ふるさと納税>口永良部島、噴火後に急増 | 日本のお姉さん

ふるさと納税>口永良部島、噴火後に急増

ふるさと納税>口永良部島、噴火後に急増
毎日新聞 7月11日(土)10時32分配信

口永良部島の牧草地で放し飼いにされる牛。後方は雲に覆われた新岳=鹿児島県屋久島町で2015年6月29日、本社ヘリから須賀川理撮影

鹿児島県屋久島町の口永良部島(くちのえらぶじま)・新岳(しんだけ)が噴火して以降、町へのふるさと納税が急増している。納税を申し込む際に「口永良部島のために使ってください」とメッセージを添えている人もおり、町は「噴火へのお見舞いとして、申し込みが増えている」とみている。

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ふるさと納税は、出身地や応援したい自治体に寄付できる制度で、一定額を超えると住所地の自治体などに納める税金が軽減される。町によると、ふるさと納税の申し込みは4月が4件25万5000円、5月が0件だったが、5月29日の噴火を境に、6月は351件485万9800円に急増した。

インターネットなどでの納税の申し込みの際に添えられたコメントのほとんどが口永良部島の噴火を見舞う内容だったという。

町は6月から納税の返礼として、焼酎「三岳(みたけ)」▽オレンジに似た「タンカン」のジュース▽山芋の加工品--など地元の特産品を用意した。

税収の使い道について町は「口永良部島の住民が集うイベントなどのために使いたい」としている。【井川加菜美、尾垣和幸】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150711-00000011-mai-soci