〇乳酸菌生活開始!
インドネシアのジャワ島の近くにアラブ人っぽい顔の民族が住む島がある。
島の名前は忘れた。美男、美女が住む島だ。民族衣装は、茶色系のイカット(織物)。
ベルトに大きな金の飾りをつけていたような記憶がある。
その島の女性たちは、毎日ココナッツで髪を洗うと島からジャワ島に来た家族が言っていた。
ココナッツで髪を洗うなんて、ステキ過ぎる!とわたしは思ったのだがヤップ島の女性たちもココナッツで髪を洗っているらしい。どんな国の女性も美容にいいことをやっているのだなと思いました。
朝起きたらノニの実を数個食べて、ココナッツの実の中身を削って、豆科の植物の葉っぱを刻んで混ぜて、夜明け直前の海で、これらを海の水で混ぜ、皮膚にすり込むようにマッサージするんだって。夜も同じようにするんだって。ノニは、身体にいい果物だし、ココナッツオイルは皮膚にいいし、海水を混ぜるからミネラルもたっぷり。豆科の植物の葉っぱは、どんな効果があるのかは知らないが、南の島に住んでいる人にとっては、いいものに違いない。
日本人も、昔ながらの糠(ぬか)袋とか、ウグイスの糞とか、結構、お肌によかったんじゃないのかな~。知り合いに70代後半でもお肌がきれいな人がいるけど、ウグイスの糞を使っていると言ってたよ。どこかに売っているらしい。
わたしのおばさんは、化粧をしない主義で顔には石けんを使わない主義らしい。
同じ年代の人と比べてもお肌がきれい。何もしない美容法もアリだよね。
日本に元からあるヤブ椿(つばき)もお肌によくて、シミもとれるらしい。神戸に昔から日本椿を種子から購入して、一年乾燥させて、昔ながらの古い機械で絞って売っているお年寄りがいるけど、今年、体調を崩してもう作れないかもしれないと言っておられる。
どなたか、後を継いでくれないかな。日本に売っている椿油は全部チュウゴク産らしい。カメリアオイルとカタカナで書いてあったら、チュウゴク産。
日本ヤブ椿だけが、本椿油なのだ。
なんか、業者の人が九州などで日本ヤブ椿を栽培している人を取り込んじゃって、他に売らないようにしているらしい。そして、日本ヤブ椿のオーナーになりませんかとあちこちで言っているらしい。なんだか怪しそう。チュウゴク産の椿油なんか、使いたくないわ~。でも、日本ヤブ椿は、絶滅が危惧されているそうです。チュウゴク産の椿油に負けて誰も買わなくなったから、栽培する人が激変したらしい。神戸のおじいさんのところには、昔からのよしみで売ってくれているのだそうだ。昔ながらの美容法が実はお肌に一番良いのではないかという話でした。
沖縄のクチャも、おばあちゃんたちが、髪を洗うのに使っていたそうです。
クチャは、深海の海泥で、沖縄のある場所では、地面を掘れば出てくるらしい。
クチャで、錆ている部分をこすると綺麗に錆がとれる。赤血球よりも細かい成分でできているとかで、お肌のゴミがよくとれる。土いじりをした後に、クチャで洗うとストレス無しにキレイになる。
~~~~~~~~~~~~
健康長寿法(ヤップ式)
一昨日ヤップ島に大雨を降らせた低気圧は熱低に発達することもなくフィリピン方面に去り、昨日からだんだんとお天気は回復している。ところで地球温暖化神話にもかかわらず寒い冬となっている日本では、変な風邪やインフルエンザが大流行とか。やっぱり...というしかないけれど、そういう背景もあってか、ヤップの健康法や長寿食、風邪への対処法の問い合わせを受けたので、今回の記事はそれへのお答えも兼ねて書いてみた。
まず風邪への対処法...これも症状や人によって色々な方法があるけれど、以前にはこんなの紹介してますね:
〇風邪ひきレメディ
http://suyap.exblog.jp/13427550/
それで今回は、鼻風邪・鼻づまりとそれにともなう頭痛(とくに鼻づまりのまま潜ったときに起きるサイナス・スクイズ+リバース・ブロック)の特効薬としてうちのチョメさんがよくやる方法を、本人のデモンストレーションとともにご紹介してみよう。
1)まず、ヤップ語でアゲルと呼ばれている植物、たぶんムクロジ科のアカギモドキ(Allophylus timoriensis)だと思うけれど(左上トップの写真参照)、これをやや多めに採ってきて、葉っぱだけ摘み集めます(右上の写真)。
2)それらを一枚ずつ細かめによく揉んで...(写真右)。
3)それらを大き目の葉っぱでまとめます(写真左下)。
4)それを鼻の下にもっていって、クンクンクンと嗅ぐと、キュイ~ンと強烈な刺激とともに、あら不思議、あれほど詰まっていた鼻がスーッと通ります^^
とにかく鼻風邪症状が出始めたときにすぐやるのがコツとか。これを常用している人は、「ヤバイかも」と思ったらすぐに葉っぱを採りにいって実行できるように、どこにアゲルが生えているかよく知っているみたい。とくに海に潜ってサカナ獲ってる男たちには大事な知識かも。そのせいか(?)アゲルはけっこう海辺に生えてます。
次に長寿法&健康食の紹介だけど、これらも人それぞれの方法があるし、男と女では違うことが多いし、ヤップではこういう伝統薬の知識は「秘法」なので、今回はその女性バージョンとして昔からよく知られている方法をご紹介:
1)まず初潮を迎えたあと、女は黒髪を切りません^^
(わたしも含めてヤップも今では短髪の女性がすごく増えたけれど...)
2)そして朝起きるとまず、完熟したノニの実(ヤップ語ではマガルウェグ、和名はヤエヤマアオキ、Morinda citrifolia)を偶数個食べます。
3)それからコプラ(完熟したココヤシの実、左写真はそれを開けたところ)を削って、ラッチ(右下写真の木、マメ科シタン属の植物、ヤエヤマシタンPterocarpus indicus)の葉っぱ偶数個を細かく刻んだのを混ぜます。
3)それを持って夜明け直前の海に入り、頭の上から下のほうへ、四肢の付け根から先のほうへと、海水と混ぜながら皮膚に刷り込むようにしてマッサージします。
4)同様のことを夕方日没前にも行います。
5)食事はラック芋(水耕栽培のタロイモ、Cyrtosperma chamissonis)を中心に他のタロイモ類、バナナ・ヤムイモ類と、少量のサカナ。サカナの料理法は直火の蒸し焼き、調味料はほんの少量の塩(海水塩)だけ。
「うちのおばあさん(or 曾おばあさん)は、こんな生活法で百歳(or 90歳オーバー)を超えるまでピンピンしていて、ある日眠るような大往生をとげたのよ!」という話を、わたしは少なくとも3人以上のヤップの女友達から聞いているし、すべてではないにしても上記のいずれかの方法を、今でも実行しているお年よりはかなりいると思う。
(それを実行することによって長寿にも繋がる)健康法は、土地土地によって違っていて当然で、これまで書いたようなことを日本で実行するのは無理だけれど、なんらかのヒントは見出せるかもしれない。健康法で大事なことは、その土地で誰でも(やる気のある人が貧富に関係なく)簡単にできること。高い金がかかるような健康法や長寿薬なんて、ホンモノじゃないと知るべし(笑)。
そして放射能が舞い散り降り積もる現在の日本では、なんといってもまず↓これ↓から始めることをお薦めします(ヤップのわたしだってやってるんだから):
〇乳酸菌生活開始!
http://suyap.exblog.jp/12722303/
[ 2012-02-15 12:23 ]
http://suyap.exblog.jp/tags/%E8%96%AC%E8%8D%89/
~~~~~2011年6月の記事。↓~~~~~~
乳酸菌生活開始!
ついに6月!世界中に大量の放射性のチリが舞い降りるようになって、そろそろ3ヶ月になろうとしている中、日本のあちこちで、すでに色んな症状を訴える人が出ているようだ。
〇世相両断:放射線障害?暑さのせい?福島小学生鼻血続出の実態!
http://d.hatena.ne.jp/warabidani/20110528/p1
それを煽りやデマだと否定や無視を決めこむのは勝手だけど、実際に体調変化をきたしている人には現実である。それに常識的に考えて、放射性のチリは世界を駆け巡っているのだから、ヤップにいるわたしだって、プルトニウムの細切れをプルリと吸い込んでいたって不思議じゃない。だから、飯島一郎さんにならって、乳酸菌生活に突入です。
しかし放射能に負けない免疫力をつける...放射性物質を「食べる」光合成細菌や乳酸菌群を体内や生活環境に増やすのに「お金」がかかるようでは、万人が実行するのは無理だ。でも大丈夫、ほんとうの健康は、誰でも簡単に手に入るものだし、かえって金がかかるような健康法は嘘っぱち多し(笑)。
それで、「米の研ぎ汁」と、少々の「苦り入りの塩」と「黒砂糖」だけで培養できる乳酸菌の作り方、悩んだり考え込んだり迷ったりする暇があったら、まずは実践を!
上写真右は、500ml入りのペットボトルに、米の一番研ぎ汁と、塩小さじ1、黒砂糖大さじ2くらいをぶち込んで、毎日シェイクシェイクしているもの。ヤップの気候では面白いほどしゅぱしゅぱ発酵してくるから、キャップは緩めにしておかないと爆発するよ。
左は、それを「拡大培養」で倍々にしていったもの。上のようにして作った乳酸菌原液1に対して、新たな研ぎ汁2、それに塩1%、黒糖3%を加えて、倍々にしていく。たった2回の「拡大」で、写真のような5リットル容器に、8分目まで増えちゃった。こっちもしゅぱしゅぱ発酵中。
あとは、それらを霧吹きで吹いて吸入したり、体に塗ったり、家中に噴霧したり、食べたりしている。うちには温水も風呂桶もないので、乳酸菌風呂まではムリだけど...(ああ、風呂にも入りたい)。
右写真左の白い霧吹きは、こうして作った乳酸菌原液100%が入ってて、1日数回、お口に向けてシュッシュッとやって吸っている。そうすると、放射性チリばかりか、肺の中に入ってしまった種々の雑菌、チリ、ホコリ、死んだ肺細胞、ニコチンやタールまで、痰にして出してくれるというから、15年前までタバコ吸ってたし、ときどきファイバーグラスの仕事もするし、スクーバタンクのアルミ錆もどうしても吸ってるだろうから、わたしには一石二鳥かも。もう黄色い痰が出てきているし。
右写真右の黄色いヘッドの霧吹きはアメリカ製で、きめの粗い霧しか出ないので、部屋の中に噴霧したり掃除したりする用。5~6倍に希釈して使っている。毎日せっせとシュッシュと噴霧していたら、米研ぎ汁の発酵ペースがだんだん早くなってきたから、家中に乳酸菌が増えてきて、味噌倉状態に近づいているのかも(笑)。
畑の肥やしにと容器に貯めている台所の生ゴミにもシュッシュとやっていると、いつのまにやら生ゴミから、美味しそうな漬物の臭いが漂い始めた。図に乗ってビールの醸造まで始めたのだけど、その話はまた今度。
そして、最近の飯島一郎さんの記事からヒントを得た、自家製乳酸菌による豆乳ヨーグルト!これが、メチャ簡単で、むちゃくちゃ美味しいのです!
飯島さんのレシピだと、豆乳=9、米研ぎ汁乳酸菌原液=1、オリゴ糖=2%になっているけど、コレ、けっこうテキトーでもOK。米研ぎ汁乳酸菌原液の量が多ければ発酵は早まる。オリゴ糖なんて手に入らないので、乳酸菌の餌としてまた黒糖を代用。半日ほど放置するだけで、立派なヨーグルトの出来上がり~!昔凝ってた「カスピ海ヨーグルト」のあの手間は、いったい何だったのだろう...。
何が入ってるかわからない牛の乳なぞ極力飲みたくはないけれど、今までコーヒーに入れる用だけを許容していた。それが、なんと最近、ヤップにも豆乳が入るようになったのですね。しかも堂々のKIKKOMAN、アメリカ製オルガニックだそう。ところが、わたし以外にも強烈な豆乳ファンがいるらしく、だいたい1~2ヶ月に1回の入荷の度に、数日で売り切れてしまう。
自家製米研ぎ汁乳酸菌による豆乳ヨーグルトに味をしめたので、今日、とうとうYCAストアの仕入れ担当者に会いに行って、「絶対にダース単位で買うから、もっと仕入れ量を増やしてよ」と交渉してきた。もちろん、豆乳がなくても、自家製米研ぎ汁乳酸菌は、いろんな料理にも使えるから、ほんとうに一石三鳥のミラクル発酵食品、まだまだ研鑽の道は長い^^
米研ぎ汁乳酸菌作りには、以前の記事にも紹介した、以下のサイトもご参考にどーぞ:
〇免疫力を高めて、放射能を浄化する!
http://komenyusankin.blog.fc2.com/
〇speude bradeos♪:発酵道その1、米のとぎ汁発酵液<計画編>
http://blogs.yahoo.co.jp/tisane8/4275992.html
〇ことば・その周辺:米のとぎ汁で乳酸菌を培養する
http://okrchicagob.blog4.fc2.com/blog-entry-268.html
〇飯島一郎さんの雑談室
http://grnba.bbs.fc2.com/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしかったら人気ブログランキング地域情報 & にほんブログ村海外生活ブログにクリックをお願いします。
ヤップのマンタ:
http://yaplog.jp/mantas/
ヤップ島あれこれ:
http://yaplog.jp/suyap/
ヤップ島の旅案内:
http://www.naturesway.fm/index2.html
島の名前は忘れた。美男、美女が住む島だ。民族衣装は、茶色系のイカット(織物)。
ベルトに大きな金の飾りをつけていたような記憶がある。
その島の女性たちは、毎日ココナッツで髪を洗うと島からジャワ島に来た家族が言っていた。
ココナッツで髪を洗うなんて、ステキ過ぎる!とわたしは思ったのだがヤップ島の女性たちもココナッツで髪を洗っているらしい。どんな国の女性も美容にいいことをやっているのだなと思いました。
朝起きたらノニの実を数個食べて、ココナッツの実の中身を削って、豆科の植物の葉っぱを刻んで混ぜて、夜明け直前の海で、これらを海の水で混ぜ、皮膚にすり込むようにマッサージするんだって。夜も同じようにするんだって。ノニは、身体にいい果物だし、ココナッツオイルは皮膚にいいし、海水を混ぜるからミネラルもたっぷり。豆科の植物の葉っぱは、どんな効果があるのかは知らないが、南の島に住んでいる人にとっては、いいものに違いない。
日本人も、昔ながらの糠(ぬか)袋とか、ウグイスの糞とか、結構、お肌によかったんじゃないのかな~。知り合いに70代後半でもお肌がきれいな人がいるけど、ウグイスの糞を使っていると言ってたよ。どこかに売っているらしい。
わたしのおばさんは、化粧をしない主義で顔には石けんを使わない主義らしい。
同じ年代の人と比べてもお肌がきれい。何もしない美容法もアリだよね。
日本に元からあるヤブ椿(つばき)もお肌によくて、シミもとれるらしい。神戸に昔から日本椿を種子から購入して、一年乾燥させて、昔ながらの古い機械で絞って売っているお年寄りがいるけど、今年、体調を崩してもう作れないかもしれないと言っておられる。
どなたか、後を継いでくれないかな。日本に売っている椿油は全部チュウゴク産らしい。カメリアオイルとカタカナで書いてあったら、チュウゴク産。
日本ヤブ椿だけが、本椿油なのだ。
なんか、業者の人が九州などで日本ヤブ椿を栽培している人を取り込んじゃって、他に売らないようにしているらしい。そして、日本ヤブ椿のオーナーになりませんかとあちこちで言っているらしい。なんだか怪しそう。チュウゴク産の椿油なんか、使いたくないわ~。でも、日本ヤブ椿は、絶滅が危惧されているそうです。チュウゴク産の椿油に負けて誰も買わなくなったから、栽培する人が激変したらしい。神戸のおじいさんのところには、昔からのよしみで売ってくれているのだそうだ。昔ながらの美容法が実はお肌に一番良いのではないかという話でした。
沖縄のクチャも、おばあちゃんたちが、髪を洗うのに使っていたそうです。
クチャは、深海の海泥で、沖縄のある場所では、地面を掘れば出てくるらしい。
クチャで、錆ている部分をこすると綺麗に錆がとれる。赤血球よりも細かい成分でできているとかで、お肌のゴミがよくとれる。土いじりをした後に、クチャで洗うとストレス無しにキレイになる。
~~~~~~~~~~~~
健康長寿法(ヤップ式)
一昨日ヤップ島に大雨を降らせた低気圧は熱低に発達することもなくフィリピン方面に去り、昨日からだんだんとお天気は回復している。ところで地球温暖化神話にもかかわらず寒い冬となっている日本では、変な風邪やインフルエンザが大流行とか。やっぱり...というしかないけれど、そういう背景もあってか、ヤップの健康法や長寿食、風邪への対処法の問い合わせを受けたので、今回の記事はそれへのお答えも兼ねて書いてみた。
まず風邪への対処法...これも症状や人によって色々な方法があるけれど、以前にはこんなの紹介してますね:
〇風邪ひきレメディ
http://suyap.exblog.jp/13427550/
それで今回は、鼻風邪・鼻づまりとそれにともなう頭痛(とくに鼻づまりのまま潜ったときに起きるサイナス・スクイズ+リバース・ブロック)の特効薬としてうちのチョメさんがよくやる方法を、本人のデモンストレーションとともにご紹介してみよう。
1)まず、ヤップ語でアゲルと呼ばれている植物、たぶんムクロジ科のアカギモドキ(Allophylus timoriensis)だと思うけれど(左上トップの写真参照)、これをやや多めに採ってきて、葉っぱだけ摘み集めます(右上の写真)。
2)それらを一枚ずつ細かめによく揉んで...(写真右)。
3)それらを大き目の葉っぱでまとめます(写真左下)。
4)それを鼻の下にもっていって、クンクンクンと嗅ぐと、キュイ~ンと強烈な刺激とともに、あら不思議、あれほど詰まっていた鼻がスーッと通ります^^
とにかく鼻風邪症状が出始めたときにすぐやるのがコツとか。これを常用している人は、「ヤバイかも」と思ったらすぐに葉っぱを採りにいって実行できるように、どこにアゲルが生えているかよく知っているみたい。とくに海に潜ってサカナ獲ってる男たちには大事な知識かも。そのせいか(?)アゲルはけっこう海辺に生えてます。
次に長寿法&健康食の紹介だけど、これらも人それぞれの方法があるし、男と女では違うことが多いし、ヤップではこういう伝統薬の知識は「秘法」なので、今回はその女性バージョンとして昔からよく知られている方法をご紹介:
1)まず初潮を迎えたあと、女は黒髪を切りません^^
(わたしも含めてヤップも今では短髪の女性がすごく増えたけれど...)
2)そして朝起きるとまず、完熟したノニの実(ヤップ語ではマガルウェグ、和名はヤエヤマアオキ、Morinda citrifolia)を偶数個食べます。
3)それからコプラ(完熟したココヤシの実、左写真はそれを開けたところ)を削って、ラッチ(右下写真の木、マメ科シタン属の植物、ヤエヤマシタンPterocarpus indicus)の葉っぱ偶数個を細かく刻んだのを混ぜます。
3)それを持って夜明け直前の海に入り、頭の上から下のほうへ、四肢の付け根から先のほうへと、海水と混ぜながら皮膚に刷り込むようにしてマッサージします。
4)同様のことを夕方日没前にも行います。
5)食事はラック芋(水耕栽培のタロイモ、Cyrtosperma chamissonis)を中心に他のタロイモ類、バナナ・ヤムイモ類と、少量のサカナ。サカナの料理法は直火の蒸し焼き、調味料はほんの少量の塩(海水塩)だけ。
「うちのおばあさん(or 曾おばあさん)は、こんな生活法で百歳(or 90歳オーバー)を超えるまでピンピンしていて、ある日眠るような大往生をとげたのよ!」という話を、わたしは少なくとも3人以上のヤップの女友達から聞いているし、すべてではないにしても上記のいずれかの方法を、今でも実行しているお年よりはかなりいると思う。
(それを実行することによって長寿にも繋がる)健康法は、土地土地によって違っていて当然で、これまで書いたようなことを日本で実行するのは無理だけれど、なんらかのヒントは見出せるかもしれない。健康法で大事なことは、その土地で誰でも(やる気のある人が貧富に関係なく)簡単にできること。高い金がかかるような健康法や長寿薬なんて、ホンモノじゃないと知るべし(笑)。
そして放射能が舞い散り降り積もる現在の日本では、なんといってもまず↓これ↓から始めることをお薦めします(ヤップのわたしだってやってるんだから):
〇乳酸菌生活開始!
http://suyap.exblog.jp/12722303/
[ 2012-02-15 12:23 ]
http://suyap.exblog.jp/tags/%E8%96%AC%E8%8D%89/
~~~~~2011年6月の記事。↓~~~~~~
乳酸菌生活開始!
ついに6月!世界中に大量の放射性のチリが舞い降りるようになって、そろそろ3ヶ月になろうとしている中、日本のあちこちで、すでに色んな症状を訴える人が出ているようだ。
〇世相両断:放射線障害?暑さのせい?福島小学生鼻血続出の実態!
http://d.hatena.ne.jp/warabidani/20110528/p1
それを煽りやデマだと否定や無視を決めこむのは勝手だけど、実際に体調変化をきたしている人には現実である。それに常識的に考えて、放射性のチリは世界を駆け巡っているのだから、ヤップにいるわたしだって、プルトニウムの細切れをプルリと吸い込んでいたって不思議じゃない。だから、飯島一郎さんにならって、乳酸菌生活に突入です。
しかし放射能に負けない免疫力をつける...放射性物質を「食べる」光合成細菌や乳酸菌群を体内や生活環境に増やすのに「お金」がかかるようでは、万人が実行するのは無理だ。でも大丈夫、ほんとうの健康は、誰でも簡単に手に入るものだし、かえって金がかかるような健康法は嘘っぱち多し(笑)。
それで、「米の研ぎ汁」と、少々の「苦り入りの塩」と「黒砂糖」だけで培養できる乳酸菌の作り方、悩んだり考え込んだり迷ったりする暇があったら、まずは実践を!
上写真右は、500ml入りのペットボトルに、米の一番研ぎ汁と、塩小さじ1、黒砂糖大さじ2くらいをぶち込んで、毎日シェイクシェイクしているもの。ヤップの気候では面白いほどしゅぱしゅぱ発酵してくるから、キャップは緩めにしておかないと爆発するよ。
左は、それを「拡大培養」で倍々にしていったもの。上のようにして作った乳酸菌原液1に対して、新たな研ぎ汁2、それに塩1%、黒糖3%を加えて、倍々にしていく。たった2回の「拡大」で、写真のような5リットル容器に、8分目まで増えちゃった。こっちもしゅぱしゅぱ発酵中。
あとは、それらを霧吹きで吹いて吸入したり、体に塗ったり、家中に噴霧したり、食べたりしている。うちには温水も風呂桶もないので、乳酸菌風呂まではムリだけど...(ああ、風呂にも入りたい)。
右写真左の白い霧吹きは、こうして作った乳酸菌原液100%が入ってて、1日数回、お口に向けてシュッシュッとやって吸っている。そうすると、放射性チリばかりか、肺の中に入ってしまった種々の雑菌、チリ、ホコリ、死んだ肺細胞、ニコチンやタールまで、痰にして出してくれるというから、15年前までタバコ吸ってたし、ときどきファイバーグラスの仕事もするし、スクーバタンクのアルミ錆もどうしても吸ってるだろうから、わたしには一石二鳥かも。もう黄色い痰が出てきているし。
右写真右の黄色いヘッドの霧吹きはアメリカ製で、きめの粗い霧しか出ないので、部屋の中に噴霧したり掃除したりする用。5~6倍に希釈して使っている。毎日せっせとシュッシュと噴霧していたら、米研ぎ汁の発酵ペースがだんだん早くなってきたから、家中に乳酸菌が増えてきて、味噌倉状態に近づいているのかも(笑)。
畑の肥やしにと容器に貯めている台所の生ゴミにもシュッシュとやっていると、いつのまにやら生ゴミから、美味しそうな漬物の臭いが漂い始めた。図に乗ってビールの醸造まで始めたのだけど、その話はまた今度。
そして、最近の飯島一郎さんの記事からヒントを得た、自家製乳酸菌による豆乳ヨーグルト!これが、メチャ簡単で、むちゃくちゃ美味しいのです!
飯島さんのレシピだと、豆乳=9、米研ぎ汁乳酸菌原液=1、オリゴ糖=2%になっているけど、コレ、けっこうテキトーでもOK。米研ぎ汁乳酸菌原液の量が多ければ発酵は早まる。オリゴ糖なんて手に入らないので、乳酸菌の餌としてまた黒糖を代用。半日ほど放置するだけで、立派なヨーグルトの出来上がり~!昔凝ってた「カスピ海ヨーグルト」のあの手間は、いったい何だったのだろう...。
何が入ってるかわからない牛の乳なぞ極力飲みたくはないけれど、今までコーヒーに入れる用だけを許容していた。それが、なんと最近、ヤップにも豆乳が入るようになったのですね。しかも堂々のKIKKOMAN、アメリカ製オルガニックだそう。ところが、わたし以外にも強烈な豆乳ファンがいるらしく、だいたい1~2ヶ月に1回の入荷の度に、数日で売り切れてしまう。
自家製米研ぎ汁乳酸菌による豆乳ヨーグルトに味をしめたので、今日、とうとうYCAストアの仕入れ担当者に会いに行って、「絶対にダース単位で買うから、もっと仕入れ量を増やしてよ」と交渉してきた。もちろん、豆乳がなくても、自家製米研ぎ汁乳酸菌は、いろんな料理にも使えるから、ほんとうに一石三鳥のミラクル発酵食品、まだまだ研鑽の道は長い^^
米研ぎ汁乳酸菌作りには、以前の記事にも紹介した、以下のサイトもご参考にどーぞ:
〇免疫力を高めて、放射能を浄化する!
http://komenyusankin.blog.fc2.com/
〇speude bradeos♪:発酵道その1、米のとぎ汁発酵液<計画編>
http://blogs.yahoo.co.jp/tisane8/4275992.html
〇ことば・その周辺:米のとぎ汁で乳酸菌を培養する
http://okrchicagob.blog4.fc2.com/blog-entry-268.html
〇飯島一郎さんの雑談室
http://grnba.bbs.fc2.com/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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ヤップのマンタ:
http://yaplog.jp/mantas/
ヤップ島あれこれ:
http://yaplog.jp/suyap/
ヤップ島の旅案内:
http://www.naturesway.fm/index2.html