しかし敗戦70周年だからといって、なんでわざわざ談話を発表しなければいけないのだ | 日本のお姉さん

しかし敗戦70周年だからといって、なんでわざわざ談話を発表しなければいけないのだ

『史実を世界に発信する会たより』Vol. 9(8月5日発効)

終戦70年の阿部談話をめぐり、あいも変わらず『侵略』を認めろ、『謝罪をせよ』という主張が、マスコミを中心にまかり通っています。

日本が戦勝国であったら、70周年ということで、大々的に記念式典を行い、70年を振り返る談話をだすというのは納得できます。世界の常識のというものでしょう。しかし敗戦70周年だからといって、なんでわざわざ談話を発表しなければいけないのだ、と言いたくなります。70年ということで、むしろ行うべきことは今こそあの戦争を客観的な視野のもとで振り返る機会ではないかと思います。

黄文雄氏は、「中国は日本に感謝し、靖国に参拝せよ」という論文を『歴史通』3月特別号に発表しましたが、その中で、「台湾人は幸い、東京裁判史観に染まることがなかった。だから日本の戦争が。まさしくアジアのレコンキスタであり、それによって欧米植民地勢力が駆逐された史実を率直に受け止め」と書いています。同じく東京裁判に影響されていないアメリカ第の31代大統領フーバがその大著『Freedom Betrayed』(裏切られた自由)の中で、「日本との戦争の全ては、戦争に入りたいという狂人(ルーズベルト)の欲望であった」と書いています。

このような「率直な」歴史観を回復する機会として終戦70年を捉えるべきではないかと考える次第です。
今後共皆様のご支援よろしくお願い致します。
No. 9: http://www.sdh-fact.com/CL/tayoriNo.9.pdf
会員、支援金申込書: http://www.sdh-fact.com/CL/shien.pdf
平成27年9月吉日
「史実を世界に発信する会」事務局長 茂木弘道拝