最初に高く吹っかけて凄い弁護費用を口にしないと、信用されないの よ。あれでは駄目だね、絶対 | 日本のお姉さん

最初に高く吹っかけて凄い弁護費用を口にしないと、信用されないの よ。あれでは駄目だね、絶対

脱力、漢族は想定外のタフ
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平井 修一

国際弁護士・村尾龍雄氏のブログ3/24「日中間ビジネスコミュニケーショ ンの難しさ(3)」から。氏の日中友好にかける熱意に感動し、涙が出た。

<昨年のことですが、日本でまだ10代の中国人留学生の女性がとある件で 刑事事件の被疑者として起訴される可能性があるということで、私の事務 所(大阪)に相談に来ました。

複雑なお話が中国語でしかできないので、私の事務所を捜し当てたようです。

どうも聞くと母子家庭で、日本でもアルバイトをしなければ生活に困るよ うなお話であり、「ここは平素から日中友好を旗印に掲げる私としては、 無償でもお手伝いしなければ」と決意し、若手弁 護士の先生と共に知恵を 絞り、不起訴処分になるべく行動を開始しました。

その方針を説明するために、お母さんが北京在住であって、私どもの北京 事務所(長富宮ホテル)から程近いところに住んでいるということで、北 京事務所にお越しいただいて、テレビ会議越しに 一生懸命、嫌疑をかけら れているであろう犯罪と不起訴処分を勝ち取るための行動計画を中国語で 説明しました。

お母さんはテレビ会議越しで何度も「お金は幾らかかるのか」「余り高け れば、母子家庭である自分には支払えない可能性がある」と繰り返すの で、「いや、心配しなくてもいい。乗りかかった船 なので、当面一切お金 はいりません」など説明すると、「ありがとうございます」と何度も頭を 下げるのです。

そこで、意気に感じて、一生懸命に行動を重ねた結果、若手弁護士の先生 の活躍もあり、結果として計画どおり不起訴処分で案件を解決することが できました。

最終説明のため、お嬢さんには大阪事務所に、お母さんには北京事務所に お越しいただき、どのように行動して、不起訴処分となったかの経緯の説 明と今後同じ過ちを繰り返さないようにするため の警告を1時間ほどにわ たり、力説しました。

ここでもお母さんはテレビ会議越しに何度も頭を下げるので、「いやー、 日中友好のために人助けをやって、清清しい気持ちだなあ」と感慨に浸っ ていました。

ところで、昨日北京で中国の超著名企業の本社で終日交渉があったので、 一昨日から北京に入り、夜に北京事務所の所長弁護士と夕食を共にしました。

すると、彼が「昨年、先生が香港から帰阪された1週間ほど一生懸命やっ ておられた刑事事件があったでしょう?」と聞くのです。

そこで、「ああ、あれは日中友好の一助となって、頑張って良かった」と 感想を述べると――

「いや、あれね、お母さんが最後の帰り際に秘書を呼び止めて、『あんた の事務所は本当に大丈夫? 本当は私、お金をたくさん持っているのに、 あんな猿芝居で、事務所の代
表弁護士がタダで、あんなに必死に働いて。

中国では代表弁護士なんて、絶対にタダで働くことはあり得ないし、とも かく最初に高く吹っかけて凄い弁護費用を口にしないと、信用されないの よ。あれでは駄目だね、絶対』と繰り返したうえ で、『ほな、さいなら』 と言い残して帰っていったらしいのですよ。

ということで、今度からは刑事事件でも日本にお嬢さんを留学させるくら いなのですから、相応の弁護士費用を取ったらどうですか?」と言うので す(絶句)。

日中間ビジネスコミュニケーションの達人への道はなお遠い・・・>(以上)

なんとも脱力・・・慰める言葉もない。海千山千の手練れの弁護士を手玉 に取るとは。北京の阿姨(おばさん)は2ケタ違って海億山億だな。苛烈 な歴史の中で鍛えられて、バイオニック・ジェミー やスーパーガールみた いにタフだ。性悪説の支那人にとってユルーイ日本人を騙すのは赤子の手 をひねるようなものだろう。こんな猛者と商売するなんて・・・小生には と
ても無理だ。

海外の駐在員の中でも「中国の駐在員の自殺数」が一番多いそうだ。

<経済成長を続ける中国市場に駐在員を送り出す日本企業の期待の高さ と、社会のフォーマットが基本的に日本とは異なる中国での現地ビジネス の内情との間には、大きなギャップがある。そのた め起こる本社との板ば さみに、中国人社員とのコミュニケーション不全が加わる。商観念や慣行 も違う。

駐在員の多くは、変化の激しい中国社会での仕事と生活がもたらす数々の ストレスやプレッシャーの中で、不眠症や自律神経失調症に悩まされ、な かには適応障害や急性ストレス症候群、うつ病、 最悪のケースでは自殺に 至る例も毎年のように報告されている>(プレジデント2011/5/30)


多くが1年以内に変調をきたすそうだ。こんな国と戦争したくない が・・・人民網は先日、防大卒業生の任官拒否が増えたとうれしそうに報 道していたが、支那人も日本とは戦争したくないよう だ。まったく今は日 中友好ではないが、日中不干渉でいいだろう。戦争がなければ上等だ。 (2016/3/28)