自分が米国人だったら恨み買うのやだから多少修正に応じるけどね。 | 日本のお姉さん

自分が米国人だったら恨み買うのやだから多少修正に応じるけどね。

日本は(次の戦争で勝たない限り)歴史論争には勝てない、ということです。
「勝てば官軍」は世の常です。
歴史問題は解決しません。
なぜならそれを自国の有利に使おうとする勢力が常に存在するからです。
しかし、われわれはそれでも地道な累積戦略で対抗していくしかないのです。

~~~~~~~~~~~~~~~
日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信 ┃ http://www.realist.jp
2015年7月04日 客観的に観れば、日本の朝鮮統治ってぜんぜん”あり”でしょ。
───────────────────────────────────
■ Japan’s colonial rule of Korea was ‘moderate’
BY HIROAKI SATO
The Japan Times 15-6/29
http://www.japantimes.co.jp/opinion/2015/06/29/commentary/japan-commentary/japans-colonial-rule-of-korea-was-moderate/#.VZPrWhPtmkp

-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-

※ ↓今回の記事を紹介している動画はこちらから↓

【無料動画】奥山真司の「アメ通LIVE」(20150630)
客観的に観れば、日本の朝鮮統治ってぜんぜん”あり”でしょ。
と、あの左派「JAPAN TIMES」に。(05:41)
http://ch.nicovideo.jp/strategy/blomaga

-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:

おくやまです。

戦後70周年ということで
相変わらず歴史論争が国際的にも続いておりますが、
リベラルというか、左派のジャパン・タイムズ紙のオピニオン欄に、
米国在住の日本人コラムニストによる
「日本の朝鮮統治はそんなにひどかったか?」
という意見が掲載されました。

内容もけっこう画期的で、最近出版された
米国の朝鮮統治時代の研究者の本などを参考にしつつ、
日本の統治は他の列強の植民地支配よりはマシだったんじゃないの?
という意見を堂々と展開しております。

しかも重要なのは、同時期のベルギーやオランダ、
それにフランス、さらには朝鮮戦争時の韓国の
慰安婦問題などの具体的な例を挙げながら、
その「酷さ」を比較検討している点です。
予想通りというか、コメント欄を見てみると、かなり荒れてます(苦笑)

さて、これについて私はポイントが3つあると考えております。

一つ目は、日本は(次の戦争で勝たない限り)
歴史論争には勝てない、ということです。
「勝てば官軍」は世の常です。

二つ目は、それでもこのような比較検討のような形で
「そもそも公平なのか」という形で
ジワジワと意見を述べていく努力は必要だということ。

そして、三つ目は、やはりそこに
「グローバル」と「ローカル」の価値観の戦いがあり、
日本は何がなんでも
「グローバル」の価値観につかないと不利になる、

ということです。

歴史問題は解決しません。
なぜならそれを自国の有利に使おう
とする勢力が常に存在するからです。
しかし、われわれはそれでも
地道な累積戦略で対抗していくしかないのです。
そのような意味で、今回紹介した記事は画期的なのです。

( おくやま )

■-編集後記-(和田)■-----------------------------------■

この歴史論争ってわかりづらいですよね。
日本人だと「真実で決まりっ!」的に思っています。
欧米的には、「勝者が歴史を書く」。

この議論なんですが、
それならそれでいいんですか?ってことです。
しかも、第二次対戦については歴史をそこまで
自由に書いていいのか?って。

それなら「日本は次の戦争で勝つしかない」となるし、
日本をはじめ敗戦国をそこまで追い込んでいいんですか?
と、いいたい。

まあ、ドイツはそれそうおうの罪がありますが、
日本に罪をそこまでかけられる筋合いじゃないですよね。

世界の現在の勝者も多少真実にそって論争して
歴史修正していく姿勢をもっていないと、
復讐の繰り返しになるって僕なんか考えますけどね。
ドイツも第一次大戦での賠償なんかで
フランスに追い込まれたから
第二次でしかけたわけです。
勝ちゃあなんでもありなんて本当は許されない。
ウエストファリア条約で、
勝ったほうが宗教干渉とかしないことになっていたのに
現在米中はじめ日本の靖国神社にまで干渉している。

敗戦国・日本をこれだけ干渉して改造したことを詫びないと
次負けたらヤバイよって思うべきじゃないでしょうかね?
もちろん戦争なんてやりたくないですけど、
勝ったらなんでもやっていいってわけじゃない。
それが勝者のためでもあると思う。
次の戦争で勝つまで土下座しつづけるなんて限界あるからね。
自分が米国人だったら恨み買うのやだから多少修正に応じるけどね。

( 和田 / https://twitter.com/media_otb )

~クラウゼビッツ応用編CD~
http://www.realist.jp/clausewitz-business.html

「現代においてクラウゼヴィッツ戦争論は通用しない」

そんな声は、奥山真司の現代のクラウゼビッツ『戦争論』講座
http://www.realist.jp/Clausewitz.html
にて払拭しました。

世界の戦略論の中では、クラウゼヴィッツ理論は生きています。
また、実生活でも応用している人はいるのです。

学問的な戦略理論はいいから、
あの『戦略の階層』のように、その理論がそのまま
自分の仕事や生活に活かせるやさしい戦略理論なら勉強したい!

という人のために、クラウゼヴィッツ『戦争論』講座を学んでいない人でも
そのまま聞いて納得できるという内容になっています。

もしかしたら、無意識に使っていたかもしれない『三位一体理論』を掘り起こし、
日本人がもっとも苦手としている『絶対戦争論』を意識しようという内容です。

クラウゼビッツ講座で取り上げた多くのキーワードのうち、
『三位一体理論』と『絶対戦争論』

というのは非常にカギとなるものです。
今回の応用編CDを聞くことによって逆に、
クラウゼヴィッツ理論が非常に深く理解できるようになったりもします。

また、クラウゼヴィッツ理論を学ばなくても
この応用編CDだけでも 完結できる内容になっています。

『三位一体理論』は、ずばり意識しないと損です。
使わない手はないものです。
奥山さんの博士号取得においてのプロセスや
英語翻訳家として成り立っていく過程はまさにこの理論だったそうです。
あなたも応用し、人生やビジネスを変化させていただきたいと思います。

また、日本人がもっとも苦手としている『絶対戦争』の理論ですが、
これははっきりいうと言霊信仰があるから日本人が苦手なんです。
でも、世界のビジネス界で生き残るにはこの机上の空論ストレッチが必要です。

詳しくは聞いていただきたいのですが、
このクラウゼビッツ応用編CDを聞くことによって、こう感じると思います。

・確かにクラウゼヴィッツは生きている

確かにクラウゼヴィッツ理論は効く!

・頭でっかちにならず、そのまんま応用できる
・自分の人生を好転させる理論になる
・学習やビジネスのカギは三位一体そのもの
・理論って使えてはじめて自分のものになるなあ
・逆に、応用編によってクラウゼヴィッツ理論のすごさが理解できた

などなど。
・・・
・・・つづきはこちらから↓
http://www.realist.jp/clausewitz-business.html

※このメルマガは転送自由です。(ただし出典を残して下さい)

▼Youtube THE STANDARD JOURNAL
https://www.youtube.com/user/TheStandardJournal

▼「THE STANDARD JOURNAL ~『アメリカ通信』」
http://ch.nicovideo.jp/strategy

▼FacebookPage:「THE STANDARD JOURNAL」
https://www.facebook.com/realist.jp

◎日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信 のバックナンバーはこちら
⇒ http://archive.mag2.com/0000110606/index.html