震源地は豊渓里核実験場の近く。震源の深さは10キロで、人工的な爆発。
北朝鮮で揺れ観測 “核実験の可能性”
1月6日 11時03分
6日午前10時半ごろ、北朝鮮北東部で地震の波形とは異なる振動が気象庁の地震計で観測されました。この付近には北朝鮮の核実験場があり、気象庁は、今回の振動が過去に行われた地下核実験の際の波形と似ていることから、「核実験の可能性もある」とみて詳しい分析を行っています。
気象庁によりますと日本時間の6日午前10時29分、北朝鮮北東部の北緯41.6度、東経129.2度付近で通常の地震の波形とは異なる振動が観測されました。
深さはごく浅く、規模はマグニチュードに換算すると5.1と推定されるということです。
通常の地震の波形とは異なることから、気象庁は「核実験の可能性もある」とみて波形の詳しい分析を行っています。
今回、揺れが観測された場所の付近には北朝鮮の核実験場があります。
3年前と7年前、それに10年前に北朝鮮が地下核実験を行った際には、今回と近い場所で地震の規模に換算してマグニチュード5前後の振動が観測されました。
気象庁によりますと地震の場合、地震計に記録される波形は小刻みな揺れから始まり、次第に振幅が大きくなりますが、地下核実験による振動の場合は最初から振幅の大きな波形となります。
今回記録された波形も、過去に北朝鮮で地下核実験を行った際に観測された波形とよく似ているということで、気象庁はこのあと午後0時半から記者会見を開いて説明することにしています。
「地下核実験の波形とよく似ている」
気象庁は、今回観測された波形について、「過去に北朝鮮で地下核実験を行った際に観測された波形とよく似ている」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160106/k10010362211000.html
<北朝鮮>深さ0キロM4地震波 核実験強行か
毎日新聞 1月6日(水)11時33分配信
【北京・西岡省二、ソウル大貫智子】韓国の聯合ニュースは韓国気象庁が6日午前10時半(日本時間同)ごろ、北朝鮮北東部の咸鏡北道(ハムギョンプクド)吉州(キルジュ)郡付近でマグニチュード4.2前後の地震波を観測したと速報した。韓国気象庁は「人工地震であることは確実だ」としているという。吉州郡には豊渓里(プンゲリ)核実験場があり、北朝鮮が4回目の核実験を実施した可能性がある。中国の地震観測当局は震源の深さは10キロで、人工的な爆発と推定していると伝えた。韓国政府は北朝鮮が核実験に踏み切った可能性を念頭に確認を急いでいる。
北朝鮮の核実験は2013年2月12日以来。金正恩(キムジョンウン)第1書記による新指導体制に移行して以降、2回目。北朝鮮は、米国を攻撃の射程に収める長距離弾道ミサイルに核兵器を搭載するため、兵器の小型化を目指しているとされる。
過去の核実験の爆発規模は▽1回目がトリニトロトルエン(TNT)火薬換算で1キロトン未満▽2回目が数キロトン▽3回目が6~7キロトン--と推定されている。北朝鮮の核兵器は実験のたびに能力の向上がみられる。
金正恩第1書記は1日の「新年の辞」で核開発に触れず、5月の党大会を前に周辺国との関係改善に乗り出す姿勢を示していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160106-00000030-mai-int
北朝鮮、4回目核実験か=「特別重大報道」予告
時事通信 1月6日(水)11時7分配信
【ソウル時事】韓国気象庁によると、6日午前10時30分ごろ、北朝鮮北東部の咸鏡北道・吉州郡の北方49キロ地点で、マグニチュード4.3規模の地震があった。
菅義偉官房長官は記者会見で、「北朝鮮による核実験の可能性もある。情報収集、分析を行っていく」と述べた。核実験と確認されれば、2013年2月以来4回目。
聯合ニュースによると、北朝鮮の朝鮮中央放送(ラジオ)は、正午(日本時間午後0時半)に「特別重大報道を行う」と予告した。
同庁関係者は「人工地震波を感知した」と述べた。震源地は豊渓里核実験場の近く。米地質調査所によれば、北朝鮮の核実験施設から30キロの範囲内で深さは地下10キロの地点とされる。
韓国政府関係者は「核実験かどうか確認中」と述べた上で、「核実験なら、国連安全保障理事会の会議を招集しなければならない」と強調。米国、中国などと緊密に連携を図っていく考えを示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160106-00000039-jij-kr
1月6日 11時03分
6日午前10時半ごろ、北朝鮮北東部で地震の波形とは異なる振動が気象庁の地震計で観測されました。この付近には北朝鮮の核実験場があり、気象庁は、今回の振動が過去に行われた地下核実験の際の波形と似ていることから、「核実験の可能性もある」とみて詳しい分析を行っています。
気象庁によりますと日本時間の6日午前10時29分、北朝鮮北東部の北緯41.6度、東経129.2度付近で通常の地震の波形とは異なる振動が観測されました。
深さはごく浅く、規模はマグニチュードに換算すると5.1と推定されるということです。
通常の地震の波形とは異なることから、気象庁は「核実験の可能性もある」とみて波形の詳しい分析を行っています。
今回、揺れが観測された場所の付近には北朝鮮の核実験場があります。
3年前と7年前、それに10年前に北朝鮮が地下核実験を行った際には、今回と近い場所で地震の規模に換算してマグニチュード5前後の振動が観測されました。
気象庁によりますと地震の場合、地震計に記録される波形は小刻みな揺れから始まり、次第に振幅が大きくなりますが、地下核実験による振動の場合は最初から振幅の大きな波形となります。
今回記録された波形も、過去に北朝鮮で地下核実験を行った際に観測された波形とよく似ているということで、気象庁はこのあと午後0時半から記者会見を開いて説明することにしています。
「地下核実験の波形とよく似ている」
気象庁は、今回観測された波形について、「過去に北朝鮮で地下核実験を行った際に観測された波形とよく似ている」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160106/k10010362211000.html
<北朝鮮>深さ0キロM4地震波 核実験強行か
毎日新聞 1月6日(水)11時33分配信
【北京・西岡省二、ソウル大貫智子】韓国の聯合ニュースは韓国気象庁が6日午前10時半(日本時間同)ごろ、北朝鮮北東部の咸鏡北道(ハムギョンプクド)吉州(キルジュ)郡付近でマグニチュード4.2前後の地震波を観測したと速報した。韓国気象庁は「人工地震であることは確実だ」としているという。吉州郡には豊渓里(プンゲリ)核実験場があり、北朝鮮が4回目の核実験を実施した可能性がある。中国の地震観測当局は震源の深さは10キロで、人工的な爆発と推定していると伝えた。韓国政府は北朝鮮が核実験に踏み切った可能性を念頭に確認を急いでいる。
北朝鮮の核実験は2013年2月12日以来。金正恩(キムジョンウン)第1書記による新指導体制に移行して以降、2回目。北朝鮮は、米国を攻撃の射程に収める長距離弾道ミサイルに核兵器を搭載するため、兵器の小型化を目指しているとされる。
過去の核実験の爆発規模は▽1回目がトリニトロトルエン(TNT)火薬換算で1キロトン未満▽2回目が数キロトン▽3回目が6~7キロトン--と推定されている。北朝鮮の核兵器は実験のたびに能力の向上がみられる。
金正恩第1書記は1日の「新年の辞」で核開発に触れず、5月の党大会を前に周辺国との関係改善に乗り出す姿勢を示していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160106-00000030-mai-int
北朝鮮、4回目核実験か=「特別重大報道」予告
時事通信 1月6日(水)11時7分配信
【ソウル時事】韓国気象庁によると、6日午前10時30分ごろ、北朝鮮北東部の咸鏡北道・吉州郡の北方49キロ地点で、マグニチュード4.3規模の地震があった。
菅義偉官房長官は記者会見で、「北朝鮮による核実験の可能性もある。情報収集、分析を行っていく」と述べた。核実験と確認されれば、2013年2月以来4回目。
聯合ニュースによると、北朝鮮の朝鮮中央放送(ラジオ)は、正午(日本時間午後0時半)に「特別重大報道を行う」と予告した。
同庁関係者は「人工地震波を感知した」と述べた。震源地は豊渓里核実験場の近く。米地質調査所によれば、北朝鮮の核実験施設から30キロの範囲内で深さは地下10キロの地点とされる。
韓国政府関係者は「核実験かどうか確認中」と述べた上で、「核実験なら、国連安全保障理事会の会議を招集しなければならない」と強調。米国、中国などと緊密に連携を図っていく考えを示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160106-00000039-jij-kr