中国で拘束された人権派弁護士、妻たちの訴え | 日本のお姉さん

中国で拘束された人権派弁護士、妻たちの訴え

中国で拘束された人権派弁護士、妻たちの訴え
TBS News-i 2016/4/5 00:49

アメリカと中国の首脳会談が先週行われました。そのときに、オバマ大統領が習近平国家主席に苦言を呈しました。内容は中国の人権問題です。言論の統制を強める中国では、人権派の弁護士らが次々に拘束されています。そんな中、中国国内で、あえて危険を承知で現状を訴えようとする女性たちがいました。

去年12月、中国で行われた人権派弁護士の裁判。私服の警察官たちが人権問題として注目する外国メディアを執ように追い払おうとします。中国は国際社会の批判をよそに、言論統制をますます強めています。

「アメリカは人権に深い関心がある」(オバマ大統領、3月31日)

先週、ワシントンで行われた米中首脳会談でもオバマ大統領は習近平国家主席に対して、人権問題への対応を迫りましたが、拘束される人は後を絶ちません。

今年1月、北京市内のレストランの個室で、私たちは、いわゆる人権派弁護士を夫に持つ妻たちと会いました。

「3歳の息子が『パパはどこ?どうして戻らないの?』『何をしている?いつ戻る?』と毎日聞くのです」(拘束された人権派弁護士の妻、李文足さん)

李文足さんの夫、王全璋さんは政府による宗教弾圧など人権侵害を数多く扱い、拘束された1人です。去年7月、中国当局は人権派弁護士など300人以上を一斉に拘束しました。

「夫たちは長年、弱者の権利を守り、弱者のために声をあげてきました。なのに政府は敵対勢力と見なし、排除したいのです」(拘束された人権派弁護士の妻、李文足さん)

王峭嶺さんの夫も、えん罪事件などを手がける弁護士でした。

「夫たちは『国家政権転覆罪』の容疑がかけられています」(拘束された人権派弁護士の妻、王峭嶺さん)

当局の監視の目は弁護士の妻たちにも及んでいるといいます。

「きのうもドアをノックする音に子どもが『警察なの?』とおびえました」(拘束された人権派弁護士の妻、王峭嶺さん)

「秘密警察が私の後をずっとつけてきました。私がレストランに入ったら彼らも入り、数分後に出たら彼らもついて出てきたのです」(拘束された人権派弁護士の妻、李文足さん)

2月、北京市内の駅に李文足さんの姿がありました。夫が拘留されている天津の拘置所に面会を求めに行くためです。当初、連れてこないと言っていた3歳の息子も一緒です。

「こっそり出ようとしたら目を覚まし、足にしがみついてきたのです」(拘束された人権派弁護士の妻、李文足さん)

拘束から半年が経った今年1月、ようやく夫が天津の拘置所にいると知らされました。北京の自宅からは片道およそ3時間かかりますが、会える保証はありません。

「すごく速いね!」(拘束された人権派弁護士の妻、李文足さんの息子)
「この半年、天津に十数回行きました」(李文足さん)
Q.夫に会えましたか?
「一度も会えません」(李文足さん)

夫が拷問を受けているのではないか、小さな子どもを抱えて、どうしていったらいいのか、不安は増すばかりです。

「パパは何のお仕事している?」(李文足さん)
「弁護士。人を助けるの」(李文足さんの息子)

「大きくなったらパパと同じお仕事したい?」(李文足さん)
「うん。パパのお手伝いする。僕も悪いヤツを追い払うんだ」(李文足さんの息子)

天津の外れにある拘置所。今も拘束されているおよそ30人の人権派弁護士や関係者の多くは、ここに拘留されているとみられています。李さんは王さんと合流し、面会に向かいました。

約40分後・・・
「(Q.会えましたか?)会えません。警察にしか会えず、本の差し入れもダメでした」(拘束された人権派弁護士の妻、王峭嶺さん)

突然の拘束から8か月。夫たちの裁判が、いつ行われるのかさえ知らされません。国家政権転覆罪では多くの場合、3年から10年の懲役が科されます。

「たとえ夫に何も届けられなくても、私たちは通い続けます。私たちが諦めないことを見せるためです」(拘束された人権派弁護士の妻、李文足さん)
(04日23:26)
http://news.merumo.ne.jp/article/genre/4329878

奥さんと子供に会せるぐらいどうってことないのに、なんで?
チュウゴクって最低な国やな。看守らが好き放題拷問をしてボロボロになっているから会わせられないのか!?

ホ ン ト ウ ニ サ イ テ イ。