イスラエルからのニュース
2016年 1月17日(日)
****************************************************
*イランと米国の間で囚人の交換が成立したと、イランが報道。米国も
確認。経済制裁の解除を節目に、双方の話し合いが進んだもよう。双
方が収監あるいは拘束していた計11人が釈放される。(H,Y,P)
*PLO幹部で和平交渉の担当者であるエレカット氏の側近が「イスラ
エルのスパイだった」として逮捕されたと、パレスチナの電子メディ
アが報道。20年もスパイ活動を続けていたという。(P,Y,H)
*外務次官だったリエル氏と左派団体の関係が明らかになったことを受
けて、ベネット教育相が「職員にも同じDNAがある」と発言。怒っ
た外務省職員らが、教育相をボイコットすると宣言。(Y,H,P)
*「イスラム国」がシリア東部で民間人と政府軍兵士ら約135人を処
刑したと、シリア内戦を監視する英系人権団体が発表。(H,Y,P)
*オランダの47歳の男性がシリアのクルド人武装勢力と共に「イスラ
ム国」と戦ったとフェイスブックに書いたため、オランダで逮捕され
たが、後に釈放。起訴されるかどうかは未定だという。(P)
*ガザ復興支援を行って来たカタールが、その支援で1千棟の住宅が完
成したと発表。さらに一千戸以上の建設を支援する予定。(P,H)
*若いイスラム教徒に対する意識調査で「イスラム国」などの過激派が
イスラム教の教えに反するとの回答が、モロッコとエジプトで80%
以上。パレスチナ自治区とサウジアラビアでは55%だった。(H)
*年初にアラブ系市民により銃を乱射されたテルアビブの飲食店を支援
するため、多くの市民らが飲食店前に集まり連帯を表明。(Y)
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2016年 1月18日(月)
****************************************************
*イランと主要6カ国の核合意に基づき、イランへの経済制裁が解除さ
れた。イランは歓迎。しかし、米国はイランが昨年にミサイル発射実
験を行ったことを理由に、新たな制裁を科すと発表した。(Y,H,P)
*ヘブロンの南にある入植地オトニエルで、パレスチナ人が民家に侵入
し、子供の目の前で38歳の女性をナイフで刺殺。犯人は逃走してお
り、国防軍が犯人を捜索中。女性には6人の子供がいた。(P,Y,H)
*EUが今日、イスラエルとの全合意の適用範囲から入植地を除く決議
を審議へ。ネタニヤフ首相は加盟国に反対投票を呼びかけ。(H,Y)
*10月にイスラエル人2人をナイフで殺し、警察に射殺された19歳
のパレスチナ人の名を公園の名前にすると自治政府が決定。(P)
*野党のシオニスト連合が、スーダンやエリトリアからの亡命希望者に
居住と労働を認める法案を提出したが、閣僚委員会が否決。(H)
*インドのスワラジ外相が、ラマラで自治政府のアッバス議長と会談。
外相はネタニヤフ首相とリブリン大統領とも会談を予定。(P)
*イスラエルがエルサルバドルにある大使館の閉鎖を発表したため、同
国が「失望した」等とする外交書簡を送付。現在イスラエル国内にあ
る大使館を閉鎖し、西岸地区に移す可能性もあると警告した。(Y)
*英系の人権団体によると、シリアで活動する「イスラム国」がシリア
東部を襲撃後、少なくとも市民400人を拉致したもよう。(P,H)
*エルサレムにあるマリヤの死(生神女就寝)の修道院に「キリスト教
徒に死を。イスラエルの敵だ」などのヘブライ語の落書き。(Y)
2016年 1月19日(火)
****************************************************
*侵入したテロリストに刺殺された女性の葬儀が行われ、1500人が
参列。17歳の長女は遺体に「助けられなくてごめんなさい」と語り
かけた。遺体はエルサレムに運ばれ、墓地に葬られた。(P,H,Y)
*EUがゴラン高原や西岸地区の入植地を「イスラエル」から除外する
ことを決議。しかし「入植地を認めないのは以前からの立場だ」とし
て、イスラエルとEUの関係は変わらないと説明した。(P,H)
*フランスのヴァルス首相がテロの脅威について「世界大戦に突入」し
たと表現。フランスのユダヤ人団体の会合での演説の中で。(P)
*イスラエル駐在のシャピロ米大使が「西岸地区にはユダヤ人のための
法とパレスチナ人のための法がある」等と発言し、イスラエルを非難。
ネタニヤフ首相の事務所は「間違った発言」と反発。(P,H,Y)
*西岸地区でまた、女性が刺される事件が発生。犯人は射殺された。刺
された女性は妊娠中だったが、幸いにも軽症で胎児は無事。(P,H)
*国防軍のエイゼンコット参謀長がイランの核合意後の情勢について演
説。イランが経済的に豊かになってテロ組織への支援を強化するが、
核兵器を持った正規軍同士の衝突の可能性は減ると分析。(P,Y)
*ローマのシナゴグを教皇フランシスが教皇就任後としては初訪問。キ
リスト教徒に対して、反ユダヤ主義と戦うように呼び掛けた。(P)
*激しい砂嵐がイスラエルを覆っているため、呼吸器に疾患のある人々
などは外出を控えるよう政府が呼びかけ。航空機のエンジンも損傷す
る可能性があるため、一部の航空会社が飛行を中止した。(P,H)
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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*イランと米国の間で囚人の交換が成立したと、イランが報道。米国も
確認。経済制裁の解除を節目に、双方の話し合いが進んだもよう。双
方が収監あるいは拘束していた計11人が釈放される。(H,Y,P)
*PLO幹部で和平交渉の担当者であるエレカット氏の側近が「イスラ
エルのスパイだった」として逮捕されたと、パレスチナの電子メディ
アが報道。20年もスパイ活動を続けていたという。(P,Y,H)
*外務次官だったリエル氏と左派団体の関係が明らかになったことを受
けて、ベネット教育相が「職員にも同じDNAがある」と発言。怒っ
た外務省職員らが、教育相をボイコットすると宣言。(Y,H,P)
*「イスラム国」がシリア東部で民間人と政府軍兵士ら約135人を処
刑したと、シリア内戦を監視する英系人権団体が発表。(H,Y,P)
*オランダの47歳の男性がシリアのクルド人武装勢力と共に「イスラ
ム国」と戦ったとフェイスブックに書いたため、オランダで逮捕され
たが、後に釈放。起訴されるかどうかは未定だという。(P)
*ガザ復興支援を行って来たカタールが、その支援で1千棟の住宅が完
成したと発表。さらに一千戸以上の建設を支援する予定。(P,H)
*若いイスラム教徒に対する意識調査で「イスラム国」などの過激派が
イスラム教の教えに反するとの回答が、モロッコとエジプトで80%
以上。パレスチナ自治区とサウジアラビアでは55%だった。(H)
*年初にアラブ系市民により銃を乱射されたテルアビブの飲食店を支援
するため、多くの市民らが飲食店前に集まり連帯を表明。(Y)
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2016年 1月18日(月)
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*イランと主要6カ国の核合意に基づき、イランへの経済制裁が解除さ
れた。イランは歓迎。しかし、米国はイランが昨年にミサイル発射実
験を行ったことを理由に、新たな制裁を科すと発表した。(Y,H,P)
*ヘブロンの南にある入植地オトニエルで、パレスチナ人が民家に侵入
し、子供の目の前で38歳の女性をナイフで刺殺。犯人は逃走してお
り、国防軍が犯人を捜索中。女性には6人の子供がいた。(P,Y,H)
*EUが今日、イスラエルとの全合意の適用範囲から入植地を除く決議
を審議へ。ネタニヤフ首相は加盟国に反対投票を呼びかけ。(H,Y)
*10月にイスラエル人2人をナイフで殺し、警察に射殺された19歳
のパレスチナ人の名を公園の名前にすると自治政府が決定。(P)
*野党のシオニスト連合が、スーダンやエリトリアからの亡命希望者に
居住と労働を認める法案を提出したが、閣僚委員会が否決。(H)
*インドのスワラジ外相が、ラマラで自治政府のアッバス議長と会談。
外相はネタニヤフ首相とリブリン大統領とも会談を予定。(P)
*イスラエルがエルサルバドルにある大使館の閉鎖を発表したため、同
国が「失望した」等とする外交書簡を送付。現在イスラエル国内にあ
る大使館を閉鎖し、西岸地区に移す可能性もあると警告した。(Y)
*英系の人権団体によると、シリアで活動する「イスラム国」がシリア
東部を襲撃後、少なくとも市民400人を拉致したもよう。(P,H)
*エルサレムにあるマリヤの死(生神女就寝)の修道院に「キリスト教
徒に死を。イスラエルの敵だ」などのヘブライ語の落書き。(Y)
2016年 1月19日(火)
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*侵入したテロリストに刺殺された女性の葬儀が行われ、1500人が
参列。17歳の長女は遺体に「助けられなくてごめんなさい」と語り
かけた。遺体はエルサレムに運ばれ、墓地に葬られた。(P,H,Y)
*EUがゴラン高原や西岸地区の入植地を「イスラエル」から除外する
ことを決議。しかし「入植地を認めないのは以前からの立場だ」とし
て、イスラエルとEUの関係は変わらないと説明した。(P,H)
*フランスのヴァルス首相がテロの脅威について「世界大戦に突入」し
たと表現。フランスのユダヤ人団体の会合での演説の中で。(P)
*イスラエル駐在のシャピロ米大使が「西岸地区にはユダヤ人のための
法とパレスチナ人のための法がある」等と発言し、イスラエルを非難。
ネタニヤフ首相の事務所は「間違った発言」と反発。(P,H,Y)
*西岸地区でまた、女性が刺される事件が発生。犯人は射殺された。刺
された女性は妊娠中だったが、幸いにも軽症で胎児は無事。(P,H)
*国防軍のエイゼンコット参謀長がイランの核合意後の情勢について演
説。イランが経済的に豊かになってテロ組織への支援を強化するが、
核兵器を持った正規軍同士の衝突の可能性は減ると分析。(P,Y)
*ローマのシナゴグを教皇フランシスが教皇就任後としては初訪問。キ
リスト教徒に対して、反ユダヤ主義と戦うように呼び掛けた。(P)
*激しい砂嵐がイスラエルを覆っているため、呼吸器に疾患のある人々
などは外出を控えるよう政府が呼びかけ。航空機のエンジンも損傷す
る可能性があるため、一部の航空会社が飛行を中止した。(P,H)
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp