あごが長いなと思った。顔は色白の中東人に似ていました
男到着から爆発まで４分 タイ警察「１０人以上関与」
バンコク＝佐々木学 バンコク＝大野良祐
2015年8月21日07時02分
犯行に及んだとみられる男の足取り
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バンコク中心部で１７日に起きた爆破テロで、実行犯とみられる男の足取りが２０日、防犯カメラの映像から明らかになった。男は現場のエラワン廟（びょう）に徒歩で入り、バックパックを置いて約１分半で立ち去り、その約３分後に爆発が起きていた。警察は「周到に計画された犯行」とみて男の行方を追っている。
タイ首都圏警察本部の捜査関係者が、現場周辺の防犯カメラの画像を分析した資料によると、男は１７日午後６時３７分、現場近くのホテル前でトゥクトゥク（三輪タクシー）を降り、徒歩で北方向のエラワン廟に向かった。黄色いＴシャツを着て、バックパックを背負い、手に青いポリ袋を持って歩く男の姿が画像で確認されている。
同５１分、男は観光客らでにぎわう廟内に入り、ベンチに着席。バックパックをおろしてベンチの下に置いた。すぐに立ち上がると、携帯電話で何かの写真をとるようなポーズをとり、同５２分にはポリ袋だけを持って廟を出た。
その後、南の方向に歩き、現場から遠ざかる。同５５分、男の遠く背後で爆発が発生。男がバックパックを置いたベンチ付近だった。同５７分、男はバイクタクシーの後部座席に乗り、南の方向へと走っていった。
http://www.asahi.com/articles/ASH8N5FWVH8NUHBI01N.html?iref=com_alist_6_02
タイ爆破、外国人の犯行か 当局は複数人関与との見方
ベンチに座った黄色いＴシャツの男（左奥）がバックパックを置くところを隠すように、赤シャツと白シャツの男２人（右奥）が前に立っている。
タイ警察は２人も「不審人物」としている＝警察が公開した防犯カメラの映像から
バンコク中心部で１７日に起きた爆破テロで、防犯カメラに映った黄色のＴシャツを着た容疑者の男が外国人との見方が強まっている。防犯カメラの映像から、この男とは別に不審な２人の男がいたことも新たに判明。タイ警察当局は複数の人物が犯行に関与した可能性が高いとみている。
日本人１人負傷、死傷者１００人超か
国家警察庁は１９日、容疑者の男について名前不詳のまま逮捕状をとった。現場のエラワン廟（びょう）から立ち去る際に約１・７キロ離れた地点まで乗ったバイクタクシーの運転手と英語で話していたことを明らかにし、似顔絵を公開した。防犯カメラの映像を分析したところ、かつらと眼鏡で変装。鼻を整形した可能性もある。
外国人を装った可能性もあるが、チャクティップ副長官は１８日夜、地元テレビに「見た目や歩き方はタイ人ではない」と述べた。映像では、エラワン廟のベンチに腰をかけた男がバックパックを下に置く動きを隠すように、白いシャツと赤いシャツを着た不審な男２人が立つ姿が確認された。警察は、背後に組織が絡んでいるとの見方を強めている。
残り：http://www.asahi.com/articles/ASH8M5K16H8MUHBI00P.html625文字／本文：1067文字
Fuji News Network
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バンコク連続爆発事件 タイ警察「犯人は少なくとも10人くらい」
フジテレビ系（FNN） 8月20日(木)20時26分配信
爆発事件の容疑者として、タイの警察が、新たなモンタージュ画像を公開して行方を追う男は、タイ語でも英語でもない言葉で、連絡を取っていた。
爆発事件で亡くなった中国人の遺族は、「撮らないでよ、(手を)放してよ。こんなに大きな苦痛を味わうなんて。何も答えてくれない。何が理由なの」と話した。
犠牲者の身元確認のため、現地の警察署を訪れた中国人の遺族。
死者20人、第1の爆発現場エラワンのほこら、
爆発現場付近の露天商の人は「きょうは半分くらいしかいないよ」と話した。
タイの首都バンコクで起きた爆発事件の犯人は、依然逃走中。
20日、防犯カメラに映っていた容疑者の男が、犯行後に乗ったバイクタクシーの運転手に話を聞くことができた。
男を乗せたバイクタクシーの運転手は「何語だかわからない。聞いたことがない言葉だった。英語でもタイ語でもなかった」と話した。
19日、取材班が見つけた、容疑者とされる男が着ていたとみられる黄色いTシャツ。
その洋服店から、500メートルほど離れた場所にあるカツラ店の店員は、「これがよく似てるんじゃない? 前の方を切って、もっと短くすれば」と話した。
タイ警察が作成した、防犯カメラに映っていた容疑者の男のモンタージュ画像。
カツラや眼鏡で変装している可能性があることから、20日、新たに眼鏡を外し、スキンヘッドになった男の姿が描かれた画像も作成された。
本当に、男はかつらを着けていたのか。
この店には、タイ人のほかにも、たくさんの外国人が買いにくるという。
カツラ店の店員は、「(こういうカツラは男性によく売れる?)よく売れます」と話した。
さらに取材班は20日、犯行現場へ向かう男の写真も入手した。
タイの代表的な乗り物トゥクトゥクに、黒髪で黄色いTシャツの男が1人で乗車していた。
徐々に明らかになる男の足どり。
黄色いシャツを着た男は、現場から南に歩いていき、400メートルほど離れた場所にあるバイクタクシー乗り場に向かった。
男を乗せたバイクタクシーの運転手は「乗ったのは、たぶん(爆発の)あとだと思う。(乗車中)携帯で誰かと話していました。何語かわからない、聞いたことない言葉でした。英語だったら何となくわかるけど、英語でもタイ語でもなかった」と話した。
運転手によると、男は乗車する際、無言のまま、英語で「ルンピニ公園」と書かれた手のひらサイズの紙を差し出し、行き先を指示したという。
その後、繁華街を通り抜け、2km半ほど移動したあとの足取りは、いまだ不明となっている。
男を乗せたバイクタクシーの運転手は「あごが長いなと思った。顔は色白の中東人に似ていました」と話した。
タイ人ではない、外国人の犯行なのか。
警察は、20日の会見で「犯人は、少なくとも10人くらいいる」と話した。
一方、1度目の爆発事件で重傷を負った、現地法人に出向中の安藤紘太さん(31)の容体について、病院が会見を開いた。
安藤さんが入院する病院は、会見で、「今、彼の容体は良くなっています。血圧も大丈夫で、意識もしっかりしています」と話した。
最終更新:8月20日(木)21時56分Fuji News Network
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150820-00000677-fnn-int
バンコク＝佐々木学 バンコク＝大野良祐
2015年8月21日07時02分
犯行に及んだとみられる男の足取り
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バンコク中心部で１７日に起きた爆破テロで、実行犯とみられる男の足取りが２０日、防犯カメラの映像から明らかになった。男は現場のエラワン廟（びょう）に徒歩で入り、バックパックを置いて約１分半で立ち去り、その約３分後に爆発が起きていた。警察は「周到に計画された犯行」とみて男の行方を追っている。
タイ首都圏警察本部の捜査関係者が、現場周辺の防犯カメラの画像を分析した資料によると、男は１７日午後６時３７分、現場近くのホテル前でトゥクトゥク（三輪タクシー）を降り、徒歩で北方向のエラワン廟に向かった。黄色いＴシャツを着て、バックパックを背負い、手に青いポリ袋を持って歩く男の姿が画像で確認されている。
同５１分、男は観光客らでにぎわう廟内に入り、ベンチに着席。バックパックをおろしてベンチの下に置いた。すぐに立ち上がると、携帯電話で何かの写真をとるようなポーズをとり、同５２分にはポリ袋だけを持って廟を出た。
その後、南の方向に歩き、現場から遠ざかる。同５５分、男の遠く背後で爆発が発生。男がバックパックを置いたベンチ付近だった。同５７分、男はバイクタクシーの後部座席に乗り、南の方向へと走っていった。
http://www.asahi.com/articles/ASH8N5FWVH8NUHBI01N.html?iref=com_alist_6_02
タイ爆破、外国人の犯行か 当局は複数人関与との見方
ベンチに座った黄色いＴシャツの男（左奥）がバックパックを置くところを隠すように、赤シャツと白シャツの男２人（右奥）が前に立っている。
タイ警察は２人も「不審人物」としている＝警察が公開した防犯カメラの映像から
バンコク中心部で１７日に起きた爆破テロで、防犯カメラに映った黄色のＴシャツを着た容疑者の男が外国人との見方が強まっている。防犯カメラの映像から、この男とは別に不審な２人の男がいたことも新たに判明。タイ警察当局は複数の人物が犯行に関与した可能性が高いとみている。
日本人１人負傷、死傷者１００人超か
国家警察庁は１９日、容疑者の男について名前不詳のまま逮捕状をとった。現場のエラワン廟（びょう）から立ち去る際に約１・７キロ離れた地点まで乗ったバイクタクシーの運転手と英語で話していたことを明らかにし、似顔絵を公開した。防犯カメラの映像を分析したところ、かつらと眼鏡で変装。鼻を整形した可能性もある。
外国人を装った可能性もあるが、チャクティップ副長官は１８日夜、地元テレビに「見た目や歩き方はタイ人ではない」と述べた。映像では、エラワン廟のベンチに腰をかけた男がバックパックを下に置く動きを隠すように、白いシャツと赤いシャツを着た不審な男２人が立つ姿が確認された。警察は、背後に組織が絡んでいるとの見方を強めている。
残り：http://www.asahi.com/articles/ASH8M5K16H8MUHBI00P.html625文字／本文：1067文字
Fuji News Network
主要
社会
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バンコク連続爆発事件 タイ警察「犯人は少なくとも10人くらい」
フジテレビ系（FNN） 8月20日(木)20時26分配信
爆発事件の容疑者として、タイの警察が、新たなモンタージュ画像を公開して行方を追う男は、タイ語でも英語でもない言葉で、連絡を取っていた。
爆発事件で亡くなった中国人の遺族は、「撮らないでよ、(手を)放してよ。こんなに大きな苦痛を味わうなんて。何も答えてくれない。何が理由なの」と話した。
犠牲者の身元確認のため、現地の警察署を訪れた中国人の遺族。
死者20人、第1の爆発現場エラワンのほこら、
爆発現場付近の露天商の人は「きょうは半分くらいしかいないよ」と話した。
タイの首都バンコクで起きた爆発事件の犯人は、依然逃走中。
20日、防犯カメラに映っていた容疑者の男が、犯行後に乗ったバイクタクシーの運転手に話を聞くことができた。
男を乗せたバイクタクシーの運転手は「何語だかわからない。聞いたことがない言葉だった。英語でもタイ語でもなかった」と話した。
19日、取材班が見つけた、容疑者とされる男が着ていたとみられる黄色いTシャツ。
その洋服店から、500メートルほど離れた場所にあるカツラ店の店員は、「これがよく似てるんじゃない? 前の方を切って、もっと短くすれば」と話した。
タイ警察が作成した、防犯カメラに映っていた容疑者の男のモンタージュ画像。
カツラや眼鏡で変装している可能性があることから、20日、新たに眼鏡を外し、スキンヘッドになった男の姿が描かれた画像も作成された。
本当に、男はかつらを着けていたのか。
この店には、タイ人のほかにも、たくさんの外国人が買いにくるという。
カツラ店の店員は、「(こういうカツラは男性によく売れる?)よく売れます」と話した。
さらに取材班は20日、犯行現場へ向かう男の写真も入手した。
タイの代表的な乗り物トゥクトゥクに、黒髪で黄色いTシャツの男が1人で乗車していた。
徐々に明らかになる男の足どり。
黄色いシャツを着た男は、現場から南に歩いていき、400メートルほど離れた場所にあるバイクタクシー乗り場に向かった。
男を乗せたバイクタクシーの運転手は「乗ったのは、たぶん(爆発の)あとだと思う。(乗車中)携帯で誰かと話していました。何語かわからない、聞いたことない言葉でした。英語だったら何となくわかるけど、英語でもタイ語でもなかった」と話した。
運転手によると、男は乗車する際、無言のまま、英語で「ルンピニ公園」と書かれた手のひらサイズの紙を差し出し、行き先を指示したという。
その後、繁華街を通り抜け、2km半ほど移動したあとの足取りは、いまだ不明となっている。
男を乗せたバイクタクシーの運転手は「あごが長いなと思った。顔は色白の中東人に似ていました」と話した。
タイ人ではない、外国人の犯行なのか。
警察は、20日の会見で「犯人は、少なくとも10人くらいいる」と話した。
一方、1度目の爆発事件で重傷を負った、現地法人に出向中の安藤紘太さん(31)の容体について、病院が会見を開いた。
安藤さんが入院する病院は、会見で、「今、彼の容体は良くなっています。血圧も大丈夫で、意識もしっかりしています」と話した。
最終更新:8月20日(木)21時56分Fuji News Network
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150820-00000677-fnn-int