辛坊治郎には、辛抱出来ん!ー池田 元彦
辛坊さんは、好きだけど。中川さんのことを悪く言ったというのは知らなかった。
「疑惑の読売女性記者越前谷某の言動疑惑を隠蔽した」
それは、ダメでしょう。読売新聞の女性記者だからかばったのかもしれない。
会議の前に中川さんに変な薬を飲ませたこの女のせいで、中川氏は居眠りしてしまった。
アレルギーの薬でも眠くなる風邪薬でも、薬飲まされたら絶対寝てしまうよ!
わたしは、中川さんは自殺を装って殺されたのだと思っている。または、自殺するように持っていかれた。
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辛坊治郎には、辛抱出来ん!
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池田 元彦
本来の使用目的に沿った実用性、周辺環境と景観を殆ど無視し、只管奇抜なデザインに拘り、想定コストが倍になっても文科省等にザハ案を強要した安藤忠雄氏が、よくも審査以降自分は知らない、何故倍になったか判らないとはよく言えたものだ。
貴方が責任者なのだ。
1300億の応募前提条件も安藤氏が設定した(他に判る人はいない)。
ザハ・ハディド女史も、予算1300億を想定して応募したというが、コスト・景観を無視 する過去の行状からして怪しい。
ハディド作品はデザインの観点では確かに天才だ。彼女の建築されなかった (Unbuilt)作品群は、確かに見応えのある斬新さがある。
感性のある人 はデザインに皆幻惑されるだろう。
デザイン画なら絶賛するが、実際の競 技場建設を想定すれば、予算・景観でNGものだ。
ハディドも安藤も施主の目的や予算を顧みないデザイン中心の、世界に冠た る建築家だ。使用目的・環境・景観を勘案せず、実際の利用上の利便性や 機能性を殆ど顧みない人達だ。
9.11後の新世界貿易センターの1WTC(One World Trade Center)は、2003年コンペ受賞したものの、オウナー・入居団体、更には世論がNGとし、別の建築家の手で2014年に完成した。
将に新国立競技場のコンペ結果と同じ成り行きだ。白紙化は珍しいことではない。
2WTCと3WTCの間にある地下鉄複合駅舎(PATH)は、奇抜な鳥のイメージで2006年受賞したが、デザイン重視・コスト無視のまま建設続行、10年遅れで未完のままだ。独り善がりの駄作、4千億の公金無駄遣いと酷評されている。
安倍決断がなければ同じ結果だ。
1WTCは民間施主で即白紙撤回された。地下鉄PATHはNY/NJ港湾局が施主で、JSC・文科省同様お役所が発注者だ。
要は公共機関・官庁は、著名建築家にクレーム出来ない。
だから今更変更不可と言募り、予算追加を上司に言い包める。今回の白紙撤回迄の図式だ。
TVキャスター辛坊治郎は、個人的交際ある安藤忠雄を、TV等で強引に弁護する。
当初よりハディド案に反対していた建築家槇文彦氏を作品比較して 「才能が無い」と暴言を吐く。
応募条件の建築設計賞の内4つは、RIBAを 除き槇文彦も受賞していることを知らないのか。
問題は、どんな作品で受賞するかだ。
安藤忠雄の作品は、確かに斬新奇抜でユニークだが、実用性、コストにお構いなしだ。
槇文彦の作品は、使用目的・景観、コストを勘案したデザインだ。
2010年北九州日本建築家大会で槇文彦の講演を聴く機会があったが、感動した。
弁護士も一級建築士もピンキリなのだ。
槇文彦氏は奇を衒わず、施主の要望を勘案し尽して設計する。
建築家としての思想、才能に人格を兼ね備えた類稀な建築家だと心酔した。
因みに4WTCは遅滞なく最初に完成、ザハ案に当初より反対していた槇文彦氏の設計だ。
下司な辛坊は「槇を頂点とする東大閥の建築学会の反対理由の根本は、学歴の無い天才建築家安藤に対する嫉妬と対抗心だ」「コンペ責任者を取られた恨みも当然ある」と迄言う。
本当に下司な勘繰りと馬鹿発言をする辛坊治郎は、改めて勉強し直したら如何か。
切れ味のいい論評は好感するが、時たま首を傾げる男だ。
中川昭一酩酊事件は明らかに仕組まれた芝居なのに「自殺しても当然」と言い放ち、疑惑の読売女性記者越前谷某の言動疑惑を隠蔽した。
半年後中川は自殺した。
直後、讀賣テレビ報道局解説委員長に昇格した。