外食が増える、電気のつけっぱなしが増える、割高な食料品も買ってしまう
関西には「安物買いの銭失い」という言葉があります。
安い物を買うとすぐ潰れるので、また買わねばならなくなると言う意味です。
猫を長年飼っていると、安いキャットフードを与えていると直ぐ病気をするので、病院代がかかるということに気が付きました。
お勧めのキャットフードは「ロイヤルカナン」フランス製。
これを与えていると毛並みがつやつやになって、猫が病気をしない。
「サイエンスダイエット」アメリカ製もまあまあいいです。これも毛がつやつやになります。
ロイヤルカナンを食べさせると猫が病気をしないというのは、他の猫を多頭飼いしている人々も気がついているようです。でも2017年からロイヤルカナンは、韓国で生産してアジアからの注文は全部、韓国から送ろうとして、今、工場を建設中なのだそうです。
なんで、韓国?反日だし、寄生虫が入った食品も平気で売っているのに?韓国製を買うなんて本当に嫌だ。フランス人は何を考えているのだろう?
最近、「ミッションインポシブル」という映画を観に行ったら、最初に「アリババ」とチュウゴク語が出てきてびっくりした!
アリババはチュウゴクの会社で、ソフトバンクの孫さんが筆頭株主だ。
そのアリババが「ミッションインポシブル」に出資して、映画を配信して儲けの分け前をもらうようだ。
アリババの文字を見た瞬間、その映画を観に行ったことを後悔した。「ジェラシックワールド」にしたらよかった。チュウゴクを儲けさせてしまった。
映画の感想は、「やっぱ、トム・クルーズも老けたな」です。友人は「しゃーないやん。みんな老けるんやから。老けんかったら化けもんや」と言っていました。
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人間も、食べるものだけは、きちんといいものを食べていないと病気をしてしまって、よけい金がかかるようになる。わたしの猫が証明してくれている。フランス製のロイヤルカナンは、いい。2017年からの韓国製のんは、知りませんよ!
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楽に貯蓄できている人はみんな「生活コスト」が低い
マネーの達人 8月26日(水)5時20分配信
貯蓄できている人は「生活コスト」が低いってどういうこと?
あなたは、「生活コストを下げる」ということについて意識したことがありますか?
実は、お金を貯めるのが上手な人というのは、生活コスト自体を低く抑えることを実践しています。
そこで、生活コストを下げるとはどういうことなのか、生活コストを下げるにはどうすればいいのか、紹介していきたいと思います。
生活コストを下げる=「最低限の支出に抑える」
生活コストとは、住居費や水道光熱費、食費、通信費などなど、普段の生活費のことです。生活費を下げることによって、楽に貯蓄ができるようになります。
わたしたちは、収入が上がると、つい生活水準も上げてしまいがちですよね。20代の頃は15万円でやりくりしていた、という人でも、結婚して共働きになり世帯収入が増えると、平気で毎月50万円ほど使ってしまうようになります。
外食が増える、電気のつけっぱなしが増える、割高な食料品も買ってしまう……などなど、少しずつ支出が増え、生活コストが上がってしまうのです。
最近は共働きの家庭も増えましたし、独身の方でもここ1~2年はボーナスが増えたりベースアップがあったりして、収入自体は増えている人も多いはず。支出だけ数年前もしくは独身のときなど、お金にゆとりがなかった頃の状態に戻してしまえば、毎月10万~数十万円のお金が余るようになります。
貯金が上手な人というのは、生活コスト自体を下げることによってお金を余らせ、自然と貯金ができるようになっているのではないでしょうか。
自分がやりたいことにお金をかけるために、普段の生活費=生活コストを抑える
生活コストを下げる方法
生活コストというのは、日々の生活費です。ですから、冠婚葬祭費であったり、車の買い替え、マイホームの購入といった特別な支出については関係ありません。
むしろ、「良い車を買いたい」とか「こだわりの注文住宅を建てたい」とか、自分がやりたいことにはお金をかけた方がいいと思いませんか? そして、自分がやりたいことにお金をかけるために、
普段の生活費=生活コストを抑える、というのが資産を増やす、現実的な方法です。
収入が劇的に増えることはほとんど無いのですから、いかに支出をコントロールして生活コストを下げるかが、より豊かな暮らしを実現させるポイントだと言えるでしょう。
■どうでもいいことにお金をかけない
たとえば、ファッションへのこだわりが特にないなら、リサイクルショップを利用したりプチプラブランドで買う程度で満足できます。そもそも衣服やバッグの数が多い必要はないので、必要な分だけ買えばいいですよね。このように、自分が重視していないことについては、「常識的に見て失礼にあたらない程度」にまで支出を抑えましょう。
逆に、自分が重視すること、たとえば「食材は国産がいい」といったことがあれば、そこだけはケチケチせずに、お金をかけてもいいでしょう。
■より安い商品・サービスを探す
「格安スマホを使う」、「散髪は千円カットにする」など、より安い商品・サービスで代替できるのであれば、安い方を選ぶという意識を持ちましょう。これも、自分のこだわりたい部分だけはお金をかけてもかまいませんが、こだわりが多いほど生活コストはかさんでしまいます。いっそのこと「こだわり」自体を断捨離するつもりで考えるようにしてみましょう。
■高額な固定費から減らす
なによりも住居費。住居費を下げるだけでもかなり家計にゆとりが出るはずです。住宅ローンを早めに完済する、賃貸なら家賃の安いところに引越しするということも検討してください。
他にも、生命保険や通信費など、未だに何万円も払っている人がいたら、早めに見直しをしましょう。生命保険なら同じような保障内容でもネット生保やカタカナ生保(ソニーやオリックスなど)であれば格安です。通信費も、前述の格安スマホを使ったり、一人暮らしであれば家のネットもスマホもモバイルルーター(WiMAXなど)を使うことで圧縮できますよ。
期間限定でもいいので生活コストを下げてみよう
妻もフルタイムで働くような共働き世帯だと、月収が手取り50万とか60万という家庭も珍しくありません。そして、貯金上手な家庭だと生活費は30万円ほどに抑えられており、毎月20~30万円も貯蓄に回しています。月に2~3万円しか貯金できない家庭とは雲泥の差ですよね。
まとまった貯金が無い人は特に、期間限定でもいいので生活コストを下げて、一気に家計を黒字化すると良いでしょう。また、「早めにマイホームが欲しい」とか「資格をとるために勉強したい」などお金が必要な目標がある人も、生活コストを下げることで早く夢を実現させることができますよ。(執筆者:吉見 夏実)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150826-00010005-manetatsun-life&pos=3
「年収は低くないはずなのに?」お金にゆとりが無い人への処方箋
by吉見 夏実
on 2015/3/19
厚生労働省が発表した「国民生活基礎調査」によると、1世帯あたり所得の中央値は432万円だそうです。
※ここで言う「所得」は、いわゆる「年収」のことだと思って差し支えありません。
⇒「厚生労働省 平成25年 国民生活基礎調査の概況」内、「用語の説明」参照
1世帯あたりということですから、共働き夫婦の場合であれば夫婦の年収の合計が「1世帯あたりの所得」ということになりますね。所得金額は人によって大きく差がありますが、「中央値432万円」という数字を見て、「うちはもっとあるな」という方も多いのではないでしょうか。
しかし、そんな「平均的な家よりも年収が高い世帯」であっても、貯金が思うように貯まらなかったり、毎月の支払に苦しんでいる家庭も少なくありません。そこで、今回は「年収が比較的高いにも関わらず生活が苦しいと感じる」家庭への、家計管理への処方箋をお伝えしたいと思います!
今と昔で変わったところを探してみる
始めから今と同じだけ稼いでいた、という人は少ないはずです。では、今より年収が少ない頃、どのように生活していましたか? 今より年収が少ない頃でも、それなりに生活はしていたんですよね。年収が上がるにつれて、いつのまにか生活レベルを上げてしまった部分があるのではないでしょうか。
たとえば、「バーゲンではなく正規価格で服を買う回数が増えた」とか、「月に1回の外食が週に1回になった」など、ご自身の生活の変化を振り返ってみましょう。
年収が上がるのに合わせて生活レベルを上げること自体は悪いことではありませんが、生活レベルを上げすぎるとせっかく年収が上がったのに、貯金が増えないどころか家計が赤字になってしまいます。
昔の生活レベルを思い返してみて、「本当はこれぐらいでも生活できる」というレベルにまで戻すことで、ゆとりを作り出すことができます。もちろん完全に戻す必要はないので、「ここは今贅沢しすぎているかも」と思うところを改めてみましょう。
高年収=お金持ちではないと知る
高校生の頃、毎月3万円ほどしか稼げず、「大人になって25万ぐらい稼げるようになったらさぞかし贅沢できるんだろうなぁ!」なんて思っていませんでしたか? 25万円稼ぐ大人が、高校生と同じように実家に暮らし、マクドナルドで外食を続けているならたしかに贅沢ができるでしょう。きっと、毎回チキンナゲットなどのサイドメニューを食べちゃいます。
しかし、大人になると友達と外食するのに毎回マクドナルドということはありません。飲みに行けばそれだけで3千円ぐらいはかかるでしょうし、一人暮らしをすれば家賃や光熱費もかかります。(実家暮らしでも、いくらかお金を入れる人の方が多いはず)
年収300万円のときには、「年収400万円あればさぞかし貯金も増えるだろう」と思っていても、年収が上がるとそれだけ経費が増えることもあるので、思っているほどゆとりはできないものです。
もちろん、年収が多いほど使えるお金は増えますが、収入が100万増えたからと言ってお小遣いが100万増えるわけではないということを理解しておかなくてはなりません。むしろ、年収が高くなるほど買えるモノも増えてしまうので、意識的に支出をコントロールする力が必要になります。
貯金の仕組みを構成する
貯金は、毎月手動で貯金用口座に入金する、なんていうやり方では続きにくいです。財形貯蓄のように、自動でお金が天引きされて、貯金できる仕組みを作るのがおすすめです。
それなりに収入がある方にまず確認していただきたいのは、今いくら貯金できているか? ということです。
子供の教育資金や自身の老後資金などでいくら必要なのかを算出するとともに、今の時点でいくら貯金できているのかを知ることが必要なんです。自分では「全然貯金できていない」と思っていても、学資保険や終身保険などで貯蓄が継続できている人も案外います。月々1万円だけ積立定期に入れていたことを忘れている人もいるかもしれません。
すでに貯金の仕組みができている人は、それでも足りない分があれば追加で積立定期預金を申し込むなどして、貯金の仕組みを再構成してください。
現時点で、まったく貯金の仕組みができていない人は、一から構成してみましょう。一番おすすめなのは財形貯蓄ですが、会社に財形貯蓄が無い人の場合はネット銀行など利率が高いところで自動積立定期預金を始めたり、老後資金などでしばらく使う予定の無いお金なら終身保険を利用して資産形成するのもいいでしょう。
(終身保険はあくまでも保険ですし、資産運用の方法としてはおすすめしませんが、貯蓄が苦手でつい貯金を切り崩してしまうというタイプの人にはおすすめの方法です)
「もっとお金があれば貯金ができるのに」というのは幻想です。すでにそれなりの収入があるのに貯金が増えないという人は、お金の使い方に問題を抱えているもの。今後年収が上がっても、その分だけ生活レベルも増やしてしまい貯金も増えませんから、今のうちにお金の使い方や貯金の仕組みを改善して、きちんと貯める生活を始めてみましょう。(執筆者:吉見 夏実)
http://manetatsu.com/2015/03/42293/
安い物を買うとすぐ潰れるので、また買わねばならなくなると言う意味です。
猫を長年飼っていると、安いキャットフードを与えていると直ぐ病気をするので、病院代がかかるということに気が付きました。
お勧めのキャットフードは「ロイヤルカナン」フランス製。
これを与えていると毛並みがつやつやになって、猫が病気をしない。
「サイエンスダイエット」アメリカ製もまあまあいいです。これも毛がつやつやになります。
ロイヤルカナンを食べさせると猫が病気をしないというのは、他の猫を多頭飼いしている人々も気がついているようです。でも2017年からロイヤルカナンは、韓国で生産してアジアからの注文は全部、韓国から送ろうとして、今、工場を建設中なのだそうです。
なんで、韓国?反日だし、寄生虫が入った食品も平気で売っているのに?韓国製を買うなんて本当に嫌だ。フランス人は何を考えているのだろう?
最近、「ミッションインポシブル」という映画を観に行ったら、最初に「アリババ」とチュウゴク語が出てきてびっくりした!
アリババはチュウゴクの会社で、ソフトバンクの孫さんが筆頭株主だ。
そのアリババが「ミッションインポシブル」に出資して、映画を配信して儲けの分け前をもらうようだ。
アリババの文字を見た瞬間、その映画を観に行ったことを後悔した。「ジェラシックワールド」にしたらよかった。チュウゴクを儲けさせてしまった。
映画の感想は、「やっぱ、トム・クルーズも老けたな」です。友人は「しゃーないやん。みんな老けるんやから。老けんかったら化けもんや」と言っていました。
~~~~~~~
人間も、食べるものだけは、きちんといいものを食べていないと病気をしてしまって、よけい金がかかるようになる。わたしの猫が証明してくれている。フランス製のロイヤルカナンは、いい。2017年からの韓国製のんは、知りませんよ!
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楽に貯蓄できている人はみんな「生活コスト」が低い
マネーの達人 8月26日(水)5時20分配信
貯蓄できている人は「生活コスト」が低いってどういうこと?
あなたは、「生活コストを下げる」ということについて意識したことがありますか?
実は、お金を貯めるのが上手な人というのは、生活コスト自体を低く抑えることを実践しています。
そこで、生活コストを下げるとはどういうことなのか、生活コストを下げるにはどうすればいいのか、紹介していきたいと思います。
生活コストを下げる=「最低限の支出に抑える」
生活コストとは、住居費や水道光熱費、食費、通信費などなど、普段の生活費のことです。生活費を下げることによって、楽に貯蓄ができるようになります。
わたしたちは、収入が上がると、つい生活水準も上げてしまいがちですよね。20代の頃は15万円でやりくりしていた、という人でも、結婚して共働きになり世帯収入が増えると、平気で毎月50万円ほど使ってしまうようになります。
外食が増える、電気のつけっぱなしが増える、割高な食料品も買ってしまう……などなど、少しずつ支出が増え、生活コストが上がってしまうのです。
最近は共働きの家庭も増えましたし、独身の方でもここ1~2年はボーナスが増えたりベースアップがあったりして、収入自体は増えている人も多いはず。支出だけ数年前もしくは独身のときなど、お金にゆとりがなかった頃の状態に戻してしまえば、毎月10万~数十万円のお金が余るようになります。
貯金が上手な人というのは、生活コスト自体を下げることによってお金を余らせ、自然と貯金ができるようになっているのではないでしょうか。
自分がやりたいことにお金をかけるために、普段の生活費=生活コストを抑える
生活コストを下げる方法
生活コストというのは、日々の生活費です。ですから、冠婚葬祭費であったり、車の買い替え、マイホームの購入といった特別な支出については関係ありません。
むしろ、「良い車を買いたい」とか「こだわりの注文住宅を建てたい」とか、自分がやりたいことにはお金をかけた方がいいと思いませんか? そして、自分がやりたいことにお金をかけるために、
普段の生活費=生活コストを抑える、というのが資産を増やす、現実的な方法です。
収入が劇的に増えることはほとんど無いのですから、いかに支出をコントロールして生活コストを下げるかが、より豊かな暮らしを実現させるポイントだと言えるでしょう。
■どうでもいいことにお金をかけない
たとえば、ファッションへのこだわりが特にないなら、リサイクルショップを利用したりプチプラブランドで買う程度で満足できます。そもそも衣服やバッグの数が多い必要はないので、必要な分だけ買えばいいですよね。このように、自分が重視していないことについては、「常識的に見て失礼にあたらない程度」にまで支出を抑えましょう。
逆に、自分が重視すること、たとえば「食材は国産がいい」といったことがあれば、そこだけはケチケチせずに、お金をかけてもいいでしょう。
■より安い商品・サービスを探す
「格安スマホを使う」、「散髪は千円カットにする」など、より安い商品・サービスで代替できるのであれば、安い方を選ぶという意識を持ちましょう。これも、自分のこだわりたい部分だけはお金をかけてもかまいませんが、こだわりが多いほど生活コストはかさんでしまいます。いっそのこと「こだわり」自体を断捨離するつもりで考えるようにしてみましょう。
■高額な固定費から減らす
なによりも住居費。住居費を下げるだけでもかなり家計にゆとりが出るはずです。住宅ローンを早めに完済する、賃貸なら家賃の安いところに引越しするということも検討してください。
他にも、生命保険や通信費など、未だに何万円も払っている人がいたら、早めに見直しをしましょう。生命保険なら同じような保障内容でもネット生保やカタカナ生保(ソニーやオリックスなど)であれば格安です。通信費も、前述の格安スマホを使ったり、一人暮らしであれば家のネットもスマホもモバイルルーター(WiMAXなど)を使うことで圧縮できますよ。
期間限定でもいいので生活コストを下げてみよう
妻もフルタイムで働くような共働き世帯だと、月収が手取り50万とか60万という家庭も珍しくありません。そして、貯金上手な家庭だと生活費は30万円ほどに抑えられており、毎月20~30万円も貯蓄に回しています。月に2~3万円しか貯金できない家庭とは雲泥の差ですよね。
まとまった貯金が無い人は特に、期間限定でもいいので生活コストを下げて、一気に家計を黒字化すると良いでしょう。また、「早めにマイホームが欲しい」とか「資格をとるために勉強したい」などお金が必要な目標がある人も、生活コストを下げることで早く夢を実現させることができますよ。(執筆者:吉見 夏実)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150826-00010005-manetatsun-life&pos=3
「年収は低くないはずなのに?」お金にゆとりが無い人への処方箋
by吉見 夏実
on 2015/3/19
厚生労働省が発表した「国民生活基礎調査」によると、1世帯あたり所得の中央値は432万円だそうです。
※ここで言う「所得」は、いわゆる「年収」のことだと思って差し支えありません。
⇒「厚生労働省 平成25年 国民生活基礎調査の概況」内、「用語の説明」参照
1世帯あたりということですから、共働き夫婦の場合であれば夫婦の年収の合計が「1世帯あたりの所得」ということになりますね。所得金額は人によって大きく差がありますが、「中央値432万円」という数字を見て、「うちはもっとあるな」という方も多いのではないでしょうか。
しかし、そんな「平均的な家よりも年収が高い世帯」であっても、貯金が思うように貯まらなかったり、毎月の支払に苦しんでいる家庭も少なくありません。そこで、今回は「年収が比較的高いにも関わらず生活が苦しいと感じる」家庭への、家計管理への処方箋をお伝えしたいと思います!
今と昔で変わったところを探してみる
始めから今と同じだけ稼いでいた、という人は少ないはずです。では、今より年収が少ない頃、どのように生活していましたか? 今より年収が少ない頃でも、それなりに生活はしていたんですよね。年収が上がるにつれて、いつのまにか生活レベルを上げてしまった部分があるのではないでしょうか。
たとえば、「バーゲンではなく正規価格で服を買う回数が増えた」とか、「月に1回の外食が週に1回になった」など、ご自身の生活の変化を振り返ってみましょう。
年収が上がるのに合わせて生活レベルを上げること自体は悪いことではありませんが、生活レベルを上げすぎるとせっかく年収が上がったのに、貯金が増えないどころか家計が赤字になってしまいます。
昔の生活レベルを思い返してみて、「本当はこれぐらいでも生活できる」というレベルにまで戻すことで、ゆとりを作り出すことができます。もちろん完全に戻す必要はないので、「ここは今贅沢しすぎているかも」と思うところを改めてみましょう。
高年収=お金持ちではないと知る
高校生の頃、毎月3万円ほどしか稼げず、「大人になって25万ぐらい稼げるようになったらさぞかし贅沢できるんだろうなぁ!」なんて思っていませんでしたか? 25万円稼ぐ大人が、高校生と同じように実家に暮らし、マクドナルドで外食を続けているならたしかに贅沢ができるでしょう。きっと、毎回チキンナゲットなどのサイドメニューを食べちゃいます。
しかし、大人になると友達と外食するのに毎回マクドナルドということはありません。飲みに行けばそれだけで3千円ぐらいはかかるでしょうし、一人暮らしをすれば家賃や光熱費もかかります。(実家暮らしでも、いくらかお金を入れる人の方が多いはず)
年収300万円のときには、「年収400万円あればさぞかし貯金も増えるだろう」と思っていても、年収が上がるとそれだけ経費が増えることもあるので、思っているほどゆとりはできないものです。
もちろん、年収が多いほど使えるお金は増えますが、収入が100万増えたからと言ってお小遣いが100万増えるわけではないということを理解しておかなくてはなりません。むしろ、年収が高くなるほど買えるモノも増えてしまうので、意識的に支出をコントロールする力が必要になります。
貯金の仕組みを構成する
貯金は、毎月手動で貯金用口座に入金する、なんていうやり方では続きにくいです。財形貯蓄のように、自動でお金が天引きされて、貯金できる仕組みを作るのがおすすめです。
それなりに収入がある方にまず確認していただきたいのは、今いくら貯金できているか? ということです。
子供の教育資金や自身の老後資金などでいくら必要なのかを算出するとともに、今の時点でいくら貯金できているのかを知ることが必要なんです。自分では「全然貯金できていない」と思っていても、学資保険や終身保険などで貯蓄が継続できている人も案外います。月々1万円だけ積立定期に入れていたことを忘れている人もいるかもしれません。
すでに貯金の仕組みができている人は、それでも足りない分があれば追加で積立定期預金を申し込むなどして、貯金の仕組みを再構成してください。
現時点で、まったく貯金の仕組みができていない人は、一から構成してみましょう。一番おすすめなのは財形貯蓄ですが、会社に財形貯蓄が無い人の場合はネット銀行など利率が高いところで自動積立定期預金を始めたり、老後資金などでしばらく使う予定の無いお金なら終身保険を利用して資産形成するのもいいでしょう。
(終身保険はあくまでも保険ですし、資産運用の方法としてはおすすめしませんが、貯蓄が苦手でつい貯金を切り崩してしまうというタイプの人にはおすすめの方法です)
「もっとお金があれば貯金ができるのに」というのは幻想です。すでにそれなりの収入があるのに貯金が増えないという人は、お金の使い方に問題を抱えているもの。今後年収が上がっても、その分だけ生活レベルも増やしてしまい貯金も増えませんから、今のうちにお金の使い方や貯金の仕組みを改善して、きちんと貯める生活を始めてみましょう。(執筆者:吉見 夏実)
http://manetatsu.com/2015/03/42293/