封印されていたマグロ漁の漁師たちの被爆ー1946年、太平洋上で繰り広げられたアメリカによる水爆実
みんな楽しくHappy♡がいい♪
2011年3月11日。その後私は変わりました。
封印を解く「『言うな』って言われてるからね。『魚が売れんようになるけん言うな』ということです」映画「X年後2」 OurPlanet(文字起こし)
封印された「被ばく」の記憶を解く~映画「X年後2」
OurPlanet
被ばくしたのは第五福竜丸だけではなかった-。1946年、太平洋上で繰り広げられたアメリカによる水爆実験。第五福竜丸以外も、多くのマグロ漁船の乗組員たちが被ばくしていた。10年以上にわたり取材を続け、封印された「被ばく」の記憶を解くドキュメンタリー映画「放射線を浴びたX年後2」の伊東英朗監督にお話をうかがった。
映画「放射線を浴びたX年後2」
11/7(土)~11/20(金)公開 愛媛・シネマサンシャイン大街道
11/21(土)~12/11(金)公開 東京:ポレポレ東中野
http://x311.info/part2/
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4453.html
X年後さんが新しい写真4枚を追加しました
《【千秋楽】ポレポレ東中野:舞台挨拶レポート》
順番が前後しましたが、なるべくお話されたことを忠実に、掲載させていただきます!
千秋楽の12/11(金)、予定にはありませんでしたが、急きょ駆けつけた伊東監督と映画の主人公・川口さんが、東京ポレポレ東中野公開最後のご挨拶をさせていただきました!
---
▼川口さん
「11/21から始まった上映、たくさんの方が観にきてくださいました。私が一番望むことは、この映画で描かれたように、室戸に限らず全国のマグロの漁師さんたちが、戦後間もなく先の大戦、あれだけひどい広島・長崎があったその海に、恐らく多くの青年、青年の親も戦死して、親兄弟のために一生懸命沖に出て命がけで漁をした…その漁師たちが、なんのことも知らされないままに事件に巻き込まれた…辛かったろうと思います。知らされなかったことは、完全に無いものとされていて、私自身も偶然映画と出会うまで、被害は「第五福竜丸だけ」だと思っていました。
「X年後1」によって、私は「知ることの大事」を学ばせていただいた、そして自ら考え・自ら動く…その力を与えていただきました。
映画を観ていただいたみなさまも、闇に葬られたたくさんの漁師たちの憂い・悲しみを、語り伝えていっていただけたら嬉しいです。」
--
▼伊東監督
「いま改めて考えると、もっとも印象にあるのは前作「X年後」登場人物の「国が相手だからしょうがない」という言葉。
ーーー「国」とはなんなのか。「国」=私たちがつくっている「国」を相手にしている矛盾。いくら考えても考えても…いったい「国」はどこを向いているのか。「私たちの暮らしを守る経済」と「国の考える経済」の違い…?いびつな経済原理のもとに、しわ寄せがどこにでているのか…。加害と被害を明確にし、責任と謝罪をきちんと求めていく必要があり、いま私たちが抱える問題もここにつながっているように思う。
「昔の話」ではなく、過去におこった事件だからこそ、きちんと科学的な解明をして、風化も含むメカニズムを明らかにしていくことで、福島のことにもつながる重要なキーワードが見えてくるのではないか、と。
今回「X年後2」では、川口さんという主人公との出会いによって生まれたけれど、これからの上映展開を通して、高知だけでなく、全国各地に聞き取りをする人が増えていき、事件解明に一歩でも二歩でも近づくことを願っています。」
・・・と、それぞれお話ししました!
----
そして、改めまして、、、
おかげさまで、3週間にわたる東京・ポレポレ東中野の上映は無事に終了いたしました。ご来場いただいたみなさま、ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
映画はこれからがスタートです!
いよいよこれから、地方劇場展開が順次スタートします。
引き続き、地道に着実に津々浦々に届けてまいります!
事件のこと、映画のこと、ともに広めていただけたら幸いです!
http://x311.info/part2/
(詳しいトークレポートなど、公式HPに掲載していますので、ぜひご覧ください)
2011年3月11日。その後私は変わりました。
封印を解く「『言うな』って言われてるからね。『魚が売れんようになるけん言うな』ということです」映画「X年後2」 OurPlanet(文字起こし)
封印された「被ばく」の記憶を解く~映画「X年後2」
OurPlanet
被ばくしたのは第五福竜丸だけではなかった-。1946年、太平洋上で繰り広げられたアメリカによる水爆実験。第五福竜丸以外も、多くのマグロ漁船の乗組員たちが被ばくしていた。10年以上にわたり取材を続け、封印された「被ばく」の記憶を解くドキュメンタリー映画「放射線を浴びたX年後2」の伊東英朗監督にお話をうかがった。
映画「放射線を浴びたX年後2」
11/7(土)~11/20(金)公開 愛媛・シネマサンシャイン大街道
11/21(土)~12/11(金)公開 東京:ポレポレ東中野
http://x311.info/part2/
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4453.html
X年後さんが新しい写真4枚を追加しました
《【千秋楽】ポレポレ東中野:舞台挨拶レポート》
順番が前後しましたが、なるべくお話されたことを忠実に、掲載させていただきます!
千秋楽の12/11(金)、予定にはありませんでしたが、急きょ駆けつけた伊東監督と映画の主人公・川口さんが、東京ポレポレ東中野公開最後のご挨拶をさせていただきました!
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▼川口さん
「11/21から始まった上映、たくさんの方が観にきてくださいました。私が一番望むことは、この映画で描かれたように、室戸に限らず全国のマグロの漁師さんたちが、戦後間もなく先の大戦、あれだけひどい広島・長崎があったその海に、恐らく多くの青年、青年の親も戦死して、親兄弟のために一生懸命沖に出て命がけで漁をした…その漁師たちが、なんのことも知らされないままに事件に巻き込まれた…辛かったろうと思います。知らされなかったことは、完全に無いものとされていて、私自身も偶然映画と出会うまで、被害は「第五福竜丸だけ」だと思っていました。
「X年後1」によって、私は「知ることの大事」を学ばせていただいた、そして自ら考え・自ら動く…その力を与えていただきました。
映画を観ていただいたみなさまも、闇に葬られたたくさんの漁師たちの憂い・悲しみを、語り伝えていっていただけたら嬉しいです。」
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▼伊東監督
「いま改めて考えると、もっとも印象にあるのは前作「X年後」登場人物の「国が相手だからしょうがない」という言葉。
ーーー「国」とはなんなのか。「国」=私たちがつくっている「国」を相手にしている矛盾。いくら考えても考えても…いったい「国」はどこを向いているのか。「私たちの暮らしを守る経済」と「国の考える経済」の違い…?いびつな経済原理のもとに、しわ寄せがどこにでているのか…。加害と被害を明確にし、責任と謝罪をきちんと求めていく必要があり、いま私たちが抱える問題もここにつながっているように思う。
「昔の話」ではなく、過去におこった事件だからこそ、きちんと科学的な解明をして、風化も含むメカニズムを明らかにしていくことで、福島のことにもつながる重要なキーワードが見えてくるのではないか、と。
今回「X年後2」では、川口さんという主人公との出会いによって生まれたけれど、これからの上映展開を通して、高知だけでなく、全国各地に聞き取りをする人が増えていき、事件解明に一歩でも二歩でも近づくことを願っています。」
・・・と、それぞれお話ししました!
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そして、改めまして、、、
おかげさまで、3週間にわたる東京・ポレポレ東中野の上映は無事に終了いたしました。ご来場いただいたみなさま、ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
映画はこれからがスタートです!
いよいよこれから、地方劇場展開が順次スタートします。
引き続き、地道に着実に津々浦々に届けてまいります!
事件のこと、映画のこと、ともに広めていただけたら幸いです!
http://x311.info/part2/
(詳しいトークレポートなど、公式HPに掲載していますので、ぜひご覧ください)