ロシアがクリミアに核爆撃機配備＝米ＭＤ計画に対抗－ロシア軍

クリミアに核爆撃機配備＝米ＭＤ計画に対抗－ロシア軍
2015年07月22日 19時07分 提供：時事通信

【モスクワ時事】ロシア軍当局者は２２日、一方的に編入したウクライナ南部クリミア半島に近い将来、核兵器搭載可能なＴＵ２２Ｍ３戦略爆撃機の飛行大隊を配備すると明らかにした。インタファクス通信が伝えた。米国のミサイル防衛（ＭＤ）への対抗措置という。
ラブロフ外相は昨年１２月、ロシアはクリミアに核兵器を配備する法的権利を有すると主張していた。このまま戦略爆撃機の恒久配備を進めれば、ウクライナや欧米の反発は必至だ。
ロシア軍当局者は「クリミアの基地にＴＵ２２Ｍ３の飛行大隊を配備すれば十分と判断した。黒海周辺の航空機による援護能力を格段に強化する」と指摘。理由について「米国がルーマニアに迎撃ミサイルを置く計画への対抗措置の一つだ」と述べた。 【時事通信社】
http://news.ameba.jp/20150722-997/
ロシア機、米加州沖に接近
時事通信 7月23日(木)10時57分配信

　【ワシントン時事】米保守系ニュースサイト「ワシントン・フリー・ビーコン」は22日、ロシアのTU95戦略爆撃機2機が米独立記念日の4日、西部カリフォルニア州沖約63キロ地点まで接近したと報じた。
　ロシア機の搭乗員は緊急発進（スクランブル）した米軍機に無線で「独立記念日のあいさつに来た」と伝えたという。
　TU95は核兵器搭載可能な機体。フリー・ビーコンはロシアによる「核の威嚇」の一環だとの米当局者の見方を紹介した。ロシアの爆撃機は2012年の米独立記念日にもカリフォルニア州沖で同様の挑発的飛行を行ったという。　
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150723-00000046-jij-n_ame