パリで銃撃や爆発、153人死亡 劇場やサッカー場など
パリで銃撃や爆発、153人死亡 劇場やサッカー場など
CNN.co.jp 11月14日(土)10時36分配信
(CNN) CNN系列局のBFMTVによると、フランスのパリで13日夜、劇場など少なくとも6カ所で銃撃があったほか、サッカーの代表戦が行われていたパリ郊外のスタジアムでも少なくとも3回の爆発があり、当局によると、合わせて少なくとも153人が死亡した。
内務省によると、銃撃があった場所の1つ、劇場「バタクラン」では少なくとも112人が死亡した。同劇場内から脱出したラジオ記者によると、黒い服に身を包んだ男2人がAK47とみられる自動小銃を発砲。マスクは着けておらず無言だったという。銃撃は10~15分間にわたり続き、劇場内のコンサート会場にいた観客はパニックになり悲鳴を上げた。20~25人の死体が床に散乱していたという。
男らは人質を取って劇場内のコンサート会場に立てこもっていたが、BFMTVによると、警察特殊部隊が現場に突入。襲撃者2人は殺害され、立てこもりは終わったという。警察により人質少なくとも100人が屋外に解放された。負傷者がいる模様。
また仏メディアによると、サッカー・ドイツ代表とフランス代表の試合が行われ、オランド仏大統領も観戦に訪れていたパリ郊外の「スタッド・ド・フランス」で複数の爆発があった。オランド大統領はハーフタイムに避難し、スタジアムは閉鎖された。情報筋によると、爆発のうち1件は自爆テロとみられる。
これを受けて、オランド大統領は非常事態を宣言し、国境を閉鎖する意向を示した。「我々は共感と連帯、団結を示し、冷静さを維持する必要がある。フランスは強く偉大な国でなければならない」と述べた。事件は「前例のない攻撃」で、「テロと直面して、この国は自分をどう守り、軍隊をどう動かし、テロリストにどう打ち勝つかを知っている」とも述べた。
オランド大統領、マニュエル・バルス副大統領、カズヌーブ内相は内務省で緊急会議を開催した。
パリ警察は市民に自宅待機を命令。ツイッター上で、「絶対の必要がない限り」自宅にとどまるよう呼びかけている。
「ル・パリジャン」紙の記者によると、フランス当局はテロ捜査を開始。公式の犯行声明は出ていないが、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」はツイッター上で、一連の攻撃を称賛した。
また、オバマ米大統領はホワイトハウスで、「これはパリやフランスの人々への攻撃にととまらず、人類すべてと我々が共有する価値観への攻撃だ」と主張。一連の攻撃について、「罪のない民間人を狙った卑劣なテロ行為だ」と述べた。
米国の対テロ当局者によると、米国の対テロ当局は、情報を収集し米国に対するテロの脅威がないかを評価するため、会議を開催。今のところ米国への脅威を示唆する情報はないという。現時点でパリでの犯行を疑われているのは、シリアやイラクから帰国した戦闘員だという。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6180815
【映像】パリで同時テロ サッカー代表戦で爆発音 選手やファンは不安な表情で退避
ロイター 11月14日(土)11時47分配信
フランスの首都パリで13日夜、中心部のレストランや劇場、北部のスタジアムで爆発や銃撃が相次いで発生。パリ北部のスタッド・ド・フランスでは、サッカーフランス代表とドイツ代表の親善試合の最中に、3度にわたり爆発音がスタジアムに響きわたった。この試合を観戦していたフランスのフランソワ・オランド大統領はスタジアムから退避した。地元警察は、スタジアムのこの爆発で犠牲者は出ていないと語っている。爆発後、観戦していたサポーターは安全のためグランドに集まり、警察がスタジアムの外へ誘導した。
複数の情報筋が、事件のあったパリ中心部の複数箇所を警察が封鎖していると伝えている。
(フランス、パリ 13日 取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151114-00010006-reutv-eurp
パリでテロ、100人超死亡か=仏大統領「前例ない」―銃撃と爆発、競技場で自爆も
時事通信 11月14日(土)9時25分配信
【パリ時事】フランスのメディアによると、パリ中心部のバタクラン劇場と北部の競技場付近などで13日、複数の銃撃や爆発などがあり、複数の警察筋は14日、AFP通信に対し、劇場への攻撃だけで約100人が死亡したと明らかにした。
数十人の人質を取って犯人が立てこもった劇場には14日未明(日本時間同朝)、警官隊が突入。イスラム過激派とみられる容疑者3人を射殺した。
オランド大統領は「前例のないテロ攻撃がパリで起きている」と表明。オバマ米大統領も「全人類と普遍的価値への攻撃だ」と非難した。仏政府は全土に非常事態を宣言した。
在仏日本大使館は、14日午前0時(日本時間同8時)現在の情報として「銃撃に巻き込まれた邦人はいないもようだ」と述べた。AFP通信によれば、複数の関係者が13日、競技場近くの爆発は自爆テロだと証言している。目撃者によると、劇場に対する襲撃は同日午後10時(日本時間14日午前6時)ごろ発生し、占拠犯はアラビア語で「アラー・アクバル(神は偉大だ)」と叫んで乱射した。
AFP通信によると、劇場で発砲があったほか、劇場付近のカンボジア・レストランも襲撃を受けた。また、競技場付近では複数回の爆発音が聞こえた。治安機関筋は、テロ攻撃は市内計7カ所で発生したと述べた。
競技場ではフランス代表とドイツ代表のサッカーの試合が行われており、オランド大統領が観戦していた。オランド大統領は銃撃事件を受け、急きょ内務省に向かい、危機対策室で対応に着手した。緊急閣議を開催する。
仏大統領府は14日、トルコで15日から開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議をオランド大統領は欠席すると明らかにした。イダルゴ・パリ市長は住民に対し、自宅から出ないよう要請した。
フランスでは1月、パリの風刺週刊紙シャルリエブド本社やパリ近郊のユダヤ教食料品店がイスラム過激派に襲撃され、17人が死亡した。さらにパリでは30日から国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が開幕するため、仏当局が警戒態勢を強化していた矢先の事件となった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151114-00000054-jij-eurp
<パリ同時多発テロ>自爆テロや銃乱射 120人死亡
毎日新聞 11月14日(土)8時42分配信
付近で爆発のあった競技場。観客はピッチに下りて避難に向かった=パリ近郊のサンドニで、AP
◇200人以上が重軽傷 劇場人質立てこもりで100人の死者
【パリ賀有勇】パリ中心部と近郊で13日夜(日本時間14日早朝)、劇場やレストラン、競技場など6カ所を狙った自爆テロや銃乱射事件があり、少なくとも120人が死亡、200人以上が重軽傷を負った。劇場では犯人が人質をとって立てこもり、治安部隊が突入。少なくとも4人の容疑者が死亡したが、劇場だけで約100人の死者が出た。競技場ではオランド仏大統領がサッカーの試合を観戦中だった。AFP通信は目撃者の話として、劇場で犯人が「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫びながら観客に向けて発砲したと伝えた。犯行声明は出ていないが、イスラム過激派による同時多発テロの可能性がある。
【写真特集】フランスでテロ 同時多発か
仏政府は1500人の兵士を追加配置するなどして厳戒態勢を敷いている。劇場にいた目撃者がAFP通信に語った話では、犯人の一人は「オランド大統領の過ちだ。彼はシリアに介入すべきでなかった」と話し、今年9月からシリアで過激派組織「イスラム国」(IS)に対する空爆に参加している仏軍の介入を非難したという。パリ警察は同時多発テロの実行犯8人が死亡したと明らかにした。
オランド大統領は緊急のテレビ演説で「前例のないテロが起きた」として非常事態を宣言し、国境を閉鎖すると述べた。また「犠牲者と家族に哀悼の意と連帯を表明する。恐怖に直面しても、フランスは強くあるべきだ。テロリストは怖がらせようとしているが、我々は自分たちを守るすべを持っている。(テロに対し)容赦ない戦いを行う」と国民に冷静な対応と結束を呼びかけた。仏全土で非常事態宣言が出されたのは1962年まで続いたアルジェリア戦争以来となる。
仏メディアによると、銃撃はパリ中心部のバタクラン劇場やカンボジア料理のレストラン付近で13日午後9時半(日本時間14日午前5時半)から午後10時前にかけて発生。劇場ではロックコンサートが開かれており、多数の観客がいた。犯人は最初に劇場近くのカフェで銃を乱射し始め、劇場に侵入。人質に向けて発砲したり、爆発物を投げつけたりしたという。容疑者4人のうち3人は治安部隊が突入した際に身に着けた爆発物で自爆して死亡。残る1人は射殺されたとみられる。カンボジア料理のレストランでは男が銃を乱射し、約10人が死亡した。
パリ近郊にあるサンドニの競技場付近では13日午後9時過ぎから自爆とみられる2件を含む爆発が3件起き、3人の容疑者が死亡した。競技場ではフランス代表とドイツ代表によるサッカーの親善試合が行われており、前半戦の試合中に爆音が聞こえた。オランド大統領とシュタインマイヤー独外相が観戦しており、ともに避難した。
仏大統領府は、オランド大統領がトルコで15日から開かれる予定の主要20カ国・地域(G20)首脳会議を欠席すると発表した。オランド大統領は緊急対策会議を招集し、対応を協議している。非常事態宣言に関連して仏外務省は14日未明、道路や鉄道、空港、港湾での国境管理を強化するとの声明を発表した。鉄道や航空便の運航自体は行われるという。
フランスでは今年1月、パリの週刊紙シャルリーエブド本社やパリ近郊のユダヤ教食料品店がイスラム過激派を名乗る男らに襲撃される事件が発生。最高レベルの警戒態勢が仏全土でとられていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151114-00000009-mai-int
CNN.co.jp 11月14日(土)10時36分配信
(CNN) CNN系列局のBFMTVによると、フランスのパリで13日夜、劇場など少なくとも6カ所で銃撃があったほか、サッカーの代表戦が行われていたパリ郊外のスタジアムでも少なくとも3回の爆発があり、当局によると、合わせて少なくとも153人が死亡した。
内務省によると、銃撃があった場所の1つ、劇場「バタクラン」では少なくとも112人が死亡した。同劇場内から脱出したラジオ記者によると、黒い服に身を包んだ男2人がAK47とみられる自動小銃を発砲。マスクは着けておらず無言だったという。銃撃は10~15分間にわたり続き、劇場内のコンサート会場にいた観客はパニックになり悲鳴を上げた。20~25人の死体が床に散乱していたという。
男らは人質を取って劇場内のコンサート会場に立てこもっていたが、BFMTVによると、警察特殊部隊が現場に突入。襲撃者2人は殺害され、立てこもりは終わったという。警察により人質少なくとも100人が屋外に解放された。負傷者がいる模様。
また仏メディアによると、サッカー・ドイツ代表とフランス代表の試合が行われ、オランド仏大統領も観戦に訪れていたパリ郊外の「スタッド・ド・フランス」で複数の爆発があった。オランド大統領はハーフタイムに避難し、スタジアムは閉鎖された。情報筋によると、爆発のうち1件は自爆テロとみられる。
これを受けて、オランド大統領は非常事態を宣言し、国境を閉鎖する意向を示した。「我々は共感と連帯、団結を示し、冷静さを維持する必要がある。フランスは強く偉大な国でなければならない」と述べた。事件は「前例のない攻撃」で、「テロと直面して、この国は自分をどう守り、軍隊をどう動かし、テロリストにどう打ち勝つかを知っている」とも述べた。
オランド大統領、マニュエル・バルス副大統領、カズヌーブ内相は内務省で緊急会議を開催した。
パリ警察は市民に自宅待機を命令。ツイッター上で、「絶対の必要がない限り」自宅にとどまるよう呼びかけている。
「ル・パリジャン」紙の記者によると、フランス当局はテロ捜査を開始。公式の犯行声明は出ていないが、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」はツイッター上で、一連の攻撃を称賛した。
また、オバマ米大統領はホワイトハウスで、「これはパリやフランスの人々への攻撃にととまらず、人類すべてと我々が共有する価値観への攻撃だ」と主張。一連の攻撃について、「罪のない民間人を狙った卑劣なテロ行為だ」と述べた。
米国の対テロ当局者によると、米国の対テロ当局は、情報を収集し米国に対するテロの脅威がないかを評価するため、会議を開催。今のところ米国への脅威を示唆する情報はないという。現時点でパリでの犯行を疑われているのは、シリアやイラクから帰国した戦闘員だという。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6180815
【映像】パリで同時テロ サッカー代表戦で爆発音 選手やファンは不安な表情で退避
ロイター 11月14日(土)11時47分配信
フランスの首都パリで13日夜、中心部のレストランや劇場、北部のスタジアムで爆発や銃撃が相次いで発生。パリ北部のスタッド・ド・フランスでは、サッカーフランス代表とドイツ代表の親善試合の最中に、3度にわたり爆発音がスタジアムに響きわたった。この試合を観戦していたフランスのフランソワ・オランド大統領はスタジアムから退避した。地元警察は、スタジアムのこの爆発で犠牲者は出ていないと語っている。爆発後、観戦していたサポーターは安全のためグランドに集まり、警察がスタジアムの外へ誘導した。
複数の情報筋が、事件のあったパリ中心部の複数箇所を警察が封鎖していると伝えている。
(フランス、パリ 13日 取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151114-00010006-reutv-eurp
パリでテロ、100人超死亡か=仏大統領「前例ない」―銃撃と爆発、競技場で自爆も
時事通信 11月14日(土)9時25分配信
【パリ時事】フランスのメディアによると、パリ中心部のバタクラン劇場と北部の競技場付近などで13日、複数の銃撃や爆発などがあり、複数の警察筋は14日、AFP通信に対し、劇場への攻撃だけで約100人が死亡したと明らかにした。
数十人の人質を取って犯人が立てこもった劇場には14日未明(日本時間同朝)、警官隊が突入。イスラム過激派とみられる容疑者3人を射殺した。
オランド大統領は「前例のないテロ攻撃がパリで起きている」と表明。オバマ米大統領も「全人類と普遍的価値への攻撃だ」と非難した。仏政府は全土に非常事態を宣言した。
在仏日本大使館は、14日午前0時(日本時間同8時)現在の情報として「銃撃に巻き込まれた邦人はいないもようだ」と述べた。AFP通信によれば、複数の関係者が13日、競技場近くの爆発は自爆テロだと証言している。目撃者によると、劇場に対する襲撃は同日午後10時(日本時間14日午前6時)ごろ発生し、占拠犯はアラビア語で「アラー・アクバル(神は偉大だ)」と叫んで乱射した。
AFP通信によると、劇場で発砲があったほか、劇場付近のカンボジア・レストランも襲撃を受けた。また、競技場付近では複数回の爆発音が聞こえた。治安機関筋は、テロ攻撃は市内計7カ所で発生したと述べた。
競技場ではフランス代表とドイツ代表のサッカーの試合が行われており、オランド大統領が観戦していた。オランド大統領は銃撃事件を受け、急きょ内務省に向かい、危機対策室で対応に着手した。緊急閣議を開催する。
仏大統領府は14日、トルコで15日から開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議をオランド大統領は欠席すると明らかにした。イダルゴ・パリ市長は住民に対し、自宅から出ないよう要請した。
フランスでは1月、パリの風刺週刊紙シャルリエブド本社やパリ近郊のユダヤ教食料品店がイスラム過激派に襲撃され、17人が死亡した。さらにパリでは30日から国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が開幕するため、仏当局が警戒態勢を強化していた矢先の事件となった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151114-00000054-jij-eurp
<パリ同時多発テロ>自爆テロや銃乱射 120人死亡
毎日新聞 11月14日(土)8時42分配信
付近で爆発のあった競技場。観客はピッチに下りて避難に向かった=パリ近郊のサンドニで、AP
◇200人以上が重軽傷 劇場人質立てこもりで100人の死者
【パリ賀有勇】パリ中心部と近郊で13日夜(日本時間14日早朝)、劇場やレストラン、競技場など6カ所を狙った自爆テロや銃乱射事件があり、少なくとも120人が死亡、200人以上が重軽傷を負った。劇場では犯人が人質をとって立てこもり、治安部隊が突入。少なくとも4人の容疑者が死亡したが、劇場だけで約100人の死者が出た。競技場ではオランド仏大統領がサッカーの試合を観戦中だった。AFP通信は目撃者の話として、劇場で犯人が「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫びながら観客に向けて発砲したと伝えた。犯行声明は出ていないが、イスラム過激派による同時多発テロの可能性がある。
【写真特集】フランスでテロ 同時多発か
仏政府は1500人の兵士を追加配置するなどして厳戒態勢を敷いている。劇場にいた目撃者がAFP通信に語った話では、犯人の一人は「オランド大統領の過ちだ。彼はシリアに介入すべきでなかった」と話し、今年9月からシリアで過激派組織「イスラム国」(IS)に対する空爆に参加している仏軍の介入を非難したという。パリ警察は同時多発テロの実行犯8人が死亡したと明らかにした。
オランド大統領は緊急のテレビ演説で「前例のないテロが起きた」として非常事態を宣言し、国境を閉鎖すると述べた。また「犠牲者と家族に哀悼の意と連帯を表明する。恐怖に直面しても、フランスは強くあるべきだ。テロリストは怖がらせようとしているが、我々は自分たちを守るすべを持っている。(テロに対し)容赦ない戦いを行う」と国民に冷静な対応と結束を呼びかけた。仏全土で非常事態宣言が出されたのは1962年まで続いたアルジェリア戦争以来となる。
仏メディアによると、銃撃はパリ中心部のバタクラン劇場やカンボジア料理のレストラン付近で13日午後9時半(日本時間14日午前5時半)から午後10時前にかけて発生。劇場ではロックコンサートが開かれており、多数の観客がいた。犯人は最初に劇場近くのカフェで銃を乱射し始め、劇場に侵入。人質に向けて発砲したり、爆発物を投げつけたりしたという。容疑者4人のうち3人は治安部隊が突入した際に身に着けた爆発物で自爆して死亡。残る1人は射殺されたとみられる。カンボジア料理のレストランでは男が銃を乱射し、約10人が死亡した。
パリ近郊にあるサンドニの競技場付近では13日午後9時過ぎから自爆とみられる2件を含む爆発が3件起き、3人の容疑者が死亡した。競技場ではフランス代表とドイツ代表によるサッカーの親善試合が行われており、前半戦の試合中に爆音が聞こえた。オランド大統領とシュタインマイヤー独外相が観戦しており、ともに避難した。
仏大統領府は、オランド大統領がトルコで15日から開かれる予定の主要20カ国・地域(G20)首脳会議を欠席すると発表した。オランド大統領は緊急対策会議を招集し、対応を協議している。非常事態宣言に関連して仏外務省は14日未明、道路や鉄道、空港、港湾での国境管理を強化するとの声明を発表した。鉄道や航空便の運航自体は行われるという。
フランスでは今年1月、パリの週刊紙シャルリーエブド本社やパリ近郊のユダヤ教食料品店がイスラム過激派を名乗る男らに襲撃される事件が発生。最高レベルの警戒態勢が仏全土でとられていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151114-00000009-mai-int