「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成27年(2015)9月11日(金曜日)
通算第4654号 <前日発行>
難民の大量発生で欧州が大混乱の極みにあるが。。。
「欧州の不安定化は米国の利益だ」とロシアから冷ややかな呟き
*********************
嘗て歴史学者のアーノルド・トインビーは預言した。
「西側文明は過激派と内部の貧困層とによって破壊されるだろう」
そのときが来たのかも知れない。
欧州を襲う蝗害。
シリア、イラクからの難民が押し寄せ、さすがのドイツも悲鳴を挙げている。難民の割り当てをEU加盟国に要請しているが、英仏をのぞき、総スカン。日本は金銭の負担を迫られる。
かつてソ連が崩壊して、ロシア人が苦況にあえいでいたとき、ドイツからやってきた有力者が「(ロシア支援で)日本の貢献が少なすぎる」と文句を言っていたことを思いだした。日本人が戦争末期にソ連兵に何をされ、シベリア抑留で公式的にも70万人が拉致され、うち6万人強が死んだ。その残虐な仕打ちを忘れず、ロシアに対して日本人の情緒的理由をひとつも忖度しないでドイツ人がまくし立てるので、反感を抱いたものだった。
今回の難民割当制なども、ドイツの身勝手を示してあまりあるのではないか。
さて今度はロシアの言い分である。
「欧州の不安定化は米国の望むところであり、経済的競合者としての欧州が弱体化し、さらに宗教も文化的背景もことなる人々が社会を混乱させる。すでに欧州は歴史的な基盤を失った。EU憲章には『キリスト教』に関して何も銘記されず、それぞれの社会に異民族のコミュニティ(国中国)が形成され、言葉が通じない。共通性の基盤が乞われた」。
そして同紙はロシアの見方を続ける。
「この移民、難民政策に反感を強める各国ではフランスのルペンのように右翼が勢力を拡大させており、これもまた社会的混乱を助長する。したがって欧州はますます不安定化してゆくだろう。米国は密かにこれを歓迎している」(プラウダ英語版、9月9日)。
樋泉克夫のコラム
@@@@@@@@
【知道中国 1292回】
――「市店雜踏、穢臭衝鼻、覺頭痛??」(岡33)
岡千仞『觀光紀游』(岡千仞 明治二十五年)
▽
翌日から、馬車による北京探索がはじまる。
さすがに皇都だ。道路は広々と四通八達している。だが、波を打ったようにデコボコだ。庶民の住む外城地区は人口が稠密で道路の補修は望み薄。雨が降ったら道路は泥濘状態。
17日、洋書の翻訳を進める同文館に、法律学を柱に学問全般に精通した「米國牧師」を尋ねる。58歳で在中生活は25年。この時期、アメリカから多くの宣教師が中国に送り込まれた。彼らは「立ち遅れた中国を救わねばならない」という“崇高な人道主義”の持ち主であり、米中相互認識、殊にアメリカ人の対中認識に多大な影響を与えたといえる。
南北戦争(1861年~65年)が終わるや、アメリカは海外での領土争奪を躊躇うことなく、中国へも食指を動かしはじめる。その集大成ともいえる政策が、1899年にジョン・ヘイが掲げた門戸開放政策だ。
香港を領有し長江流域に独占的権益を持つイギリス、日清戦争で勝利した日本、その勝利に干渉し利権を獲得したフランス、ドイツ、フランスなど先行する列強諸国に対し、後発アメリカは中国への門戸は平等に開かれていなければならないと宣言することで、先発諸国を牽制する。門戸開放という語感は、中国と中国人に対しアメリカの対中国政策は他国とは違って決して侵略的ではなく、抑制的・理想的で保護的な色合いを持っていることを印象づける働きを持ったようだ。
日中戦争から敗戦までの間、?介石の参謀として国民党軍の指揮を執ったスティルウェル将軍の行動を軸にして、アメリカの対中政策失敗への変遷を追ったバーバラ・W・タックマンは19世紀後半における在中アメリカ人宣教師の働きを次のように綴っている。岡が北京で会ったアメリカ人宣教師の“使命”を考えるうえから興味深いと思うので、些か長いが以下に引用しておく。
「この時期(19世紀後半)のアメリカの中国浸透はビジネスと福音の二股かけて行われていた。中国のすべての家庭にランプの灯油を供給しているスタンダード石油の代理店はもっといい客をみつけることができただろうが、宣教師たちは両国の関係にもっと大きな影響を与えることになった。
中国の広大さが宣教の衝動を刺激した。
もし中国民衆が改宗したら、中国は世界のキリスト教国、しかも英語を話す未来の国になるとの希望を与えたのである。
宣教師たちは、中国人が自分たちにふさわしいと考える社会的・倫理的構造を無視し、個人を神聖視し、民主的原則が支配的な考え方に――そういった考えが中国の生活様式に適合するかどうかにかかわらず――変わるように求めた。
十九世紀の中国の苦悶を実地に見ている宣教師が、これを証拠に、中国は自らを治めることはできない。
これを解決するためには外国の助けが必要と考えたのも無理はない。
〔中略〕
全米の信徒会が、帰国した宣教師が幻灯も使って中国民衆の優れた素質と将来のキリスト教徒の膨大な予備軍について説明するのを聞いた。
アメリカの門戸開放政策によって中国の領土保全が保たれたという一般の印象と、宣教師の宣伝とから、被保護者としての中国のイメージを、さらにそれに伴う、慈善の対象に対する義務感のようなものが生じた」
(『失敗したアメリカの中国政策 ビルマ戦線のスティルウェル将軍』朝日新聞社 1996年/48~49 頁)
キリスト教宣教師を介してアメリカ人の間に植え付けられた中国人に対する印象が、その後にアメリカが対中政策を形成するうえで大きな影響を与えたことは、いずれ解明しなければならないだろう。
さて「米國牧師」が中国で4半世紀も暮らす目的は・・・やはり宣教は侵略です。
《QED》
~~~~
※クリスチャンの日本のお姉さんの突っ込み=
宣教は、侵略ではなくて、神さまを知らずに死んで地獄に行くはずの人間を神様を信じて天国に行く道に変えることです。
昔のスペインやポルトガルは、はっきりと未開の土人を回心させて、国ごと乗っ取る計画の元、政府から援助をもらって出かけていましたが、アメリカの宣教師を彼らと同じように考えてはいけません。
宣教師たちは、チュウゴクで、迷信にとらえられ、道徳心も無いケモノのようなチュウゴク人に神さまの存在を教え、神さまを信じて生きる生き方に導いたのです。
日本人は、満州で満人やシナ人と過ごしましたが、少しも彼らの性格を改善することはできなかった。日本人が満州にいた期間が少なかったせいもありますが、それよりも、宣教師たちがチュウゴク人に及ぼした影響の方が大きかったのだと思います。
チュウゴク人のクリスチャンたちは、文化大革命の時に、酷い迫害にあって、子供が親を訴えて裁判にかけて殺すような時期もあったので、親は子供に神さまの話をすることもできなかったそうです。
アメリカ人の宣教師たちは、天皇を神として拝んでいる日本人をかなり嫌っていたのだと思います。チュウゴク人が宣教師たちに、日本人の悪口を書いた手紙を渡したら、それを皆リットン調査団に渡したそうです。(ただし、誰も本当かどうか立証していないので、宣教師は聞いたことを言うだけでした。)
でも東京裁判の時に、ちゃんとアメリカ人の宣教師は、「実際に日本兵がシナ人を殺害しているのを見たのは1度だけです」と証言しています。
シナ人はウソを平気でつくので、手紙の内容も本当かどうか疑わしいものです。
クリスチャンになったチュウゴク人は、毛沢東に大勢殺されましたが、なんとか生き延びた人もいて、チュウゴクにいるクリスチャンはカトリックも入れてですが1億人はいると言われています。そのクリスチャンたちは、一般のチュウゴク人とは違って、善良で道徳的で神さまに喜ばれる生活をしています。神さまを知らないチュウゴク人は、お金が神さまになってしまって、愛の無い生活をしてお互いに傷つけあってます。チュウゴク人にとっては、家族以外は、どうでもいい存在なのです。だから、子供が車に轢かれて道に転がっていても無視する。
川に落ちて、助けてもらっても、その人が流されて死んでしまうと、川に落ちたこともその人のせいにするウソをついて逃げる。ダンプカーが転倒して荷物が散らばると、運転手がまだ運転席にいるのに、荷物を奪いに行く。
神さまを知らないチュウゴク人はケダモノです。
日本人は、先祖にイスラエル人がいるので、もともと神さまの教える「人としての道」の観念が備わっていて、日頃から他人を大事にする生活をしているので、神さまを信じていなくても、無意識に聖書通りの生き方をしている立派な人が多い。
その代り、自分は正しいことをしていると自負しているので、なかなか自分の罪を認めない。つまり神さまに罪を赦してもらわなくてもいいと思っている。神さまの言う罪とは、本当の世界の創造者である神さまを無視して、他のモノを拝むことです。そして、神さまの基準とは、心の中である人を「死ねばいいのに」と思っただけで殺人と同じだというものです。
心に罪の種があるから、自制心の無い者は、つい憎い人を殺してしまうのです。
自制が効いて、道徳心がある人は、心に悪い考えがあっても我慢します。
神さまは、人間は生まれつき、心の中に罪を持っているから、それを認めて悔い改めて神さまが罪を赦す方法を用意したので、それを信じなさい。信じて罪を赦されて、死後も天国に行きなさいと勧めてくれているのです。
罪が赦される方法とは、神さまが聖書に預言者たちに書かせた通り、神さまのひとり子が人となってこの世に現れ、人の世界で人の罪を背負って身代りに死ぬこと。死んで三日目によみがえること。よみがえった後は、人間の体ではなく、天国で人がもらえる不滅の体なので、イエス・キリストは、そのままの姿で天に戻られました。その姿を見た40人が世界中にこの福音を伝えました。福音とは、どんな人でも、イエス・キリストが自分の救い主だと信じるだけで、罪が赦されて天国に行ける永遠のいのちをもらえることです。
~~~♪
(読者の声1)ラジオ日本からお知らせです。土曜日(21日)午前0705-0720まで、「細川珠生のモーニングトーク」に宮崎正弘氏が生出演します。テーマは「欧州へ雪崩れ込む難民問題」です。
(ラジオ日本番組担当)
♪
(読者の声2)第24回李登輝学校研修団のご案内 李登輝元総統と夕食会も!【11月6日~10日】
平成16年(2004年)10月から始めた本会の「日本李登輝学校台湾研修団」(略称:李登輝学校研修団)も、今回で24回目を迎えます。李登輝学校校長の李登輝元総統による特別講義をはじめ、台湾を代表する有識者による日本語での講義です。
野外視察は、古寧頭の戦いと陰で活躍した日本軍人を描いた門田隆将著『この命、義に捧ぐ─台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』でも有名な金門島です。戦争の島というイメージが強い島ですが、?南建築や台湾本島では見られない風獅爺など違う側面も見学します。
また李登輝先生特別講義後、李登輝校長自ら一人ひとりに「修了証」を授与、記念撮影を行います。記念撮影後には李登輝校長を囲んでの夕食会を行います。お申し込みの締切は10月9日(金)。ふるってご参加ください。
*李登輝先生のご体調が優れない場合は、特別講義と修業式の内容が変更になることがあります。
*お申し込みと同時にパスポートのコピーをFAXorメールでお送り願います。
記
◆日 程:11月 6日(金) 成田空港9:35発便・羽田空港10:45発便
または各地発便で台湾へ
11月 7日(土)~11月8日(日) 野外視察
11月 9日(月) 終日研修。李登輝先生特別講義・修業式・夕食会
11月10日(火) 蔡焜燦先生特別講義。夕方便で帰国
◆参 加 費:会員価格[諸税・サーチャージ込み、ツイン]現時点での目安です。
成田発=18.5万円 羽田発=19.5万円位 現地合流=14.2万円
【シングルは2万円追加】
◆定 員:40名
◆申込締切:10月9日(金) *定員になり次第、締め切らせていただきます。
◆一般参加:研修には一般の方も参加できますが、参加費は上記会員価格プラス1万円となります(但し、申込時にご入会の方は会員価格とさせていただきます)。
◆そ の 他:成田発・羽田発を基本といたしますが、その他のエアチケットの手配や松山空港・桃園空港などからの現地合流についても、対応いたしますのでご相談ください。
◆航空会社:11月6日の成田空港09:35発 → 桃園空港12:40着(中華航空)
11月6日の羽田空港10:45発 → 松山空港13:30着(エバー航空)
◆手配会社:共栄ツアーズ(東京都知事登録旅行業第3-6208号)
◆申込方法:申し込みフォーム、または申込書(本会ホームページに掲載)に必要事項を記入し、FAX、メールにてお願いします。お申し込みいただきましたら、追って所定の書類を送付いたします。
・申し込みフォーム:http://goo.gl/KKnEAO
・FAX:03-3868-2101
E-mail:info@ritouki.jp
◆ご注意:日本李登輝学校台湾研修団は観光旅行ではなく研修ですので、途中参加・途中離脱は認めていません。
◆お申し込み・お問い合わせ「日本李登輝友の会」
TEL:03-3868-2111 FAX:03-3868-2101
E-mail:info@ritouki.jp
ホームページ:http://www.ritouki.jp/
Facebook:http://goo.gl/qQUX1
(日本李登輝友の会事務局)
宮崎正弘の新刊案内 http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
宮崎正弘のロングセラー
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『アジアインフラ投資銀行の凄惨な末路』(PHP研究所、999円)
『日本が在日米軍を買収し、第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社)
『中国、韓国は自滅し、アジアの時代がやってくる!』(海竜社、1080円)
『中国大破綻 ついに失われる20年に突入する』(PHP研究所、1404円)
『日本と世界を動かす悪の「孫子」』(ビジネス社。1188円)
『吉田松陰が復活する』(並木書房、定価1620円)
『中国・韓国を“本気で”見捨て始めた世界』(徳間書店 1080円)
『台湾烈々 世界一の親日国家がヤバイ』(ビジネス社、1188円)
『「中国の時代」は終わった』(海竜社、定価1080円)
『中国共産党、三年以内に崩壊する!?』(海竜社、1080円)
『中国バブル崩壊が始まった』(海竜社、1080円)
『中国 大嘘つき国家の犯罪』(文芸社文庫、713円)
♪
<宮崎正弘の対談シリーズ>
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宮崎正弘 v 渡邊哲也『激動する世界経済!』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 室谷克実『日本に惨敗し ついに終わる中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円)
宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 川口マーン惠美『なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック)
宮崎正弘 v 石平『2015年 中国の真実』(ワック、シリーズ第五弾)
(石平さんとの第六弾は、十月中旬発売予定です。ご期待下さい)
宮崎正弘 v 大竹慎一『中国崩壊で日本はこうなる』(1512円。徳間書店)
宮崎正弘 v 西部遭『日米安保五十年』(海竜社)
宮崎正弘 v 黄文雄『世界が知らない中国人の野蛮』(徳間書店)
宮崎正弘 v 佐藤優『猛毒国家に囲まれた日本』(海竜社)
宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
(C)有限会社宮崎正弘事務所 2015 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
以下は付録です
『三島由紀夫の総合研究』(三島由紀夫研究会 メルマガ会報)
平成27年(2015)9月10日(木曜日)
通巻第907号
@@@@@@@@@@@@@@@@@@
9月18日は、都留文科大学副学長・教授の新保祐司氏(文芸評論家)が登壇します。
記
とき 9月18日(金)18時半~(18時開場)
ところ アルカディア市ヶ谷(私学会館)
http://www.arcadia-jp.org/access.htm
講師 新保祐司(文芸評論家、都留文科大学副学長・教授)
演題 神武東征と交声曲「海道東征」の復活
会費 一般2千円 会員は千円
新保祐司氏は国民歌「海ゆかば」の作曲者である信時潔の評伝を書かれていますが、信時潔が昭和15年に紀元2600年を奉祝するために作曲したオラトリオ(交声曲)「海道東征」は傑作の評判も高いのです。
ところが戦後は顧みられることがなく、ようやく故黛敏郎先生が再評価を行い、そしてこれまでに2度ほど完全演奏が行われたことがありますが、今秋11月には新保氏のご協力で大阪で復活演奏が行われる運びとなりました。
正に神話と現代音楽が一体となったこの傑作とそれを生み出した信時潔についてCD演奏も含めて熱く語って頂きます。
井尻千男さん(憂国忌代表発起人のおひとり)を偲ぶ会のご案内
故井尻千男さんを偲ぶ会のご案内
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
「主権回復運動」に命がけで取り組み、他方、数寄者の茶人として風流にも生きた稀有の文人、コラムニストだった井尻千男(拓殖大学名誉教授)さんが急逝されて早や百ケ日になろうとしております。
氏はながらく「憂国忌」の代表発起人をつとめていただき、まさ記念講演、シンポジウムなど数回登壇、熱弁をふるわれました。
このたびゆかりの者の合議により、友人・知己・学友相集い、氏を追悼し、その憂国の熱情の想い出などを語らう集まりを開催することとなりました。
祖国の政局は故人が嘆いたように憂うべき惨状がつづいておりますが、この機会に主権回復の熱情を思い出し、決意を新たにする場とすると同時に、故人の風流を追憶したいと思います。
記
とき 9月26日(土曜) 午後二時(一時半開場)
ところ 市ヶ谷「ホテル・グランドヒル市ヶ谷」二階 白樺
http://www.ghi.gr.jp/access/
会費 おひとり一万円(当日遺稿集のお土産が間に合いませんので後日郵送します)
式次第 スライド上映、各自献花、献杯、追悼献茶 追悼挨拶 遺族謝辞
発起人 入江隆則 呉善花、小田村四郎、小堀桂一郎 小堀宗実、水島総、渡辺利夫
主催 「井尻千男さんを偲ぶ会」実行委員会
共催 拓殖大学日本文化研究所
事務局 東京都渋谷区渋谷1-1-16
日本文化チャンネル桜 気付(実行委員会 井上敏治 漆原亮太、大高未貴
花田太平、平野寛明、比留間誠司 宮崎正弘)
なおご出席を希望される方は下記へ一報ください。
(090)3526―9793(平野)
読者、ファンの方も希望者はご参加いただけます。
▲
十月の三島由紀夫研究会「公開講座」は田中英道先生(東北大学名誉教授)です。
記
とき 10月21日(水)18:30~(18:00開場)
ところ アルカディア市ヶ谷(私学会館)
講師 田中英道(東北大学名誉教授)
演題 三島由紀夫と「美」
会費 一般2千円、会員は千円
♪
十一月七日、四日市で「森田必勝 追悼会」が開催されます
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「三島由紀夫『楯の会事件』から四十五年――森田必勝氏追悼の集い」
森田必勝(楯の会学生長、自決)の没後45周年を記念し、追悼会が開催されます。
烈士ゆかりの地、四日市海星高校から二浪して早稲田大学へ進んだ森田は、故郷の四日市に特別の思い入れを抱いていました。
記念講演は宮崎正弘氏(評論家)。宮崎氏は学生時代に日本学生同盟幹部、日本学生新聞編集長。学生運動で森田の友人。同じ新聞配達の仲間でもあった。
事件直後、森田必勝遺稿集『わが思想と行動』(日新報道)を編纂した。三島由紀夫研究での著作には『三島由紀夫「以後」』(並木書房)、『三島由紀夫はなぜ日本回帰したのか』(清流出版)、『三島由紀夫の現場』(並木書房)の三部作がある。
演題は「三島由紀夫・森田必勝とあの時代」です。
記
とき 11月7日 1400―
ところ 四日市市文化会館 第三ホール(300名定員)
http://ticket.st/places/mie-363
講師 宮?正弘(評論家)
演題 「三島由紀夫・森田必勝とあの時代」
入場無料(予定)
当日会場では森田必勝遺稿集『我が思想と行動』の頒布が行われる予定です
名古屋、岐阜、京都方面の愛国者のみなさん、ふるってご参加下さい。
「憂国忌」のお知らせ
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第四十五回 三島由紀夫氏追悼会「憂国忌」
生誕90年、没後45年、享年45,第四十五回目の追悼儀式
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――「ミシマを通して日本を考えよう」
ことしの憂国忌は45周年の節目となるため二部構成となります
三島由紀夫氏追悼 第四十五回 追悼の夕べ「憂国忌」のご案内
ことしは三島先生の生誕九十周年、没後四十五年の節目にあたり、第四十五回憂国忌は、生前ゆかりの先生方に想い出話を中軸に感想、雑感、展望などをのべていただきながら将来の日本を考える場としたいと存じます。
節目にあたりますので、乃木神社宮司による慰霊祭は、会場の関係で午後二時より、別途「乃木神社」にて催行します。慰霊祭の参加ご希望の方は予約をお願いします。
実施要綱は左記の通りです。
記
日時 十一月二十五日 午後六時(五時開場)
場所 星陵会館大ホール(千代田区永田町2-16)
資料代 お一人 二千円
(プログラム)入場に際して、お一人お一人に献花をしていただきます。
午後六時 追悼挨拶(敬称略、順不同。いずれも仮題)
「演劇について」 村松英子
「文学、文士」 西尾幹二
「編集者の思いで」 堤 堯
「自衛隊のミシマ」 ヘンリー・ストークス
「ボディビル」 玉利 齋
「薔薇刑撮影記」 細江英公
「楯の会の想い出」 楯の会第一期生
午后八時十五分 閉会の辞 富岡幸一郎
(なおプログラムは予告無く変更になることがあります。ご了承下さい)
平成二十七年十月
憂国忌代表発起人 入江隆則、桶谷秀明、佐伯彰一、篠沢秀夫、竹本忠雄
富岡幸一郎、中村彰彦、西尾幹二、細江英公、松本徹、村松瑛子
神道による修祓式(祭主 松本徹・三島文学館館長)
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三島氏没後四十五周年 慰霊祭
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十一月二十五日 午後二時 乃木神社
神道による修祓式(祭主 松本徹・三島文学館館長)
神道形式により、慰霊祭を行いますが、平服で構いません。
玉串料二千円をお納め下さい(なお、引き続き午后六時からの「憂国忌」に参加される方は、憂国忌資料代が無料となります)。
慰霊祭は予約が必要です(会場定員が百名ですので、先着順とします)。なお慰霊祭は一時間の予定、その後、憂国忌会場(星陵会館)への移動は各自で。
FAXでお申し込みの方は(03)3260―9633
メールでの場合は sna76980@nifty.com
憂国忌実行委員会
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平成27年(2015)9月11日(金曜日)
通算第4654号 <前日発行>
難民の大量発生で欧州が大混乱の極みにあるが。。。
「欧州の不安定化は米国の利益だ」とロシアから冷ややかな呟き
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嘗て歴史学者のアーノルド・トインビーは預言した。
「西側文明は過激派と内部の貧困層とによって破壊されるだろう」
そのときが来たのかも知れない。
欧州を襲う蝗害。
シリア、イラクからの難民が押し寄せ、さすがのドイツも悲鳴を挙げている。難民の割り当てをEU加盟国に要請しているが、英仏をのぞき、総スカン。日本は金銭の負担を迫られる。
かつてソ連が崩壊して、ロシア人が苦況にあえいでいたとき、ドイツからやってきた有力者が「(ロシア支援で)日本の貢献が少なすぎる」と文句を言っていたことを思いだした。日本人が戦争末期にソ連兵に何をされ、シベリア抑留で公式的にも70万人が拉致され、うち6万人強が死んだ。その残虐な仕打ちを忘れず、ロシアに対して日本人の情緒的理由をひとつも忖度しないでドイツ人がまくし立てるので、反感を抱いたものだった。
今回の難民割当制なども、ドイツの身勝手を示してあまりあるのではないか。
さて今度はロシアの言い分である。
「欧州の不安定化は米国の望むところであり、経済的競合者としての欧州が弱体化し、さらに宗教も文化的背景もことなる人々が社会を混乱させる。すでに欧州は歴史的な基盤を失った。EU憲章には『キリスト教』に関して何も銘記されず、それぞれの社会に異民族のコミュニティ(国中国)が形成され、言葉が通じない。共通性の基盤が乞われた」。
そして同紙はロシアの見方を続ける。
「この移民、難民政策に反感を強める各国ではフランスのルペンのように右翼が勢力を拡大させており、これもまた社会的混乱を助長する。したがって欧州はますます不安定化してゆくだろう。米国は密かにこれを歓迎している」(プラウダ英語版、9月9日)。
樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1292回】
――「市店雜踏、穢臭衝鼻、覺頭痛??」(岡33)
岡千仞『觀光紀游』(岡千仞 明治二十五年)
▽
翌日から、馬車による北京探索がはじまる。
さすがに皇都だ。道路は広々と四通八達している。だが、波を打ったようにデコボコだ。庶民の住む外城地区は人口が稠密で道路の補修は望み薄。雨が降ったら道路は泥濘状態。
17日、洋書の翻訳を進める同文館に、法律学を柱に学問全般に精通した「米國牧師」を尋ねる。58歳で在中生活は25年。この時期、アメリカから多くの宣教師が中国に送り込まれた。彼らは「立ち遅れた中国を救わねばならない」という“崇高な人道主義”の持ち主であり、米中相互認識、殊にアメリカ人の対中認識に多大な影響を与えたといえる。
南北戦争(1861年~65年)が終わるや、アメリカは海外での領土争奪を躊躇うことなく、中国へも食指を動かしはじめる。その集大成ともいえる政策が、1899年にジョン・ヘイが掲げた門戸開放政策だ。
香港を領有し長江流域に独占的権益を持つイギリス、日清戦争で勝利した日本、その勝利に干渉し利権を獲得したフランス、ドイツ、フランスなど先行する列強諸国に対し、後発アメリカは中国への門戸は平等に開かれていなければならないと宣言することで、先発諸国を牽制する。門戸開放という語感は、中国と中国人に対しアメリカの対中国政策は他国とは違って決して侵略的ではなく、抑制的・理想的で保護的な色合いを持っていることを印象づける働きを持ったようだ。
日中戦争から敗戦までの間、?介石の参謀として国民党軍の指揮を執ったスティルウェル将軍の行動を軸にして、アメリカの対中政策失敗への変遷を追ったバーバラ・W・タックマンは19世紀後半における在中アメリカ人宣教師の働きを次のように綴っている。岡が北京で会ったアメリカ人宣教師の“使命”を考えるうえから興味深いと思うので、些か長いが以下に引用しておく。
「この時期(19世紀後半)のアメリカの中国浸透はビジネスと福音の二股かけて行われていた。中国のすべての家庭にランプの灯油を供給しているスタンダード石油の代理店はもっといい客をみつけることができただろうが、宣教師たちは両国の関係にもっと大きな影響を与えることになった。
中国の広大さが宣教の衝動を刺激した。
もし中国民衆が改宗したら、中国は世界のキリスト教国、しかも英語を話す未来の国になるとの希望を与えたのである。
宣教師たちは、中国人が自分たちにふさわしいと考える社会的・倫理的構造を無視し、個人を神聖視し、民主的原則が支配的な考え方に――そういった考えが中国の生活様式に適合するかどうかにかかわらず――変わるように求めた。
十九世紀の中国の苦悶を実地に見ている宣教師が、これを証拠に、中国は自らを治めることはできない。
これを解決するためには外国の助けが必要と考えたのも無理はない。
〔中略〕
全米の信徒会が、帰国した宣教師が幻灯も使って中国民衆の優れた素質と将来のキリスト教徒の膨大な予備軍について説明するのを聞いた。
アメリカの門戸開放政策によって中国の領土保全が保たれたという一般の印象と、宣教師の宣伝とから、被保護者としての中国のイメージを、さらにそれに伴う、慈善の対象に対する義務感のようなものが生じた」
(『失敗したアメリカの中国政策 ビルマ戦線のスティルウェル将軍』朝日新聞社 1996年/48~49 頁)
キリスト教宣教師を介してアメリカ人の間に植え付けられた中国人に対する印象が、その後にアメリカが対中政策を形成するうえで大きな影響を与えたことは、いずれ解明しなければならないだろう。
さて「米國牧師」が中国で4半世紀も暮らす目的は・・・やはり宣教は侵略です。
《QED》
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※クリスチャンの日本のお姉さんの突っ込み=
宣教は、侵略ではなくて、神さまを知らずに死んで地獄に行くはずの人間を神様を信じて天国に行く道に変えることです。
昔のスペインやポルトガルは、はっきりと未開の土人を回心させて、国ごと乗っ取る計画の元、政府から援助をもらって出かけていましたが、アメリカの宣教師を彼らと同じように考えてはいけません。
宣教師たちは、チュウゴクで、迷信にとらえられ、道徳心も無いケモノのようなチュウゴク人に神さまの存在を教え、神さまを信じて生きる生き方に導いたのです。
日本人は、満州で満人やシナ人と過ごしましたが、少しも彼らの性格を改善することはできなかった。日本人が満州にいた期間が少なかったせいもありますが、それよりも、宣教師たちがチュウゴク人に及ぼした影響の方が大きかったのだと思います。
チュウゴク人のクリスチャンたちは、文化大革命の時に、酷い迫害にあって、子供が親を訴えて裁判にかけて殺すような時期もあったので、親は子供に神さまの話をすることもできなかったそうです。
アメリカ人の宣教師たちは、天皇を神として拝んでいる日本人をかなり嫌っていたのだと思います。チュウゴク人が宣教師たちに、日本人の悪口を書いた手紙を渡したら、それを皆リットン調査団に渡したそうです。(ただし、誰も本当かどうか立証していないので、宣教師は聞いたことを言うだけでした。)
でも東京裁判の時に、ちゃんとアメリカ人の宣教師は、「実際に日本兵がシナ人を殺害しているのを見たのは1度だけです」と証言しています。
シナ人はウソを平気でつくので、手紙の内容も本当かどうか疑わしいものです。
クリスチャンになったチュウゴク人は、毛沢東に大勢殺されましたが、なんとか生き延びた人もいて、チュウゴクにいるクリスチャンはカトリックも入れてですが1億人はいると言われています。そのクリスチャンたちは、一般のチュウゴク人とは違って、善良で道徳的で神さまに喜ばれる生活をしています。神さまを知らないチュウゴク人は、お金が神さまになってしまって、愛の無い生活をしてお互いに傷つけあってます。チュウゴク人にとっては、家族以外は、どうでもいい存在なのです。だから、子供が車に轢かれて道に転がっていても無視する。
川に落ちて、助けてもらっても、その人が流されて死んでしまうと、川に落ちたこともその人のせいにするウソをついて逃げる。ダンプカーが転倒して荷物が散らばると、運転手がまだ運転席にいるのに、荷物を奪いに行く。
神さまを知らないチュウゴク人はケダモノです。
日本人は、先祖にイスラエル人がいるので、もともと神さまの教える「人としての道」の観念が備わっていて、日頃から他人を大事にする生活をしているので、神さまを信じていなくても、無意識に聖書通りの生き方をしている立派な人が多い。
その代り、自分は正しいことをしていると自負しているので、なかなか自分の罪を認めない。つまり神さまに罪を赦してもらわなくてもいいと思っている。神さまの言う罪とは、本当の世界の創造者である神さまを無視して、他のモノを拝むことです。そして、神さまの基準とは、心の中である人を「死ねばいいのに」と思っただけで殺人と同じだというものです。
心に罪の種があるから、自制心の無い者は、つい憎い人を殺してしまうのです。
自制が効いて、道徳心がある人は、心に悪い考えがあっても我慢します。
神さまは、人間は生まれつき、心の中に罪を持っているから、それを認めて悔い改めて神さまが罪を赦す方法を用意したので、それを信じなさい。信じて罪を赦されて、死後も天国に行きなさいと勧めてくれているのです。
罪が赦される方法とは、神さまが聖書に預言者たちに書かせた通り、神さまのひとり子が人となってこの世に現れ、人の世界で人の罪を背負って身代りに死ぬこと。死んで三日目によみがえること。よみがえった後は、人間の体ではなく、天国で人がもらえる不滅の体なので、イエス・キリストは、そのままの姿で天に戻られました。その姿を見た40人が世界中にこの福音を伝えました。福音とは、どんな人でも、イエス・キリストが自分の救い主だと信じるだけで、罪が赦されて天国に行ける永遠のいのちをもらえることです。
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(読者の声1)ラジオ日本からお知らせです。土曜日(21日)午前0705-0720まで、「細川珠生のモーニングトーク」に宮崎正弘氏が生出演します。テーマは「欧州へ雪崩れ込む難民問題」です。
(ラジオ日本番組担当)
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(読者の声2)第24回李登輝学校研修団のご案内 李登輝元総統と夕食会も!【11月6日~10日】
平成16年(2004年)10月から始めた本会の「日本李登輝学校台湾研修団」(略称:李登輝学校研修団)も、今回で24回目を迎えます。李登輝学校校長の李登輝元総統による特別講義をはじめ、台湾を代表する有識者による日本語での講義です。
野外視察は、古寧頭の戦いと陰で活躍した日本軍人を描いた門田隆将著『この命、義に捧ぐ─台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』でも有名な金門島です。戦争の島というイメージが強い島ですが、?南建築や台湾本島では見られない風獅爺など違う側面も見学します。
また李登輝先生特別講義後、李登輝校長自ら一人ひとりに「修了証」を授与、記念撮影を行います。記念撮影後には李登輝校長を囲んでの夕食会を行います。お申し込みの締切は10月9日(金)。ふるってご参加ください。
*李登輝先生のご体調が優れない場合は、特別講義と修業式の内容が変更になることがあります。
*お申し込みと同時にパスポートのコピーをFAXorメールでお送り願います。
記
◆日 程:11月 6日(金) 成田空港9:35発便・羽田空港10:45発便
または各地発便で台湾へ
11月 7日(土)~11月8日(日) 野外視察
11月 9日(月) 終日研修。李登輝先生特別講義・修業式・夕食会
11月10日(火) 蔡焜燦先生特別講義。夕方便で帰国
◆参 加 費:会員価格[諸税・サーチャージ込み、ツイン]現時点での目安です。
成田発=18.5万円 羽田発=19.5万円位 現地合流=14.2万円
【シングルは2万円追加】
◆定 員:40名
◆申込締切:10月9日(金) *定員になり次第、締め切らせていただきます。
◆一般参加:研修には一般の方も参加できますが、参加費は上記会員価格プラス1万円となります(但し、申込時にご入会の方は会員価格とさせていただきます)。
◆そ の 他:成田発・羽田発を基本といたしますが、その他のエアチケットの手配や松山空港・桃園空港などからの現地合流についても、対応いたしますのでご相談ください。
◆航空会社:11月6日の成田空港09:35発 → 桃園空港12:40着(中華航空)
11月6日の羽田空港10:45発 → 松山空港13:30着(エバー航空)
◆手配会社:共栄ツアーズ(東京都知事登録旅行業第3-6208号)
◆申込方法:申し込みフォーム、または申込書(本会ホームページに掲載)に必要事項を記入し、FAX、メールにてお願いします。お申し込みいただきましたら、追って所定の書類を送付いたします。
・申し込みフォーム:http://goo.gl/KKnEAO
・FAX:03-3868-2101
E-mail:info@ritouki.jp
◆ご注意:日本李登輝学校台湾研修団は観光旅行ではなく研修ですので、途中参加・途中離脱は認めていません。
◆お申し込み・お問い合わせ「日本李登輝友の会」
TEL:03-3868-2111 FAX:03-3868-2101
E-mail:info@ritouki.jp
ホームページ:http://www.ritouki.jp/
Facebook:http://goo.gl/qQUX1
(日本李登輝友の会事務局)
宮崎正弘の新刊案内 http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
宮崎正弘のロングセラー
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『アジアインフラ投資銀行の凄惨な末路』(PHP研究所、999円)
『日本が在日米軍を買収し、第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社)
『中国、韓国は自滅し、アジアの時代がやってくる!』(海竜社、1080円)
『中国大破綻 ついに失われる20年に突入する』(PHP研究所、1404円)
『日本と世界を動かす悪の「孫子」』(ビジネス社。1188円)
『吉田松陰が復活する』(並木書房、定価1620円)
『中国・韓国を“本気で”見捨て始めた世界』(徳間書店 1080円)
『台湾烈々 世界一の親日国家がヤバイ』(ビジネス社、1188円)
『「中国の時代」は終わった』(海竜社、定価1080円)
『中国共産党、三年以内に崩壊する!?』(海竜社、1080円)
『中国バブル崩壊が始まった』(海竜社、1080円)
『中国 大嘘つき国家の犯罪』(文芸社文庫、713円)
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<宮崎正弘の対談シリーズ>
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宮崎正弘 v 渡邊哲也『激動する世界経済!』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 室谷克実『日本に惨敗し ついに終わる中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円)
宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 川口マーン惠美『なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック)
宮崎正弘 v 石平『2015年 中国の真実』(ワック、シリーズ第五弾)
(石平さんとの第六弾は、十月中旬発売予定です。ご期待下さい)
宮崎正弘 v 大竹慎一『中国崩壊で日本はこうなる』(1512円。徳間書店)
宮崎正弘 v 西部遭『日米安保五十年』(海竜社)
宮崎正弘 v 黄文雄『世界が知らない中国人の野蛮』(徳間書店)
宮崎正弘 v 佐藤優『猛毒国家に囲まれた日本』(海竜社)
宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
(C)有限会社宮崎正弘事務所 2015 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
以下は付録です
『三島由紀夫の総合研究』(三島由紀夫研究会 メルマガ会報)
平成27年(2015)9月10日(木曜日)
通巻第907号
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9月18日は、都留文科大学副学長・教授の新保祐司氏(文芸評論家)が登壇します。
記
とき 9月18日(金)18時半~(18時開場)
ところ アルカディア市ヶ谷(私学会館)
http://www.arcadia-jp.org/access.htm
講師 新保祐司(文芸評論家、都留文科大学副学長・教授)
演題 神武東征と交声曲「海道東征」の復活
会費 一般2千円 会員は千円
新保祐司氏は国民歌「海ゆかば」の作曲者である信時潔の評伝を書かれていますが、信時潔が昭和15年に紀元2600年を奉祝するために作曲したオラトリオ(交声曲)「海道東征」は傑作の評判も高いのです。
ところが戦後は顧みられることがなく、ようやく故黛敏郎先生が再評価を行い、そしてこれまでに2度ほど完全演奏が行われたことがありますが、今秋11月には新保氏のご協力で大阪で復活演奏が行われる運びとなりました。
正に神話と現代音楽が一体となったこの傑作とそれを生み出した信時潔についてCD演奏も含めて熱く語って頂きます。
井尻千男さん(憂国忌代表発起人のおひとり)を偲ぶ会のご案内
故井尻千男さんを偲ぶ会のご案内
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「主権回復運動」に命がけで取り組み、他方、数寄者の茶人として風流にも生きた稀有の文人、コラムニストだった井尻千男(拓殖大学名誉教授)さんが急逝されて早や百ケ日になろうとしております。
氏はながらく「憂国忌」の代表発起人をつとめていただき、まさ記念講演、シンポジウムなど数回登壇、熱弁をふるわれました。
このたびゆかりの者の合議により、友人・知己・学友相集い、氏を追悼し、その憂国の熱情の想い出などを語らう集まりを開催することとなりました。
祖国の政局は故人が嘆いたように憂うべき惨状がつづいておりますが、この機会に主権回復の熱情を思い出し、決意を新たにする場とすると同時に、故人の風流を追憶したいと思います。
記
とき 9月26日(土曜) 午後二時(一時半開場)
ところ 市ヶ谷「ホテル・グランドヒル市ヶ谷」二階 白樺
http://www.ghi.gr.jp/access/
会費 おひとり一万円(当日遺稿集のお土産が間に合いませんので後日郵送します)
式次第 スライド上映、各自献花、献杯、追悼献茶 追悼挨拶 遺族謝辞
発起人 入江隆則 呉善花、小田村四郎、小堀桂一郎 小堀宗実、水島総、渡辺利夫
主催 「井尻千男さんを偲ぶ会」実行委員会
共催 拓殖大学日本文化研究所
事務局 東京都渋谷区渋谷1-1-16
日本文化チャンネル桜 気付(実行委員会 井上敏治 漆原亮太、大高未貴
花田太平、平野寛明、比留間誠司 宮崎正弘)
なおご出席を希望される方は下記へ一報ください。
(090)3526―9793(平野)
読者、ファンの方も希望者はご参加いただけます。
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十月の三島由紀夫研究会「公開講座」は田中英道先生(東北大学名誉教授)です。
記
とき 10月21日(水)18:30~(18:00開場)
ところ アルカディア市ヶ谷(私学会館)
講師 田中英道(東北大学名誉教授)
演題 三島由紀夫と「美」
会費 一般2千円、会員は千円
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十一月七日、四日市で「森田必勝 追悼会」が開催されます
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「三島由紀夫『楯の会事件』から四十五年――森田必勝氏追悼の集い」
森田必勝(楯の会学生長、自決)の没後45周年を記念し、追悼会が開催されます。
烈士ゆかりの地、四日市海星高校から二浪して早稲田大学へ進んだ森田は、故郷の四日市に特別の思い入れを抱いていました。
記念講演は宮崎正弘氏(評論家)。宮崎氏は学生時代に日本学生同盟幹部、日本学生新聞編集長。学生運動で森田の友人。同じ新聞配達の仲間でもあった。
事件直後、森田必勝遺稿集『わが思想と行動』(日新報道)を編纂した。三島由紀夫研究での著作には『三島由紀夫「以後」』(並木書房)、『三島由紀夫はなぜ日本回帰したのか』(清流出版)、『三島由紀夫の現場』(並木書房)の三部作がある。
演題は「三島由紀夫・森田必勝とあの時代」です。
記
とき 11月7日 1400―
ところ 四日市市文化会館 第三ホール(300名定員)
http://ticket.st/places/mie-363
講師 宮?正弘(評論家)
演題 「三島由紀夫・森田必勝とあの時代」
入場無料(予定)
当日会場では森田必勝遺稿集『我が思想と行動』の頒布が行われる予定です
名古屋、岐阜、京都方面の愛国者のみなさん、ふるってご参加下さい。
「憂国忌」のお知らせ
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第四十五回 三島由紀夫氏追悼会「憂国忌」
生誕90年、没後45年、享年45,第四十五回目の追悼儀式
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――「ミシマを通して日本を考えよう」
ことしの憂国忌は45周年の節目となるため二部構成となります
三島由紀夫氏追悼 第四十五回 追悼の夕べ「憂国忌」のご案内
ことしは三島先生の生誕九十周年、没後四十五年の節目にあたり、第四十五回憂国忌は、生前ゆかりの先生方に想い出話を中軸に感想、雑感、展望などをのべていただきながら将来の日本を考える場としたいと存じます。
節目にあたりますので、乃木神社宮司による慰霊祭は、会場の関係で午後二時より、別途「乃木神社」にて催行します。慰霊祭の参加ご希望の方は予約をお願いします。
実施要綱は左記の通りです。
記
日時 十一月二十五日 午後六時(五時開場)
場所 星陵会館大ホール(千代田区永田町2-16)
資料代 お一人 二千円
(プログラム)入場に際して、お一人お一人に献花をしていただきます。
午後六時 追悼挨拶(敬称略、順不同。いずれも仮題)
「演劇について」 村松英子
「文学、文士」 西尾幹二
「編集者の思いで」 堤 堯
「自衛隊のミシマ」 ヘンリー・ストークス
「ボディビル」 玉利 齋
「薔薇刑撮影記」 細江英公
「楯の会の想い出」 楯の会第一期生
午后八時十五分 閉会の辞 富岡幸一郎
(なおプログラムは予告無く変更になることがあります。ご了承下さい)
平成二十七年十月
憂国忌代表発起人 入江隆則、桶谷秀明、佐伯彰一、篠沢秀夫、竹本忠雄
富岡幸一郎、中村彰彦、西尾幹二、細江英公、松本徹、村松瑛子
神道による修祓式(祭主 松本徹・三島文学館館長)
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三島氏没後四十五周年 慰霊祭
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十一月二十五日 午後二時 乃木神社
神道による修祓式(祭主 松本徹・三島文学館館長)
神道形式により、慰霊祭を行いますが、平服で構いません。
玉串料二千円をお納め下さい(なお、引き続き午后六時からの「憂国忌」に参加される方は、憂国忌資料代が無料となります)。
慰霊祭は予約が必要です(会場定員が百名ですので、先着順とします)。なお慰霊祭は一時間の予定、その後、憂国忌会場(星陵会館)への移動は各自で。
FAXでお申し込みの方は(03)3260―9633
メールでの場合は sna76980@nifty.com
憂国忌実行委員会
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