ご飯が美味しい老人ホーム
「食」にこだわる老人ホーム 5年で1億8256万円の施設も
NEWSポストセブン 2012/1/2 07:00
での老人ホームガイドは間違っていた。それは実際に入居している高齢者に「いまの生活で一番気になるのは何ですか」と尋ねてみれば、すぐにわかったことだ。大切なのは「看護・介護体制の充実」でも「運営会社の事業経験年数」でもない。「三度のメシ」であり、「ゆったり浸かれる風呂」であり、「毎日を楽しめる遊びの質」だった。老人ホームは「日常生活の場」なのである。そのなかでも食事がおいしいという老人ホームを3つ紹介しよう。
【ライフハウス京都醒ヶ井】
(京都府京都市/事業会社:生活科学運営/5年総費用:3463万~5813万円)
献立は、栄養士の原案に入居者の意見を取り入れて毎月作り替える。厚労省の70歳以上の平均栄養基準量を参考にした「一汁三菜の家庭料理」が基本。地産地消を原則とし、可能な限り地元の業者から、京野菜など旬の地元食材を仕入れて使用している。
季節の行事やイベントも多く開催され、大鉢に料理を盛り付けた京都風のおばんざいバイキングやひな祭りメニュー、鍋料理などを、他の入居者たちと楽しむことができる。
【コンフォートガーデンあざみ野】
(神奈川県横浜市/事業会社:セコムフォート/5年総費用:8318万~9548万円)
「高齢者の心身の健康は、食事なくしてあり得ない」がコンセプト。2週間に1度、調理師、栄養士がメニュー会議を開催し、高齢者のための摂取カロリーを計算、個々の入居者に合わせた食事の内容を考えている。健康で、おいしい、飽きない料理を提供する。
【コンフォートヒルズ六甲】
(兵庫県神戸市/事業会社:セコムフォートウエスト/5年総費用:5846万~1億8256万円(一般居室、水道光熱費含まず)、3744万~6384万円(介護居室、水道光熱費含む))
入居者ごとに「食のカルテ」を作成して、好き嫌い、量の大小など嗜好に応じた食事ができる。和食と洋食とアラカルトから選択できるレストラン形式で、注文を受けてから調理を始めるので、できたてを楽しめる。天井高5メートルのダイニングからは神戸三宮の夜景が堪能できる。
※週刊ポスト2012年1月1・6日号
http://news.merumo.ne.jp/article/genre/664446
浦安の老人ホーム 高級日本料理店「なだ万」出身料理長いる
2011.12.25 16:00
老人ホームに入居する高齢者にとって、食事は「健康のため」、「長生きのため」だけのものではない。単調になりがちな施設の生活の中だからこそ、「三度のメシ」は日々の暮らしを彩る最大の要素になる。せっかくの人生の円熟期を味気のない食事で過ごすなんてもったいない。本誌記者が実際に全国の老人ホームを巡り、極上の食事を提供する施設を厳選した。
そのうちの一つが、「舞浜倶楽部 新浦安フォーラム」(千葉県浦安市)だ。同施設の総料理長は高級日本料理の老舗「なだ万」出身。味付けは料理長の指示でベテランの調理師が担当している。
「食事は命の源だから、決して手を抜きたくない。味や栄養のバランスはもちろん、料理の彩りにこだわっています。たとえば、認知症の人は赤い色が認識しやすいので、紅ショウガやトマト、杏仁豆腐に赤いチェリーを添えるなど、最後まで食欲をそそる工夫をしています」(星川一弘・総料理長)
あえて入居者が食事を選べないようにしているのは、好き嫌いで栄養が偏らないようにするため。食材比率45%(食費に占める食材費の比率)で新鮮な食材を提供することや、飽きのこない家庭料理を中心に据えることで、日々の食事は入居者にとって大きな楽しみになっている。
※週刊ポスト2012年1月1・6日号
http://www.news-postseven.com/archives/20111225_77203.html
~~~~~~~~~
「3人転落死」と同じ企業グループ運営の施設で虐待
TBS News-i 2015/9/15 00:09
大阪府豊中市の老人ホームで男性職員が女性入所者の首を絞め、倒れた女性が後頭部を打撲していたことが分かりました。
この職員は5月にも2回、女性の頬や頭を平手打ちするなどしていて、「暴力という間違った方法で、対処してしまった」と話しているということです。 この施設は、神奈川県川崎市で入所者3人が転落死した老人ホームと同じ企業グループが運営しています。(14日23:27)
http://news.merumo.ne.jp/article/pickup/3416687
老人ホームでもピンからキリまで。
NEWSポストセブン 2012/1/2 07:00
での老人ホームガイドは間違っていた。それは実際に入居している高齢者に「いまの生活で一番気になるのは何ですか」と尋ねてみれば、すぐにわかったことだ。大切なのは「看護・介護体制の充実」でも「運営会社の事業経験年数」でもない。「三度のメシ」であり、「ゆったり浸かれる風呂」であり、「毎日を楽しめる遊びの質」だった。老人ホームは「日常生活の場」なのである。そのなかでも食事がおいしいという老人ホームを3つ紹介しよう。
【ライフハウス京都醒ヶ井】
(京都府京都市/事業会社:生活科学運営/5年総費用:3463万~5813万円)
献立は、栄養士の原案に入居者の意見を取り入れて毎月作り替える。厚労省の70歳以上の平均栄養基準量を参考にした「一汁三菜の家庭料理」が基本。地産地消を原則とし、可能な限り地元の業者から、京野菜など旬の地元食材を仕入れて使用している。
季節の行事やイベントも多く開催され、大鉢に料理を盛り付けた京都風のおばんざいバイキングやひな祭りメニュー、鍋料理などを、他の入居者たちと楽しむことができる。
【コンフォートガーデンあざみ野】
(神奈川県横浜市/事業会社:セコムフォート/5年総費用:8318万~9548万円)
「高齢者の心身の健康は、食事なくしてあり得ない」がコンセプト。2週間に1度、調理師、栄養士がメニュー会議を開催し、高齢者のための摂取カロリーを計算、個々の入居者に合わせた食事の内容を考えている。健康で、おいしい、飽きない料理を提供する。
【コンフォートヒルズ六甲】
(兵庫県神戸市/事業会社:セコムフォートウエスト/5年総費用:5846万~1億8256万円(一般居室、水道光熱費含まず)、3744万~6384万円(介護居室、水道光熱費含む))
入居者ごとに「食のカルテ」を作成して、好き嫌い、量の大小など嗜好に応じた食事ができる。和食と洋食とアラカルトから選択できるレストラン形式で、注文を受けてから調理を始めるので、できたてを楽しめる。天井高5メートルのダイニングからは神戸三宮の夜景が堪能できる。
※週刊ポスト2012年1月1・6日号
http://news.merumo.ne.jp/article/genre/664446
浦安の老人ホーム 高級日本料理店「なだ万」出身料理長いる
2011.12.25 16:00
老人ホームに入居する高齢者にとって、食事は「健康のため」、「長生きのため」だけのものではない。単調になりがちな施設の生活の中だからこそ、「三度のメシ」は日々の暮らしを彩る最大の要素になる。せっかくの人生の円熟期を味気のない食事で過ごすなんてもったいない。本誌記者が実際に全国の老人ホームを巡り、極上の食事を提供する施設を厳選した。
そのうちの一つが、「舞浜倶楽部 新浦安フォーラム」(千葉県浦安市)だ。同施設の総料理長は高級日本料理の老舗「なだ万」出身。味付けは料理長の指示でベテランの調理師が担当している。
「食事は命の源だから、決して手を抜きたくない。味や栄養のバランスはもちろん、料理の彩りにこだわっています。たとえば、認知症の人は赤い色が認識しやすいので、紅ショウガやトマト、杏仁豆腐に赤いチェリーを添えるなど、最後まで食欲をそそる工夫をしています」(星川一弘・総料理長)
あえて入居者が食事を選べないようにしているのは、好き嫌いで栄養が偏らないようにするため。食材比率45%(食費に占める食材費の比率)で新鮮な食材を提供することや、飽きのこない家庭料理を中心に据えることで、日々の食事は入居者にとって大きな楽しみになっている。
※週刊ポスト2012年1月1・6日号
http://www.news-postseven.com/archives/20111225_77203.html
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「3人転落死」と同じ企業グループ運営の施設で虐待
TBS News-i 2015/9/15 00:09
大阪府豊中市の老人ホームで男性職員が女性入所者の首を絞め、倒れた女性が後頭部を打撲していたことが分かりました。
この職員は5月にも2回、女性の頬や頭を平手打ちするなどしていて、「暴力という間違った方法で、対処してしまった」と話しているということです。 この施設は、神奈川県川崎市で入所者3人が転落死した老人ホームと同じ企業グループが運営しています。(14日23:27)
http://news.merumo.ne.jp/article/pickup/3416687
老人ホームでもピンからキリまで。