米25州でアウトブレーク中ー高級ホテルにトコジラミ(南京虫) | 日本のお姉さん

米25州でアウトブレーク中ー高級ホテルにトコジラミ(南京虫)

どこかの国の人々の置き土産ですな。

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【海外発!Breaking News】米25州でアウトブレーク中 深刻なアタマジラミにどう対処する!?
2016年02月29日 12:55 by Joy横手
薬剤耐性を強めるアタマジラミ、米25州でアウトブレーク中(出典:http://nypost.com)

全米の半分にあたる25の州で「シラミ」の被害が広がっている。近年では生命力や薬物耐性が抜群の“super lice(スーパーシラミ)”がすさまじい繁殖をみせ、これまでの薬剤が効
かなくなっていることに駆除業者や皮膚科医も頭を悩ませていたが…。

今月上旬、ニューヨークの五つ星ホテルまでもがトコジラミ(南京虫)による苦情トラブルに泣いていることをこちらでお伝えしていた。いくら最高級のベッドや枕を提供してもトコジラミが宿泊客に被害を与えるようでは旅も台無し。今やアメリカのホテルは一流三流を問わず、従来の薬剤が効果を発揮しない“スーパーシラミ”との闘いを強いられているのである。

そして今回は、噛まれるとほとんどの人がかゆみを訴えて頭を掻き始めることから「お風呂に入っていない。不潔にしている」などと言われがちなアタマジラミの話題。このアタマジラミが現在、全米25州でアウトブレーク中であることを『nypost.com』が伝えている。なぜならアタマジラミも遺伝子を多様化させながら強くなっており、ピレスロイド系の駆除剤、シャンプーなどは2000年あたりまで効果を発揮していたが、現在では25%にしか効き目がないというのだ。

そんな中、米国食品医薬品局(FDA)が承認したスーパーシラミの新しい駆除方法が注目を集めている。「Lice Clinics of America」があみだした “AirAlle”と呼ばれる方法で、1回
の処置は約1時間、費用は170ドルほどで保険の適用もある。先端に目の粗いブラシが付いている電気掃除機のようなスタイルの器具を使用し、熱風を発生させてアタマジラミと卵を乾燥させてやっつけるもので、広報担当者は「100%の効果を保証します」と自信をみなぎらせている。

プールやヘアブラシ、帽子などを介してうつるアタマジラミ。激しいかゆみを訴えると皮膚科では抗ヒスタミン剤入りの軟膏や飲み薬を処方してくれるが、徹底駆除のため衣類や寝具の熱湯消毒、乾燥機使用が奨励されることもあり、うつさない、もらってこないことが一番重要になるようだ。

出典:http://nypost.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
http://japan.techinsight.jp/2016/02/yokote2016022813200.html

【海外発!Breaking News】急性膵炎の女性、手術を拒まれ死亡。「シラミがいる患者なんて」と外科医。(英)
2014年12月10日 15:55 by Joy横手

アタマジラミで医師に手術を拒否された女性(画像はmirror.co.ukのスクリーンショット)

2013年、英レスター市の大きな病院に運ばれてきた3人の子を育てる母親。急性膵炎を起こしていたが医師は手術を拒み、女性は無念にも死亡。その裁判が始まったが、拒否の理由はなんと「シラミ」であったことがわかり波紋を広げている。

英レスター市の裁判所でこのほど、「レスター総合病院(Leicester General Hospital)」という大病院にて昨年起きていたある患者の死亡に関し、医師の資質および責任を問う裁判が始まったことを英メディア『mirror.co.uk』が伝えている。死亡したのは3人の子を持つリンゼイ・スワンソンさんという34歳の母親。腹部の激烈な痛みで同病院に運ばれ、胆石によって引き起こされた急性膵炎との診断が下り、しかし問診にて“アタマジラミについて治療中”と答えたところ、女性の外科医が手術を拒んで手遅れにさせてしまったのだ。

この裁判で被告人となったのは、当時その病院の外科に勤務していたクレア・ブラウン医師。リンゼイさんは本来であれば6週間以内に2度の手術を受けるべきであったが、ブラウン被告は「シラミが寄生しているようでは手術は無理」として拒否したことが原告側のリンゼイさんのパートナー、リー・ダニングさんにより法廷で明らかにされた。ダニングさんはメディアの取材に「アタマジラミと言った瞬間にブラウン医師の血相は変わりました」と話し、命にかかわる重要な手術が二の次になったことを非常に悔しいとしている。

一方で被告人側は、「アタマジラミがいるようでは手術を受ける体調として万全とはいえない。かゆくて頭を掻き、手術後に予期せぬ感染症を起こす可能性があると判断したからです」と主張。それは医師としての正しい認識であったのか、医師の使命を忘れた個人的な嫌悪感ではなかったのか、そのあたりが今後の裁判で問われていくものと思われる。

※ 画像はmirror.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
http://japan.techinsight.jp/2014/12/yokote2014121010420.html