オバマが軍事予算を絞っているから中露はその隙をついてせっせっと核兵器の近代化、
「時代基調史観」のススメ
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平井 修一
日本は「無謀な戦争」をしたのか。
無謀とは「結果に対する深い考えのな いこと。
また、そのさま。無茶。無鉄砲」と辞書にある
。反対語は深 謀=先々のことを深く考えたはかりごと、遠望=遠い先のことまで考えた はかりごと。
対米戦で昭和天皇はじめ指導者は悩みに悩んだ。
行き着いた先が「死中に 活を求めるしかない
。ここで戦わずして四島に引き篭ったら亡国、永遠に 立ち上がれない。
戦えばたとえ敗けても日本は必ず再起、三起する。戦う しかない」。
実際は深謀、遠望して開戦という苦渋の決断をしたのではないか。
歴史は現在の価値観で判断してはならない。
当時は弱肉強食の準戦乱状態 だった。
列強が縄張り争いをしていた。
強者は武力で恫喝し、弱者は武力 で対抗するか、尻尾を巻くしかなかった。
支配に屈すれば植民地となり、 奴隷のように扱われた。
かつて支那では「罪は九族(九親等)に及ぶ」とされ、日本でもそれは珍 しくなかったようだ。
源氏の頼朝と義経は平清盛の情で一命を取り留めた が、再起、三起した頼朝と義経は完璧に平氏を抹殺した。
秀吉も謀反のタネを情け容赦なく抹殺した。
<文禄4年(1595年)、秀吉に嫡子秀頼が誕生して、理由は諸説あるもの の、秀吉の養嗣子として家督を相続した関白秀次は強制的に出家させら れ、高野山青巌寺に蟄居となった後に切腹となっ
た。秀次の首は三条河原 で晒し首とされ、その際に眷族も尽く処刑された>(ウィキ)
秀次の子供5人、妻妾など34人が打ち首になった。多くの部下も死罪に なった。今の価値観からすると「残酷、非道」だが、九親等を皆殺しにし ておかないと報復されかねない時代だったのだ。
当時の時代基調、空気というものをベースにして歴史の事実に迫らないと 真実、真相を誤る。
歴史を現在の価値観で判断するのを「後出しじゃんけん史観」とすれば、 小生のそれは「時代基調史観」だ。
戦後70年の首相談話に関する有識者会議「21世紀構想懇談会」の報告書を 昨日から読み始めたが、「後出しじゃんけん史観」やら「GHQ東京裁判史 観」の臭いがプンプンしてくる。どうやら「無識者」
「不識者」が多いの だろう。岩波“文禍”人レベルか。
学者は学会で孤立したくないから深謀、遠望、熟慮して多数派、主流派に 組する。研究費をもらうために官僚(容共左派の反日屋が多いだろう)に 媚びる。
「孤立を恐れず。それでも地球は回っている」なんて公言する勇 気を持つ学者は本当に少数派だろう。
多くの学者は戦う勇気がない、キン タマがない。
学閥の中でぬくぬくしているだけだ。
日米開戦を決意し、武者震いした先人の気持ち、勇猛果敢に戦った父祖の 思いは、宦官のようなヘタレ学者では理解不能だろう。
ただの売文屋、 ギャラで稼ぐコメンテーター。
大学経営上、中国人留学生は大事なお客様で、北京に逆らう言論は今やタ ブーとなりつつあるとか。
だから学者も北京の幇間にならざるを得ない。
学問の自由なんて幻、北京のクチパク曲学阿世ばかりではないのか。
まこ とに「教育の普及は浮薄の普及なり」。
「無謀な戦争」というのなら、他の選択肢を示してはどうか、「こうすれ ば良かった」と、「時代基調史観」で示してくれ。
戦争/紛争は世界各地でこれまでも行われ、これからも行われる。
彼にも 正義、我にも正義で、ともに自衛戦争だ。
外交でラチが開かなければ武力 に訴え、やがて勝敗が決まれば講和条約。
勝てば官軍、敗ければ賊軍。
敗者は大体、領土を奪われたり、賠償金を払 わされたりする。
二度と手向かえないように軍事力を奪われたり、勝者に 都合の良い価値観を洗脳されたりする。
国そのものを奪われたユダヤ民族 は2000年も世界を彷徨した。
戦争に負けるとろくなことはない。
戦争に勝てばわが世の春だ。
「この世をば我が世とぞ思う」、先の大戦で 米国は事実上唯一の戦勝国となり、70年間、王者として美味しい思いをし てきた。
米国の国益を最大化するためにこれからもイザとなれば世界中で 戦うだろう。
米国民はイザ!の際には団結する。オバマ以外は愛国者だか らだ。
習近平やプーチンのように軍事的冒険の機会を狙っている指導者は少なく ない。
領土領海を奪えば自衛力は高まるし、周辺国を言いなりにできる。
戦勝の成果は実に美味しいから、戦争はなくならない。
支持率も急上昇する。
オバマが軍事予算を絞っているから中露はその隙をついてせっせっと核兵器の近代化、
充実を図っている。
オバマのナルシズム的「核なき世界」が 「核多い世界」を創ってしまった。
核戦争の危険は高まっているし、非対称戦争(ゲリラによる対正規軍 戦)、プーチン流“ハイブリッド”戦争(義勇軍、民兵を装った武装勢力の 活用)は効率が良いから増えるだろう。
戦争にしっかり備えることは国のリーダーの最大の仕事だ。
その備えに魂 が入っていなければ張子の虎だ。
ここは英霊から勇気と支援をもらうしか ない。
「私的参拝ですか、公的参拝ですか、総理の肩書きでの参拝です か?」バカな記者に聞かれたらこう答えよ。
「日本国民代表として参拝し た」と。(2015/8/10)
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平井 修一
日本は「無謀な戦争」をしたのか。
無謀とは「結果に対する深い考えのな いこと。
また、そのさま。無茶。無鉄砲」と辞書にある
。反対語は深 謀=先々のことを深く考えたはかりごと、遠望=遠い先のことまで考えた はかりごと。
対米戦で昭和天皇はじめ指導者は悩みに悩んだ。
行き着いた先が「死中に 活を求めるしかない
。ここで戦わずして四島に引き篭ったら亡国、永遠に 立ち上がれない。
戦えばたとえ敗けても日本は必ず再起、三起する。戦う しかない」。
実際は深謀、遠望して開戦という苦渋の決断をしたのではないか。
歴史は現在の価値観で判断してはならない。
当時は弱肉強食の準戦乱状態 だった。
列強が縄張り争いをしていた。
強者は武力で恫喝し、弱者は武力 で対抗するか、尻尾を巻くしかなかった。
支配に屈すれば植民地となり、 奴隷のように扱われた。
かつて支那では「罪は九族(九親等)に及ぶ」とされ、日本でもそれは珍 しくなかったようだ。
源氏の頼朝と義経は平清盛の情で一命を取り留めた が、再起、三起した頼朝と義経は完璧に平氏を抹殺した。
秀吉も謀反のタネを情け容赦なく抹殺した。
<文禄4年(1595年)、秀吉に嫡子秀頼が誕生して、理由は諸説あるもの の、秀吉の養嗣子として家督を相続した関白秀次は強制的に出家させら れ、高野山青巌寺に蟄居となった後に切腹となっ
た。秀次の首は三条河原 で晒し首とされ、その際に眷族も尽く処刑された>(ウィキ)
秀次の子供5人、妻妾など34人が打ち首になった。多くの部下も死罪に なった。今の価値観からすると「残酷、非道」だが、九親等を皆殺しにし ておかないと報復されかねない時代だったのだ。
当時の時代基調、空気というものをベースにして歴史の事実に迫らないと 真実、真相を誤る。
歴史を現在の価値観で判断するのを「後出しじゃんけん史観」とすれば、 小生のそれは「時代基調史観」だ。
戦後70年の首相談話に関する有識者会議「21世紀構想懇談会」の報告書を 昨日から読み始めたが、「後出しじゃんけん史観」やら「GHQ東京裁判史 観」の臭いがプンプンしてくる。どうやら「無識者」
「不識者」が多いの だろう。岩波“文禍”人レベルか。
学者は学会で孤立したくないから深謀、遠望、熟慮して多数派、主流派に 組する。研究費をもらうために官僚(容共左派の反日屋が多いだろう)に 媚びる。
「孤立を恐れず。それでも地球は回っている」なんて公言する勇 気を持つ学者は本当に少数派だろう。
多くの学者は戦う勇気がない、キン タマがない。
学閥の中でぬくぬくしているだけだ。
日米開戦を決意し、武者震いした先人の気持ち、勇猛果敢に戦った父祖の 思いは、宦官のようなヘタレ学者では理解不能だろう。
ただの売文屋、 ギャラで稼ぐコメンテーター。
大学経営上、中国人留学生は大事なお客様で、北京に逆らう言論は今やタ ブーとなりつつあるとか。
だから学者も北京の幇間にならざるを得ない。
学問の自由なんて幻、北京のクチパク曲学阿世ばかりではないのか。
まこ とに「教育の普及は浮薄の普及なり」。
「無謀な戦争」というのなら、他の選択肢を示してはどうか、「こうすれ ば良かった」と、「時代基調史観」で示してくれ。
戦争/紛争は世界各地でこれまでも行われ、これからも行われる。
彼にも 正義、我にも正義で、ともに自衛戦争だ。
外交でラチが開かなければ武力 に訴え、やがて勝敗が決まれば講和条約。
勝てば官軍、敗ければ賊軍。
敗者は大体、領土を奪われたり、賠償金を払 わされたりする。
二度と手向かえないように軍事力を奪われたり、勝者に 都合の良い価値観を洗脳されたりする。
国そのものを奪われたユダヤ民族 は2000年も世界を彷徨した。
戦争に負けるとろくなことはない。
戦争に勝てばわが世の春だ。
「この世をば我が世とぞ思う」、先の大戦で 米国は事実上唯一の戦勝国となり、70年間、王者として美味しい思いをし てきた。
米国の国益を最大化するためにこれからもイザとなれば世界中で 戦うだろう。
米国民はイザ!の際には団結する。オバマ以外は愛国者だか らだ。
習近平やプーチンのように軍事的冒険の機会を狙っている指導者は少なく ない。
領土領海を奪えば自衛力は高まるし、周辺国を言いなりにできる。
戦勝の成果は実に美味しいから、戦争はなくならない。
支持率も急上昇する。
オバマが軍事予算を絞っているから中露はその隙をついてせっせっと核兵器の近代化、
充実を図っている。
オバマのナルシズム的「核なき世界」が 「核多い世界」を創ってしまった。
核戦争の危険は高まっているし、非対称戦争(ゲリラによる対正規軍 戦)、プーチン流“ハイブリッド”戦争(義勇軍、民兵を装った武装勢力の 活用)は効率が良いから増えるだろう。
戦争にしっかり備えることは国のリーダーの最大の仕事だ。
その備えに魂 が入っていなければ張子の虎だ。
ここは英霊から勇気と支援をもらうしか ない。
「私的参拝ですか、公的参拝ですか、総理の肩書きでの参拝です か?」バカな記者に聞かれたらこう答えよ。
「日本国民代表として参拝し た」と。(2015/8/10)