中国は明確に、「反日統一共同戦線」をつくり、「日本を破滅に追い込もう」としている
日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信 ┃ http://www.realist.jp
2015年11月16日 【特別紹介号】米国超大物スパイが明かす、中国「世界制覇」の野望
▼▼奥山真司の「アメリカ通信」LIVE!|STANDARD JOURNAL▼▼
開演:11月17日 (火) 20時00分
http://live.nicovideo.jp/gate/lv241388612
※明日も元気におくやまさんの生放送です。
管理人です。
以前、番組中におくやまさんも紹介したことがある、
『China 2049
~秘密裏に遂行される「世界覇権100年戦略」』
を、皆様もお馴染みの「ロシア政経ジャーナル」の北野さんが
大々的にご紹介されておられましたので、
「アメ通」でも更にもう一度、ご紹介させて頂きます。
この本、既にお読みの方もたくさんおられると想いますが、
もちろん、管理人も読みました。
詳細は北野さんのお話をお読み頂くとして、
<<<--------------------------->>>
1万冊本を読むより、これを一冊読んだほうが、
世界の実像が理解できるようになります。
<<<--------------------------->>>
ここを管理人もプッシュさせて頂きます。
限られた時間の中でどんな本を読むのか?
というのは、管理人も大いなる悩みですが、
この本は、「読むに値する」敢えて言いたい、
そんな本です。
それでは、以下、じっくりお読みください。
( 「アメ通」管理人 )
(転載はじめ)
RPE Journal=============================
ロシア政治経済ジャーナル No.1294 2015/11/11
====================================
【RPE】【超重要】★米国超大物スパイが明かす、中国「世界制覇」の野望
★米国超大物スパイが明かす、中国「世界制覇」の野望
世界情勢を毎日朝から晩まで追っている私でも、ある本を読んで
「卒倒」
しそうになることがあります。
メッタにないですが、たまにあります。
前回卒倒したのは、07年に出版された
●イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策
(詳細は→ http://tinyurl.com/9s5a7vb )
という本を読んだときです。
簡単にいえば、
「アメリカの外交政策を決めているのは、イスラエルロビーだ!」という内容。
「ユダヤ陰謀本ですか???」
市井の「陰謀論者」が書いた本なら私も驚かなかったでしょう。
そういう本は、それこそ「山のように」あります。
驚いたのは、この本の著者が、
・ミアシャイマー・シカゴ大学教授
・ウォルト・ハーバード大学教授
だったからです。
この二人は、「リアリズム学派」の「世界的権威」です。
そんな人たちが、「イスラエルロビーがアメリカの政策を支配している」という本を出した。
私は、「何が起こっているんだ!!!???」と仰天したのです。
本の最後に、こんな一文があります。
<米国の現在の苦境にも一筋の希望の光が見える。
これまでの失敗のコストが明らかになったことで、私たちは反省と
刷新を行う機会を得ることができるのだ。
<イスラエル・ロビー>は強力な政治的力を持ち続けるに違いない。
しかし、<イスラル・ロビー>の有害な影響力が見逃されることは
次第になくなっていくだろう。
米国のような豊かで強力な国が、間違った政策を続けることはよく
あるが、その現実がいつまでも無視され続けることはない。>
簡単にいうと、お二人は、「これからアメリカは、イスラエル・ロ
ビーの有害な影響を排除する方向に動くだろう」といっている。
あれから、8年。
確かに、アメリカとイスラエルの関係は、大きく変わりました。
アメリカはイランと和解し、イスラエルは、半ば「見捨てられたような状態」になっている。
「イスラエル・ロビー」は、次のアメリカ大統領で巻き返せるのでしょうか?
いずれにしても、「イスラエル・ロビー」が「絶対的パワーをもっていた時代」
は過ぎ去っているのです。
●イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策
(詳細は→ http://tinyurl.com/9s5a7vb )
まだ読まれていない方は、是非ご一読ください。
さて、私が「イスラエル・ロビー」で卒倒してから、はや8年。
つい最近、私は、「気絶しそうになった本」と出会いました。
●China2049
(詳細は→ https://hec.su/bWqL )
副題は、
「秘密裡に遂行される『世界覇権100年戦略』」
といいます。
「イスラエル・ロビー」と同じで、一見「陰謀論かな?」と思えるでしょう。
ポイントは、これも「イスラエル・ロビー」と同じで、「書いている人」です。
著者のマイケル・ピルズベリーさんは、
・アメリカ国防総省顧問。
・ハドソン研究所中国戦略センター所長。
さらにアメリカの政策に大きな影響力をもつ
・外交問題評議会
・国際戦略研究所
のメンバーである。
さらに、この本で暴露しているのですがピルズベリーさんは、24歳のときから
・アメリカのスパイ
として働いてきた。
そして、この本は、「国家機密が漏えいしないよう、CIA,FBI、
国防総省による査読を受けた」とあります。
つまり、CIAもFBIも国防総省も、本の作成に協力している。
極めつけは、「推薦の言葉」です。
ウールジー元CIA長官が書いている。曰く
<本書が明かす真の中国の姿は、
孫子の教えを守って如才なく野心を隠し、
アメリカのアキレス腱を射抜く最善の方法を探し続ける
極めて聡明な敵だ。
~~~~~~~~~~~~~~
我々は早急に強い行動を取らなければならない。>
~~~~~~~~~~~~~~~
どうですかこれ?
元CIA長官が、はっきりと「中国は敵である」と宣言しています。
そして、「強い行動を取らなければならない」と呼びかけています。
そう、この本はアメリカ政権中枢の、対中政策が大きく変わったこと
を示しているのです。
さて、ピルズベリーさんは、この本が出るまで、「パンダ・ハガー」
(パンダを抱く人=親中派)として知られてきました。
なんといっても彼は、ニクソン、キッシンジャーと共に1970年代初め、
「米中和解」を実現させた人なのですから。(当時20代!)
しかし、1990年代の後半、CIAと国防総省の依頼で、
「中国のアメリカを欺く能力」
に関する報告書を書いていたとき、
彼は、驚くべき中国の陰謀と野望に気がつきます。
それは、「中国建国100周年にあたる2049年までに、
『世界制覇』を実現する」
~~~~~~~~~~~~~~
というプランでした。
彼は、そのことをレポートに書き、専門家や研究者に伝えたのですが、
当時の中国はあまりにも弱く、誰も信じてくれなかった。
それから、彼の確信は、年々強まっていったのです。
さて、
●China2049
(詳細は→ https://hec.su/bWqL )
で、何がわかるのか?
・米中関係の真実
日本には、「米中が組んで日本をつぶす」という「陰謀論」があります。
この本を読むと、米中関係の実際がわかります。
確かに、米中は、裏で強固につながっていました。
・チャイナロビーの驚くべきパワー
この本には、「クリントン・クーデター」と呼ばれるエピソードが出てきます。
親台湾で、中国嫌いだったクリントン。
中国に厳しい政策を打ち出そうとしたまさにその時、クーデターが起こりました。
ここでは、「国際金融資本が中国を操っている」という陰謀論とは
正反対の構図が示されます。
つまり、「チャイナロビー」に操られるアメリカの政治家たち。
いったい、中国に操られ、クリントン・クーデターを起こした
米政界の「大物たち」とは誰だったのか?
・中国が支配する世界とは?
ピルズベリーさんは、「アメリカは敗者になろうとしている」と断言しています。
アメリカが決定的に没落し、かわって中国が覇権をとれば、
どんな世界になるのでしょうか?
ピルズベリーさんは、「中国が支配する暗黒の世界像」を予言します。
・アメリカが中国を打倒する方法
これ、日本のリーダーも必読でしょう。
長くなりましたが、「ダイヤモンド・オンライン」さんで、
「China2049」
さらに詳細に解説しています。
仰天情報も山盛りですので、必ずご一読ください。
↓http://diamond.jp/articles/-/81432
そして、大げさでなく「歴史的」といえるこの本も是非ご一読ください。
1万冊本を読むより、これを一冊読んだほうが、世界の実像が理解できるようになります。
●China2049
(詳細は→ https://hec.su/bWqL )
是非安倍総理にも献本してあげてください。
米中関係の実際と、アメリカの決意を知れば、
フラフラと中国に接近することもなくなるでしょう。
RPE Journal================================
ロシア政治経済ジャーナル No.1295 2015/11/12
=======================================
★あなたをだます「今の時代に」というキーワード
「中国は、尖閣だけでなく、沖縄も狙っている」
この件について、相当著名な方でも、「必殺キーワード」を使うことがあります。
「必殺キーワード」とは、【今の時代に】です。
皆さんもきっと、どこかで目にしたことがあるでしょう。
中国の脅威について、「【今の時代に】そんなことがあると信じられますか???」
で、有名な先生にそういわれると、素直な人は、「そうだよな~。
【今の時代に】ありえないよな」。
ところで「今の時代」ってなんでしょう?
そう、「平和な時代だ」といってるわけです。
確かに、日本は、ここ70年間戦争をしていません。
だから、「平和な時代だ」と思っている。
しかし、「今の時代 = 平和な時代」というのは事実ではありません。
「今の時代 = 平和な時代 = 平和ボケ」です。
「事実」を見てみましょう。
▼21世紀は「戦争」の世紀
「今の時代に」という枕詞に、「21世紀」という言葉が伴われることがあります。
「21世紀の今の時代に」
こう表現すると、「人類はとっくの昔に戦争時代を終わらせた」というニュアンスがあります。
しかし、それは単なる「平和ボケ」。
実際、「21世紀」は、現在まで「戦争の世紀」になっています。
証拠をお見せしましょう。
2001年9月11日、アメリカで「同時多発テロ」が起こりました。
2001年10月、アフガン戦争開始。
この戦争は、14年経過した現在もつづいています。
2003年3月~、イラク戦争。
2008年8月、ロシアーグルジア戦争。
グルジアはこの戦争の結果、「アプハジア」と「南オセチア」を事実上失いました。
2011年、リビア戦争。
2013年8月、オバマ「シリア戦争開始」を宣言するも、断念。
2014年3月、ロシア、クリミアを併合。
ウクライナで内戦ぼっ発。実際は、欧米とロシアの「代理戦争」。
2014年8月、アメリカ、「イスラム国」空爆を開始。
2015年5月、「南シナ海埋め立て問題」で米中関係が悪化。
「軍事衝突」を懸念する声が聞かれるようになる。
2015年9月、ロシア、「イスラム国」およびシリア「反体制派」への空爆を開始。
2015年10月、アメリカ「航行の自由」作戦実施。
再び「米中軍事衝突」の懸念が。
思いついたできごとを列挙してみました。
皆さん、これを読んで、
「あ~~~、今の時代は、平和じゃのう。
20世紀で人類は戦争を卒業した。平和な21世紀万歳!」
と思われましたか?
▼「今の時代に、中国が」のウソ
実をいうと、「今の時代に」という、「思考を停止させる」
「必殺技」は、ある国を守るために使われます。
そう、「中国」です。
「21世紀の今の時代、中国が尖閣を奪いにくるなんて、
皆さん信じられますか???」
こう偉い先生に聞かれると、世界で何が起こっているか全然関心のない人たちは、
「そうだよね~~。今の時代に中国が尖閣をとりにくるわけないよね~~~」
と信じてしまう。
そして、中国の脅威を語る人がいると、
「戦争を煽るな!」「右翼だ!」
などといって、非難する。
日本と中国の間で、ここ数年何が起こったのか見てみましょう。
2010年9月、「尖閣中国漁船衝突事件」。
この事件の後、中国は世界中で、「尖閣はわが国固有の領土であり
『核心的利益』である!!!」と宣言しました。
そして、自分が悪いにも関わらず、次々と過酷な制裁を課し、
日本と世界を仰天させた。
中でも、「レアアース輸出禁止」措置は、中国の異常性を世界に示
す大きなできごとでした。
2012年9月、日本政府、尖閣を「国有化」。
2012年11月、中国の代表団は、モスクワで「対日戦略」
を明らかにします。
その概要は、
1、中国、ロシア、韓国で、「反日統一共同戦線」をつくろう!
2、中ロ韓共同で、日本の領土要求を断念させよう!
日本に断念させる領土とは、
・北方領土
・竹島
・【沖縄】(日本に沖縄の領有権はない!と断言)
3、アメリカを「反日統一共同戦線」に入れよう!
(●必読!動かざる証拠はこちら。↓
http://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/2012_11_15/94728921/ )
これが「今の時代」に起こっていることです。
中国は明確に、「反日統一共同戦線」をつくり、「日本を破滅に追い込もう」としている。
それで私は、2012年11月から、「戦争状態にある」と認識しています。
なんといっても、戦争は、「実際の戦闘」の前に、
「情報戦」「経済戦」がある。
今、日中間は、「情報戦」の段階なのです。
とはいえ、日本は「戦争がはじまっていること」も知らない。
それで、事実上「サンドバック状態」にあります。
しかし、少し希望も見えてきました。
前号で触れましたが、アメリカの「超大物スパイ」
ピルズベリーさんが、その著書「China2049」の中で、
「中国世界制覇計画」を暴露してくれたからです。
CIA,国防総省、FBIの協力でできあがった驚愕の本。
これでアメリカの国論は変わり、「パンダハガー」(親中派)は一掃されることでしょう。
「またアメリカが頼り」で、まったく情けないですが仕方ありません。
日本では相当の知識人でも、「今の時代に中国が尖閣をとりにくるなんてありませんよ」なんていってるくらいですから。
ちなみに「China2049」で明かされる、衝撃の事実の数々。
ダイヤモンドオンラインさんに記事を書きました。
ものすごい反響で、出てからしばらくトップを独走していました。
まだの方は、是非ご一読ください。
↓
http://diamond.jp/articles/-/81432
そして、この歴史的名著、是非実際に読んでみてください。
●China2049
(詳細は→ https://hec.su/bWqL )
===========================
○メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」
発行者 北野 幸伯
Copyright (C) RPE Journal All Rights Reserved. 358
アドレス変更・解除は http://www.mag2.com/m/0000012950.html
======
▼▼奥山真司の「アメリカ通信」LIVE!|STANDARD JOURNAL▼▼
開演:11月17日 (火) 20時00分
http://live.nicovideo.jp/gate/lv241388612
※明日も元気におくやまさんの生放送です。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
※おくやまさんの生放送裏話等はこちらで
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://www.facebook.com/realist.jp
https://twitter.com/crfpj
(担当:紫@管理人)
~戦略を語れない人生は奴隷だ~
技術を制するのは高度な技術ではない。
より上流階層からルール決めには対抗できない。
今こそ日本人は「戦略の階層」を学び
その全体像を理解しなければならない。
・・・
・・・つづきはこちらから↓
http://www.realist.jp/strata.html
※このメルマガは転送自由です。(ただし出典を残して下さい)
▼「奥山真司のアメ通LIVE!」番組へご意見・ご感想はこちらから
http://www.realist.jp/goiken.html
▼Youtube THE STANDARD JOURNAL
https://www.youtube.com/user/TheStandardJournal
▼「THE STANDARD JOURNAL ~『アメリカ通信』」
http://ch.nicovideo.jp/strategy
▼FacebookPage:「THE STANDARD JOURNAL」
https://www.facebook.com/realist.jp
★奥山真司への講演依頼・執筆依頼は、
【webmaster@realist.jp】までお問合せ下さい。
◎日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信 のバックナンバーはこちら
⇒ http://archives.mag2.com/0000110606/index.html
2015年11月16日 【特別紹介号】米国超大物スパイが明かす、中国「世界制覇」の野望
▼▼奥山真司の「アメリカ通信」LIVE!|STANDARD JOURNAL▼▼
開演:11月17日 (火) 20時00分
http://live.nicovideo.jp/gate/lv241388612
※明日も元気におくやまさんの生放送です。
管理人です。
以前、番組中におくやまさんも紹介したことがある、
『China 2049
~秘密裏に遂行される「世界覇権100年戦略」』
を、皆様もお馴染みの「ロシア政経ジャーナル」の北野さんが
大々的にご紹介されておられましたので、
「アメ通」でも更にもう一度、ご紹介させて頂きます。
この本、既にお読みの方もたくさんおられると想いますが、
もちろん、管理人も読みました。
詳細は北野さんのお話をお読み頂くとして、
<<<--------------------------->>>
1万冊本を読むより、これを一冊読んだほうが、
世界の実像が理解できるようになります。
<<<--------------------------->>>
ここを管理人もプッシュさせて頂きます。
限られた時間の中でどんな本を読むのか?
というのは、管理人も大いなる悩みですが、
この本は、「読むに値する」敢えて言いたい、
そんな本です。
それでは、以下、じっくりお読みください。
( 「アメ通」管理人 )
(転載はじめ)
RPE Journal=============================
ロシア政治経済ジャーナル No.1294 2015/11/11
====================================
【RPE】【超重要】★米国超大物スパイが明かす、中国「世界制覇」の野望
★米国超大物スパイが明かす、中国「世界制覇」の野望
世界情勢を毎日朝から晩まで追っている私でも、ある本を読んで
「卒倒」
しそうになることがあります。
メッタにないですが、たまにあります。
前回卒倒したのは、07年に出版された
●イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策
(詳細は→ http://tinyurl.com/9s5a7vb )
という本を読んだときです。
簡単にいえば、
「アメリカの外交政策を決めているのは、イスラエルロビーだ!」という内容。
「ユダヤ陰謀本ですか???」
市井の「陰謀論者」が書いた本なら私も驚かなかったでしょう。
そういう本は、それこそ「山のように」あります。
驚いたのは、この本の著者が、
・ミアシャイマー・シカゴ大学教授
・ウォルト・ハーバード大学教授
だったからです。
この二人は、「リアリズム学派」の「世界的権威」です。
そんな人たちが、「イスラエルロビーがアメリカの政策を支配している」という本を出した。
私は、「何が起こっているんだ!!!???」と仰天したのです。
本の最後に、こんな一文があります。
<米国の現在の苦境にも一筋の希望の光が見える。
これまでの失敗のコストが明らかになったことで、私たちは反省と
刷新を行う機会を得ることができるのだ。
<イスラエル・ロビー>は強力な政治的力を持ち続けるに違いない。
しかし、<イスラル・ロビー>の有害な影響力が見逃されることは
次第になくなっていくだろう。
米国のような豊かで強力な国が、間違った政策を続けることはよく
あるが、その現実がいつまでも無視され続けることはない。>
簡単にいうと、お二人は、「これからアメリカは、イスラエル・ロ
ビーの有害な影響を排除する方向に動くだろう」といっている。
あれから、8年。
確かに、アメリカとイスラエルの関係は、大きく変わりました。
アメリカはイランと和解し、イスラエルは、半ば「見捨てられたような状態」になっている。
「イスラエル・ロビー」は、次のアメリカ大統領で巻き返せるのでしょうか?
いずれにしても、「イスラエル・ロビー」が「絶対的パワーをもっていた時代」
は過ぎ去っているのです。
●イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策
(詳細は→ http://tinyurl.com/9s5a7vb )
まだ読まれていない方は、是非ご一読ください。
さて、私が「イスラエル・ロビー」で卒倒してから、はや8年。
つい最近、私は、「気絶しそうになった本」と出会いました。
●China2049
(詳細は→ https://hec.su/bWqL )
副題は、
「秘密裡に遂行される『世界覇権100年戦略』」
といいます。
「イスラエル・ロビー」と同じで、一見「陰謀論かな?」と思えるでしょう。
ポイントは、これも「イスラエル・ロビー」と同じで、「書いている人」です。
著者のマイケル・ピルズベリーさんは、
・アメリカ国防総省顧問。
・ハドソン研究所中国戦略センター所長。
さらにアメリカの政策に大きな影響力をもつ
・外交問題評議会
・国際戦略研究所
のメンバーである。
さらに、この本で暴露しているのですがピルズベリーさんは、24歳のときから
・アメリカのスパイ
として働いてきた。
そして、この本は、「国家機密が漏えいしないよう、CIA,FBI、
国防総省による査読を受けた」とあります。
つまり、CIAもFBIも国防総省も、本の作成に協力している。
極めつけは、「推薦の言葉」です。
ウールジー元CIA長官が書いている。曰く
<本書が明かす真の中国の姿は、
孫子の教えを守って如才なく野心を隠し、
アメリカのアキレス腱を射抜く最善の方法を探し続ける
極めて聡明な敵だ。
~~~~~~~~~~~~~~
我々は早急に強い行動を取らなければならない。>
~~~~~~~~~~~~~~~
どうですかこれ?
元CIA長官が、はっきりと「中国は敵である」と宣言しています。
そして、「強い行動を取らなければならない」と呼びかけています。
そう、この本はアメリカ政権中枢の、対中政策が大きく変わったこと
を示しているのです。
さて、ピルズベリーさんは、この本が出るまで、「パンダ・ハガー」
(パンダを抱く人=親中派)として知られてきました。
なんといっても彼は、ニクソン、キッシンジャーと共に1970年代初め、
「米中和解」を実現させた人なのですから。(当時20代!)
しかし、1990年代の後半、CIAと国防総省の依頼で、
「中国のアメリカを欺く能力」
に関する報告書を書いていたとき、
彼は、驚くべき中国の陰謀と野望に気がつきます。
それは、「中国建国100周年にあたる2049年までに、
『世界制覇』を実現する」
~~~~~~~~~~~~~~
というプランでした。
彼は、そのことをレポートに書き、専門家や研究者に伝えたのですが、
当時の中国はあまりにも弱く、誰も信じてくれなかった。
それから、彼の確信は、年々強まっていったのです。
さて、
●China2049
(詳細は→ https://hec.su/bWqL )
で、何がわかるのか?
・米中関係の真実
日本には、「米中が組んで日本をつぶす」という「陰謀論」があります。
この本を読むと、米中関係の実際がわかります。
確かに、米中は、裏で強固につながっていました。
・チャイナロビーの驚くべきパワー
この本には、「クリントン・クーデター」と呼ばれるエピソードが出てきます。
親台湾で、中国嫌いだったクリントン。
中国に厳しい政策を打ち出そうとしたまさにその時、クーデターが起こりました。
ここでは、「国際金融資本が中国を操っている」という陰謀論とは
正反対の構図が示されます。
つまり、「チャイナロビー」に操られるアメリカの政治家たち。
いったい、中国に操られ、クリントン・クーデターを起こした
米政界の「大物たち」とは誰だったのか?
・中国が支配する世界とは?
ピルズベリーさんは、「アメリカは敗者になろうとしている」と断言しています。
アメリカが決定的に没落し、かわって中国が覇権をとれば、
どんな世界になるのでしょうか?
ピルズベリーさんは、「中国が支配する暗黒の世界像」を予言します。
・アメリカが中国を打倒する方法
これ、日本のリーダーも必読でしょう。
長くなりましたが、「ダイヤモンド・オンライン」さんで、
「China2049」
さらに詳細に解説しています。
仰天情報も山盛りですので、必ずご一読ください。
↓http://diamond.jp/articles/-/81432
そして、大げさでなく「歴史的」といえるこの本も是非ご一読ください。
1万冊本を読むより、これを一冊読んだほうが、世界の実像が理解できるようになります。
●China2049
(詳細は→ https://hec.su/bWqL )
是非安倍総理にも献本してあげてください。
米中関係の実際と、アメリカの決意を知れば、
フラフラと中国に接近することもなくなるでしょう。
RPE Journal================================
ロシア政治経済ジャーナル No.1295 2015/11/12
=======================================
★あなたをだます「今の時代に」というキーワード
「中国は、尖閣だけでなく、沖縄も狙っている」
この件について、相当著名な方でも、「必殺キーワード」を使うことがあります。
「必殺キーワード」とは、【今の時代に】です。
皆さんもきっと、どこかで目にしたことがあるでしょう。
中国の脅威について、「【今の時代に】そんなことがあると信じられますか???」
で、有名な先生にそういわれると、素直な人は、「そうだよな~。
【今の時代に】ありえないよな」。
ところで「今の時代」ってなんでしょう?
そう、「平和な時代だ」といってるわけです。
確かに、日本は、ここ70年間戦争をしていません。
だから、「平和な時代だ」と思っている。
しかし、「今の時代 = 平和な時代」というのは事実ではありません。
「今の時代 = 平和な時代 = 平和ボケ」です。
「事実」を見てみましょう。
▼21世紀は「戦争」の世紀
「今の時代に」という枕詞に、「21世紀」という言葉が伴われることがあります。
「21世紀の今の時代に」
こう表現すると、「人類はとっくの昔に戦争時代を終わらせた」というニュアンスがあります。
しかし、それは単なる「平和ボケ」。
実際、「21世紀」は、現在まで「戦争の世紀」になっています。
証拠をお見せしましょう。
2001年9月11日、アメリカで「同時多発テロ」が起こりました。
2001年10月、アフガン戦争開始。
この戦争は、14年経過した現在もつづいています。
2003年3月~、イラク戦争。
2008年8月、ロシアーグルジア戦争。
グルジアはこの戦争の結果、「アプハジア」と「南オセチア」を事実上失いました。
2011年、リビア戦争。
2013年8月、オバマ「シリア戦争開始」を宣言するも、断念。
2014年3月、ロシア、クリミアを併合。
ウクライナで内戦ぼっ発。実際は、欧米とロシアの「代理戦争」。
2014年8月、アメリカ、「イスラム国」空爆を開始。
2015年5月、「南シナ海埋め立て問題」で米中関係が悪化。
「軍事衝突」を懸念する声が聞かれるようになる。
2015年9月、ロシア、「イスラム国」およびシリア「反体制派」への空爆を開始。
2015年10月、アメリカ「航行の自由」作戦実施。
再び「米中軍事衝突」の懸念が。
思いついたできごとを列挙してみました。
皆さん、これを読んで、
「あ~~~、今の時代は、平和じゃのう。
20世紀で人類は戦争を卒業した。平和な21世紀万歳!」
と思われましたか?
▼「今の時代に、中国が」のウソ
実をいうと、「今の時代に」という、「思考を停止させる」
「必殺技」は、ある国を守るために使われます。
そう、「中国」です。
「21世紀の今の時代、中国が尖閣を奪いにくるなんて、
皆さん信じられますか???」
こう偉い先生に聞かれると、世界で何が起こっているか全然関心のない人たちは、
「そうだよね~~。今の時代に中国が尖閣をとりにくるわけないよね~~~」
と信じてしまう。
そして、中国の脅威を語る人がいると、
「戦争を煽るな!」「右翼だ!」
などといって、非難する。
日本と中国の間で、ここ数年何が起こったのか見てみましょう。
2010年9月、「尖閣中国漁船衝突事件」。
この事件の後、中国は世界中で、「尖閣はわが国固有の領土であり
『核心的利益』である!!!」と宣言しました。
そして、自分が悪いにも関わらず、次々と過酷な制裁を課し、
日本と世界を仰天させた。
中でも、「レアアース輸出禁止」措置は、中国の異常性を世界に示
す大きなできごとでした。
2012年9月、日本政府、尖閣を「国有化」。
2012年11月、中国の代表団は、モスクワで「対日戦略」
を明らかにします。
その概要は、
1、中国、ロシア、韓国で、「反日統一共同戦線」をつくろう!
2、中ロ韓共同で、日本の領土要求を断念させよう!
日本に断念させる領土とは、
・北方領土
・竹島
・【沖縄】(日本に沖縄の領有権はない!と断言)
3、アメリカを「反日統一共同戦線」に入れよう!
(●必読!動かざる証拠はこちら。↓
http://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/2012_11_15/94728921/ )
これが「今の時代」に起こっていることです。
中国は明確に、「反日統一共同戦線」をつくり、「日本を破滅に追い込もう」としている。
それで私は、2012年11月から、「戦争状態にある」と認識しています。
なんといっても、戦争は、「実際の戦闘」の前に、
「情報戦」「経済戦」がある。
今、日中間は、「情報戦」の段階なのです。
とはいえ、日本は「戦争がはじまっていること」も知らない。
それで、事実上「サンドバック状態」にあります。
しかし、少し希望も見えてきました。
前号で触れましたが、アメリカの「超大物スパイ」
ピルズベリーさんが、その著書「China2049」の中で、
「中国世界制覇計画」を暴露してくれたからです。
CIA,国防総省、FBIの協力でできあがった驚愕の本。
これでアメリカの国論は変わり、「パンダハガー」(親中派)は一掃されることでしょう。
「またアメリカが頼り」で、まったく情けないですが仕方ありません。
日本では相当の知識人でも、「今の時代に中国が尖閣をとりにくるなんてありませんよ」なんていってるくらいですから。
ちなみに「China2049」で明かされる、衝撃の事実の数々。
ダイヤモンドオンラインさんに記事を書きました。
ものすごい反響で、出てからしばらくトップを独走していました。
まだの方は、是非ご一読ください。
↓
http://diamond.jp/articles/-/81432
そして、この歴史的名著、是非実際に読んでみてください。
●China2049
(詳細は→ https://hec.su/bWqL )
===========================
○メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」
発行者 北野 幸伯
Copyright (C) RPE Journal All Rights Reserved. 358
アドレス変更・解除は http://www.mag2.com/m/0000012950.html
======
▼▼奥山真司の「アメリカ通信」LIVE!|STANDARD JOURNAL▼▼
開演:11月17日 (火) 20時00分
http://live.nicovideo.jp/gate/lv241388612
※明日も元気におくやまさんの生放送です。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
※おくやまさんの生放送裏話等はこちらで
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://www.facebook.com/realist.jp
https://twitter.com/crfpj
(担当:紫@管理人)
~戦略を語れない人生は奴隷だ~
技術を制するのは高度な技術ではない。
より上流階層からルール決めには対抗できない。
今こそ日本人は「戦略の階層」を学び
その全体像を理解しなければならない。
・・・
・・・つづきはこちらから↓
http://www.realist.jp/strata.html
※このメルマガは転送自由です。(ただし出典を残して下さい)
▼「奥山真司のアメ通LIVE!」番組へご意見・ご感想はこちらから
http://www.realist.jp/goiken.html
▼Youtube THE STANDARD JOURNAL
https://www.youtube.com/user/TheStandardJournal
▼「THE STANDARD JOURNAL ~『アメリカ通信』」
http://ch.nicovideo.jp/strategy
▼FacebookPage:「THE STANDARD JOURNAL」
https://www.facebook.com/realist.jp
★奥山真司への講演依頼・執筆依頼は、
【webmaster@realist.jp】までお問合せ下さい。
◎日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信 のバックナンバーはこちら
⇒ http://archives.mag2.com/0000110606/index.html