヒラリーにだけは、大統領になってもらいたくない。2
幼稚な独裁者トランプ
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Andy Chang
4月5日のウィスコンシン州プライマリーで、共和党側はトム・クルースがドナルド・トランプを48%対35%で破り、民主党側ではサンダースがヒラリーを破ってアメリカの大統領選挙は混戦となった。
今年の選挙は数十件の違法行為を犯したヒラリーと暴言の連続で人気が高いトランプの競争となり、人間の屑同士が大統領の地位を争う情けない状態である。
トランプは「メキシコとアメリカの国境に壁を作る、メキシコが代金を払う、払わせる」と主張して支持者を集めたが、メキシコがこんな金を払うはずがない。4月5日、ワシントンポストの有名記者ボブ・ウッドワードとロバート・コスタはトランプが送った2ページの「メキシコの壁策略」メモについて記事を書いた。
トランプの主張する国境の壁とは、アメリカとメキシコ間の全長1000マイル(1600キロ)に及ぶ国境に総額80億ドルの壁を作る、代金はメキシコ政府が払う、絶対に払わせると言うのである。メキシコのフォックス元大統領はメキシコ政府がこんなバカな金を払うことはないと反対した。
●メキシコ政府に壁の代金を払わせる
ワシントンポストの記事によると、トランプは大統領に就任したら直ちにメキシコに壁の資金の支払いを要求する、メキシコ政府が支払いを拒否したら、在米メキシコ人が自国の家族にアメリカで稼いだお金を送る現金送金(Remittance)を大統領の権限でストップすると言うのである。
在米メキシコ人が銀行の小切手やウエスタン・ユニオンの電報送金などを使って家族に送る金額は年額50~100億ドル、一説では250億ドルに達すると言う。
ウッドワード記者の記事によるとトランプはアメリカの愛国条例 (Patriot Act)の中にあるテロ防止」条例を大統領権限で変更し、すべての国外送金をストップすることが出来ると「メキシコの壁メモ」に書いた。概略は以下の通りである。
1日目、トランプはメキシコ政府に壁の代金、総額XXX億ドルを支払え、支払わなければ報復手段を取ると脅迫する。
2日目、メキシコ政府はこれを拒否するだろう。拒否すれば直ちに大統領命令でメキシコ系移民の電報送金の内容や送金者が違法移民であるかを検査すると言う。こうすれば送金はストップできるしメキシコは大いに困るからメキシコ政府はトランプに屈服して壁の代金を払うはずだと言う。
アメリカには1100万人の違法入国者がいて、「その大部分が違法送金している」とトランプは言う。だが合法的に居住しているメキシコ人は数千万人である。
彼らの送金もストップするのか。たとえ送金する者が違法入国者でも大統領がアメリカの金融機関に送金をストップを命令する権利があるのか。アメリカは民主国家のはずだが、トランプは独裁で諸国と外交断絶するというのだ。これはメキシコだけでなくアジアや中東諸国の移民にも該当する重大問題である。
これは国際貿易の基本である金融封鎖であり経済戦争である。しかもトランプは金融封鎖の次にメキシコ人の入国ヴィザの申請をストップし、ヴィザの申請費を大幅に吊り上げて入国申請をストップすると言う。これも大統領の権限で出来るのか。こうなったら国交断絶である。
オバマが大統領命令で国会の立法権を侵害して法令を作ったりしたことで米国の国会は最高法院にオバマの越権行為を告訴している。
トランプの放言はオバマよりも極端な独裁である。
大統領は電報送金や銀行送金などの経済行為を勝手な法令の解釈や改正でストップできるはずがない。国会が反対するのは明らかだが、仮にトランプが送金をストップすれば国際問題だけでなく、国内でも移民の法廷訴訟が数千万件も増えて法廷は麻痺するだろう。
オバマはトランプのメモについて、テロ防止でウエスタンユニオンの電報送金を検閲できるはずがないと嘲笑した。こんな幼稚なことを考える人間が大統領候補で、しかも一部の国民が幼稚なトランプを支持するのがアメリカの根本的問題である。
●駐米メキシコ大使の更迭
ワシントンポストがこの記事を発表したのが4月5日だったが、今日4月6日のニュースによるとメキシコ政府はトランプの暴言に対し、駐米大使を更迭すると発表した。メキシコ政府はトランプの暴言に強硬手段を取って反対すると決めたのである。
メキシコの駐米大使ミゲル・エベルゲニー(Miguel B Basa?ez Ebergenyi)はわずか7か月前に就任したばかりである。メキシコ政府は彼の軟弱な態度に不満だから更迭したのだ。代わりに任命されたのはカルロス・ソラーナ(Carlos Manuel Sada Solana)駐ロスアンゼルス総領事で、この人物は前にニューヨーク、シカゴ、トロント、サンアントニオなど各地の領事を務めたことがある経験豊富な外交官である。
報道によると在米メキシコ人はメキシコ政府がトランプの暴言に対し軟弱で、駐米大使もトランプの暴言を放置してきたことに憤慨していた。新任大使は北米におけるメキシコの権益を強く主張すべきだと言う。
●混沌たる選挙、混沌たる政治
アメリカには人材がいないのか。民主党はヒラリーが優勢でサンダースが追い上げている。共和党はトランプがクルースと争い、トランプが優勢である。四人のうち、まともな政見を持っているのはクルースだけ、しかも共和党は彼が嫌いで不支持だから共和党もトランプ降ろしに策がない、ダメな政党だ。
国民の人気投票ではトランプに反対が65%だが、今回のメキシコの壁のメモと、メキシコ政府の駐米大使の更迭は、ラテン系移民の100%がトランプ反対を唱えることになるだろう。
ラテン系移民はアメリカ人口の半数に近いそうだが、トランプとヒラリーが選挙にでればトランプは惨敗し共和党も分裂すると予測されている。ヒラリーが大統領になればクリントン一家の「悪の家庭(Vice Family)」がアメリカの政治を牛耳り、世界中の独裁者はクリントン家にせっせと金を貢いで繁栄するだろう。
オバマがアメリカの政治をダメにした。ところがオバマの後任に出馬したのが人間の屑ばかり、しかも悪い奴ほど国民の人気が高い。
今年11月の大統領選挙まで混沌は続き、後任の大統領が誰になるか全く予想できない。アメリカが衰退すれば世界各国も衰退し、各地で戦乱が続くだろう。
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アメリカが日本と戦争になる前、アメリカは日系人に1週間以内に、荷物をまとめて収容所に来いと命令した。1週間で、家も農場も、店も処分しないといけなかったのだ。
それは、財産没収と同じことですよ!?
そして、何の罪も無い日系人は、罪人のように収容所に入れられて、長い間、監獄生活をさせられていたのだ。それは人権に対する罪だろう。友人の日系アメリカ人のお父さんとお母さんは収容所で出会ったんだって言っていた。苺農園は、タダみたいな値段で手放すしかなかったらしい。アメリカは、人をゴミ扱いして、本当に嫌な国だよ。何が自由と平等の国?
「アメリカは、白人の自由と平等の国」とはっきり言ったらどうか。
メキシコ人の送金を止めるとか、よく言うよ。不法でなくアメリカにいるメキシコ人が可哀そう。
それに、不法滞在者のメキシコ人がもし、急にひとりもいなくなったら、結構、アメリカも困ると思うけど。たぶん、トランプは、大統領になる気が無い。言いたいことを言って問題を提議したいだけ。だけど、ヒラリーは、悪魔崇拝の世界征服をたくらむ悪の組織の人で、日本に来た時は、必ず、大金を日本に出させるから、ヒラリーにだけは、大統領になってもらいたくない。
トランプの方がマシ。日本の独立が一気に近くなる。
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Andy Chang
4月5日のウィスコンシン州プライマリーで、共和党側はトム・クルースがドナルド・トランプを48%対35%で破り、民主党側ではサンダースがヒラリーを破ってアメリカの大統領選挙は混戦となった。
今年の選挙は数十件の違法行為を犯したヒラリーと暴言の連続で人気が高いトランプの競争となり、人間の屑同士が大統領の地位を争う情けない状態である。
トランプは「メキシコとアメリカの国境に壁を作る、メキシコが代金を払う、払わせる」と主張して支持者を集めたが、メキシコがこんな金を払うはずがない。4月5日、ワシントンポストの有名記者ボブ・ウッドワードとロバート・コスタはトランプが送った2ページの「メキシコの壁策略」メモについて記事を書いた。
トランプの主張する国境の壁とは、アメリカとメキシコ間の全長1000マイル(1600キロ)に及ぶ国境に総額80億ドルの壁を作る、代金はメキシコ政府が払う、絶対に払わせると言うのである。メキシコのフォックス元大統領はメキシコ政府がこんなバカな金を払うことはないと反対した。
●メキシコ政府に壁の代金を払わせる
ワシントンポストの記事によると、トランプは大統領に就任したら直ちにメキシコに壁の資金の支払いを要求する、メキシコ政府が支払いを拒否したら、在米メキシコ人が自国の家族にアメリカで稼いだお金を送る現金送金(Remittance)を大統領の権限でストップすると言うのである。
在米メキシコ人が銀行の小切手やウエスタン・ユニオンの電報送金などを使って家族に送る金額は年額50~100億ドル、一説では250億ドルに達すると言う。
ウッドワード記者の記事によるとトランプはアメリカの愛国条例 (Patriot Act)の中にあるテロ防止」条例を大統領権限で変更し、すべての国外送金をストップすることが出来ると「メキシコの壁メモ」に書いた。概略は以下の通りである。
1日目、トランプはメキシコ政府に壁の代金、総額XXX億ドルを支払え、支払わなければ報復手段を取ると脅迫する。
2日目、メキシコ政府はこれを拒否するだろう。拒否すれば直ちに大統領命令でメキシコ系移民の電報送金の内容や送金者が違法移民であるかを検査すると言う。こうすれば送金はストップできるしメキシコは大いに困るからメキシコ政府はトランプに屈服して壁の代金を払うはずだと言う。
アメリカには1100万人の違法入国者がいて、「その大部分が違法送金している」とトランプは言う。だが合法的に居住しているメキシコ人は数千万人である。
彼らの送金もストップするのか。たとえ送金する者が違法入国者でも大統領がアメリカの金融機関に送金をストップを命令する権利があるのか。アメリカは民主国家のはずだが、トランプは独裁で諸国と外交断絶するというのだ。これはメキシコだけでなくアジアや中東諸国の移民にも該当する重大問題である。
これは国際貿易の基本である金融封鎖であり経済戦争である。しかもトランプは金融封鎖の次にメキシコ人の入国ヴィザの申請をストップし、ヴィザの申請費を大幅に吊り上げて入国申請をストップすると言う。これも大統領の権限で出来るのか。こうなったら国交断絶である。
オバマが大統領命令で国会の立法権を侵害して法令を作ったりしたことで米国の国会は最高法院にオバマの越権行為を告訴している。
トランプの放言はオバマよりも極端な独裁である。
大統領は電報送金や銀行送金などの経済行為を勝手な法令の解釈や改正でストップできるはずがない。国会が反対するのは明らかだが、仮にトランプが送金をストップすれば国際問題だけでなく、国内でも移民の法廷訴訟が数千万件も増えて法廷は麻痺するだろう。
オバマはトランプのメモについて、テロ防止でウエスタンユニオンの電報送金を検閲できるはずがないと嘲笑した。こんな幼稚なことを考える人間が大統領候補で、しかも一部の国民が幼稚なトランプを支持するのがアメリカの根本的問題である。
●駐米メキシコ大使の更迭
ワシントンポストがこの記事を発表したのが4月5日だったが、今日4月6日のニュースによるとメキシコ政府はトランプの暴言に対し、駐米大使を更迭すると発表した。メキシコ政府はトランプの暴言に強硬手段を取って反対すると決めたのである。
メキシコの駐米大使ミゲル・エベルゲニー(Miguel B Basa?ez Ebergenyi)はわずか7か月前に就任したばかりである。メキシコ政府は彼の軟弱な態度に不満だから更迭したのだ。代わりに任命されたのはカルロス・ソラーナ(Carlos Manuel Sada Solana)駐ロスアンゼルス総領事で、この人物は前にニューヨーク、シカゴ、トロント、サンアントニオなど各地の領事を務めたことがある経験豊富な外交官である。
報道によると在米メキシコ人はメキシコ政府がトランプの暴言に対し軟弱で、駐米大使もトランプの暴言を放置してきたことに憤慨していた。新任大使は北米におけるメキシコの権益を強く主張すべきだと言う。
●混沌たる選挙、混沌たる政治
アメリカには人材がいないのか。民主党はヒラリーが優勢でサンダースが追い上げている。共和党はトランプがクルースと争い、トランプが優勢である。四人のうち、まともな政見を持っているのはクルースだけ、しかも共和党は彼が嫌いで不支持だから共和党もトランプ降ろしに策がない、ダメな政党だ。
国民の人気投票ではトランプに反対が65%だが、今回のメキシコの壁のメモと、メキシコ政府の駐米大使の更迭は、ラテン系移民の100%がトランプ反対を唱えることになるだろう。
ラテン系移民はアメリカ人口の半数に近いそうだが、トランプとヒラリーが選挙にでればトランプは惨敗し共和党も分裂すると予測されている。ヒラリーが大統領になればクリントン一家の「悪の家庭(Vice Family)」がアメリカの政治を牛耳り、世界中の独裁者はクリントン家にせっせと金を貢いで繁栄するだろう。
オバマがアメリカの政治をダメにした。ところがオバマの後任に出馬したのが人間の屑ばかり、しかも悪い奴ほど国民の人気が高い。
今年11月の大統領選挙まで混沌は続き、後任の大統領が誰になるか全く予想できない。アメリカが衰退すれば世界各国も衰退し、各地で戦乱が続くだろう。
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アメリカが日本と戦争になる前、アメリカは日系人に1週間以内に、荷物をまとめて収容所に来いと命令した。1週間で、家も農場も、店も処分しないといけなかったのだ。
それは、財産没収と同じことですよ!?
そして、何の罪も無い日系人は、罪人のように収容所に入れられて、長い間、監獄生活をさせられていたのだ。それは人権に対する罪だろう。友人の日系アメリカ人のお父さんとお母さんは収容所で出会ったんだって言っていた。苺農園は、タダみたいな値段で手放すしかなかったらしい。アメリカは、人をゴミ扱いして、本当に嫌な国だよ。何が自由と平等の国?
「アメリカは、白人の自由と平等の国」とはっきり言ったらどうか。
メキシコ人の送金を止めるとか、よく言うよ。不法でなくアメリカにいるメキシコ人が可哀そう。
それに、不法滞在者のメキシコ人がもし、急にひとりもいなくなったら、結構、アメリカも困ると思うけど。たぶん、トランプは、大統領になる気が無い。言いたいことを言って問題を提議したいだけ。だけど、ヒラリーは、悪魔崇拝の世界征服をたくらむ悪の組織の人で、日本に来た時は、必ず、大金を日本に出させるから、ヒラリーにだけは、大統領になってもらいたくない。
トランプの方がマシ。日本の独立が一気に近くなる。