難民の犯罪に関わるニュースは発表するなという指示が警察内で出されていたと一部の新聞は報じており | 日本のお姉さん

難民の犯罪に関わるニュースは発表するなという指示が警察内で出されていたと一部の新聞は報じており

ドイツを変質させる集団暴行事件…「政府は真実を伝えていない」
2016年1月14日


ドイツのケルンの鉄道駅近くで、昨年大みそかに起きた外国人とみられる集団による女性を主に狙った暴行・略奪事件が、ドイツ社会に衝撃をもたらした。反移民グループが事件を利用し政府批判を強めるなか、一般の穏やかな市民の間にも不安が広がっている。

移民の犯行か?市民もショック

BBCによれば、ケルンの事件では500件を超える暴力行為による被害の届け出があった。ドイチェ・ヴェレ(DW)によれば、12日現在で、ケルン警察は10人の亡命申請者と9人の不法滞在者を容疑者として特定。そのうち14人はモロッコ人ということだ。

事件後すぐ、犯人はアラブ系の外国人だったという証言が出たため、「西洋のイスラム化に反対する愛国的欧州人(PEGIDA)」などの移民や政府の難民政策に反対するグループが抗議活動を展開。それに対するカウンタ―デモも登場し、ここ数日はケルンには緊張した雰囲気が漂ったという(DW)。

ドイツのテレビ局、RTLの世論調査によれば、60%が事件後も外国人に対する考えは変わらないと述べたが、57%が記録的な数の亡命申請者流入に伴い、犯罪の増加を恐れていると回答した(AFP)。ケルンの事件の規模の大きさはドイツ人にショックを与えており、昨年入国した大量の亡命希望者にスポットライトが当たることになったとAFPは述べている。

問題のすり替え?

メディアの中には、もともと女性に対する暴力の問題であった今回の事件が、移民を巡る政治的論争に置き換えられてしまったという見方もある。

DWは、多くの女性のための人権活動家は、だれが事件を起こしたのかにかかわらず、強姦や性的嫌がらせ自体が問題だと見ていると指摘。反難民団体はただ外国人を憎む側に付いているだけで女性の側には立っていない、という主張を紹介している。

アムネスティ・インターナショナルの「ヘイト・クライム」コンサルタント、アレクサンダー・ボッシュ氏は、「カーニバル」や「オクトーバーフェスト」などのドイツを代表する祭りの期間にも、性的暴力の被害届は何年にも渡り出ていると指摘。今まで誰も真剣に取り上げなかったのに、外国人が関わっていたと分かった途端に問題視されたと述べている(クリスチャン・サイエンス・モニター紙、以下CSM)。

社会不安、政府への不信が増大

ガーディアン紙に意見を寄せたジャーナリストのジャビーン・バッティ氏は、今回の事件はドイツが岐路に立っていることを示したと述べる。同氏は、反移民勢力と難民に手を差し伸べる市民、メルケル首相を支持し始めた政治的左派とそれに反対する右派のように、分裂が広がっていると指摘。国民の中に、歴史を繰り返さないために慎重に築いた戦後のドイツ社会の秩序が壊れて行くのではないか、という不安があると述べる。

BBCは、事件がもたらしたのは、社会を繋ぎまとめるには必要不可欠である、「信頼」の喪失だったと指摘する。公共放送ZDFがケルンの事件を伝えたのは発生から4日後で、事件は先にソーシャルメディアで広がったらしい。難民の犯罪に関わるニュースは発表するなという指示が警察内で出されていたと一部の新聞は報じており、政治家や官僚も、最近やってきた難民の事件への関与をすぐさま否定していた。国民の危機感に油を注いだのは、国家が真実を伝えていないという疑惑だったとBBCは述べ、政府への不信感はかなり広がっているという見方を示している。

◆メルケル首相にプレッシャー
BBCによれば、ドイツは昨年すでに110万人の難民を受け入れており、真冬でも毎日3000人から4000人の移民が到着しているという。AFPはいまだかつてない数の難民をドイツが統合していけるだけの能力があるか疑問だという専門家の意見を紹介。連立与党内から難民受け入れ数に上限を設けることを求められたが、メルケル首相は拒否したという(BBC)。
BBCは、ケルンの事件により首相の政治的権威は弱まったと指摘。短期的には持ちこたえるだろうが、春には州選挙が予定されており、その力が試されるだろうと述べている。
(山川真智子)
http://www.mag2.com/p/news/138874?utm_medium=email&utm_source=mag_news_9999&utm_campaign=mag_news_0115

2016.1.5 10:33
中東や北アフリカ出身?大みそかに集団で性犯罪 ドイツ・ケルン中央駅前、被害届60件以上 飲酒1000人、花火打ち込み大暴れ

ドイツ西部ケルンの中央駅前で12月31日、中東や北アフリカの出身とみられる男らが、通行人の女性を大勢で取り囲んで性犯罪に及んだり、財布やハンドバッグを強奪したりする事件が相次ぎ、地元警察が捜査に乗り出した。ドイツのメディアが4日伝えた。

警察によると、酒に酔った男ら約千人が集まり、花火を人混みに打ち込むなどして大暴れ。複数のグループに分かれ、女性を取り囲んで犯行に及んだ。女性の被害届は約60件に上り、警察は件数がさらに増えるとの見通しを示した。

ドイツには中東などから難民や移民が大量流入。今回の事件との関係は不明だが、難民らに対する国民の警戒感が強まり、受け入れに寛容なメルケル政権への反発が広がる可能性もある。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/160105/wor1601050024-n1.html

2016.1.9 12:53
大みそかにスイスでも集団性犯罪 被害女性は5、6人

スイス・チューリヒで昨年12月31日、女性数人が複数の男に取り囲まれて性的暴行を受けたり金品を盗まれたりしたと訴え、地元警察が捜査に乗り出したことが8日分かった。同日付スイス紙ルタンなどが報じた。

ドイツ西部ケルンの中央駅でも12月31日、中東や北アフリカ出身とみられる男らが、通行人の女性を取り囲んで性犯罪に及んだり、財布などを強奪したりする事件が相次ぎ、地元警察が捜査に乗り出した。

ルタンによると、被害女性は5、6人。被害届は今後さらに増えるとみられている。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/160108/wor1601080071-n1.html

2016.1.9 19:00
【移民ショック】
ドイツ女性集団わいせつ、容疑者18人が難民申請者…メルケル首相の寛容策に逆風「駅前の秩序も保てず」
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ドイツのメルケル首相(AP)
【ベルリン=宮下日出男】ドイツ西部ケルンで昨年の大みそかに多くの女性が移民系とされる男の集団に襲われる事件が起き、容疑者に難民申請者が含まれていることが8日、判明した。メルケル首相の寛容な難民・移民の受け入れを支持してきた世論を悪化させかねず、政策見直しの圧力が高まる可能性がある。

事件は昨年12月31日夜、ケルン中央駅前に酔って集まった男ら約1千人が騒いだ後、一部が複数のグループをつくり、通りかかった女性を次々と包囲。金品を奪ったり、性的いやがらせを行ったりした。被害届は8日までに約170件に上り、このうち約4分の3が性犯罪だった。

被害者らは、男らの多くが「アラブや北アフリカ系」と証言。連邦警察は8日、窃盗や傷害罪で容疑者31人を特定し、2人が独国籍を持つほかは大半が北アフリカや中東の出身で、このうち18人が難民申請者だったと発表した。
事件への衝撃は大きく、メルケル氏は出自に関係なく厳正な対処を指示した上で、「法秩序を守る気がない者にはシグナルを送る必要がある」と強調した。与党内では難民を含め犯罪を行った外国人の国外退去の強化や保護申請資格の剥奪を検討。ケルンの警察トップも事件への対応が不適切だったとして解任された。

ドイツでは昨年流入した難民・移民が予想の80万人を超える約110万人に上った。移民・難民に批判的な新興政党「ドイツのための選択肢」は、事件が「制御できない流入の結果」と批判。極右などが反移民感情をあおるために事件を利用する恐れもある。

国内では以前の難民歓迎ムードがしぼんできており、世論調査では与党の一部が求める流入制限を回答者の約6割が支持。南ドイツ新聞は「人々は首相が駅前の秩序も保てないことに疑問を抱き始めている」とし、事件でメルケル氏の寛容姿勢への支持が一段と低下することを懸念した。
http://www.sankei.com/world/news/160109/wor1601090004-n1.html

2016.1.10 10:41
【移民ショック】
独集団性犯罪、大半は難民・不法滞在者か 警察発表…「難民歓迎しない」と抗議デモも

ドイツ西部ケルンで起きた集団性犯罪に抗議する人たち=9日(ゲッティ=共同)
【ベルリン=宮下日出男】ドイツ西部ケルンで昨年の大みそかに多くの女性が男の集団に襲われた事件で、地元警察は9日、被害届が379件に増加し、大半は難民申請者や不法滞在者によるものとみていることを明らかにした。ケルンでは同日、反イスラム団体の支持者らが政府の難民・移民政策への抗議デモを行うなどし、一時緊張した。

発表によると、被害届のうち性犯罪は約4割で、ほかは窃盗などとみられる。8日発表時の約170件から急増し、実際に犯罪にあたるかも含め捜査を続けている。連邦警察が身元を特定した窃盗や傷害の容疑者は32人となり、このうち22人が難民申請者だった。

ケルンでは9日、反イスラム団体の支持者ら約1700人が「難民は歓迎しない」とのプラカードなどを手にデモを実施。一部が瓶を投げるなどし、警官隊が放水などで応じる騒ぎにもなった。警官数人と記者1人が負傷。一方で、市内では反人種差別を訴える対抗デモも行われた。

メルケル首相の与党は同日の幹部会で、犯罪を行った難民らの国外退去を強化する法改正を図ることを決定。事件は他の難民らへの市民感情も悪化させる恐れがあり、首相は法改正は「市民のほか大半の難民の利益になる」と強調した。

また、パリで7日に警察署襲撃を図って射殺された男が、ドイツ西部の州の難民収容施設に滞在していたことも判明し、独当局が施設を捜査した。独メディアは男がドイツで難民申請をしていたとも伝えた。
http://www.sankei.com/world/news/160110/wor1601100019-n1.html


2016.1.12 10:04
ドイツ集団性犯罪、金品強奪の被害5百件超 日本領事館も注意喚起 難民の犯行か

ドイツ西部ケルンの警察当局は11日、昨年12月31日に外国人風の男らが女性を取り囲み集団で性犯罪に及んだり金品を強奪したりした事件で、被害届が11日現在で553件に達したと発表した。新たに23人の容疑者を特定したことも明らかにした。

警察は大半が北アフリカや中東から来た難民保護申請者か不法滞在者とみて捜査している。事件は世界遺産の大聖堂に近接するケルン中央駅前の広場で発生。日本人にも人気の観光地で、在デュッセルドルフ日本総領事館は、人出が予想される機会には、周囲の状況をよく確認して身の安全を確保するよう注意を呼び掛けている。

ケルンでは9日、事件を受けて移民排斥を訴える反イスラム団体がデモを行い、約1700人の参加者が警官隊と衝突。警官や取材中の記者が負傷した。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/160112/wor1601120036-n1.html

2016.1.12 21:11
【移民ショック】
集団暴行事件、スウェーデンでも 昨年8月 移民受け入れ政策への配慮から当局、発表控える
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【ロンドン=岡部伸】昨年の大みそかにドイツのケルンで発生した、難民によるとみられる大がかりな集団暴行事件が波紋を広げる中、スウェーデンの首都ストックホルムで昨年8月に開催された野外音楽祭の会場でも移民とみられる若い男たちが多数の女性に性的暴行を加え、警察当局が約200人を会場から追い出していたことが11日明らかになった。英BBC放送が伝えた。警察当局は集団暴行事件として本格捜査を開始した。

地元メディアが伝えたところでは、警察当局は11日の記者会見で、ストックホルム中心地の広場で昨年8月に行われた野外音楽祭で集団暴行事件があったことを認め、「何人かを逮捕したが、何人くらいの女性にどのような性的被害があったか詳細を捜査する」と語った。しかし、警察当局が作成した「内部メモ」には、警察が約50人の容疑者を特定し、約200人を会場から追放したと記録されていたという。

警察当局が公表を控えていた背景には、シリア難民を含めた積極的な移民受け入れ政策への配慮があったためとみられる。
一方、フィンランド警察も、大みそかにヘルシンキ中央駅でイラクからの難民申請者千人による集団暴行事件が発生、「3人が現場で拘束された」と発表した。また、事件の前には難民申請者の集団による女性への性的嫌がらせ計画情報が寄せられていたことを明らかにした。

スイス警察も、チューリヒでも昨年の大みそかに性的暴行の被害を受けたとの被害が複数の女性から寄せられ、アラブ系の外見をした20~30人の若い男が犯行にかかわった疑いがあると発表。警察は、犯行の手口がケルンでの事件と「似ている」として関連を捜査している。
http://www.sankei.com/world/news/160112/wor1601120073-n1.html
2016.1.12 11:33
ドイツ、集団性犯罪に揺れる 移民排斥訴え、暴徒化も

ドイツ東部ライプチヒで11日、移民排斥を訴える反イスラム団体のメンバーら約2千人がデモを行い、難民の受け入れに寛容な姿勢を示すメルケル政権に抗議した。市内の別の場所では覆面した約250人が暴徒化し、石を投げて店舗の窓ガラスを割るなどした。DPA通信が伝えた。

ドイツでは昨年12月31日、西部ケルンで男らが女性を取り囲み、集団で性犯罪に及んだり金品を強奪したりする事件が起きた。難民保護申請者が犯行に加わっていたことが判明し、極右勢力や反イスラム団体が強く反発しているため、警察は厳戒態勢を敷いた。

デモでは団体の女性幹部が演説、メルケル首相ら政治家やマスコミを「裏切り行為を働くエリートども」と非難した。

ライプチヒ近郊の鉄道路線では11日、信号機などへの放火事件があった。(共同)

http://www.sankei.com/world/news/160112/wor1601120047-n1.html