頭の中で声が聞こえ、嫌がらせを受けていると言っている、この人たちの多くは狂っていない。 | 日本のお姉さん

頭の中で声が聞こえ、嫌がらせを受けていると言っている、この人たちの多くは狂っていない。

Conspiracy Theory with Jesse Ventura Brain Invaders S03E07
【抜粋訳】
ジェシィ・ベントゥラの陰謀のセオリー「脳侵略者」
(番組イントロ)証拠、闇の権力、秘密、隠ぺい、腐敗・・・
ベントゥラ:
「すべて知ってるさ」とでもお思いだろうか?考え直してくれ。私は知事やシールズ(米 国海軍特殊部隊)、戦闘員を勤めてきた。そこで皆さんが、たまげるようなことを聞いてきた。
そして今、皆さんがその全容を知るときが来たのではないだろうか。

ナレーター:
今や、政府が皆さんの心をコントロールしているのです。頭の中から声が聞こえる
―止むことのない心理的拷問 ―極秘実験 -何千何万ものアメリカ人が・・・。
(本論)
ナレーター:
ジェシィ・ベントゥラは、ある電波塔の中にいる。この巨大な建造物は核戦争時の全国規模の通信ネットワークの一部として建てられたものだ。ところが今、この強力なエネルギー波が、我々をマインドコントロールする秘密政府の謀略の一端を担っている疑いがもたれている。その被害者だという市民がジェシィに同行している。
テリー・ロバートソン医師:
私はほかの医師や前国防総省の科学者たちと協同で、「サイコトロニック兵器」や「バイオ・コミュニケーション・テクニック」として知られているものの被害に晒されているかもしれない市民の訴えを観てきました。この訴えはどんどん増えているようです。私は特に「ターゲティッド・インディヴィジュアル(狙われた一人)」と呼ばれる、千人もの自己申告者のグループと、この問題に取り組んでいます・・・かれらは高学歴の集団です。50%以上の人たちが大学卒、そして12%以上の人々が大学院卒の学歴を有しています。
ベントゥラ:
「TI(ターゲティッド・インディビジュアル:狙われた一人)」と呼ばれる人たちは、何千人もいて、頭の中で声を発生させる音波の標的にされ、その全員に症状が共通しているんだ。一貫性がある。某団体の何者かによって行なわれているということだ。
サーポン調査員:
テレビのリポーターが、ある種の電波の影響を被った事件がいくつもあるんです。[註:当動画5:05 より、TV アナウンサーがオンエア中、繰り返しどもる映像が入る。] すごく異様なんです!本番中、それまで普通にしゃべってて、何も問題なさそうに見えたテレビのアナウンサーが、突然、わけのわからないことを早口でしゃべりだし、完全に理性を失くしてるんです。変です。アメリカ、カナダのレポーターそれに(有名なテレビ番組の出演者の)ジャッジ・ジュディまで。
ショーン・ストーン(オリバー・ストーン監督の息子):
憑依された人を扱ったことあるんで、それが、見た感じがどんなか知ってるんですが、ど うなんでしょう、これは悪霊が憑いたのか、それともそういう科学技術が裏にあるのか。

サーポン調査員:
科学技術の為せる技のようです。この件は悪霊などではありませんでした。
ナレーター:
悪霊ではない。脳梗塞やその他の疾患の可能性も除外された。では、一体何だというのだろう?
ベントゥラ:

興味深いことに有名なテレビ番組の出演者ジャッジ・ジュディはこう言ってる。「頭がガンガン鳴って、すごく不快で、何かおかしいとわかりました。怖くて取り乱しました。
サーポン調査員:
これが、本当にたくさんのテレビレポーターの身に起こってるのは変です。なんで、こんなに大勢が?
ベントゥラ:
私が話した、あの医師も「何千人ものケースを扱ってきた」と言ってた。その共通項を洗
い出してみよう。
ナレーター:
まず最初の発言者はターゲティッド・インディヴィジュアルのひとりハーラン・ジラード

氏。著名な不動産開発業者のジラード氏は、もう30 年間「声」が聞こえるという・・・自分がなぜ標的にされたのかも知っている、と言っている。彼がジョージ・W・ブッシュ(父)について発言したことがその理由という。
ジラード:私は「レーガン大統領を支持できないなら、CIA の長官をホワイトハウスに送り込むことも絶対に支持できない」と発言しました。
ナレーター:ジラード氏は共和党の工作員に対して意見した。「政界の当事者を立腹させる」
――これは、彼に続く大勢のTI(ターゲティッド・インディビジュアル:狙われた一人)

のパターンと一致する。
ジラード:突然「声」が聞こえるようになって、それからだんだん大きくなっていったんです。彼らは毎年、危害をエスカレートさせました。
一方Tyrel とSean は得体の知れない倉庫に到着した。この閉ざされた場所で二人は、被害者はジラード氏だけではないことを確認した。Sebastian Soberanes 氏はEMF(電磁場) 被ばく防護グッズを売るビジネスを営んでいる。

Soberanes 氏:EMF(電磁場)は目に見えない放射性物質ですが、放射性物質ということは、それがAC アダプターであろうと何であろうと、(人体に影響を及ぼす)威力を持って いるということです。

ナレーター:彼の顧客のほとんどが人体への危険を憂慮しているのだが、最近Soberanes氏は、穏やかではない、新たな傾向に気づいた。
Soberanes
氏:私が最近、益々多く受けるようになったのは、自分がアメリカ政府から標的にされていると考えている人たちからの電話です。あらゆる社会階級、職業の人たちです。私の顧客には本を書いている人たちもいて、彼等は政府の標的にされているのはたぶんその著作のためだと考えていて、私に電話してきます。
[8:50]
Soberanes 氏の製品のほとんどは、とてもシンプルな仕組みになっている ― 大気中の電磁放射量を記録するメーターと、それが頭や体に入り込まないよう遮断する素材だ。
Soberanes 氏:実際に排出されているEMF(電磁場)を遮断するために、人体と別の物質との間に伝導性の物質を配置しているんです。うちにはなんでもありますよ。洗濯物用の洗剤から、壁を塗るラテックス塗料まで、実際に(有害な)周波や電気的なものを遮断してくれます。
[中略]
サーポン:
ではハーランさん、その「声」が聞こえるとき何かが行なわれているというわけですか?
中傷するつもりはないですが、あなたは気が変になっているわけではない、ということがどうしてわかるんですか?
ハーラン・ジラード:
(この被害を)経験したことがない人に説明するのは困難なことです。あなただったら「私は頭がおかしくない。これは私の身に現実に起こっていることだ。空想なんかじゃない」

と自信もって言えますか?私は何千回も打ちのめされてから、謙虚さを学びました。
サーポン:
ジョージ・ブッシュ(父)についての発言で嫌がらせを受けるにしては、30年というのはあまりに長い時間ですね。何か裏があると思いませんか?あなたやその他の人たちが気づいてない、もっと大きな何かが。ハー
ラン:
私たちはアメリカ政府のプログラムの被害者なんですよ—人権の尊重も何もありゃしない連中のね。
ナレーター:
ハーラン・ジラード氏の言っていることは正解かもしれない。大規模な極秘計画がある証拠が山積みになっているのだ。
[中略] ジュンはまさに事件の核心に迫っている。彼女はフィラデルフィアのハーラン・ジラード氏と共にいる。
[12:00]
ジラード氏が言うには、彼がジョージ・W・ブッシュ(父)に反対する発言をしてからというもの、1980年代からずっとアメリカ政府に狙われている。
ジラード:
それが理由で私の人生に介入してきたのだ、と彼らは私に告げました。
ナレーター:
ハーラン・ジラード氏は自分は頭がおかしくないこと、統合失調症でもないことは分かっ ていると言う。だから調査をするために仕事も辞めた。
ジラード:
実は、新聞にある広告を出したんです。
ナレーター:
ジラード氏はさらにたくさんの自分と似たような人たちを見つけた。彼らも役人や政界の当事者らの神経を逆撫でしたため、頭の中で「声」を聞かせる嫌がらせに巻き込まれたのだ。
ジラード:
私が置かれたのと全く同じ境遇を経験している人たちがいたんです。
ナレーター:
ジラード氏は調査のためワシントンに赴いた。彼はアメリカ政府の研究者らがマインド・コントロールの研究を行なったことを証明する文書を発見した。そしてその道具にはマイクロ波も含まれていた。
サーポン:
マイクロ波テクノロジーについて少し説明していただけませんか?その装置で何ができるんですか?
ハーラン:
この装置でマイクロ波ビームをまるで音波みたいになるよう加工してたんです。
サーポン:
「声」を作り出すために?
7
ハーラン:
それは声ではありません。米空軍が特許を持つ「合成テレパシー」と呼ばれる手法を何者かが使ったものです。
ナレーター:
これは重要な手掛だ。米空軍の開発実験所は実際に、ある特許を取っていた — 人の頭の中に言葉を送信するための特許を。記録によるとこの特許技術は何年にもわたる人体実験に基づいていた。
ハーラン:
彼らは今でも話し声を送ってくるし、どこまでも、つきまとってくるんですよ。
この被害が始まったのが48歳のとき。私はもう75歳です。死ぬ前に、この事件が解決するのを是非、見たいものです。
ナレーター:
その日の遅く、ショーンは新たな手掛かりを追って飛び立った。ケン・ベーカー氏は元警察官である。
ベーカー:
私は無理やり退職に追い込まれたようなものです。
ナレーター:
ハーラン・ジラード氏と同じく、彼もある権力者を立腹させ、その代償を払うことになった。
ショーン:
では話して
ーカー:
私は14年間、警察官として勤めました。これは警察署を辞めてから起こった現象です。

頭の中で「声」が聞こえるようになり、これは自分自身の「思考」なのかなと思いました、ええ、最初は・・。けれどもよく聞いてみると、これは私が使うフレーズや単語じゃないぞ、と思いました。
ショーン:
どんなことを言ってくるんですか?
ベーカー:
私の悪口やら、落ち込ませるようなことを – 何か反応を起こさせるためでしょう。その手
には乗りませんけど。
ナレーター:
大陸をまたいで、ケン・ベーカー氏の症状とハーラン・ジラード氏の症状が同じなのは、

偶然かそれとも規則性があるのか?ケン・ベーカー氏は、これは市民の誰にでも起こりう
る話しだと間違いなく確信していると言う。
ベーカー:
これはマインド・コントロールのために行なわれているんです。
ショーン:
マインド・コントロールが目的?
べーカー:ええ。
ショーン:
では今でも聞こえるんですか・・・?
ベーカー:
はい。
ショーン:
「声」が?
ベーカー:
話している今この瞬間は聞こえていませんが。
ショーン:
けれど一日中あるんですか?
ベーカー:
はい。これは彼らの言う・・・ええと、その・・・うわああ。
ナレーター:
突然、ベーカー氏の言葉が遮られた。
ベーカー:
ちょっと止めてもらえますか?すみません・・・。
ナレーター:
「声」だ、彼の頭の中の「声」だ。
ショーン:
出たんですか!?
ベーカー:
ええ。

[中略]
これはケン・ベーカー氏の身に毎日起こっていることである。最初のTI(ターゲティッド・

インディヴィジュアル)であるハーラン・ジラード氏と全く同じように、彼もまた、この危害の出所を捜し求めるのに何年も費やした。彼の捜索も、やはりアメリカ政府、それもある特定の集団へと辿り着いた ― 一般大衆にマインド・コントロールを行なう「MK ウルトラ計画」である。

MK ウルトラとはCIA が隠れて行なった洗脳プログラムで、一般人にLSDを飲ませたり、兵士を暗殺人に仕立てたりしたのだ。

1970年代に議会により、MK ウルトラの非合法活動は暴露され終了させられた・・・ことになっているが、さて本当に終了したのだろうか?
ショーン:
・・・彼らはどうのようにして、あなたにつきまとうことができるんでしょうか?
ベーカー:
ええと、それはきっとマイクロ波エネルギー、指向性マイクロ波エネルギーです。
軍がこの技術を持っているのは知っています。
私にはイラクから帰還した義理の息子がいるんですが、イラク兵を武装解除させ、万単位の兵士が投降した、このマイクロ波エネルギーの ことを彼は知っていますから。
われわれも皆、テレビで見ました。

ショーーン:
マイクロ波のおかげで・・・?
ベーカー:
そうです。犯罪者たちが軍のシステムをハッキングしてアメリカ市民に向け、これを使っ ているのだと思います。

[19:00]
ナレーター:
ジュン・サーポンが、覆面工作員と接触し、その助けを借りて、手掛かりをまとめるためやってきた。白いワゴン車の中の男がその工作員だ。
サーポン:
コルソーさん!あなたに2通の手紙があります。TI の。
コルソー:
ターゲティッド・インディヴィジュアル(狙われた一人)。
サーポン:
私は彼らに会ってきました。彼らは頭がおかしいのでしょうか、それとも“彼らは頭がおかしい”と思わせたがっている何者かがいるのでしょうか?
コルソー:
とても鋭いね!
サーポン:
彼らはどのように、それを行なっているのでしょう?裏にいるのは何者なんでしょうか?
コルソー:
それは重大な質問だ。
ナレーター:
デヴィッド・コルソーはその答えを知っている。また、それを暴露すれば彼の命が危うくなることも知っている。
サーポン:
あなたの知ってることを話してください。
コル
ソー:
教会委員会が1975年、アメリカ政府の内部に秘密のマインドコントロール組織があることを暴露したんだ。
ナレーター:
教会委員会つまり、これがMK ウルトラを世に晒し終了させた上院の委員会・・・というこ
とになっている。
コルソー:
この委員会がMK ウルトラをすべて止めさせたと思われていたが、しかし実は今日まで継続
してるんだ。
サーポン:
ならず者たちがいて、その連中が既存のシステムをハッキングしていると聞いています。

彼らはどんなふうに、やってるんでしょうか、コルソーさん?
ナレーター:
白のワゴン車の男は明らかに身の危険に怯えている。彼の述べる手掛かりはすべて掴みどころがない。
コルソー:
まあ、言うなれば「歴史は繰り返す」だね。
[以下、発話者の名称略]
「さて、要するにこの地図は全国にまたがるTI(狙われた一人)の群らがりをそれぞれ示
しているんだが、この紫色の点の一つ一つがTI の集団を表しているわけだ。」
「人口に比例しているようですね、カリフォルニアが明らかに最も多くて次がニューヨー ク、それからボストン地区。」

「そして大勢の人たちがあのような類似する症状を抱えている。」
「さてメイン州からカリフォルニア州まで、これらの人たちを結びつけるものは何なのかを見つけ出さなくてはならない。共通項は何?その繋がりは?」

それに、白いワゴン車のあの男。彼が私に言ったこと知ってるでしょう?“歴史は繰り 返す。”」

「彼の言ってることは分かる気がする。整理してみよう。この赤色の点々はGWEN タワーだ。」
「GWEN タワー?」
「GWEN タワーって何?」
「GWEN タワーは、基本的には冷戦時代の遺物です。」
GWEN すなわちGROUND WAVE EMERGENCY NETWORK ― 1980年代、軍事通信用に、米国全土に建てられた何十塔ものアンテナ・タワー。この冷戦時代の遺物が、あなたや私を標的として再武装されたのかもしれないのだ。

「これらのGWEN タワーはすべて現在、任務から外されているはずですが、まだ建ったままです。興味深いことに、この赤色の点々を見ると、このGWEN タワーは全て、全国に分布す
るTI 群のすぐ近くに建っている。」「ターゲティッド・インディヴィジュアル(狙われた一人)。」
「ではこの塔が加害に使われている可能性があると?」
「はい、考えられますね。」
「歴史は繰り返す。」
「さあ諸君、それがどうやって行なわれているらしいかは、もうよく分かった。
さて次の疑問に答えねばなるまい:やっているのは何者か?そして何故?」
[中略]
・・・Jesse は、国家規模の謀略の疑いが持たれる官製のタワーのひとつに入っていこうとしている。だが、まず最初に、その陰で暮らす被害者に会うため立ち寄った。
「どうも」
「こんにちは」
14

サ・ベッカーさんは実業家であり、また彼女と同じターゲティッド・インディヴィジュ アル(狙われた一人)のために活動する運動家でもある。彼女がJesse とTyrel をまず案内したのは、彼女の寝室だった。
「そのままにしてありますから、私がまさに毎晩、行なっているとおりの様子がご覧になれますよ。」
「なるほど」
「パジャマを着たら、まずやるのは、中に磁石が入っているこのハイキング・ブーツを履くことです。これで私が受けている火傷、足が焼けるような感覚の被害をかなり減らせます。ブーツを履いたら、バス・ローブかジャケットを着ます。これには、ウールの靴下の中に冷湿布を入れたものを詰めるんです。それから床に入って寝ます。」
「そして眠るのに、これらのことを全部やらなくちゃいけないんですか?」
「そうです。夏でもです。私をクリスマスツリーみたいにライトアップしてくれます。」

「あの帽子も?」
「あ
れは火傷を防ぐのに大いに役立ちました。」
「誰かに“頭おかしいよ”とか“変わってるね”とか“バカみたい”と言われたら、何て言います?」
「こう言うでしょうね:“私は夜2時間半しか眠れない日もありながら、なんとか仕事が続けられてきました。これがもう10年続いてるんです。私は(凶悪犯罪の被害を)生き残ってきたんです。私へ、しでかしたことの償いに、この連中が絞首刑にされるのを生きて見届けるためには、どんな努力だってしますよ、”とね。」
リサ・ベッカーさんはJesse に、彼女のご近所の人々を紹介している。同じ症状を抱える、さらに多くのターゲティッド・インディヴィジュアル(狙われた一人)の人たちだ。
「あなたは標的にされていると仰られてましたが・・・」
「ええ、私は振動のような危害がよくあります。非常にかすかな振動かもしれませんが、 それがやがて・・・」

「体中、全体にですか?それとも・・・」
「ときには陰部など特定の部分に起こります。」
「まるで睾丸を万力で締め付けられたような感覚を起こさせるんです。」
「ここに集まったほとんどの人は、耳に危害を受けてると思います。単に不快なときもあるし、苦痛を伴なうときもあります。」
「あなたは、どんなことが?」
「床を掃いていると振動が起こり始めます。」
「それはあなた方に共通していますね、“振動”というのが。」
「はい。」
「頭の中に、実際、声が聞こえますか?」
「それがですねえ、奇妙なことに気づいたんですが、精神科医は、声は頭の中から来るように聞こえるだろうと言うんです。しかし、その声はほとんど耳元でささやいているように聞こえるんです。」

「ははぁ、同じ症状だ。しかも精神科医が想定してるものでもない。」
「アパートにいるときのほうが、例えば林の真っ只中で狩りをしてるようなときよりも、 声はずっと大きく聞こえる感じですね。」

「林の真っ只中って、あのタワーからは、もっと離れてますよね。ちょっと確認しておきましょう。ここで“彼等”という言葉を何度も耳にしてるんですが、“彼等”とは一体、誰
でしょう?」
「この設備を持てる集団は限られてます。」
「じゃあ、皆さんの言う“彼等”とは、やはりアメリカ政府のこと?」
「その通りです。」
「あのう、お伺いしたいんですが、どうして危害があるのが“あなた”なのでしょう?」

「たぶん、私が自分のスピード・ダイヤルにホワイト・ハウスの番号を登録して、毎日のように政策に関して指図する電話をかけたからでしょう。」
「私は、自分の見解を発表してから地元の役所と揉めました。彼等は私に、“あなたが上院議員や下院議員に手紙を書くのを止めてくれればいいのに”と言ってきました。それからまもなく私に危害が起こり始めました。」
「皆さんの共通項が得られたようですね。」
「私は工場労働者でした。」
「おやどうして、彼等はわざわざ工場労働者を選んだりするのでしょう?」
「それは、私の上司が9・11事件について、私によく話しかけてくるんで、私が“さあ ねえ、あれは部内者のヤラセでも簡単にできるでしょう”と言ったからです。」
[中略]
この人たちをGWEN タワーの近くに連れて行くのは危険かもしれないが、彼らは一緒に行くと言い張っている。そこでJesse は、彼らがあのタワー及びそれが発するマインド・コントロール光線に近づくほど、彼の症状が増すかどうかを観ることにする。
「さて、どなたか異変を、体に何か感じる方いますか?とにかく症状が増しているのを示す何かを感じる方?」
「我々があの施設に近づいたとき、初め右手にとても強い波動がありました。」
「私は眼球に浮く小さな黒い細胞のかけらのようなものが見えてます。」
たちまち実際に影響が出始めた。
「右足のつま先が焼けるようです。」
「私は右腕に何か感じます。」
[中略]
「地面から電気が陰部までやって来る感じです。」
「これは私たちの空想ではありません。空想で電気ショックはあり得ません。」
そして何の前触れもなくJesse の一団は危害を受けた。
「あなたは異常周波による痙攣をかなり受けていると仰っていましたね。異常周波による
痙攣とは何でしょう?」
「言うなれば電波障害の類です。」
「だから我々のオーディオ機材にも電波障害が?」
「ええ。」
「今現在も?」
「本当に?」
「ええ、本当に。」
Jesse は、あるエネルギーが検知されたことを知るのに十分な証拠を観察した。
この辺り、さらにはこの一帯を越え流れ込んでいるエネルギーだ。そしてこれを管理する権限はアメリカ政府にある。
[中略]
マーク・フィリップは元CIA 工作員。彼は悪名高いMK ウルトラ・マインド・コントロ ール計画のために働いていた。
ついに彼が空白を埋めるべく前進する。

「さて、MK ウルトラが表沙汰となり、世間に知られることとなったとき、アメリカ政府は、“同計画を封印した”と言ったんですよね、“計画は排除された”と。
あなたは、ほくそ笑んでおられますけど、あれは噓だったのですか?」

「まあ、彼等はただ・・・」
「彼等はマインド・コントロール計画を排除したんですか?それともただ名称だけ変更して、どこか他の所へ持っていったとか?」

「排除してません。あれは茶番劇でした。彼等はこの計画を、ある機関から別の機関へ移しただけ。それで計画は更に私物化された。当時の科学技術を探ってみればわかりますが、彼等は実際にあなた方の副鼻腔に送受信機を埋め込む処置を行なっており、それがあなた方の脳に結線で接続されてたんです。」
「今日、それに代わるものは?」
「マイクロ波です。」

MK ウルトラにマイクロ波。これは、この人たちの症状を解明してくれそうだ。
「では、彼等は電波を通じてマインド・コントロール波を実際に送信しているわけです か?」
「はい、彼等にはできます。」
「そしてこれで個人を標的にすることもできる?彼等はその能力をもっているんですか?」

「はい。さらに大衆に向け実行することもできます。」
「彼等にはその能力がある、と?」
「まあ、いろんな答え方ができますけど、すべて同じ答えに帰納されます、すなわち電磁パルス。」
電磁パルス―これがマイクロ波タワーから流れ出し、人間の脳波を模造して、人々に不 安や苦痛を起すことも、頭のなかに「話し声」を創りだすこともできる。

「GWEN タワーと呼ばれるこれらの代物を直に見に行く機会がありましたが、ごく普通に見えるんですよ、携帯電話用のアンテナとかが附いてて。」
「最も上手く保たれた秘密は、実にわかりやすい外見の中にある。」
「彼等は、あのタワーはもう時代遅れのものだと我々に説明している。何の目的にも使 っていない、と。そんな説明、信じますか?」

「合衆国政府はタワーの下方部分を携帯電話や中継器用としてリースまたは売却しまし た。
しかし頂上部分は保持しているんです。」
「タワーの?」
「ええ、彼等はタワーの頂上部分を自分たちのために確保している。」
これは確かに納得がいく。電話用の設備は、タワーの頂上部分から目を逸らさせるため の大きな役割を果たしているわけだ。
つまりアメリカ政府が管理している部分から目を逸らさせるための目くらましだったわけだ。
ここで、「何故」という問題にいきつく。
「では彼等は明らかに今でもこのGWEN タワーを何らかの目的で使っているんですね?」

「 彼等は、我々を守るためではなく、我々を支配するために、これを使っているんです。」
「では彼等は、今この瞬間もターゲティッド・インディヴィジュアル(狙われた一人)

にそれを実行している、と?」
「ええ、私の知る限り。」
「彼等は皆んなの頭の中に思想を注入し、“声”を聞かせる。こんなことを行なうアメリカ政府の目的は何なのでしょう?」
「完全支配のためです。」
「自国民をマインド・コントロールして?」
「はい。完全支配。」
「これはアメリカ政府内の、ならず者の仕業ですか?それとも我が合衆国政府の主流派 がやってるんですか?」

「我が政府の主流派です。」

「ということは、ハッカー犯罪者の一団の仕業ではなかったわけだ。」
「全く違います。」
「しかも、作業は高度に分業化されています―我々の非公開テクノロジーの開発計画が すべて、そうであるように。」(註:ナチス・ドイツ人もこの手法で秘密兵器・作戦の秘匿性を保った)

「彼等はウォール街の抗議者たちに対してこれを使うことも考えてそうですね。」

「既に彼等は、やってます。」
「彼等はもう、今これを使っていると仰るんですか?」
「はい。」
これ以上、明快な説明はないだろう。暗殺人に指令を送信するテクノロジーは今、反対
者を鎮圧するために使われているのだ。「このバカタレどもを見つけ出したい。どこへ行け
ばいいだろう?この政策のBig Kahuna は誰だ?」
「そいつはロバート・ダンカン博士。アメリカ政府のために働いた。
彼は徹底した技術屋です、ハーバード出身の。もし彼に個人的に話をしたければ、彼は胸襟を開いて自分の知ってることを告白すると思いますよ。」
「うん、彼をつかまえて白状させてやろう。」

ロバート・ダンカン、建築家、そして首謀者。彼はハーバード大そしてマサチューセッツ工科大から、CIA にストレートで入った。

アメリカ政府が民衆の頭の中に進入することを可能にする数々のテクノロジーを製作する手助けを行なったことを彼は認めている。

ダンカンは会社を辞めたと言っている。
Jesse Ventura がこれについて調べる。
「ロバート・ダンカン博士!」Jesse Ventura は、脳侵略者の陰謀の黒幕、ロバート・ダンカン博士とまさに対峙しようとしている。
この男が、アメリカ人の頭の中に思想を伝播させ、声を聞かせる、アメリカ政府のテクノロジーをまとめあげた。

「ロバート・ダンカン博士!あなたへの最初の質問だ:あなたがやったことの、マイナス面は何だ?」

「私の仕事が、邪悪なものを勢いづかせてしまったという側面がある。」
「それはどういうこと?」
「科学技術自体に善悪はない。それは善い事にも悪い事にも使えるものだから。だが、

私はCIA、法務省、国防省のプロジェクトのために働いた。」
「CIA のため、アメリカ政府のため、そしてこれらすべての問題となっている分野のために働いていたとき、あなたはどこで、何をしていたんですか?」

「それは機密情報だ。お話しすることはできない。」
「それは、頭の中の声だとか、そういったものか?」
「そうだ。」

この男は緊張しているように見えるが当然であろう。
しかし同時に彼は胸につかえたものを吐き出したがっているようにも見える。

「我々は頭の中で声が聞こえると主張する数名の人たちに出会った。
この人たちはアルミ箔の箱の中で寝たり、おかしなことを数々やってるみたいだ。だけど話すと、全く普通の人たちのようだった。全くの正常者みたいなんだ。この人たちの頭がおかしいのか?それとも、これはアメリカ政府の仕業なのか?」

「政府がやっていることだ。」
彼はそれを隠そうともしない。

「それは『神の声兵器』と呼ばれてるやつだ。」

「じゃあ、あなたが開発に従事したこれらの兵器が、今現在、自国民に向けて使用されて
るという事は承知しているわけだ?」
「もちろんだ。忘れてはいけないよ、CIA は我国の市民を人体実験に使ってきた長い歴史が
あるということを。LSD やら・・・」
「わかっている。さて、どうやらここで60年代、70年代のMK ウルトラやその他諸々に 話が戻ったようだ。が、しかしそれらはすべて終了したと聞かされている。これは噓なのか?」

「それは噓だ。これらの計画は新たな名称、新たな予算の下で継続している。究極の兵器だ。」

「現在あなたの知るかぎり、このテクノロジー乱用の被害を受けているアメリカの市民はいるのか?」

「乱用なんてもんじゃない。そんな言葉じゃ軽すぎる。彼らが受けてるのは拷問だよ。」

やはりターゲティッド・インディヴィジュアル(狙われた一人)たちの頭がおかしいの ではなかった。思ったとおりだ!
お次は彼等がそれをどうやって行なっているかだ。

「じゃあ博士、マインド・コントロール波を送り込むために、彼等はどのようにして皆の脳に侵入するんだ?このGWEN タワーのことは既に聞いている。
このタワーは昔使われていたようだが、彼等が言うには、今は何の目的にも使っていない、とのことだ。」
「このタワーは、マインド・コントロールに、まさにピッタリの資材であり、不可欠な性能を有している。
マインド・コントロール・メッセージを大衆に向けて国中にばらまいたり、人々に著しい苦痛を起こさせたりするのに、うってつけだ。
これが世界支配の戦略の一翼を担っている ― すなわち大衆の顕在意識から潜在意識までを統制すること。」
それから動機も掴めた― 反対者を統制し、世界を支配し、あなたや私を支配すること。

「統制者は誰だ?つまり、それはアメリカ大統領?連邦準備制度理事会?」
「違う。」
「じゃあ、アメリカ政府の中で、これらの決定を行なう、それなりの地位にある連中とい
うことか?しかもそれは必ずしもアメリカ大統領でもなければ選挙で選ばれた官職でもな
い、と?」
「そう、まさにその通りだ。」
「うわあ、これはもっと厄介だぞ、だって辞めさせられないんだから。」
「辞めさせることはできないし、彼等を見つけだすのも難しい。彼等は暗く深い裂け目の
奥に潜んでいるから。」
「あなたは、その連中のために仕事したわけだ。このプロジェクトのために働いて、究極
兵器の開発を手伝った。」
「私はナイーブすぎた。それぞれのテクノロジーがどのように一体化され、究極兵器が創
りだされるのか知らなかったんだ。」
「あなたは、今しっかりと私の目を見据えて私に言う、もうこの件とは関わりはない、と。
そして、これを世に晒すために表に出てきた、と。」
「その通りだ。」
「あなたは、自分の命が危ないことについて恐怖はあるか?」
「ない。」
「どうして?」
「私はただ、死を恐れないだけだ。」
「あなたの経歴や知識をもとに、我々が何をすべきか、ヒントをくれないか?」
「無理だ。」
「無理・・・。」
「既に手遅れなのか?」
「現に、手遅れだと思っている。」
「それでは、あなたが言うには、国民一人一人がこの犯罪被害について危惧すべきである、
なぜなら、おそらく我々の誰もが多かれ少なかれ狙われているのだから、ということか?」
「科学技術は、もうそこまで進んでいる。」
このテクノロジーの黒幕の一人が、モンスターを創りだしたことを認めた。
統制下の実 験が統制を失ってしまった。さらにひどいことに、これがどこまで暴走を続けるのか、そ して、一体これを止めることができるのか誰にもわからない。

「忘れないでほしい、彼らは頭がおかしいのではない。
頭の中で声が聞こえ、アメリカ政府による嫌がらせを受けていると言っている、この人たちの多くは狂っていない。
我々 はそれを当事者から直接聞いた。
ハーバードを出てCIA に入り、このテクノロジーの開発を手伝ったあの男は、もう“彼等”のためには働いていないと主張している。
だが、この謀略は続いているとも言う。
そしてこの男曰く、それを止める手立てはない、と・・・だが、私はそうは思わない。
我々は、この卑劣なドブネズミたちに、ついに光を当てたのだ。
覚えておいてほしい、あなた方も声をあげられることを、そして私たちみんなで声をあげれば、これ以上ない、大きな声となることを。こちらはJesse Ventura、『陰謀のセオリー』
でした。

http://www.geocities.jp/techhanzainetinfo/kathudou/gijutsushiryou/tech28_Brain_invaders.pdf